厚木・愛川・清川版【9月27日(金)号】
佐後教育長(右)に受賞を報告した徳永さん(中央)

依知中PTA 厚木市唯一の優良表彰 地域交流、デジタル化推進

 依知中学校PTAが、今年度の優良PTA県教育委員会表彰を受けた。県内の小中高校36校のPTAが表彰され、厚木市内からは唯一の受賞。地域との積極的な交流や会員の負担軽減に向けた試みなどが評価された。

 依知中学校PTAでは、生徒と地域をつなぐ橋渡しとしての役割を重視。生徒会主体で行っていた周辺道路での花植え活動を3年前にPTA主催事業にし、生徒や保護者60人程が参加するなど住民からも好評という。

 依知南公民館の公民館祭りや長坂南公園高架下の壁画制作、南北駅伝など、地域の行事参加に積極的な同校の活動にも協力。「家庭教育学級」では、地元和菓子店を講師として招いた和菓子作りなどのユニークな企画も行っている。

 前年度のPTA会長を務めた徳永高志さんは「地域住民や団体と連携することで、学校では経験できないことを学ぶ機会になる。地域と生徒の交流の場が増えれば、さまざまな場面で助け合うことや声がけがしやすい環境づくりにもつながる」と意義を語る。

 コロナ禍ではPTA活動の制約を余儀なくされたが、慣例的に実施していた事業のあり方を見直す契機となった。事業を再開する中でPTA役員や保護者の声を聞く機会を設け、行事の必要性や役員の負担について話し合いを行ったという。

 共働き家庭の増加などを背景に、PTA活動が会員の負担にならないよう「より参加しやすいPTAにすべきではないかという議論も本部役員で行っている」(徳永さん)という。

書面総会、広報電子化

 例えば、PTA総会は書面で行う形式にして集合する手間を軽減。専用メールやクラウドを活用して情報伝達の効率化にも取り組み、広報誌の電子化により作成の負担や製作費を抑えるなど、活動のデジタル化に力を入れる。

 徳永さんは「今後も役員で話し合いを進め、さらなる改革をしていきたい」と話し、「今までPTAに携わってきた方々の功績が評価されたことはうれしい。このような賞をいただいたことで、地域の方々もやりがいを感じてくれるのでは」と、受賞をきっかけに今後の活動に弾みをつけたいという。

 9月19日には徳永さんと安藤史校長が厚木市役所を訪れ、佐後佳親教育長に受賞を報告。佐後教育長は「皆さんの活動は子どもたちの健やかな成長につながる。今後も厚木の教育のために力添えをいただきたい」とたたえた。

 同表彰は、子どもの健全育成などに向けて優良な実績を上げたPTAに与えられる。

厚木クラブ(上)と山口ガンチャーズ

厚木クラブ山口ガンチャーズ ソフトで全国大会へ 共に活躍を誓う

 厚木市内の社会人ソフトボールクラブ「厚木クラブ」と「山口ガンチャーズ」の2チームが、9月28日(土)から始まる全国大会に出場する。厚木クラブは「第70回全日本総合選手権ソフトボール大会」、山口ガンチャーズは「第24回日本スポーツマスターズ大会」に挑む。

 厚木クラブ(古川貴史代表)は、今年4月に行われた神奈川県予選会で優勝を果たし、6月の関東地区予選会に出場した。関東地区予選会での初戦は8対0、2回戦を5対3で制し、第一代表として全日本総合選手権への切符を手にした。

 これまで全国大会に3度出場経験があり、ベスト8の成績を収めたこともある。全日本総合選手権への出場は初となり、池田大和主将は「初出場なので、まずは1勝から。強豪ぞろいだが、どんな相手にも臆せず戦っていきたい」と意気込む。

 同クラブには、会社員や消防士、学校教諭など職種もさまざまな25人の選手が所属。週1回の活動に加え、昨年からは下部組織として中学生男子ソフトボールチーム「厚木クラブJr」を結成するなど、ソフトボールの普及にも努めている。

 河合陽之介監督は「家族、企業、地域の方々の協力があるからこそ活動ができる」と感謝をにじませ、「少しでも恩返しできるよう全日本総合選手権でも1戦1戦頑張っていきたい」と話す。

 全日本総合選手権は28日から3日間かけて長野県伊那市で開催される。初戦の相手は立命館大学(京都府)。

結成30周年

 山口ガンチャーズは全国大会本番に向け、9月17日に山口貴裕市長を秋山将喜監督兼選手らチームメンバー11人で表敬した。

 同チームは、愛川町の田代運動公園で11チームが参加して行われた第39回全日本壮年ソフトボール大会神奈川県予選決勝戦で、タイブレークの末に敗れたものの日本スポーツマスターズ大会への出場を決めた。

 マスターズ全国大会への出場は5年ぶりで、前回は1回戦敗退と苦い思い出となっている。

 秋山さんは「神奈川県は全国大会でも好成績を残すようなチームが多くレベルが高い。予選の経験を生かして、全国に厚木の名をとどろかせてきたい。ベスト4を目指したい」と話した。山口市長は「県予選で優勝できなかった悔しさを全国の舞台で晴らす活躍を期待します」と激励した。

 1994年に結成された山口ガンチャーズは今年で結成30周年。20年ほどに前には全国大会3位の成績を収めた経験もある強豪チーム。秋山さんは「厚木はソフトボールの盛んな街で、子どもから大人まで、多くのチームが活躍している。スポーツの聖地づくりを進める厚木市を支えられるように、みんなで盛り上げたい」と意気込みを語った。

 全国大会は長崎県長与町と時津町で行われ、山口ガンチャーズは28日の初戦で宮崎県代表の日向アンクルズ壮年と対戦する。

10月6日に愛川町文化会館で開く歴史講演会の講師を務める 小島 瓔禮(よしゆき)さん 愛川町半原在住 89歳

最大の幸福は日々の執筆

 ○…愛川町文化会館で10月6日に開かれる歴史講演会の講師を務める。琉球大学で教鞭を執り2001年に退職、同大学の名誉教授でもある。民俗学者の柳田國男に憧れ、民俗学を専攻する。柳田國男は日本の民俗学の開拓者とも言われる人物で、全国各地の農村調査をする役人でもあった。「当日は柳田先生が明治時代に調査のため半原を訪れ、宿泊した半原の旧家に送った礼状を持参し、半原と柳田先生との関りを話をします」

 ○…川崎市生まれ。戦時下だった小学3年生の時に、明治時代からある半原の父親の生家に母と2人の妹と共に川崎から学童疎開した。厚木高校在学中には「子どもの頃から昔ながらの風習や伝承が不思議で仕方がなかった」と、学友と一緒に民俗学を学ぶ集まりを学内に作った。父親と兄は川崎に残り暮らしていたが、父親が家族6人で住む家を川崎に用意したため、高校2年生の時に半原を離れることとなった。

 ○…引っ越し後の半原の家は、長らく人に管理してもらっていた。琉球大学退職後に家を探す中で、人に預けず再び半原の家に住むことを決めた。「中学生時代に庭にあった大きな柿の木に登り、木の上で大声で思春期のモヤモヤした胸の内を歌で発散していたこともあった」。思い出の詰まった家は建て直し、妻と住み始めて20年以上が経つ。

 ○…家族は、妻と独立した子ども3人と孫6人。以前に単行本として出版した本の文庫化が決まり現在、11月の発行に向けて本を編さん中だ。広い畳の部屋に置かれた机の上にも畳の上にも執筆途中の原稿の束や資料の本が広がる。「古い本だから見直す箇所が多くって。でも本をめくり執筆するのが僕の一番の幸せ」とほほ笑んだ。

グラウンド・ゴルフを楽しむ参加者

秋空の下運動に汗 あつぎスポレクフェス

あつぎスポーツレクリエーションフェスティバルが、9月21日に荻野運動公園で開催された。

 世代を超えてスポーツに親しんでもらおうと市が企画。会場では、モルックやカーレットなどのニュースポーツをはじめ、ティーボール、ペタンク、グラウンド・ゴルフなどさまざまな競技が用意され、親子連れや高齢者などが秋空の下で心地よい汗を流した。各競技を体験すると抽選会に参加できるスタンプラリーもあり、台紙を片手に会場をめぐる親子連れなどの姿も見られた。

 父親とペタンクを体験した小学3年生の児童は「難しかったけど上手にできて楽しかった」と笑顔で話した。
講演会のチラシ

成年後見制度を学ぶ 受講者を募集

 成年後見制度地域連携講演会「安心した生活をおくるための成年後見制度」が12月12日(木)、厚木商工会議所5階で開かれ、現在受講者を募集している。主催は厚木市、主管は厚木市権利擁護支援センターあゆさぽ。

 東洋英和女学院大学名誉教授の石渡和実さんが講師を務め、安心して地域で生活をするために必要な地域連携ネットワークの構築や意思決定支援について、成年後見制度を使いやすくするために国で検討されていることなどを解説する。

 時間は午後2時から4時(1時30分開場)。対象は厚木市在住、在勤者で定員100人(超えた場合は抽選)。参加無料。希望者は11月12日(火)までに電話で申し込む。

 問い合わせは厚木市権利擁護支援センターあゆさぽ【電話】046・225・2939へ。

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大会後には笑顔で記念撮影

AIラジコン技術を競う 神奈川工科大学でレース

 AI技術が搭載されたラジコンカーで走行技術を披露する「KAIT Racer GP〜AIで走る自動運転カーレース〜」が9月21日、神奈川工科大学で開かれた。

 このレースは高校・大学・一般を対象に、製作した車両の走行技術や人工知能、運動制御による性能を競うことで産業の新たな発展に資する人材育成を目的にする。今回で開催は6回を迎えた。

 当日は10チーム・39人が参加し、2分間で周数やデザイン性などを競い合った。個性豊かなラジコンカーが集まる今大会では11周を記録した同大学のチーム「V W.K.Lab.」が総合優勝に輝いた。

 同チームメンバーの清田拓実さん(大学院2年)は「前大会では優勝を逃してしまい、その時の反省を生かして臨んだ。総合優勝ができて大変うれしく思う」と振り返った。

2位のメダルを掲げる依田さん(右)=本人提供

ヒップホップダンス 依田琉音さん 世界大会準Ⅴで表彰台

 厚木市三田在住の依田琉音さん(20)が、米国アリゾナ州でこのほど開催されたワールドヒップホップダンスチャンピオンシップに出場し、ミニクルー部門で60チームの中から2位に輝いた。

 各国の予選を勝ち抜いた代表が集う世界最高峰のダンス大会として知られ、依田さんは3人1組で踊るミニクルー部門に出場。国内予選を3位で通過して世界大会への出場権をつかんだ。

 バク宙などのアクロバティックな要素を取り入れ、目まぐるしくテンポが変わる曲に合わせて息の合ったダンスを披露。観客を飽きさせない構成で会場を盛り上げた。日本代表がミニクルー部門で準優勝するのは今回が初という。

 8歳でダンスを始め、同大会への出場は小学4年生で初挑戦以来8度目。2021年には他部門でも世界2位を獲得したこともあり、「当時はオンライン開催だったので、実際の会場で踊ることができて楽しかった。表彰台に上がれたことは本当にうれしい」と振り返る。

 厚木市文化会館の40周年記念フェスティバルに出演経験を持つほか、ダンスを始めたころにはあつぎ鮎まつりでもダンスステージに上がるなど、市内でのパフォーマンスも思い出深いという依田さん。「体ひとつあれば誰でもできるのがダンスの魅力。言葉が通じなくても、音楽と踊りで分かち合える」と語る。

 現在は講師や振り付けの仕事をこなしながら、自身のダンスの腕を磨いている。世界2位という結果には満足しているが、「次はもう一つ上の表彰台を狙いたい」と意気込んでいる。

厚木アーバンホテル(昨年)

ピンクに願いを込めて 市内4カ所でライトアップ

 10月の乳がん月間に合わせて、検診の受診率向上、早期発見・早期治療の大切さの普及・啓発のために「ピンクリボンライトアップ2024㏌かながわ」が県下一斉で行われる。

 県央エリアでは、厚木アーバンホテル(10月1日(火)〜3日(木))、レンブラントホテル厚木(1日〜31日(木))、アミューあつぎ(同)、暮らしの保健室あつぎ(同/火・水は定休日のためなし)でライトアップを実施予定。詳しくは、ピンクリボンかながわホームページ(https://pinkribbon-kanagawa.jp/archives/7553)で確認を。

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間伐材のストラップづくり(上)とボードゲーム体験会

楽しみながらSDGs 啓発事業に2500人

 持続可能な開発目標「SDGs」を楽しみながら学ぶ「あつぎSDGsフェスティバル2024」が9月23日、アミューあつぎ・市民交流プラザで行われ、家族連れなど約2500人が訪れにぎわいを見せた。

 今年で3回目を迎える同イベントは、SDGsを学ぶ機会を提供しようと市内企業や大学、団体などと協力して市地方創生推進プロジェクトが主催しているもの。

 会場では市内大学の学生が問題を考えたクイズラリーをはじめ、エコ工作や関連書籍の展示などのブースが用意されたほか、厚木市が作成したSDGsを学べるボードゲーム「厚木市版ゲットザポイント」の体験会、ファシリテーター養成講座も実施。また認知症の啓発イベント「あつぎオレンジフェスタ」も同時開催された。

 間伐材のストラップづくりに参加した亀井柚菜さん(7歳)は「いろいろ作ったり、遊んだりすることができて楽しかった」と話した。

交付式の様子

愛川町 スポーツで活躍、町民奨励 全国大会出場など9人に

 愛川町は9月18日、スポーツの全国大会や国際大会に出場する町民などへの奨励金交付式を町文化会館で行った。

 交付式には、国内外の大会に出場する7人が出席。佐藤照明教育長から目録を受け取った。

 交付対象者と大会名は以下。当日不参加だった2人を含む。敬称略。

 ▽小出賢「第45回WAF World arm wrestling Championship」8月15 日〜25日▽林つた子「第18回全国グラウンド・ゴルフレディス交歓大会」5月22日〜23日▽内山賢司「第11回全日本ターゲット・バードゴルフ全国大会」10月5日〜6日▽林隆史「第41回全日本シニアバドミントン選手権大会」11月22日〜25日▽比良由美子「第41回全日本シニアバドミントン選手権大会」11月22日〜25日▽土舘正明「第38回全日本還暦軟式野球選手権大会」10月4日〜8日▽小島新二「第38回全日本還暦軟式野球選手権大会」10月4日〜8日▽藤吉実優「第10回全日本トランポリン競技ジュニア選手権大会」7月25日〜28日▽日野地芳輝「第38回全日本還暦軟式野球選手権大会」10月4日〜8日

話を聞いた岡島さん

「介護」を仕事の選択肢に 厚木市「福祉のしごとフェア」参加事業所に聞く

 厚木市内の高齢者介護、障がい児者支援施設による合同説明会「福祉のしごとフェア」(厚木市介護・障がい児者福祉指定事業所説明会実行委員会主催)が、9月28日(土)に厚木市保健福祉センターで開かれる。「『やさしさ』が力になるしごと」をキャッチコピーに、22法人が各施設の特徴や仕事内容を来場者にアピールする。

 慢性的な人手不足が課題となっている介護関連業界。福祉のしごとフェアに参加する訪問介護事業所「ふたばらいふ」でヘルパーとして働く管理者の岡島春奈さんに、働きがいや求める人材像について聞いた。

相手のペースで接する

 利用者宅を訪問し、身体介助や掃除、食事の用意など身の回りの生活援助を行う訪問介護の仕事。岡島さんは「自立支援が目的なので、本人の意欲を尊重し、決して『やりすぎない』ことを心がけています。自宅に入ることになるので、初めのうちは利用者さまも緊張されるはず。相手のペースに合わせながら、気持ちよく過ごしてもらえるような接し方が大切だと感じます」と話す。

 事務職として入社した岡島さんは、同社が新たにヘルパー事業を立ち上げたことをきっかけに高まる訪問介護へのニーズを感じ、介護職員初任者研修を取得。介護現場での勤務経験を持つ転職組が多い中、以前携わっていた保育の仕事経験も生かせるだろうと、新たな職域に挑戦した。

施設ごとの魅力感じて

 同社で働くヘルパーは現在7人。業界内では小規模な事業所ながら、「職員間の情報共有やコミュニケーションが活発に行え、熟練のスタッフによるサポートやマニュアルも充実しているので、初心者でも安心して働けます」。料理が苦手な人のために調理研修まで用意される充実ぶりだ。福祉のしごとフェアでは、施設規模だけでは分からない職場環境や働きやすさなどを感じて欲しいという。

 訪問介護に限らず、福祉職は「利用者さまの手となり足となりサポートする仕事。今、相手が求めていることは何だろうと、常に先回りしながら考えられる人なら、きっと力を発揮してやりがいを感じられるはず」と岡島さんは話している。

 福祉のしごとフェアは午前10時30分から午後4時。参加無料で入退場自由。各施設の特徴や仕事内容が分かる全施設紹介は【1】午前11時10分と【2】午後1時40分(各回約1時間)。

 詳細は市ホームページ「厚木市 福祉のしごとフェア」で検索。

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虹の大橋を前にカヌーを漕ぐ生徒たち

飯山小児童 宮ヶ瀬湖でカヌー体験 ダム建設の歴史など学ぶ

 厚木市立飯山小学校(三橋弘明校長)の6年生27人が9月19日、清川村の宮ヶ瀬湖カヌー場でカヌー体験を行った。

 市内のスポーツ用品店「イシケンスポーツ」を経営する石川政彦さんが講師を務め、総合型体験学習の一環として実施。かつて宮ヶ瀬ダム建設時に281世帯の集落が水没し、その多くの住人が同小の学区でもある宮の里に移転したという歴史から、児童たちにカヌー体験を通して地域の歴史を知ってもらおうと、石川さんが同小に提案して実現した。

 カヌーの漕ぎ方や乗り方のレクチャーを受けた児童らは、湖面の下に沈んだ集落の歴史や同小との関係性について説明を受けながら湖へ。緊張した面持ちだった児童も慣れてくると歓声を上げるなど体験を楽しみ、協力して虹の大橋周辺を周遊した。

 参加した清水陽音君は「宮ヶ瀬と故郷の関係が分かって勉強になった。仲間たちと協力してカヌーを漕いだのは最高の思い出になりました」と笑顔で振り返った。

 石川さんは「宮ヶ瀬にルーツを持つ児童がいれば、今回の体験が家でも話題になるのでは」と話した。

清川村議会 副議長に藤田氏 前任の山本氏辞職受け

 清川村議会は9月定例会最終日の18日、副議長に藤田義友氏(78)=写真=を選任した。前任の山本雅彦氏(63)が「一身上の都合」を理由に副議長の辞職願を提出したため。任期は来年4月30日まで。

 藤田氏は1981年初当選で11期目。2009年、11年、13年にも副議長を務めた。

啓発品を手渡す参加者

卵配り事故ゼロ呼びかけ 愛川町 交差点で啓発活動

 愛川町は、「秋の全国交通安全運動」(9月21日〜30日)の期間中となる22日、町内の主要交差点で交通安全啓発キャンペーンを行った。

 町交通指導隊が、一本松と第1号公園前、箕輪、フレサ半原店の各交差点に立ってキャンペーンを実施。信号待ちのドライバーに、卵の形を数字の「ゼロ」に見立て、神奈川中央養鶏農業協同組合の直売所「卵菓屋」の「お米たまご」を手渡して交通事故ゼロを呼びかけた。一本松交差点では、愛川町婦人団体連絡協議会中津婦人会の会員もキャンペーンに参加し、交通安全を願う手作りの根付けをドライバーに配布した。

 町では「今後も様々な啓発活動や各種事業を通じて、交通事故の防止に努めたい」と話している。

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寄贈する書籍を手にする野村理事長(中央左)と山口市長(中央右)

三思会 がん関連書籍を寄贈 征圧月間に合わせて46冊

 社会医療法人社団三思会(野村直樹理事長)は9月17日、がんに関する書籍など図書46冊を厚木中央図書館に寄贈した。

 神奈川県がん診療連携指定病院となる東名厚木病院を中核とする同法人では、がん医療の正しい知識や治療法の普及啓発を行っており、今回は中央図書館で9月の「がん征圧月間」に合わせた特別展示を知り、寄贈を決めたもの。

 当日は野村直樹理事長らが同図書館を訪れ、闘病記や治療法などの一般書や児童書などを山口貴裕市長に手渡した。野村理事長は「がんに対する理解を深めるために、ひとりでも多くのひとに役立てばうれしい」とコメント。山口市長は「幅広い世代が健康について考えるきっかけになるよう、有効に活用していきます」と話した。

 また終了後は9月30日まで中央図書館で行っている、がんに関する特別展示を見学した。

10月21日 人工衛星と気象衛星 県央経営者会で講演会

 県央地区の発展を目指し、厚木市や平塚市など県央8市町村の企業経営者でつくる一般社団法人県央経営者会(大泉政治会長)は10月21日(月)、レンブラントホテル厚木で講演会「人工衛星と気象衛星ひまわり8号〜宇宙から地球を見守る〜」を開催する。時間は午後6時から7時半まで。

 講演会では三菱電機ソフトウエア(株)役員理事で市内在住の磯部昌徳氏を講師に迎え、自身が開発責任者を務めた「気象衛星ひまわり8号」の話をはじめ、人工衛星やシステム開発などの宇宙開発について話を聞くことができる。

 講演会は一般公開で参加は無料。希望者は電話・ファクス・電子メールで申込み。締切は10月11日(金)。

 問い合わせ申し込みは県央経営者会事務局【電話】046・296・7010(月・水・金/午前10時〜午後4時)、【FAX】046・206・9110、【メール】k-info@kenou-k.jp

神奈川県選挙管理委員会の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数より試算

本紙が試算 「1票の格差」県内で1.5倍に 次期衆院選

 衆院選が現時点で実施された場合、神奈川県内の「1票の格差」は最大1・5倍となることがわかった。タウンニュース社が県選挙管理委員会の9月2日時点の衆議院議員小選挙区別選挙人名簿登録者数と在外登録者数を基に試算した。

 解散・総選挙の時期に注目が集まるが、次の衆院選は全国的な「1票の格差」を是正する「10増10減」の新たな区割りとなり、神奈川県は2増の20区で実施される。

 「1票の格差」は、選挙区によって有権者の数が違うため、議員1人を選ぶ票の価値に差が生じる問題のこと。

 県内で最も登録者数が多いのは15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町)の45万3601人。最も少ないのは7区(横浜市港北区)の29万9595人で、「1票の格差」は最大で1・51倍となる。

 厚木市を含む16区は38万6836人で1・17倍、愛川町・清川村を含む14区は40万3435人で1・12倍だった。

前回より格差拡大

 前回2021年の選挙で「1票の格差」を有権者数で試算したところ、旧15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、二宮町)と旧4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)間で1・42倍だった。試算上、新区割りで県内格差は広がることになる。

【選挙人名簿登録者と有権者】「選挙人名簿登録者数」は、選挙人名簿に登録されているすべての人の数。この記事では国外に在住する「在外登録者数」も含めて試算した。「有権者数」は、選挙人名簿登録者のうち、投票当日にその選挙で実際に投票ができる人を抽出し、失権者、基準日以降の死亡者など投票できない人を除いた数。

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参加した選手たち

レディース大会105人がプレー グラウンド・ゴルフ

 厚木市レディースグラウンドゴルフ大会が9月18日、ツユキ及川球技場で開催された。

 当日は女性プレイヤー105人が参加。山口貴裕市長、高橋知己副議長も来賓として出席しエールを贈った。8ホール中3回ホールインワンのダイヤモンド賞も出るなど、参加者は皆プレーを楽しんだ。

 優勝/柳川絹代(毛利台GGC)、2位/笠原愛子(三田GGC)、3位/蛭間幸子(小鮎GGC)、4位/鈴木廣美(清流GGC)、5位/佐々木マサ子(まつかげ)、ダイヤモンド賞/笠原愛子(三田GGC)

基準地価 本厚木駅前の需要堅調 旭町で6・8%の上昇率

 国土交通省は9月17日、今年7月1日時点の公示地価を発表した。厚木市は住宅地、商業地、工業地の全てで上向いた。

 市内住宅地の平均上昇率は、前年の2・2%から2・6%に上昇。調査対象の19地点中、上昇16地点、横ばい3地点となった。

 上昇率が最も高かったのは「旭町5の23の4」で6・8%(1平方メートルあたり28万3千円)。本厚木駅へのアクセスの良さに加え、駅前で進む再開発への期待感が地価を押し上げた。「愛甲4の3の29」は5・8%(同16万4千円)、「南町26の10」も5・3%(同20万円)と高い伸び率を示した。住宅地の平均価格は1平方メートルあたり12万700円で、前年から3900円上昇した。

 商業地は前年比1・5ポイント上向き8・0%で、政令市を除くと県内5位の上昇率。中でも中町の2地点がいずれも10%を超えた。工業地も3地点全てで上向いた。

県央・湘南で上昇目立つ

 県全体の住宅地上昇率は3・2%で、前年の2・1%から上昇率が拡大。トップは大和市の5・6%で、相鉄・東急直通線の開業により都心へのアクセスが向上したことで大和駅徒歩圏の上昇が目立った。藤沢市、茅ヶ崎市も5%以上、鎌倉市、逗子市、海老名市は4%以上、伊勢原市で3%以上上昇した。

 愛川町の住宅地上昇率は0・3%、清川村は0・8%だった。

公立小学校が初登録 SDGsパートナー

 厚木市は2022年からSDGsの理念を理解し、達成に向けた取組を進める企業や団体、教育機関等を「あつぎSDGsパートナー」として登録している。各パートナーは市と連携を深め、SDGsの達成や地域課題の解決に向けた取組を推進している。

 9月23日、アミューあつぎで第3期あつぎSDGsパートナーの登録式が開かれた。第3期ではパートナー制度が始まって以来、初となる厚木市立小鮎小学校(江上純子校長)ほか36団体に登録証が授与された。

 江上校長は「大変、栄誉あることだと思っている。学校では5年生を中心に食品ロスへの取り組みを行っているほか地域、保護者と一緒に様々な活動を行っている。これからも一歩一歩、児童と一緒に取り組んでいく」と話した。

 式では山口貴裕市長が登録団体の代表者一人一人に登録証を手渡し、握手を交わした。

 山口市長は「新たな登録団体と共に2030年の目標に向けて前に進んでいく。能登半島では新年早々の地震に加えて、豪雨の被害にも見舞われている。気候変動への対策として、SDGsによる対策にしっかり取り組みたい」と挨拶した。

最後に備え「人生会議」 10月14日に講演会開催

 厚木市が主催する地域版市民講演会「人生会議 最期まで自分らしく」が10月14日(月・祝)、老人福祉センター寿荘大会議室(厚木シティプラザ5階)で開催される。対象は市内在住、在勤、在学100人(先着順)。時間は午後2時から3時15分まで。参加無料。

 当日は横浜市立大学准教授で緩和ケアの地域連携や卒前卒後教育に取り組む日下部明彦さんが講師を務め、いつかは訪れる「もしも」の時、人生の最終段階を自分らしく過ごすための「人生会議」について語る。

 参加希望者は10月10日(木)までに市地域包括ケア推進課まで電話、または氏名、住所、電話番号、車いす利用の有無、手話・要約筆記の希望を記入の上、はがき、FAX、メール、電子申請システムのいずれかで申し込みを。

(問)同課【電話】046・225・2388

神奈川14区 現新5氏による争いか 次期衆院選 新たな区割で

 新たな区割りで初めて行われる次期衆院選の神奈川14区(相模原市中央区、同緑区、愛川町、清川村)は、現職で自由民主党の赤間二郎氏に新人4氏が挑む構図が浮かぶ(9月22日起稿)。

 2022年12月に「区割り改定法」が施行され、それまで16区だった相模原市緑区の一部、愛甲郡(愛川町、清川村)が14区になり、14・16区だった相模原市南区が新設の20区に移った。新たな14区の選挙人名簿登録者数と在外登録者数の合計(9月2日時点)は、40万3435人となる。

 14区は12年以降、小選挙区では自民党が議席を獲得し続けている。21年に行われた前回の総選挙では、現職で自民党の赤間氏が新人で立憲民主党の長友克洋氏との一騎打ちを制し、5回目の当選を果たした。投票率は56・02%だった。

各氏のコメント

 赤間氏は内閣府副大臣、総務副大臣などを歴任。「まずは、安心して暮らせるための物価高騰対策が最優先。次に、子育て世帯の負担軽減を図る少子化対策に力を注ぎたい。また、高齢者の移動手段を確保することも重要な課題」と話す。

 長友氏は党県第14区総支部長。市議を2期務め、県議4期目半ばの21年に辞職し、国政に初挑戦した。「政治の信頼が失墜した今、政治改革が大前提。物価上昇、実質賃金は上がらず国民生活は苦しい。生活支援や経済対策が必要」と話す。

 熊坂崇徳氏は日本維新の会の県第14選挙区支部長。11年から愛川町議を務め、23年に相模原市中央区から県議選に立候補し落選。「党が掲げる子育て支援策や行財政改革を推進し、地方での経験を生かし無駄の削減に取り組みたい」と話す。

 中村圭氏は日本共産党神奈川県委員。23年の相模原市議選では緑区から立候補して落選した。「物価高騰、低賃金、年金の減少と国民生活が厳しく将来が見えない。生活が楽になり、暮らしに希望を持てる政策を実現していきたい」と話す。

 先沖仁志氏は参政党県14区国政改革委員。22年の参院選では石川県選挙区から出馬し落選。「国民の政治参加を呼び掛けていく。投票率の低い現状では自公政権を強くするだけ。そして消費税減税で生活を豊かにすることが最優先」と話す。

9月18日に発刊した最新刊96号。A5版245ページ仕立て

文章で残す日々の記録 「やまゆり」最新刊が発刊

 愛川町内で活動する文章記録運動グループ神奈川ふだん記(足立原美智子代表)が発行している機関紙「やまゆり」の最新刊96号が9月18日に発刊された。

 最新刊では日本ペンクラブ会員で「やまゆり」の編集に長く携わっていた故水上寛裕さんの特集が組まれている。  

 「今の夢 スマホと私 正月料理 お弁当」を原稿テーマにした文章や人生記をはじめ旅行記、思い出を書き記した「あの花この花」、俳句、短歌を詠んだ「みんなの心の詩」、愛川町とその近辺の昔と今についての文章も掲載されている。

 発行にあたり足立原代表は「機関紙に寄せて頂いた文章を、ぜひ多くの方に読んで頂きたい。やっと書いた文、作る側も精一杯作っています」と話す。本は有隣堂厚木店、久美堂愛川店で実費2000円で頒布中。問い合わせは足立原さん【電話】046・285・2973へ。

 また10月6日(日)にはグループが主催する歴史講演会が愛川町文化会館で開かれる。時間は午後1時から3時まで。講師は小島瓔禮氏が務める。

(問)090・1810・0202(山田さん)

ロゴ入りポスター

清川村 ブランドデザイン決定 「推し」で強くアピール

 清川村は9月19日、2023年4月に誕生した「きよかわブランド」のロゴデザインが決まったことを発表した。

 同ブランドは村の知名度向上と地域産業の推進を図ることを目的として、村が初めて設けた地域ブランドの認定制度。現在、清川茶などの一次産業品3品、手作りソーセージなどの加工品11品、畳雑貨ほか工芸品3品、計17品目を認定。

 ロゴには「人に勧めたいほど気に入ったもの」という意味にも使われる「推し」を用い、宮ヶ瀬湖畔から望む山々や湖にかかる橋の展望が描かれている。担当職員は「これまで周知するアイコンがなかったので、インパクトを強められた」と話した。

成年後見制度学ぶ講座 アミューで10月11日

 成年後見制度普及啓発講座「人生100年時代 備えて安心!任意後見制度と遺言の基礎知識」が10月11日(金)、アミューあつぎ6階で開かれる。主催は厚木市権利擁護支援センターあゆさぽ。

 講師は司法書士の仲井雅光さんと遺言書保管官の斉藤淳さんが務める。任意後見制度がどのような制度なのか、遺言の目的や必要性、自筆証書遺言書保管制度などについて学べる。

 講座は午後2時から4時。参加費無料。要予約で先着35人。参加希望者は電話または講座名、参加者氏名、年齢、住所、電話番号、事業所名(在勤者の場合)を記入の上、FAXで。締め切りは10月4日(金)まで。

 申し込みはあゆサポ【電話】046・225・2939【FAX】046・225・3021へ。

文化財を一般公開 厚木依知地区の3寺で

 厚木市依知地区の妙傳寺(上依知)、蓮生寺(中依知)、妙純寺(金田)で通常非公開となっている文化財が、10月19日(土)と20日(日)に一般公開される。時間は午前10時から午後3時まで。

 市では毎年「文化の日」に合わせ、寺院や神社の文化財を公開しており、今年は日蓮上人の「星下り」伝説が伝わる3寺で開催される。参加無料。申し込み不要。

 20日には妙傳寺で市文化財保護審議会会長の薄井和男さんの解説で文化財を見学できる「文化財めぐり」も行われる。

(問)市文化魅力創造課【電話】046・225・2060