平塚・大磯・二宮・中井版【9月26日(金)号】
タブレット端末で情報を確認する様子(提供写真)

平塚市消防本部 「マイナ保険証携帯を」 実証事業来年3月まで

 傷病者を迅速に救急搬送するため、救急隊員が「マイナ保険証」を活用する「マイナ救急」の取り組みが全国一斉に10月1日から始まる。平塚市消防本部は、全国に先駆け2024年5月から実証事業を行っており、「マイナンバーカードを携帯していない人が多いので、外出の際も持ち歩いてほしい」と呼びかける。

 マイナ救急は、救急隊員が傷病者のマイナ保険証を専用端末で読み取り、受診歴や処方された薬などの情報を閲覧、病院選定などに活用する。

 全国67消防本部660隊が参加した昨年度の先行実証事業では、マイナ救急による情報閲覧件数は1万1398件だった。平塚市は全国で最も早い、昨年5月23日から2カ月間、実証事業を実施。その結果を踏まえ、2025年4月から1年間、再度実証事業が行われている。同本部消防救急課の宇佐美雅史さんによると、「2カ月の実証を経て、傷病者の情報にいきつくまでのシステムが簡略化された。また、情報が精査され、必要な情報を一つの画面で見ることができるようになった」と改善点を話す。

 同本部では、8台の救急車にマイナンバーカードから医療情報を読み取って表示するタブレット端末を導入。救急現場では、救急隊が傷病者や家族から病歴や受診歴、使用中の薬などの情報を聞き取っているが、容体によっては会話が難しかったり薬の種類を覚えていなかったりして、正確な情報を把握することが難しいケースも多いという。マイナンバーカードから医療情報を得ることで搬送先の選定が円滑に進められ、救急業務の迅速化につながる。

保有率は8割超

 市内のマイナンバーカード保有枚数は25年8月末時点で、20万5911枚、保有率は80・3%だった。厚生労働省のホームぺージによると、全人口の79・2%が保有しており、そのうち86・6%がマイナ保険証に登録している(同7月末時点)。

 同課の宇佐美さんは「マイナ保険証を携帯してもらうことは、命を守ることになる。必要な情報を医療機関に提供できるので、的確な医療機関へ搬送可能になる」と話した。

トロフィーを持つ石田さん

大磯のフラ教室石田莉瑚さん ハワイ大会で5位入賞 本場舞台に「うれしかった」

 大磯町大磯のフラダンス教室「ハラウ ケアラヴァイオル」(主宰・植松香織さん)に通う石田莉瑚さん(平塚市立横内小学校5年生)が、8月29日〜31日にハワイ・オアフ島で開催された「Hula ,Oni E」の6〜13歳が対象となる「ケイキ」ソロ部門に出場し、5位入賞を果たした。石田さんは「5位で悔しい気持ちもあるけれど、ハワイのステージで踊ることができたことはすごくうれしかった」と笑顔を見せた。

 石田さんは、今年2月に鎌倉市で開催された日本予選の「ケイキ」ソロ部門で優勝。ハワイ大会出場は初めてだったといい「とても緊張してしまって、もっとできたのにと今は思う」と悔しさをにじませる。現地のフラ教室の子どもたちと交流する場面などもあり、「楽しかった思い出を生かしてこれからもがんばりたい」と意気込む。

 日本予選とハワイ本選で披露したのは、ハワイの中のラナイ島をモチーフに「小さい島でも堂々と立派で、みんなに愛されているよ」と歌った楽曲『ハノハノラナイ』。植松さんは、「楽曲が表現するメッセージと莉瑚ちゃんの小さくても堂々と踊る姿が重なった。大きな成長を感じられた」と振り返る。

 同教室では、フラダンスだけでなく、ハワイの文化や自然についても生徒に伝えることを大切にしている。同大会出場の際にはフラダンスの楽曲にも登場する歴史あるホテル「ロイヤルハワイアンホテル」や、ダイヤモンドヘッド、マノアの町などを見ることができたといい、植松さんは「これからの踊りに生かしていってほしい」と話していた。

9月1日付けで平塚市倫理法人会の会長に就任した 芦川 功さん 平塚市八重咲町在住 44歳

笑顔で広げる仲間の輪

 ○…生き方や心のあり方を学ぶ平塚市倫理法人会の8代目会長に就任した。約120社の経営者が集う同会。父子2代での会長就任は県内で初めてとなる。毎週金曜朝6時からモーニングセミナーを実施し、「県内一質の良いセミナーを目指し、みんなについてきてもらえるよう頑張りたい」と意気込む。「気づくと同時に即実践」「変えられるのは己自身」「心ひとつにつながる和」をスローガンに掲げ活動。ボウリング大会やバーベキューなどのイベントも企画し楽しみながら学ぶ会を目指す。

 ○…実家は洋菓子店「葦」。平塚で生まれ育ち、大学卒業後は飲食店で修業を積んだ後、父が経営する同社に入社した。製造から接客、各店の責任者などを経験して3年前に社長に就任した。2014年に倫理法人会に入会し、日々の生活、仕事への向き合い方などいろいろなことを学んだという。仕事では「常に笑顔を意識すること」で職場の雰囲気も明るくなっていった。「入会がきっかけで、人生が大きく変わった」と振り返る。

 ○…家族との時間を何よりも大切にしており、妻と2人の娘と出かけるテーマパークや旅行が、一番のリフレッシュだ。「リラックスできるのは、やっぱり家族と過ごす時間」と優しい笑顔を見せる。32歳の時に結婚した妻は、会社の常務を務め、公私ともに良き相談相手だ。「妻と結婚していなければ、今の自分も会社もなかった」と信頼と感謝を忘れない。

 ○…「真面目な父を目標にしながら、私自身の明るさも出して活動していきたい」と目指すのは、同会でも会社でも見てきた父の背中。任期は2年だが、「2年後の創立20周年という節目を見据え、3年目も目指したい」と意欲を見せた。

過去の開催のようす=提供写真

二宮町で社会福祉大会 9月27日 映画上映会も

 「第43回二宮町社会福祉大会ふれあい福祉のつどい」が9月27日(土)、生涯学習センターラディアンで開催される。午前9時45分〜午後2時30分。入場無料。二宮町社会福祉協議会主催。

 社会福祉関係者の表彰式の後、映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の上映会が行われ、福祉講演会では同映画監督の信友直子氏が講演する。関連書籍の販売と監督によるサイン会も開かれる。

 シルバー人材センターのバザーや民生委員児童委員協議会などの展示なども。イベント広場では車いすや視覚障害者体験ができるほか、唐揚げなどのキッチンカーが並ぶ。(問)同会【電話】0463・73・0294

映画『咲む』大磯で上映会 9月27日 参加無料

 東京2025デフリンピック(11月15日(土)〜26日(水))の機運醸成として大磯町で9月27日(土)、ろうの女性の人生を描いた映画『咲む』の上映会をノジマ大磯スクウェア3階大研修室で実施する。午後1時〜4時20分。0時30分開場。無料。

 当日は、デフリンピック自転車(ロード)競技選手で、同映画の脚本・監督を務めた早瀬憲太郎さんを招き、ろう者の生活課題やデフリンピック、共生社会について考える。

 申し込みは大磯町福祉課障がい福祉係【電話】0463・73・4530。

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防災座談会の様子

市民団体が防災座談会 高齢化など課題共有

 ひらつか市民活動センターで9月20日、市民活動団体による防災連携のネットワーク作りを目的とした「防災座談会」が開催された。市民活動団体関係者ら約30人が集まり意見交換した。

 第1部では、平塚市災害対策課の大平啓太さんが登壇。災害発生後の応急期に被災者の保護等を実施する「災害救助法」に触れ、「行政が被災者にできることは避難所の設置や飲料水の提供など、法に規定された限られたもの。公助のみでは自宅の片付けや土砂の撤去など、きめ細やかな支援が難しい」と話し、行政とボランティアとの連携が重要だとした。

 第2部では、団体の交流を目的に座談会を実施。年70回ほど各地域の防災訓練に参加している女性防災グループ「平塚パワーズ」の菅野由美子さんは「防災活動の参加者を呼び掛ける際に『自分も高齢で動くのが大変。人に参加してとは言いづらい』という声があった。高齢化に直面している」と話していた。

 同センターの登録団体を対象に昨年度行ったアンケートでは、68団体が「災害時に協力できる」と回答。そのうち58団体が、福祉相談や外国籍の人に向けた支援、傾聴、学習支援など具体的に支援を提案している。

工事が進む龍城ケ丘ゾーン

龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業 整備費 市負担5億円増へ 申請額変更説明されず

 平塚市が進める龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業に関する事業費が盛り込まれた補正予算案が平塚市議会9月定例会に上程され19日、賛成多数で原案可決された。

 2025年度当初予算案に盛り込まれた同事業の国に対する交付金申請額6億2千万円に対し、今年2月に県を通して国に提出した申請額が3億9千万と、2億3千万の差異があることが9月議会での質問で判明。さらに市は4月1日の時点で交付金額が1億3千万になると国から内示を受けていた。9月定例会まで議会への説明がなかったため、複数の議員が説明を求め「議会軽視である」との声も上がっていた。減額分は市債を発行するほか一般会計で補填する。事業費の8割を市が負担することとなる。

 同事業の総整備費は、昨年6月の契約時点で17億1523万円。負担の内訳は市が9億5591万円で56%、事業者が1億3805万円で8%、国が6億2125万円で36%だった。しかし、今年9月の契約変更時点で総整備費は17億6409万円で、負担の内訳は市が約5億円増の14億8698万円で84%、事業者が1億4013万円で8%、国が1億3698万円で8%となっている。

 当初予算案と実際の申請額が異なったことについて総括質問で問われた際、平塚市は「本要望の提出時期と予算の確定の時期が合わなかった」と説明。国の交付金対象は都市公園法によって定められており、当初予算では交付の対象外となる売店(エントランス棟内のコンビニエンスストア)や案内標識、敷地造成などの整備費が含まれていたため、市は県の助言を受けながら申請から除外した。申請額変更後も行政報告会や6月議会が実施されたが、議会への説明はなかったという。

 同事業は、公園の整備や運営を民間事業者に任せる代わりに、収益の一部を広場などの公共施設整備に充て、市の負担を軽減する公募設置管理制度「Park―PFI」の手法を採用している。

商品を手にするバブリさん

アフガニスタン出身バブリ・アシュラフさん 日本から母国の女性支援 中井町で店舗経営

 中井町のアフガニスタン製品を販売する店「アフガンサフラン」の経営者で、アフガニスタン出身のバブリ・アシュラフさん(43)が、母国の女性支援と日本にアフガニスタンの魅力を伝えるため、奮闘している。

 アフガニスタンでは紛争の影響で、女性一人での外出や、働くことが難しい状況が続いているという。この現状を変えたいと、バブリさんは2017年に千葉県で「アフガンサフラン」を開店し、支援活動を始めた。

 今年6月に中井町へ移住した同店では、特産品でもあるドライフルーツや絨毯などを販売しており、全国から注文がある。商品生産のためアフガニスタンで女性を雇い、生産された商品を適正な価格で取引するフェアトレードに力を入れることで、安定した収入源と雇用を確保している。

両国の架け橋に

 バブリさんは、農業を学ぶために日本に留学した父親の影響で、幼い頃から日本に興味を持っていた。2009年に留学生として来日し、その後はアパレル会社やアフガニスタン大使館で勤務するなど、両国の架け橋となるよう尽力してきた。

 妻と3人の子どもと暮らす中井町について「外国籍の住民が多い町で、自然豊かで素敵な場所」と満足気に話す。

 豚肉を食べることができないイスラム教徒向けのハラール食を提供する飲食店を開業するため、現在、町内で羊牧場の開業準備を進めている。「豚肉を食べられない人の助けになれたら。日本で頑張っている外国人の姿を見てほしい」とバブリさん。中井町から、日本とアフガニスタンの友好の輪を広げていく。

食育の父偲ぶ 9月28日 村井弦斎まつり

 平塚市に居を構え日本食に大きな影響を与えた明治のベストセラー作家・村井弦斎を偲ぶ「村井弦斎まつり」が9月28日(日)、村井弦斎公園(八重咲町22の5)で開催される。午前10時〜午後2時30分。小雨決行。主催は村井弦斎まつり実行委員会(高久直輝実行委員長)、平塚市教育委員会。(問)市社会教育課【電話】0463・35・8124

イベントチラシ

大磯港芝生広場 ビール好き集まれ 9月28日にイベント

 大磯港の芝生エリア(大磯町大磯1398の18付近)で9月28日(日)、「OISO BEER PORT」を初開催する。午前11時〜午後5時。小雨決行、荒天・雨天は中止。入場無料。大磯らしい潤いづくり協議会の主催。

 大磯港への更なる誘客と周辺地域の活性化を図るため、大磯港を「核」とする、みなとオアシス大磯の賑わい創出に向けて企画された事業。10を超えるブルワリーが出店し、クラフトビールの販売のほか、町内事業者やキッチンカーによるフード販売、ステージイベントを予定している。

 出店事業者や販売メニュー、ステージ出演者、開催の可否などの詳細は大磯町観光情報サイト「ISOTABI」で随時更新。(問)大磯町産業観光課みなと推進係【電話】0463・61・5719

頼朝のゆかり巡る 大磯ガイド協会がツアー

 大磯ガイド協会は10月30日(木)、11月1日(土)にガイドツアー「頼朝ゆかりの鎌倉道(2)『大磯駅〜旧吉田茂邸』」を開催する。小雨決行。

 両日とも同じコース。受付は駅前南広場で午前9時〜。下町の鎌倉道・白岩神社・曽我五郎の力石・西小磯の道祖神・旧吉田邸庭園の鎌倉道を巡る。約5・5Km、約3・5時間。定員各50人(先着順)で参加費5百円。申込は同会HPから。10月25日(土)締切。(問)同協会【携帯電話】070・3855・8341(平日9〜17時)

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政治の村Students 高校生の政治との関わり調査
政治の村Students 高校生の政治との関わり調査
大学生を中心とする若者が政治や地域を取材する「政治の村Students編集室」(運営:タウンニュース社)が9月3日、最新記事「高校生の生の声から政治への関心を考... (続きを読む)
市長表敬した同チームの関係者らと落合市長(中央)

都市対抗戦で全国5位 テニス平塚市代表チーム

 青森県で7月18日から20日に行われた第48回全日本都市対抗テニス大会で、平塚市チームが5位入賞を果たした。同チームが9月17日、平塚市役所を訪れ、落合克宏市長に全国での健闘を報告した。

 同大会は、全国の市区町村を代表する男女混合チームが団体戦で競った。同チームは神奈川県予選会を優勝、関東予選会3位で勝ち抜いて12年ぶりに全国大会に出場した。

 全国大会では1回戦で金沢市、2回戦で川口市に勝利し、ベスト8に進出。準々決勝では、今大会の優勝チームである横浜市に惜しくも敗れたが、同チーム過去最高の全国5位に輝いた。

 表敬訪問では、原俊清監督兼選手が、「来年も同じメンバーでチャレンジしたい」と意気込んだ。

新たな空間生むベンチ 社会実験で設置

 平塚市の湘南スターモールで9月19日、「平塚駅周辺地区将来構想」に基づいた道路空間の整備に向け、社会実験が始まった。大木ビル前にパークレットベンチ(大型ベンチ)2台が設置された。

 このベンチは七夕伝説にちなんだ「かささぎ橋」をコンセプトにデザイン。星と星をつなぐ架け橋として語られてきたことをヒントに、通りに滞在すること自体が出会いとなるような、日常と七夕を結ぶまちの橋として、格子状の木組による滞留空間を演出する。座る場所を特定せず、多様な座り方ができることで機能性や滞留空間の必要性などの検証を行う。

 ベンチは、21日(火)から11月28日(金)までは、希望する店舗前に移動して検証するとしている。

縦1340mm×横1230mmの額に収められた柔道着

アートギャラリー能勢 一二三選手の柔道着掲示

 東京、パリオリンピックの柔道男子66kg級で、2大会連続金メダルに輝いた阿部一二三選手(28/パーク24)の柔道着が、9月27日(土)までアートギャラリー能勢(平塚市明石町25の5)で掲示されている。

 この柔道着は今年6月にブダペストで行われた世界大会で着用したもの。阿部選手がスポンサーに寄贈するため、額装したいと平塚市出身の友人・片倉弘貴さんに相談し、同店に持ち込まれたという。能勢康孝さんは「柔道着の材質を大切に、厚みが出るように額装した」と話す。営業は午前10時〜午後6時半。

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神奈川の企業Web集客に タウンニュースのネット版「タイアップ広告」でPR強化
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1人1台のスマホ時代。企業広告・商品サービスPRにおいて「デジタル化」は避けては通れないテーマといわれている。「日本の広告費」(電通調べ)によると、2024年の... (続きを読む)
記念撮影の様子(提供写真)

必要とされる仕事目指す SBC通信課程の卒業式

 平塚市明石町にあるヘアスタイリスト養成校・湘南ビューティーカレッジ(SBC/井出隆夫校長)通信課程の第20回卒業式が9月9日、ひらしん平塚文化芸術ホールで挙行された。

 卒業生代表の中村純奈さんは「仕事と学業の両立は大変でしたが、先生方や家族の支えで乗り越えられた」と感謝の気持ちを話した。井出校長は「人に喜ばれ、必要とされる仕事を目指してほしい」と式辞を述べた。

石塚会長(左から2人目)と散策する参加者

城島の自然から学ぶ 地域団体がデイキャンプ

 平塚市の城島地区地域活動推進会議(里づくり事業実行委員会/石塚崇会長)が主催する「城島里山体験デイキャンプ」が城島地区で9月15日に開催された。当日は城島公民館協力のもと、地域住民ら38人が参加した。

 地域の風土や歴史に触れながら、遊びを通じて自然を体験するイベントで、今年は初めて「バンブーランタン作り」が行われた。竹は石塚会長の自宅でとれたもの。大人と子どもが一緒になって、電動ドリルで穴をあける作業を楽しんだ。

 城島地区を約2時間歩く「地域散策・自然観察」では、地域に残る戦争の痕跡や歴史を学びながら、照葉樹林の特徴などを知ることができた。

 昼食は、貴船神社境内で竹の飯ごうを使って炊飯。手作りのカレーに舌鼓を打ちながら、参加者同士が交流した。

 参加した城島小学校6年の兼岡夏菜さんは「昔の貴重な話や戦争のことを知って、城島に詳しくなった」と感想を話し、石塚会長は「散策しながら木の実を食べた。毒がある植物の見分け方も伝えた。子どもから楽しいと歓声があがったので良かった」と話した。
寺田縄日枝神社の本殿(平塚市教育委員会提供)

市文化財の本殿を公開 10月4日 寺田縄日枝神社

 平塚市は、昨年度平塚市指定重要文化財に指定された寺田縄(てらだな)日枝神社本殿(平塚市寺田縄1180)を10月4日(土)、一般公開する。普段は覆殿の中に安置されて拝観できない本殿を見学できる。合わせて、建立年代の根拠となった「棟札」も公開予定。主催は寺田縄日枝神社、同神社氏子一同、平塚市教育委員会。

 同神社は、旧寺田縄村の鎮守で「山王社」とされていたが、明治時代に入って「日枝神社」と改称。

 本殿に伴われた棟札3枚と木札1枚から1692(元禄5)年の造立であること、1727(享保12)年と1801(享和元)年の二度修復されたことが読み取れる。このことから、市内で建立年代が明らかな最も古い神社本殿とされる。

専門家の解説も

 当日は午前11時から午後3時一般公開を実施。午後1時30分からは、平成初期に市の依頼を受け寺田縄日枝神社本殿をはじめとした市内の寺社建築を調査した、東京工芸大学の清水擴名誉教授による解説も実施。文化財の特徴について直接現地で説明する。

 市社会教育課担当者は「江戸時代から引き継がれ、地元の方々に守られてきた文化財を間近に見られる貴重な機会。ぜひ訪れてもらえれば」と呼びかける。

 入場無料、事前申し込み不要。駐車場無し。公共交通機関の利用推奨。アクセスは「平塚駅北口」バス停から7番乗り場で「伊勢原駅南口」行きに乗車し「東橋」下車徒歩5分。

 問い合わせは同課【電話】0463・35・8124。

チケットプレゼント 最高にハッピーなゾンビ 10月25日 ひらしんホール

 ひらしん平塚文化芸術ホールで10月25日(土)、パフォーマンス集団「白A」による最新テクノロジーステージ「ゾンビサーカス」が開催される。午前11時と午後1時30分の2回公演。この公演チケットを本紙読者4組8人にプレゼント。

 2002年に結成された「白A」は、ステージ上に演出されたプロジェクションマッピングを使用し、パフォーマンスとテクノサウンドを融合した近未来型エンターテイメント集団。同ホールでは「最高にハッピーなゾンビが来るので、ファミリーで楽しんで」と呼びかけている。

 チケット希望者はメールの件名を「ゾンビサーカスチケットプレゼント」とし氏名、〒住所、年齢、電話番号、希望公演時間を明記の上【メール】hiratsuka@townnews.jpへ。10月2日(木)締切。(問)同ホール【電話】0463・79・9907

約60人の利用者がライブを楽しんだ

手話ダンスで長寿祝う ハンドサイン 特別ライブ

 特別養護老人ホームやデイサービスなどを運営する伸生会(平塚市御殿)で9月6日、敬老の式典が開催された。

 今年は初めて、二宮町出身のTATSUさん・SHINGOさんからなるボーカル&手話ダンスパフォーマー「HANDSIGN(ハンドサイン)」が同施設の駐車場でライブを行い、利用者や地域住民の長寿を祝った。

2桁得点を目指してゴールを狙う鈴木選手

「サッカーを楽しむ」で走り抜く 今シーズン10番を背負う鈴木章斗選手(22)

 昨シーズン、リーグ得点ランキング15位の10得点を挙げた鈴木章斗選手(22)。今シーズンはチームの主将、そしてエースナンバーの10番を託された。

 開幕3連勝を飾ったが、その後、チームは苦しい戦いを強いられている。サポーターから不安の声が聞こえる中、鈴木選手はチームの、そしてサポーターの思いを受け、「もう一度団結すれば、まだ上がっていける」と思いを語った。(8月27日取材)

思い描いた順位じゃない

 ――まず、ここまでのシーズン振り返って、率直に思うことは

 昨シーズン終盤に自分たちの良さが出てきて、キャンプも好調で、開幕から3連勝できたので、「何かを成し遂げられるんじゃないか」とみんなが思っていました。でも、今の順位を見ると、自分たちが思い描いていた順位ではないです。勝てなくなると、チーム全体に焦りが生まれているのかなと感じています。

 ――そんな中でも良かったと感じられる部分はありますか

 自分たちがやってきた前線からの守備や、組織力は良くできていると思っています。

 ――新加入選手が複数名いますが、チームの今後について期待できる部分はありますか

 新しく入ってきた選手たちがすぐに戦術を理解し、大きな戦力になっていると感じています。変化がありながらもこれまでの自分たちの良さはブレずにやっていきたいです。

2年連続の2桁Gを

 ――現状、(9月18日時点)で5ゴール、3アシストの成績を収めています。個人として、今シーズンここまでの良い点と悪い点を教えてください

 結果だけ見れば良くないです。昨シーズンは2桁得点を取れましたが、今年はマークも厳しくなると思っていました。序盤に3点取れたものの、その後の4点目、5点目が遠かったです。今年は去年と違って決定機も少ないので、より厳しさを感じていますが、目標である2桁得点を達成したいです。

 ――鈴木選手の強みは何ですか

 シュートの技術や決定力、前線でボールを収めて時間を作れること、そして前線からの守備です。何でもできるのが自分の強みだと思います。

 ――プレーする上で、常に意識していることはありますか

 味方とのコミュニケーションを取ることと、どうやって点を取るかを一番考えています。

10番、主将として

 ――今シーズンから背番号10を背負い、キャプテンの重責を担っていますが、何か変わったことはありますか

 シーズン前は「自分がやらなければ」という強い気持ちがありました。でも今は、「自分が」ではなくて、とにかく「チームが勝てば」という思いを持っています。プレッシャーは感じませんが、点を取れなかったり負けたりしたときは、フォワードとして、そして10番として責任を強く感じます。

実はゴルフ好き

 ――休日はどのように過ごしていますか

 オフの日は箱根や足柄でゴルフをすることが多いです。あとは小田裕太郎選手や藤井智也選手とごはんに行ったり。仲が良いです。

 ――ベルマーレというクラブの魅力や良さはどんなところにあると思いますか

 ビッグクラブと比べると足りないところもあるかもしれませんが、若い選手たちが躍動できるところが、このクラブの魅力だと思います。

原点に立ち返る

 ――残りのシーズン終盤戦に向けて、意気込みを聞かせてください。また具体的な目標はありますか

 厳しい状況ですが、ミーティングで「サッカーを楽しむ」という原点に立ち返ろうとみんなで話し合いました。僕はフォワードで攻撃的な選手なので、点を取ってみんなで喜びたいです。チームがもう一度団結すれば、ここからさらに上に行けると思っています。目標は、1つでも順位を上げることです。

 ――東京ヴェルディ戦でサポーターに見てほしいプレーはありますか

 僕たちの特徴である、ボールを縦に運ぶところや、全員で走って守備をするところ、そしてチームの一体感を見てほしいです。

プレー中の様子(湘南ベルマーレ提供)

プロの道拓いた古巣と対戦 GK ポープ ウィリアム選手

 今年7月に横浜F・マリノスから完全移籍し、7月19日の第24節セレッソ大阪戦のプレーが評価され「月間ベストセーブ賞」も獲得したGK・ポープ ウィリアム選手(30)。東京ヴェルディのホームタウンでもある東京都日野市出身のポープ選手は、ジュニアユース時代から合わせると約10年をヴェルディで過ごしている。「自分のベースを作ってくれたチーム」と話すヴェルディ戦を前に、「ベルマーレが勝つことが大前提。いいプレーを表現したい」と奮起する。

 ポープ選手は2007年、東京ヴェルディジュニアユースに加入。その後、2010〜12年を東京ヴェルディユース、13年からトップチームに加入し、Jリーグデビューを果たした。

 「プロになりたい」という気持ちを明確に意識したのは高校1年生の時。トップチームの練習に初めて参加して、「今のままではダメだ」という危機感を覚えた。「ゴールキーパーとして対峙した時に、スピードも、運動量も、アマチュアとプロとの間には何もかも大きな差があった。すべてにおいて自分の力不足を感じて、厳しさを叩きこまれました。身をもって実感できたおかげで、今の自分がある」

 対戦相手だった頃のベルマーレの印象は、「アグレッシブで、やりづらい攻撃をしかける良いチーム」。一員になってみると、「和気あいあいとしていて、かつ合理的。求められることが明確なので、しっかり自分の力を発揮したい」と意気込む。

ブーイングも「楽しい」

 東京ヴェルディは、プロの道が拓けた、思い入れのあるクラブだ。いつからか、対戦するとブーイングされるというが、「自分を知ってくれているからこそだし、それも楽しい」と笑顔を見せる。試合で再会する喜びは、成長した部分を見てほしいという活躍への誓いへ。キック1本で局面を変える攻撃の一矢として、またゴールの守護神として、ますます存在感を示していく。

2人の声が会場沸かす 三村ロンドさん、池田清香(さやか)さん

 湘南ベルマーレのホームスタジアム・レモンガススタジアム平塚に響き渡る2つの声がある。スタジアムナビゲーターの三村ロンドさんと、アシスタントナビゲーターの池田清香さんだ。試合開始前から高揚感に満ちたスタジアムを作り上げ、サポーターの心を揺さぶり、選手たちの背中を力強く押している。

試合外の時間も盛り上げたい

 湘南ベルマーレの試合が始まる約2時間30分前から1時間ほど、スタジアム内の演出で試合を盛り上げるベルマーレ放送部・通称「ベルホウ」が始まる。

 三村さんと池田さんの明るい雰囲気と掛け合いが人気のコーナーで、2人の様子は大型ビジョンに映し出される。三村さんは、「初めて来場した人にも楽しんでもらいたい」と、クラブのグッズやスタグル(スタジアムグルメ)の紹介などを行い、サッカーに興味がない人にも思い出を作ってもらう工夫を凝らす。

 池田さんは「スタグルが大好きなので、魅力を伝えていきたいし、クラブの思いをサポーターに届ける役目もある」と力を込める。

魂込めるゴールシャウト

 試合開始約10分前になると、三村さんとサポーターによる「コール&レスポンス」が始まる。サポーターや選手を鼓舞する三村さんの低音ボイスがスタジアムの空気を一変させ、会場全体の期待感を最高潮に高めていく。

 三村さんは、手製の、選手名を書いたマグネットとホワイトボードを会場に向けた選手紹介に使う。「スタメンが決まるのがキックオフ2時間前なので、手軽に並べ替えられて便利なんです」

 三村さんの名物はゴールシャウト。「ゴールした選手が分からないときは、長い時間『ゴーール』と叫ぶ。その間に誰かが教えてくれたり、自分で認識できることも」

 DJとしてスタジアムのBGMを一手に担当する三村さん。事前に選手にリクエストを聞き、ゴール直後に流す曲も用意しているという。

サポーターと交流

 放送室を飛び出してイベント会場に登場することも。今季は「ベルホウステージ」と題して、サポーターの目の前で2人がトークを繰り広げる。

 三村さんは「いけぴ(池田さん)に進行を任せている。頼もしい存在」といい、池田さんは「サポーターの反応が見られる場。みなさん温かい」と笑顔で話した。

 サポーターの島崎大輔さん(藤沢市/30)は「立ち寄りやすい」と喜び、小竹旬子さん(同/60)は「2人の話を生で近くで聴けてうれしい」と話した。

試合後も活躍

 試合終了後も、2人はスタジアムの熱気を維持し続ける。勝利の際には、サポーターと共に勝利を分かち合い、結果が振るわなかった時でも、次への期待を抱かせる前向きな笑顔を見せる。

 湘南ベルマーレの躍動は、選手のプレーだけでなく、クラブを支える多くの人よって維持されている。

試合前に選手をエスコートした7歳の二宮さん(前列左から2人目)

ベルサポvoice 戦いに魅せられ30年 平塚市役所 二宮さん

 平塚市役所に勤める二宮翔平さん(35)は、5歳の頃から湘南ベルマーレを応援し続けているサポーターだ。ホームスタジアム近くに住んでいた祖父母に連れられ通い始めた。「小学生の時、当時所属していた呂比須ワグナー選手を、試合前にエスコートしたことは今でも覚えている」と懐かしそうに話す。

 中学生になると部活動が忙しく、スタジアムから足が遠のいたが、高校生の時にベルマーレの奮闘を知り、再び応援を開始。「J1では下位が常連だけど、今回は勝つかもしれないと思わせる戦いを見せてくれる」と目を輝かせる。

 ホーム戦がある日は、スタジアムに到着する選手バスを旗を振って出迎え、試合開始40分前に選手がピッチで練習を始めるまでの間は、スタジアムグルメやイベントを楽しむ。10年以上、近くの席で観戦する仲間はかけがえのない存在。「ここでしか会わないし、年齢はばらばらだけど、仲が良い」とほほ笑む。

 アウェー遠征もサポーターとしての醍醐味のひとつで、「その土地のおいしいものを味わえる。友人が増えることも」

 推しの選手は、ベルマーレで長くプレーしている大野和成選手。パスの精度が上がっていることや、熱い気持ちを持ち続けている姿に惹かれるという。

 ベルマーレが「日常」になっている二宮さん。「どんなに負けが続いても、応援に行かない選択肢はない」

作品のイメージ

アートスクール 生徒作品を展示 平塚市中央公民館で

 大磯町や平塚市に拠点を構える青い鳥アートスクールとART VIVANT湘南が、10月3日(金)〜5日(日)、平塚市中央公民館市民ギャラリーで美術展を開催する。午前10時〜午後6時(最終日5時)。

 同スクールに通う4歳から高校生、美大受験生、成人の生徒らによる絵画やデザイン作品が並ぶ。問い合わせは青い鳥アートスクール【電話】0463・61・1912またはART VIVANT湘南【電話】0463・24・3220。

平塚市 吉野教育長が再任 任期は3年間

 平塚市は9月19日、市教育委員会教育長の任期満了に伴い、同日に開催された市議会9月定例会で、吉野雅裕教育長(69)の再任が可決したことを発表した。

 吉野氏は2016年3月に定年退職後、同年10月から教育長を務め、現在3期目。任期は、25年10月1日から28年9月30日までの3年間となる。

次世代アーティストの演奏 10月5日 大磯町のチェチリア工房で

 大磯町のチェチリア工房(国府新宿744の8)で10月5日(日)、「横山ショーン漣 チェロリサイタル」が開催される。午後2時開演(1時40分開場)。

 次世代アーティスト応援プロジェクトの一環として、東京藝術大学音楽学部1年のチェリスト、横山ショーン漣が演奏する。J.S.バッハ、ショスタコーヴィッチ、ブルッフ、カバレフスキーの曲が披露される。

 チケット料金は2000円。予約・問い合わせは主催の同工房【電話】0463・71・7611。

持山翔子さん

エリザベス・サンダース・ホーム支援のチャリティーコンサート 11月15日(土) 大磯駅前 「海の見えるホール」

 大磯駅前の聖ステパノ学園内「海の見えるホール」で、11月15日(土)にチャリティーコンサートが開かれる。午後1時15分開場、2時開演。

 児童養護施設エリザベス・サンダース・ホームで生活する子どもたちの支援を目的に開催されている。サックス奏者の小林洋平さんとピアニストで作曲家の持山翔子さんが出演し、『赤とんぼ』や『大きな古時計』などを演奏する。

 事前申込制でチケットは2000円。申し込みは住所・氏名・電話番号・チケットの購入枚数を主催の三井ボランティアネットワーク事業団【電話】03・5570・2181、【メール】info@mv-net.comに伝える。

8月の月間ヤングプレーヤー賞に輝いた石橋瀬凪選手。サイドで相手を手玉に取るプレーに期待が高まる

ベルマガ通信 この選手たちと戦う残り少ない試合で大いに笑いたい

 原稿執筆時点(9月19日)で、湘南ベルマーレは18位に位置している。残留圏に位置した昨シーズンは「勝てば良い」という状況だったことから比べると、危機感を覚える状況だ。

 この夏には主力3人が海外へと羽ばたき、2年前の残留の立役者キム・ミンテ選手も期限付き移籍を決めた。

 そして、この秋湘南は6人の新加入選手を迎えた。目指すサッカーは同じだとしても、開幕戦とは別の新しいチームを作る状況になっているのは容易に想像が付く。

 ルヴァン杯準々決勝第一戦で、天皇杯岐阜戦以来3ヶ月ぶりとなる勝利を収めた湘南。その試合では、新戦力の選手たちと既存の選手がかみ合った結果、大いに躍動し勝利をもぎ取った。

 これからは、あの試合に駆けつけた約6千人のサポーターが作り上げた雰囲気を再現したい。選手たちが勇気を持ってプレーできるよう、一歩でも踏み出せるような声援での後押しをしたい。

 泣いても笑っても、この選手たちでの試合は残り数試合しかないのだ。

(ベルマガ・浜地隆史)
78分に挙げた得点シーン。ボールをつかみ試合再開を急ぎ追加点を狙う。闘う姿勢に期待したい

ベルマガ通信 良かった場面を思い出せ 9月20日アウェー 湘南1-3名古屋

 2試合連続の3失点、4連敗、リーグ戦勝利無しは既に14試合を数え、順位を1つ落とした。

 そんな名古屋戦だったが、試合序盤に少ないながらもゴールに迫るシーンは確かにあった。小気味よくボールを細かくつないで攻め込み、CKを得たシーン。VAR介入により、名古屋の得点が取り消しになった後、ボールカットから持ち込み、池田昌生選手のシュート。こぼれ球に鈴木章斗選手が詰めたシーン。いずれも得点に結びつかなかったが、間違いなく良いシーンだった。

 「出来たこと、出来なかったことを見極めて、どうしていくか、強い気持ちで向かうのが必要」と鈴木雄斗選手がコメントした通り、委縮していられる時期はとうの昔に過ぎているのだ。

 後半開始前「闘え!湘南」とサポーターから檄が飛んだ。迷いながらプレーするのは、湘南らしくない。堂々と自信を持ち、一所懸命に全員が一つになって、ゴールをもぎ取る。私たちが知る湘南は、そういうチームなのだ。

(ベルマガ・浜地隆史)