平塚・大磯・二宮・中井 スポーツ
公開日:2025.09.26
2人の声が会場沸かす
三村ロンドさん、池田清香(さやか)さん
湘南ベルマーレのホームスタジアム・レモンガススタジアム平塚に響き渡る2つの声がある。スタジアムナビゲーターの三村ロンドさんと、アシスタントナビゲーターの池田清香さんだ。試合開始前から高揚感に満ちたスタジアムを作り上げ、サポーターの心を揺さぶり、選手たちの背中を力強く押している。
試合外の時間も盛り上げたい
湘南ベルマーレの試合が始まる約2時間30分前から1時間ほど、スタジアム内の演出で試合を盛り上げるベルマーレ放送部・通称「ベルホウ」が始まる。
三村さんと池田さんの明るい雰囲気と掛け合いが人気のコーナーで、2人の様子は大型ビジョンに映し出される。三村さんは、「初めて来場した人にも楽しんでもらいたい」と、クラブのグッズやスタグル(スタジアムグルメ)の紹介などを行い、サッカーに興味がない人にも思い出を作ってもらう工夫を凝らす。
池田さんは「スタグルが大好きなので、魅力を伝えていきたいし、クラブの思いをサポーターに届ける役目もある」と力を込める。
魂込めるゴールシャウト
試合開始約10分前になると、三村さんとサポーターによる「コール&レスポンス」が始まる。サポーターや選手を鼓舞する三村さんの低音ボイスがスタジアムの空気を一変させ、会場全体の期待感を最高潮に高めていく。
三村さんは、手製の、選手名を書いたマグネットとホワイトボードを会場に向けた選手紹介に使う。「スタメンが決まるのがキックオフ2時間前なので、手軽に並べ替えられて便利なんです」
三村さんの名物はゴールシャウト。「ゴールした選手が分からないときは、長い時間『ゴーール』と叫ぶ。その間に誰かが教えてくれたり、自分で認識できることも」
DJとしてスタジアムのBGMを一手に担当する三村さん。事前に選手にリクエストを聞き、ゴール直後に流す曲も用意しているという。
サポーターと交流
放送室を飛び出してイベント会場に登場することも。今季は「ベルホウステージ」と題して、サポーターの目の前で2人がトークを繰り広げる。
三村さんは「いけぴ(池田さん)に進行を任せている。頼もしい存在」といい、池田さんは「サポーターの反応が見られる場。みなさん温かい」と笑顔で話した。
サポーターの島崎大輔さん(藤沢市/30)は「立ち寄りやすい」と喜び、小竹旬子さん(同/60)は「2人の話を生で近くで聴けてうれしい」と話した。
試合後も活躍
試合終了後も、2人はスタジアムの熱気を維持し続ける。勝利の際には、サポーターと共に勝利を分かち合い、結果が振るわなかった時でも、次への期待を抱かせる前向きな笑顔を見せる。
湘南ベルマーレの躍動は、選手のプレーだけでなく、クラブを支える多くの人よって維持されている。
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