平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.09.26
市民団体が防災座談会
高齢化など課題共有
ひらつか市民活動センターで9月20日、市民活動団体による防災連携のネットワーク作りを目的とした「防災座談会」が開催された。市民活動団体関係者ら約30人が集まり意見交換した。
第1部では、平塚市災害対策課の大平啓太さんが登壇。災害発生後の応急期に被災者の保護等を実施する「災害救助法」に触れ、「行政が被災者にできることは避難所の設置や飲料水の提供など、法に規定された限られたもの。公助のみでは自宅の片付けや土砂の撤去など、きめ細やかな支援が難しい」と話し、行政とボランティアとの連携が重要だとした。
第2部では、団体の交流を目的に座談会を実施。年70回ほど各地域の防災訓練に参加している女性防災グループ「平塚パワーズ」の菅野由美子さんは「防災活動の参加者を呼び掛ける際に『自分も高齢で動くのが大変。人に参加してとは言いづらい』という声があった。高齢化に直面している」と話していた。
同センターの登録団体を対象に昨年度行ったアンケートでは、68団体が「災害時に協力できる」と回答。そのうち58団体が、福祉相談や外国籍の人に向けた支援、傾聴、学習支援など具体的に支援を提案している。
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