保土ケ谷区版【2月19日(木)号】
左から、遠藤選手、森山社長、田村選手、フリ丸

満天の湯 「夢与えてくれる存在」 横浜FCに入浴パス進呈

 上星川駅前の温浴施設「満天の湯」で2月10日、サッカーJ2・横浜FCとニッパツ横浜FCシーガルズの選手への入浴パス交付式が行われた。

クラブ支援活動として

 チームのホームタウンパートナーを務める同施設がクラブ支援活動の一環として行っており、百年構想リーグと2026―2027シーズンも引き続き支援を決定した。同支援は16年目。この日は横浜FCから遠藤貴成選手、シーガルズから田村かのん選手が来館。森山祐樹代表取締役社長からパスを受け取った。

 パスを受け遠藤選手は「J1昇格に向けて頑張るので引き続き応援をお願いします」、田村選手は「昨シーズンは悔しい結果となったが、満天の湯で疲れを癒して上位奪還を目指したい」と駆けつけたサポーターに話し、森山社長は「両チームはこの地域にとって夢と感動を与え続けてくれる貴重な存在。日々の練習や激戦の疲れを温泉で癒してもらえれば」などと話した。

 また、交付式終了後にビンゴ大会が開催され、オリジナルグッズなどが配布された。
左から齊藤さん、森山社長、三村安広支配人

満天の湯 来館1千万人を突破 「今後も笑顔生む場所に」

 上星川駅前の温浴施設「天然温泉満天の湯」((株)ミュー/森山祐樹代表取締役社長)が2月15日、来館1千万人を突破した。森山社長は「これからもずっと、お客様にとって明日への英気と笑顔を生み出せる場所であり続けられるように努めていく」と述べた。

 2005年6月に開湯した「天然温泉満天の湯」のルーツは大正末期にさかのぼる。森山社長の曽祖父・森山金蔵は、京都で友禅の蒸熱処理や水洗加工の繊維工業に携わり、昭和初期に横浜スカーフの好況を機に良質な水を求めて上星川に移り住んだ。第二次世界大戦の激化と共に捺染の需要は減少するも終戦後は進駐軍の土産物としてスカーフやハンカチが人気となり、捺染関連業が活気を取り戻したことから1954年に「森山捺染株式会社」を設立。創業当時は帷子川で染め物の水洗を行っていたが、川の汚染につながると問題視された。そこで井戸を掘ったところ地下60mから温泉水が見つかったという。80年代以降の捺染業の衰退もあり、新ビジネスへの転換を模索する中で温浴事業へ舵を取ることになったという。

 開湯以来、07年に100万人。16年には500万人を達成し、エントランスや館内を宿場町風に改装しコンセプト化。また、サウナブームなどの後押しもあり、24年には900万人を達成した。

くす玉割りでお祝い

 1千万人目の来館者となったのは、横浜市内の実家を訪れる際に同施設を利用しているという齊藤樹さん(埼玉県在住・29歳)。セレモニーではくす玉割りが行われ、森山社長から10万円分のカタログギフトが手渡された。齊藤さんは「学生の頃から利用してきた。サウナの質の良さや、早朝から夕方まで没頭できる非日常感などが気に入っている。今後も利用したい」と話した。
市が提示するイメージ(「Book Lounge Kable」)

横浜市 駅周辺に滞在型図書拠点 再来年度、青葉台と上大岡

 横浜市は2027年度に滞在型の図書取次拠点「ブックス&ラウンジ(仮称)」を青葉台駅、上大岡駅周辺の商業施設内に開所する。貸出・返却だけでなく、滞在空間としての役割も備え、市民が図書サービスを受けやすい環境づくりを目指す。今後、同様の拠点を市内に数カ所開設していく予定。

 市内では現在、西区の中央図書館と各区1館ずつの地域図書館を合わせた18図書館がある。このほかに、オンラインで予約した図書の受け渡しなどができる取次拠点が地区センター内などに12カ所あるが、以前から他の政令市に比べて市民1人当たりの蔵書数が少ないという課題があった。

 このため市は、市民の図書環境向上を目指し、29年度までに取次拠点を40カ所程度に拡充。市民の約8割が徒歩20分程度で図書サービスにアクセスできる環境を目指す。26年度の市予算案では、図書取次拠点の増設費用として約3億1千万円を計上。27年度に10カ所の拠点開所を予定し、そのうち2カ所を青葉台駅と上大岡駅周辺の商業施設内にブックス&ラウンジとして整備する。

 ブックス&ラウンジは貸出・返却に加え、滞在空間としての役割も備える。閲覧スペースや読み聞かせエリア等を整備し、「新たな本や人と出合う」「飲み物を片手に交流を楽しむ」などのシーンを想定している。

 また昨年9月に実施された市民アンケートでは、市立図書館を利用しなかった理由として「気軽に立ち寄れる場所にない」が最も多く上がった。このような意見をふまえ、場所は乗降客数や人通りの多い、駅前の商業施設を想定している。広さは約100〜300平方メートルで、約3千〜5千冊の収容を検討している。2カ所とも、具体的な設置場所は調整中。

 新拠点では月替わりで棚のテーマを変えるなど季節感のあるコーナーを設ける案が出ているほか、年齢層、場所などを考慮し、地域の特色に合わせた空間づくりをしていく方針。市の担当者は「勉強や仕事で読書離れをしてしまった方でも、ふらっと立ち寄り本に出合える場所にできれば」と話した。

保土ケ谷区内で生花店を2店舗経営し、保土ケ谷小学校の職業体験に協力した 金巻 航平さん 川島町在住 34歳

共感で紡ぐストーリー

 ○…子どもたちが花に触れて想像力や意外性を育む「花育」を理念に掲げる。2月13日に生活科の授業で店を訪れた保土ケ谷小の2年生に、店のスタッフがフラワーアレンジメントを教えた。自ら完成品を包装して児童に手渡し、作品が3千円相当であることを伝えると、児童は高価なことに驚いた。2児の父親。「児童が作品の価値を知り、自信になればと思った」と親心を見せる。

 ○…西区浅間町で生花店を経営していた父の手伝いで、子どもの頃から花の水揚げなどをこなしていたが、当時は「お小遣い稼ぎ」で店を継ぐ気はなかったという。会社員を経て起業。父から店を継ぐ際、「儲かっているはず」と楽観視していたが、葬儀の簡素化などの社会情勢の変容で供花の需要が減り、経営状況は「火の車」だった。商機を模索する中、ライブなどのイベント会場に花を贈る「推し活」事業の依頼を受けてこれがヒット。経営を立て直した。

 ○…店を引き継いだ当初は経営を立て直したいという思いが先行。利益や効率を最優先し、感情を度外視してスタッフに無理を強いることがあったという。「自分のせいでスタッフの心が折れてしまった」と猛省。花を買う顧客の背景にあるストーリーなどを汲み取るように、スタッフに対しても「共感」を意識。スタッフのSOSを早期に察知することで、良好な関係を築いている。「スタッフの挑戦をサポートする立場でいられれば」

 ○…ラーメンが好物。「高校生の時にいろんな家系ラーメン店を巡った」というハマっ子の一面を見せる。休日に家族で行く温泉も気分転換になっているという。小学2年の長男はバスケットボールに夢中。「子どもたちには好きなことに打ち込んでほしい」と穏やかにほほ笑む。

横浜市内の20代男性がはしか感染 白楽駅や菊名駅など利用、市が注意呼びかけ

 横浜市は2月18日、市内の20代男性がはしかに感染したと発表した。

 発表によると、患者は2月11日に発熱し、17日に発しんが出現。市内医療機関を受診し、はしかと診断された。予防接種歴は不明だという。

 男性は感染可能期間内に複数の公共交通機関と施設を利用していた。10日には東急東横線(白楽駅〜横浜駅)とJR京浜東北線(横浜駅〜大森駅)を利用。16日には横浜市営バス(六角橋〜東神奈川駅)、JR横浜線(東神奈川駅〜大口駅、大口駅〜菊名駅)、東急東横線(菊名駅〜白楽駅間)を利用していた。

 さらに、16日に大口東総合病院=神奈川区=を午前8時30分頃から午後0時35分頃まで、17日にはけいゆう病院皮膚科=西区みなとみらい=を午前10時30分頃から11時頃まで訪れている。

 市はこれらの交通機関や施設を同時間帯に利用してから3週間以内にはしかの疑いがある症状が現れた場合は、事前に医療機関へ電話連絡し、受診するよう呼びかけている。

 市内ではしか感染者が発表されたのは今年初めて。全国では2月12日時点で32件が発表されている。
完走を喜ぶ参加者

ファミリーの絆、走りで かるがもマラソンが盛況

 「第34回かるがもファミリーマラソン大会」が2月15日に保土ケ谷公園で行われ、約900人が園内を駆け抜けた。

 保土ケ谷区スポーツ推進委員連絡協議会などが共催する同大会は、市民の健康増進や家族間の交流促進などを目的に開催。種目は2Kmから10Kmまでと幅広く、親子で手をつないでゴールするファミリーランなどの特色があることから例年、保土ケ谷区外からの参加者も多い。

 昨年に続き、今年もパナソニック女子陸上競技部(パナソニックエンジェルス)の選手がスペシャルゲストとして登場。参加者に速く走るためのコツなどを呼び掛けた。また、各種目で最後にゴールする参加者に向けて大きな声援や拍手が送られるなど、温かみのある大会となった。

 保土ケ谷区の神部浩区長は「大会名の通り、ファミリーで楽しめるアットホームな大会になったと思う。特色を出せた」と話し、開催に手応えを感じていた。

さくらエコー 教会でコンサート 2月21日 午後2時開演

 保土ケ谷区を中心に活動する女声合唱団「さくらエコー」は2月21日(土)、保土ケ谷クラシックコンサートシリーズ第124回「根来由実・黒澤美雪デュオリサイタル」を保土ケ谷カトリック教会(霞台8の41)の信徒会館で開催する。午後2時開演(1時30分開場)。入場料2千円。当日は、根来(ねごろ)由実さん(ヴァイオリン)と黒澤美雪さん(ピアノ)によって『ロンド・カプリチオーソ』(サン=サーンス)や『シャコンヌ』(ヴィターリ)などの曲が演奏される予定だ。

 コンサートに関する詳細・問い合わせは電話(【電話】045・341・6965/伊東さん)または【メール】sakura_ecoh@yahoo.co.jpまで。
表彰状を手に持つ生徒と教員

県商工 部活動表彰でグランプリ 地域貢献の取組など評価

 神奈川県立商工高校(川島俊輔校長)が2025年度の「かながわ部活ドリーム大賞」でグランプリを受賞した。部門別では「かながわ部活文化賞」など、13部門のうち5部門で表彰を受けるなどの快挙となった。

 「かながわ部活ドリーム大賞」は、自主的で自発的な部活動を通じた人づくりを目指す「かながわ部活ドリームプラン21」の一環。部活動への参加促進や競技力・表現力の向上、活発な活動実践や地域連携に貢献した学校や団体、個人を県教育委員会が表彰する。19回目を迎えた今年度は、102件が受賞した。

 同校は主に技術研究部とボランティア同好会の活動が評価を受け、グランプリを受賞。技術研究部は「全国プラモデル選手権大会」に2年連続で出場したほか、住民のおもちゃを修理するボランティアなどが評価された。同部の五山羽麗さん(2年)は「日頃から活動を支えてくださる方々に恩返しができた」と話し、顧問の遠藤康貴教諭らに感謝した。

 ボランティア同好会はスポーツ感覚でごみ拾いを楽しむ競技「スポGOMI」を主催。住民を招待し、地域と学校が交流を深める機会になった。地元の小学生を対象に海のごみ問題について考える講座を実施したことも高評価を得た。同部の小畠大輝さんは「自分たちの活動が多くの方々の目に留まりうれしい」と喜びを語った。

 同校の生徒と教職員は1月31日に藤沢市の県立総合教育センターで行われた表彰式に出席し、表彰状を受け取った。川島校長は「生徒たちのモチベーションが高まったと思う。今後も生徒が勉強と部活動に集中できるようにサポートしたい」と話した。同校の部活動振興に貢献したとして、雄飛会(同校同窓会)と保土ケ谷区社会福祉協議会に「かながわ部活サポーター賞」が贈られた。
子どもを抱きながらコンサートを楽しむ観客たち

パパ・ママの癒しの時間に 赤ちゃんと本格的演奏会

 花見台の県立保土ケ谷公園内にある「かながわアートホール」(馬場洋一館長)は2月14日、第4回赤ちゃんありがとうコンサートを開催した。

 同コンサートは、「産まれて来てくれた赤ちゃんと、その赤ちゃんを産んでくれたママに『ありがとう』を伝えよう」がテーマ。日頃、育児が忙しい中で家事や仕事を頑張っている父親と母親に、音楽で少しでも癒しの時間になればとの思いで子育て応援事業として企画され、2023年に初開催となった。

 当日のホール内はベビーカーのまま入場ができるようにと可動式の階段状座席が収納された。今回は加藤楓さん(ソプラノ)、大平倍大さん(テノール)、山岸萌さん(ピアノ)が出演。『輝く未来』(塔の上のラプンツェルより)や『翼をください』(赤い鳥)などの曲を演奏した。子どもたちは演奏が始まると、それまで泣いていたのに泣き止んだり、ベビーカーの中でスヤスヤ眠ったりと様々。観客たちは思い思いに本格的なクラシックコンサートを楽しんでいた。

 西区から生後5カ月の心陽(こはる)ちゃんと訪れていた備前智大さん・綾乃さん夫婦は「子どもと一緒に鑑賞できるコンサートはなかなかないので探していたところ、見つけて早速応募した。私たちはもちろん、子どもも楽しんでくれていたようです」と話した。
ジャガイモ収穫の様子

ほどがや☆元気村 どろんこ教室参加者募集 申し込みは25日まで

 保土ケ谷区内に残る水田で活動する「ほどがや☆元気村」(青木毅村長)が、どろんこ教室の参加者を募集している。

 年13回(毎月1回程度、土曜日の午前9時30分から正午まで)、ほどがや☆元気村農場(川島町1098)ほかで、ジャガイモや大根のほか、苗から米を育てる。

区内在住・在学の新小学4年生から6年生が対象で定員40人(抽選/未経験者優遇)。参加費2500円(保険料含む)。申し込み期限は2月25日(水)の午後5時まで。
右から瀬田所長、坂口さん、西山校長

20年以上「おはよう」を継続 坂口敏朗さんに感謝状

 横浜市立上星川小学校(西山久美子校長)で2月13日、坂口敏朗さん(90歳/神奈川区在住)に対する感謝状贈呈式が行われた。

 坂口さんは、2001年に大阪府内の小学校で発生した無差別殺傷事件や04年に同小の学区内で空き巣被害が多発したことを受け、「防犯あいさつ運動推進員」として地域でのあいさつ運動を開始した。また、児童の交通安全指導を行う「星の子見守り隊」としても活動し、毎日のように登校中の児童に「おはよう、行ってらっしゃい」と声を掛け続けた。

 今回の感謝状は、20年以上の長きに渡って学校と地域の連携・協力の活性化を図り、地域全体で子どもを育む基盤づくりに尽力した功績をたたえ、横浜市教育委員会西部学校教育事務所から贈られた。

 贈呈式には同事務所の瀬田ゆかり所長が訪れ、坂口さんに感謝状を手渡した。瀬田所長は「地域のため、子どもたちのために長きに渡り活動してくださっていることに感謝の気持ちでいっぱい。あいさつは人と人とを結ぶ心の架け橋だと言われているが、それを実行していただいているのが坂口さんだ」と述べた。

 坂口さんは「地域の皆さんに防犯意識を高めてほしいとの思いであいさつ運動を始めたけど、今では子どもたちから自然に元気なあいさつが返ってくる。そのあいさつに私も元気をもらっている。このような感謝状を頂けて涙が出てくる」と話した。
フォトスポット(イメージ)

チューリップフェア開催 イオン天王町

 イオン天王町ショッピングセンターで2月22日(日)、「富山県となみ野チューリップフェア」が開催される。午前10時から午後3時まで。富山県砺波市は100年以上の歴史を持つ日本有数のチューリップ球根や切花の生産地として知られる。当日は、同店2階の未来屋書店前にフォトスポットが設置され、自由に写真撮影が可能。また、花の観光大使「プリンセスチューリップ」も来店する予定だ。

 産地直送のチューリップは同店1階の「ルポゼ・フルール」で販売される。
<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
研修会の様子

少年補導員連絡会 ネットトラブルテーマに 講師招き研修会

 保土ケ谷少年補導員連絡会(島田学会長)は2月13日、「令和7年度少年補導員研修会」を天王町のほどがや地区センターで実施した。

 同連絡会は、「地域の少年は、地域で育てる」を合言葉に月2回の定例パトロールをはじめ、保土ケ谷区内の学校での非行防止教室やサイバー教室を実施するなど、少年の非行防止と健全育成を目的とした活動を行っている。

 この日の研修会は、公益財団法人よこはまユースの「若者どこでも講座」の支援を受けて実施。エンジェルズアイズの石徹白(いとしろ)未亜さん(インターネット依存情報モラル講師)を講師に招き、「青少年がネットトラブルに巻き込まれないために」をテーマに行われた。

 島田会長は冒頭で「我々少年指導員が手を携えてネットトラブルなどから子どもたちを守る取り組みを、今回の研修を通じて1人ひとりが意識を高く持って今後やっていきたいと思う」とあいさつした。

 石徹白さんは、飲食店での若者による迷惑行為動画投稿や、わいせつ動画をSNSで送ってしまうなどのネットトラブル事例を挙げた。こうした重大事例について、「子どもたちは『やってはいけない』と知っているはずなのにやってしまっている。周知が足りない段階ではなく『知っていても防げない理由』を考える段階にある」と述べた。また、「青少年が得意なのは遊ぶためのネットであり、安全にネットを使うことは苦手。1人ではできない悪いことを友達と一緒だからいいかとの考えでやってはいけない、と直接的に約束を促すことが必要だと思う」とした。

 また、後半では「AI時代を生き抜く力について」をテーマにグループワークを実施。参加者同士で意見が交わされた。
相談のイメージ

横浜市 特養待機を3カ月短縮へ 「コーディネーター」を新設

 横浜市は、特別養護老人ホーム(特養)の入所待機期間を現在の平均およそ7カ月から4カ月に短縮するため、高齢者施設・住まいの相談センター(港南区)に4月から新たに「コーディネーター」を配置する。

 2025年10月1日時点の市内特養入所申込者は4914人に上り、そのうち要介護3以上が4259人と約87%を占めている。市高齢施設課によると、2025年度の入所待ち平均待機期間は7カ月(見込み)。半年以内に入所できる人が全体の約7割で、中には1年以上待つ人もいるという。

 市はこうした入所待ち状況の改善に向け、新年度予算における施設整備費の計上やユニット型個室への居住費助成を継続するとともに、2029年度までに入所待ち平均期間を現状の7カ月から4カ月へと短縮することを目指し、コーディネーターの配置を決めた。

施設との連携強化

 コーディネーターは、施設側と直接コンタクトを取りながら調整を行い、個々の状況に応じた適切な施設の提案等を実施する。特に医療的ケアや認知症ケアなどの専門的な支援を必要とする入所申込者の待機期間が長期化する傾向にあり、スムーズな入所が期間短縮につながると期待されている。

 これまで、市からの補助事業を受けた(公社)横浜市福祉事業経営者会が運営する高齢者施設・住まいの相談センターでは、支援策として「コンシェルジュ」による電話相談や、施設の空き状況をふまえた施設選びのサポートを実施してきた。各区の地域ケアプラザへの出張相談も行ってきたが、新設されるコーディネーターはより踏み込んだ役割を担う。

 4月から同センターに3人配置されるコーディネーター。入所申込者の中で支援が必要と判断される人に声掛けを行っていくという。同経営者会の担当者は、「カギとなるのはマッチング。市内には認知症ケアに強いなど特色のある施設が多くある。より必要とする方に適切な支援をつなぐことができれば」と話している。
写真は第1弾のパン。第2弾はきょうから販売される

保土ケ谷小 ほどじゃがをパンに 西久保町の店で販売

 保土ケ谷小学校6年1組の児童が総合学習の一環で、地元の食材を使ったパンを考案した。西久保町のパン屋「ブーランジェリーマナベ」で2月19日(木)、20日(金)、21日(土)、26日(木)、27日(金)、28日(土)の期間限定で販売される。平日は午前9時30分、土曜日は午後0時30分から。一日約20個限定、1家族1個まで。

 同店の協力のもと、児童はチーズと保土ケ谷区産のジャガイモ(ほどじゃが)をベースにした2種類のパンを開発。かつお節やアミエビなどが入ったパンを第1弾として2月14日まで販売して好評だった。

 きょうから販売される第2弾はバジルやソーセージが入った逸品。同店は「子どもたちのアイデアが詰まったパンです」と呼び掛ける。
フラワーアレンジメントを体験した児童たち

保土ケ谷小2年生児童 地元店の温かみ体感 職業体験で訪問

 保土ケ谷小学校の2年生が2月13日、保土ケ谷区内の3店舗で行われた職業体験に参加した。

 これは生活科の授業の一環で、地域に根差した店舗の魅力などに気付くことが学習の目的。2月27日までに合計9店舗で行われる。

 この日、児童は希望に応じて、生花店「スパイラル」、&しゃしんかん、パーソナルジム「ウィーアー.」を訪問。各店舗で仕事を体験した。スパイラルでは、フラワーアレンジメントを実施。児童は専用のはさみをプレゼントとして受け取り、同店の諸橋広咲さんに教わりながらバラやカーネーションなどを自由に生けた。完成品も児童にプレゼントされた。諸橋さんは「みんなの個性が発揮されてすてき」と児童を称えた。
数多くの国際コンクールで優勝経験を持つダニーロ・サイエンコ氏

入場無料 ウクライナの平和願い 横浜でチャリティー公演

 ロシアによるウクライナ侵攻開始から丸4年となる2月24日(火)、横浜市開港記念会館(JR関内駅南口10分)でウクライナ人ピアニスト、ダニーロ・サイエンコ氏によるチャリティーコンサートが開催される。

 当日はバッハやシューマンのほか、日本ではまだ広く知られていないリャトシンスキーなど、ウクライナ人作曲家の名曲も披露。主催のNPO法人ウクライナ横浜基金のシャポワロフ・レオニード理事長は「音楽を通じてウクライナの文化と人々の息づかいを感じてもらえたら」と話す。

 午後7時開演(6時30分開場)。入場無料、予約不要。約460席で先着順。会場で募る寄付金は、現地の医療機関へ届けられる。(問)同基金info@ukr.yokohama
リニューアルされたトップページ(市提供)

学齢期にも「パマトコ」 学校など、情報共有円滑に

 横浜市の子育て応援アプリ「パマトコ」にこのほど、学齢期向けの機能などが追加された。これにより、利用対象となる子どもが従来の約17万人(未就学児)から約44万人(中学生まで)に拡大。多世代が利用するツールとしてスケールアップを狙う。

 パマトコは子育てに関する手続きや情報を集約したアプリ。出産費用助成金の申請などがオンラインでできる。

 今回の更新では、「家庭と学校の連絡システム すぐーる」「放課後e―場所システム」と連携。欠席連絡など学校と家庭の情報共有や、キッズクラブ・児童クラブの利用申請や入退室状況の確認ができるようになった。そのほか、横浜市立図書館蔵書検索ページと連携。パマトコに登録された子どもの年齢に応じた本が表示され、予約もできる。また、AIがおすすめの蔵書を提案してくれる機能もある。
各区老(シ)連の活動紹介も

20日・21日 シニアの祭典 新都市ホールなどで

 横浜市老人クラブ連合会は2月20日(金)・21日(土)、横浜新都市ホール(そごう横浜9階)と新都市プラザ(そごう横浜入口)で「シニアの祭典」を開催する。両日午前11時〜午後4時。

 女子プロゴルファーによるゴルフレッスンは、20日に原田香里プロ、21日に大城さつきプロが登場。両日とも午前の部(11時30分〜午後1時)、午後の部(2時〜3時30分)で、整理券配布は各部の開始の30分前から。スイングレッスン各8人、グラウンド・ゴルフチャレンジ各20人(先着順)。参加無料。

 その他、区老(シ)連の活動紹介や、ボッチャ、モルック、eスポーツなどの体験、お役立ち情報コーナーなど。

 さらにスタンプを集めるとホテル食事券や横浜にぎわい座招待券などが抽選で当たるスタンプラリーも開催する。

 問い合わせは市老人クラブ連合会【電話】045・433・1256へ。

未病改善をLINEで 県が女性に向け情報発信

 神奈川県は女性特有の健康課題や「未病」改善をサポートする公式LINEアカウント「未病女子LINEかながわ」の活用を呼びかけている。

 女性はホルモンの変動などにより、月経、妊娠・出産、更年期といったライフステージでさまざまな不調を抱えがちであると言われている。

 同アカウントでは、こうした心身の「ゆらぎ」に気づき、自分らしく輝くための情報を配信。主な内容は専門医による健康コラムや、日々の生活に取り入れやすい食生活・運動のアドバイスなど。また、県内で開催される女性向けの健康セミナーやイベント情報の提供なども行う。登録はLINEアプリから「未病女子LINEかながわ」で検索。または上記の二次元コードからも可能。
企画のメインビジュアル

市商連 商店街 開拓する機会に スタンプラリー企画開催

 横浜市商店街総連合会(市商連)が3月22日(日)までデジタルスタンプラリー企画「よこはまあっち!こっち!商店街ウォーク」を開催している。市内の商店街で買い物や飲食をしてデジタルスタンプを集めると、景品が当たる抽選に応募できる。参加無料。

 参加方法は、モバイル端末を用意して【1】専用ページからユーザー登録、【2】会計時に「スタンプ獲得」を押して店舗にある二次元コードを読み込む、【3】スタンプ取得完了――。

 スタンプ10個につき1回応募ができる。スタンプを獲得できる店舗にはピンク色のポスターが掲示されている。景品はA賞「県民共済 箱根 緑樹山荘 1泊2食付 ペア宿泊券」、B賞「横浜ベイホテル東急『ソマーハウス』アフタヌーンティーペア券」ほか。抽選で222人に当たる。

 市商連の石川清貴会長は「商店街で買い物をすると良いことがあります。新しいお店を開拓するチャンスになれば」と話している。

 問合せは横浜市商店街スタンプラリー事務局【メール】hamashoren2025@netstars.co.jp。

横浜市長や市議らの給料・報酬、審議会が引き上げを答申

 市長や副市長の給料と市議の報酬について検討する横浜市特別職職員議員報酬等審議会(畑中隆爾会長=神奈川県弁護士会会長)は2月16日、給料・報酬を引き上げるべきとの答申を山中竹春市長に提出した。

 答申によると、改定後の月額は市長が164万7千円(現行159万9千円)、副市長が132万4千円(同128万5千円)、市会議長が121万5千円(同117万9千円)、市議が98万2千円(同95万3千円)となる。

 審議会の委員は経済界や労働界などの9人で、1月20日、2月5日に会議を行った。他の自治体との比較から据え置きを主張する声と物価高に対応するために引き上げるべきなどの意見が交錯したが、引き上げの声が多数を占めた。

 20政令市で市長の給与を比較した場合、制度上、横浜市は名古屋市、大阪市に次いで3番目に高いが、上位2市は減額措置を講じており、支給額では横浜市が1位になっている。

 市は今後、開会中の市会定例会に関連条例の改正案を提出する見通しで、可決されれば4月から引き上げられる。
表彰状を受け取る生徒たち

神奈川県空調衛生工業会が検定合格の高校生を表彰

 一般社団法人神奈川県空調衛生工業会(有井清会長=株式会社ヨコレイ代表取締役)は2月6日、「2級管工事施工管理技士一次検定」に合格した県立藤沢工科高校(波呂房江校長)の3年生4人を称える表彰式をナビオス横浜=中区=で行った。これは若者の空調衛生工事業への関心を高め、業界への入職促進などを図ることが目的。今年で3回目を迎えた。

 表彰式では、空調設備や給排水設備などの管工事における施工管理を行うための知識や能力を証明する同検定に合格した生徒に「会長賞」という形で表彰状を授与。有井会長は「他業界に進んだ場合でも、皆さんが組織のリーダーとして活躍されることを確信している」とエールを送った。

 受賞者を代表して壇上に立った高林徳さんは「学校のテストや文化祭の準備との両立が大変でしたが、その分合格した時の喜びが大きかった。このような機会を設けていただき大変感謝しています」とあいさつした。

横浜市内でB型インフル急増、今季最高値に迫る

 横浜市内でインフルエンザの感染が拡大している。市衛生研究所の発表によると、2月2日〜8日の市内定点医療機関あたりの患者報告数は53.30人で、前週の33.87人から急増。昨年11月中旬に記録した今シーズン最高値の60・78人に迫る状況になっている。

 区別では、定点あたりの報告数が最も多かったのは栄区の99.67人。次いで都筑区(89.00人)、泉区(68.00人)、港北区(66.00人)、保土ケ谷区(63.60人)と続く。この週の定点医療機関から報告された患者数は市内全体で4690人だった。

 今回の流行の特徴として、B型インフルエンザが全体の96.9%を占めており、A型にかかった人でも再感染のリスクがある。年齢別では15歳未満の報告が全体の81.5%を占めており、小学校を中心に241施設で学級閉鎖などの措置が取られている。

 市は、こまめな手洗いや咳エチケットなど、基本的な感染予防策の徹底を呼びかけている。

日蓮宗樹源寺 権住職 日比 宣仁(ヒビ センジン) 連載58 法話箋 〜鹿苑〜 「持戒について」

 慎ましく生きると心が安定します。心の安定は、「今自分は何をすべきなのか」ということを見極める目(これを智慧と呼ぶ)を養うことに繋がります。智慧があれば、人生における苦難に見舞われても、動じずに、超克することができます。一方、傲慢に生きれば、怒りに取り憑かれます。傲慢とは、「自分は人より優っている」「自分の思い通りに周囲が動くであろう」等と考えることです。しかし、世の中はなかなか思い通りにはいかないのであり、意のままにならない時、傲慢な人は怒って苦しみます。釈迦は、慎ましく生きる第一条件として「持戒(戒を持つ)」を説きます。「戒」とは、自律のことで、規則正しい生活を指します。毎日決まった時間に起き、清潔に身を保ち、務めをこなし、一定の睡眠時間を確保することは、慎ましく生きる為に最も肝要です。己を律すれば慎ましさが芽生え、精神的に安定し、困難に揺るがない、強き生き方ができるようになります。