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保土ケ谷区 人物風土記

公開日:2026.02.19

保土ケ谷区内で生花店を2店舗経営し、保土ケ谷小学校の職業体験に協力した
金巻 航平さん
川島町在住 34歳

  • 金巻 航平さん (写真1)

共感で紡ぐストーリー

 ○…子どもたちが花に触れて想像力や意外性を育む「花育」を理念に掲げる。2月13日に生活科の授業で店を訪れた保土ケ谷小の2年生に、店のスタッフがフラワーアレンジメントを教えた。自ら完成品を包装して児童に手渡し、作品が3千円相当であることを伝えると、児童は高価なことに驚いた。2児の父親。「児童が作品の価値を知り、自信になればと思った」と親心を見せる。

 ○…西区浅間町で生花店を経営していた父の手伝いで、子どもの頃から花の水揚げなどをこなしていたが、当時は「お小遣い稼ぎ」で店を継ぐ気はなかったという。会社員を経て起業。父から店を継ぐ際、「儲かっているはず」と楽観視していたが、葬儀の簡素化などの社会情勢の変容で供花の需要が減り、経営状況は「火の車」だった。商機を模索する中、ライブなどのイベント会場に花を贈る「推し活」事業の依頼を受けてこれがヒット。経営を立て直した。

 ○…店を引き継いだ当初は経営を立て直したいという思いが先行。利益や効率を最優先し、感情を度外視してスタッフに無理を強いることがあったという。「自分のせいでスタッフの心が折れてしまった」と猛省。花を買う顧客の背景にあるストーリーなどを汲み取るように、スタッフに対しても「共感」を意識。スタッフのSOSを早期に察知することで、良好な関係を築いている。「スタッフの挑戦をサポートする立場でいられれば」

 ○…ラーメンが好物。「高校生の時にいろんな家系ラーメン店を巡った」というハマっ子の一面を見せる。休日に家族で行く温泉も気分転換になっているという。小学2年の長男はバスケットボールに夢中。「子どもたちには好きなことに打ち込んでほしい」と穏やかにほほ笑む。

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