さがみはら中央区版【2月5日(木)号】
(左上から時計回りに)副主将の中山選手「来季に向けていい準備をして1試合も落とさないようがんばります!」、広報社員のガミティ、座間市出身のFW武藤雄樹選手「見てる方がワクワクする熱いプレーを見せるので楽しみにしていてください!」、復帰した安藤選手

【相模原市中央区】サッカーJ3SC相模原 8日ホーム開幕戦 特別大会「J2迎え撃つ」

 Jリーグの秋春制移行に伴って開催される特別大会「明治安田J2・J3百年構想リーグ」が今週末、いよいよ開幕を迎える。J3・SC相模原は2月8日(日)、相模原ギオンスタジアム(南区下溝)でホーム開幕戦に臨む。昇降格のない約4カ月間の戦いで格上相手に勝利を積み重ね、8月に開幕する26―27シーズンのJ2昇格へ向けて勢いに乗れるか=関連記事、特集あり。

J2・J3混合リーグ

 「明治安田J2・J3百年構想リーグ」は、J2・J3の全40クラブが10クラブずつ4グループに分かれ、総当たり(ホーム&アウェイ)の地域リーグラウンドを戦う。昇降格はないが、26―27シーズンのJ2昇格を目指す相模原にとってはチームの完成度を高めるために重要な大会となる。県内の他クラブと対戦する「神奈川ダービー」が予定されるほか、ファン・サポーターの多い格上クラブと対戦する機会もある。観客数や市外からの来訪者増加といった経済効果も期待されている。

 相模原が入ったEAST―Aグループには、J2から八戸、秋田、仙台、山形、栃木シティ、横浜FC、湘南が、J3から群馬、栃木SCが入った。最終順位は各グループの同順位同士が対戦するプレーオフラウンドで決定される。

 ザスパ群馬を迎えて行われる相模原のホーム開幕戦は今週末2月8日(日)。試合は午後2時キックオフ。

「チャレンジャーの気持ちで」

 今季の新加入選手は8人(2月2日時点)。注目は23年シーズンまで3年間所属し復帰となったFW安藤翼選手。主将は昨季に続きMF島川俊郎選手が務める。SC相模原ジュニアユース、東海大相模高出身でクラブの「顔」として期待されるMFの中山陸選手は副主将に選ばれた。

 今大会も引き続き指揮を執るシュタルフ悠紀リヒャルト監督は取材に対し、「状況は良い。クラブが掲げる『エナジーフットボール』が表現できている時間が長くなってきている」とチームの状況を説明。格上と戦う特別大会をチャンスととらえ、「常にチャレンジャーの気持ちで真っ向からぶつかっていきたい。勝利を目指す中でも自分たちの『走る・戦う・助け合う』というスタイルを進化させ、誰が見ても『これがSC相模原』と伝わるように仕上げたい。選手たちも前向きに一丸となってやってくれている。皆がたくましく成長する時間にしたい」と決意を示した。

昨季は12位

 SC相模原は元サッカー日本代表の望月重良さんが08年に神奈川県社会人リーグ3部のクラブとして創設。14年にJリーグに参入し、23年に(株)ディー・エヌ・エーの連結子会社となった。

 昨季はJ3優勝を目標に掲げて始動。リーグトップクラスの人件費をかけてチーム強化を図ったが、最終順位は20チーム中12位。浮上の兆しが見えた時期はあったが、秋口に失速。昇格プレーオフ圏内に入ることも叶わなかった。

 一方天皇杯ではJ1、J2のクラブから次々に白星を挙げ、クラブ初、コロナ期間を除くとJ3クラブとして初のベスト8という快挙を達成。ピッチ外では、海老名市内でのスタジアム整備計画をJリーグに提出し、市内外で話題を呼んだ。

「休みの日は6〜7時間は勉強した」と言う野村さん

相原高校野村隼人さん 高2で簿記1級に合格 「次の目標は税理士」

 県立相原高校(平塚専一校長/緑区橋本台)の野村隼人さん(総合ビジネス科2年)が日商簿記検定の1級に合格した。2年で1級に合格するのは全国でもわずかと言われており、野村さんは、「次は税理士の資格を目指したい」と、早くも次の目標達成へ向け意欲を燃やしている。

 日商簿記検定は、日本商工会議所が主催する検定試験。企業の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能で、この習得度を測るのが簿記検定。中でも簿記1級はその最高資格で合格率は10%程度。一般的に公認会計士や税理士になるための登竜門とされ、求められる学力は大学レベルと言われる。

 野村さんは銀行員の父親の影響で、簿記や金融に興味を持っていたという。計算が好きだったこともあり、高校入学前に3級に挑戦して合格。さらに、高校1年時に2級を取得した。

2度目の挑戦で合格

 初めて1級の試験に挑んだのは昨年6月。しかし、結果は不合格だった。野村さんは、「初めて1級を受けた時は実力が足りていないことを実感した。それからは苦手なところを徹底的に克服し、基礎で得点を落とさないように勉強した。1級の試験は2級や3級と比べて、範囲の広さ、深さが全然違った」と思い返す。

 それからは平日に3〜4時間、休みの日は6〜7時間を簿記の勉強に充てた。2度目となる11月の試験を前に「準備はしたけど、少し不安もあった」と振り返るが、実際に試験を受けると、「想定していたよりも簡単だった。思っていた以上にできたので結構自信はあった」と話す。今年1月に合格が発表された。

 野村さんの担任の菅和樹教諭は「学校では意欲的にガツガツやるのを見せるタイプではないが、見えないところで努力ができていて素晴らしい。土日もしっかり取り組んできたんだろうと思う」と評する。

 野村さんの将来の夢は税理士。銀行員として働く父の姿を見て、「自分も企業の支えになれるような税理士になりたい」と口にする。早速8月に行われる税理士試験の受験に向けて勉強を始めている。税理士の資格試験は科目ずつの受験が可能なため、「順番に取っていこうかなと考えている」と道筋を立てる。そして、「経済学部や商学部への進学を目指し、大学の在学中には取りたい」と意欲を見せる。

写真家で相模原市の風景を収めた「さがみっぱら2」を出版した 木藤 富士夫さん 東京都杉並区在住 49歳


変化する街の今を撮る

 ○…看板や公園、路地など、中央区になじみのある人にはきっと見覚えのある場所がページをめくるたびに現れる。「地元の人が喜んでくれたらうれしい」。淵野辺出身で、地元の日常風景を淡々と切り抜く。「普段何気なく生きていたら気が付かない街の変化がたくさんある。大きく様変わりする前に写真に収め、数年後に『あったね』と思い出せるような一冊になれば」

 ○…「特定の場所に残る思い出に興味がある」。これまでに屋上遊園地や公園の巨大遊具などを収めた写真集を制作。「撮っているときは何も思わないが、見た人の思い出につながって『懐かしい』と言ってもらうのが楽しみ」。遊具の撮影の際、「次来た時に撮ろう」と思っていたものが撤去されていたこともあった。「その時を撮らないと変わってしまう。その分1回1回を楽しんでいる感覚がある」

 ○…25歳くらいの頃、ふと訪れた家電量販店で店員に勧められてカメラを買い、当時3年ほど勤めていた会社を辞め写真家に。「就職氷河期の時代だったので、好きなように働ければと考えていた」。始めた頃は、とにかく電話をかけ続け、仕事をもらう日々だったと当時を振り返る。「大変だとは思わなかった。空いた時間は好きな写真を撮れるし、何より楽しかった」

 ○…街を歩くたび「まだまだ知らない場所や路地を見つけられるのが楽しい」。「さがみっぱら」はシリーズ化を見据えている。「何でもない場所も誰かの原風景になる」。「写真集を見た人が自分の地元を撮ってくれるようになればうれしい」という思いから、構図や画角は一定に。今撮った写真が数十年後、誰かの記憶の糸口になることを思いながら、今日もカメラを構える。

動画を見ながら体操を行う参加者たち(1月16日)

大野北地区 百歳体操 再開に喜び コロナ禍経て約6年ぶり

 東淵野辺の特別養護老人ホーム・大野北誠心園で1月9日、およそ6年ぶりに「いきいき百歳体操」が再開された。市職員による説明会と体力測定が行われた初日は近隣住民約20人が参加。運動習慣と交流の場の復活を喜び合った。

 筋力向上をめざして市民が自主的に取り組む「いきいき百歳体操」。重りを手首や足首に巻き、映像を見ながら手足をゆっくりと動かす体操で、自治会館や高齢者施設などを会場に各地で実施されている。

 大野北誠心園での活動は、市民グループに施設が場所を提供する形で実施していたため、コロナ禍に休止となっていた。近隣に他の会場もあるが、歩いて通うことが難しく参加できない人も多かったという。

 待望の再開を受け、参加者たちは「まだ慣れないから大変」と口にしながらも、「他に場所がなかったから楽しみにしていた」と喜びの表情を見せた。活動を支援する大野北第2地域包括支援センターの担当者は「皆と一緒だから毎週続けられる。心待ちにしていた方が多く、再開できてよかった」と話した。

氷川神社で必勝祈願

 サッカーJ3・SC相模原は1月26日、明治安田J2・J3百年構想リーグに向けた必勝祈願を氷川神社(清新)で行った。西谷義久社長、シュタルフ悠紀リヒャルト監督、選手たちとスタッフ陣が参加し、本堂で身を清めるお祓いを受け、躍進と安全を願った。

<PR>
就活 来年3月卒業生対象 横浜で相模原企業を知る 2月12日イベント
就活 来年3月卒業生対象 横浜で相模原企業を知る 2月12日イベント
パシフィコ横浜で2月12日(木)に開催される「キャリタス就活フォーラム」=画像=内で、今年も相模原商工会議所が「さがみはらで働こう!」特別エリアを設ける。フ... (続きを読む)

市内で麻しん患者が発生 新幹線やアリオを利用

 相模原市は1月28日、市内在住の20代男性が麻しん(はしか)と診断されたと発表した。

 男性は1月19日に発熱し、27日に診断が確定した。予防接種歴はなく、市疾病対策課の担当者は「海外渡航歴や身近な感染者も確認されていないことから、現時点で感染経路の特定には至っていない」と言う。市の調査により、他の人に麻しんを感染させる可能性がある期間に以下の公共交通機関や施設を利用していたことが判明している。

 1月19日▼JR横浜線/橋本駅(午前7時25分頃)→八王子駅(7時37分頃)、JR中央線/八王子駅(7時46分頃)→西国分寺駅(8時3分頃)、JRむさしの号/西国分寺駅(8時13分頃)→大宮駅(8時44分頃)、北陸新幹線かがやき521号・3号車/大宮駅(8時59分頃)→長野駅(9時56分頃)

 1月21日▼北陸新幹線はくたか572号・5号車/長野駅(午後6時25分頃)→大宮駅(7時35分頃)、JR埼京線/大宮駅(7時50分頃)→新宿駅(8時22分頃)、京王電鉄京王ライナー/新宿駅(8時40分頃)→橋本駅(9時16分頃)

 1月22日▼アリオ橋本医療機関共用待合スペース(午後3時〜5時頃)

 麻しんは感染力が非常に強く、空気感染等で広がる。市は前述の交通機関や施設を同時刻に利用した人は2月中旬まで健康状態に警戒し、発熱や発疹が現れた場合は医療機関へ連絡した上で公共交通機関を避けて受診するよう呼びかけている。

 詳しくは同課【電話】042・769・7201。

写真左から新光ネームプレートの秋山社長、大久保歯車工業の谷口副社長、アイダエンジニアリングの鈴木社長、大洋建設の鈴木取締役、オハラの齋藤社長

SC相模原 支援企業 クラブを激励

 SC相模原を支援する企業、団体が集まり1月20日、海老名市内で恒例の「キックオフパーティー」が開かれた。選手も会場を訪れ、来場者と交流を深める中、各代表者が開幕前のクラブ、選手を激励した。

 「ホームタウン」の行政の首長らも参加。相模原市の石井賢之副市長は「18位、9位、12位とこの3年、力を蓄えてきた。今年はみんなで喜びを」と期待を込めた。海老名市の内野優市長は「町田の駅前でゼルビアの横断幕を見た。SCも昇格し海老名駅にも横断幕を」と会場を沸かせた。座間市の佐藤弥斗市長は「共に応援していきましょう」と呼びかけ、愛川町の小野澤豊町長は「勝って勝って勝って勝って勝って参りましょう」と気勢を上げた。

 一方百年構想リーグの「トップパートナー」企業の代表者らも登壇した。

 乾杯のあいさつを担当したオハラ(中央区小山)の齋藤弘和社長は「オハラは全力でSCを応援します。飛躍の年にしましょう」と支援を約束。大洋建設(横浜市)の鈴木若葉取締役は「クラブの躍進を一緒に応援したい」と思いを寄せ、アイダエンジニアリング(緑区)鈴木利彦社長は「(百年構想リーグで)J2と戦うのは試金石になる。ぜひ上位6位以内に」と奮起を促した。大久保歯車工業(厚木市)の谷口正人副社長は、「左足の後ろに会社のロゴを入れてもらっている。ゴールを決める『足』を応援している」と語り、新光ネームプレート(中央区)の秋山直樹社長は「チームを支援していて良かったことは、勝つと社員が笑顔になること。勝って勝って勝って勝って勝ってJ2へ」と熱弁を振るった。

和泉短期大学のパイプオルガン

和泉短大 パイプオルガン公演 2月27日 入場無料

 学校法人和泉短期大学(青葉2の2の1)で2月27日(金)、パイプオルガンなどの演奏を鑑賞することができる「スプリングコンサート」が開催される。入場無料。午後1時30分開場、2時開演。事前予約不要。

 当日は「ロンド」(J・ムーレ)「前奏曲ト長調」(C・H・リンク)や「歌のつばさ」「アヴェ・マリア」など全19曲が披露される予定。問い合わせは同短大【電話】042・754・1133へ。

サッカーJ3SC相模原 天然芝練習場を整備 秋頃に利用開始へ


秋頃利用開始へ

 SC相模原がホームタウン内に天然芝の練習用グラウンドを整備することが1月26日、西谷義久社長への取材で明らかになった。「早ければ秋頃の利用開始を目指したい」とし、具体的な整備地は関係各所との調整が済み次第、公表するという。SC相模原は現在、相模原市・海老名市・座間市・綾瀬市・愛川町をホームタウンとしている。専用の練習場がないため、練習はホームタウン内の複数の人工芝グラウンドを借りて行っている。クッション性が高い天然芝に比べ、人工芝は身体への負担が大きく怪我のリスクもあるとされるため、天然芝の練習場整備はトレーニング強度や選手獲得の面で大きな課題となっていた。

 西谷社長は「クラブが掲げる『エナジーフットボール』の完成度を高めるためにも、日々練習に打ち込める環境整備は重要。引き続き利用開始へ向けて取り組んでいきたい」と話す。

SC相模原 「相模原に恩返しを」 FW安藤翼選手インタビュー

 サガミスタに愛され、サガミスタを愛した男が再び相模原のユニフォームに袖を通した。23年シーズン以来の復帰となった「背番号14」FW安藤翼選手は、「相模原が好き、サガミスタが大好き」とまっすぐに語る。相模原への思いと、今季にかける意気込みを聞いた。

―復帰を決めた理由は

 「このクラブをもう一度J2に昇格させたいという思いが一番強い。所属した3年間でサガミスタに成長させてもらったし、相模原とサガミスタが大好きになった。移籍した後も対戦時に声をかけてもらったり、気にかけてくれたこともうれしかったです。サガミスタのみなさんに、成長した姿で恩返しをしたい。

 相模原はビッグになるポテンシャルがあるクラブ。昨年の天皇杯で格上を破る姿も見ていました。チームの成績や、クラブハウスやスタジアムといった設備面の課題はありますが、前に進んでいく感じがクラブ全体にある。自分も結果という形で貢献したいです」

―復帰までの間に変化は

 「怪我をしていた時期もあった中、メンタル的に成長したというか、ピッチ内外で自分に何ができるか、俯瞰して考えられるようになったかなと思います」

―百年構想リーグの目標

 「クラブが掲げる『エナジーフットボール』を表現したい。相手がJ2だろうとひるまず立ち向かって、勇敢な姿勢をピッチで表現したい。一つずつ積み上げて、勝ち抜いていく。上を食えるポテンシャルはあると思うし、そうしていかないと次の26―27シーズンで勝ち抜けないと思う」

―市民、サガミスタへメッセージを

 「サガミスタの声援に応えられるように、最後にサガミスタと笑って終われるように。来季のJ2昇格をめざして、チーム一体となってがんばります。応援よろしくお願いします!」

FW14 安藤翼

1996年5月12日生まれ/長崎総合科学大附属高-駒澤大-ホンダロックSC-ヴァンラーレ八戸-SC相模原-松本山雅FC/屈強な身体を生かしたプレーが持ち味。今大会は「シュートとポストプレー」に注目を。コーヒーにこだわる一面も。

勢いよく煙を噴射し空に飛んだモデルロケット

宇宙教室 空高くロケット発射 横浜SF(サイエンスフロンティア)中・高校が特別講座

 「3、2、1発射!」。参加者の掛け声を背にロケットは宙を舞った--。宇宙に関する学びの場を提供する「中央地区子どもと大人共に学ぶ宇宙教室」(牛尾良一実行委員長)が1月24日、国民生活センター(弥栄)でワークショップを開催した。小学生から大人までおよそ30人が参加した今回は横浜市立サイエンスフロンティア高等学校と同校附属中学校の生徒で構成されるロケット研究チームが講師となり、モデルロケットの製作と発射実演を行った。

 同教室は「中央区の子どもたちに宇宙について興味関心を持ってもらいたい」という思いで2014年から活動している。今年度4回目の今回は、モデルロケットの国際大会や全国大会「ロケット甲子園」などで結果を残す同校の女子チーム「sky flowers」が登壇した。

 ワークショップでは紙やプラスチックなどを材料に全長30センチメートルほどの「モデルロケット」を作成。生徒は発射に必要なエンジン(火薬)や機体の特徴について説明しながら手際よく組み立てた。

 完成した機体は同センターの広場で発射実演が行われた。参加者のカウントダウンに合わせ発射ボタンが押されると、白い煙を吐き出しながら勢いよく空へと飛び上がり、高度は数十メートルにまで達した。参加者からは大きな歓声が上がった。

 発射ボタンを押した小学6年生の児童は「緊張したけどうまくできて良かった。今まで見たことないロケットが見られてうれしかった」と話した。

卵を割らずに250m

 ワークショップの前半では同チームが2024年に出場した国際大会の様子をもとに、モデルロケット研究の面白さについて語った。

 イギリスで開催された大会では基準高度までの打ち上げや、落下滞空時間、機体に乗せた卵が割れないか、など正確な飛行ができるかを競ったという。大会に参加した生徒は「卵を割らずに目標高度の250メートル近いところに飛ばすことはできたが、パラシュートがうまく開かず悔しい結果になった」と話した。

「科学に強い街に」

 講師を務めた同校の生徒は「実演が成功して良かった。講義の時も多くの質問をもらって、興味を持ってもらえたことがうれしい」と話した。牛尾実行委員長は「10年前に開いた宇宙教室に参加してくれた子がサイエンスフロンティア高校に進学して今回の開催につながった。科学に強い街づくりを目指し進めてきて良かった」と話した。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)

落ち葉配布 過去最大 約4千キロが堆肥に

 相模原市は昨年10月から12月にかけて、市役所さくら通りの落ち葉を家庭菜園や市民農園の堆肥に役立ててもらおうと、市民に向けて無料配布を行った。今年は812袋、過去最大の約3988キログラムの落ち葉が回収され、全てが市民の手元に渡ったという。

焼却費を10万削減

 市中央土木事務所によると、例年10月中旬から落ち葉の清掃を始め配布を行っていたが、市民の需要と合わず数袋は焼却処分していたという。昨年は夏の暑さから葉が色づき落ち始める時期を推測し、10月下旬から12月中旬に清掃と配布を行った。担当者は「償却費用で約10万円ほど削減できている。また、ボランティアとして活動してくれているアダプト団体の活動のモチベーションになっている。集めたものが堆肥として第三者の手に渡っているのは良い循環」とコメントした。

 2023年から行われているこの取り組み。市民が自発的に実施している美化活動を市が支援する「街美化アダプト制度」の活動団体が落ち葉の清掃を行っている。回収されたものは毎週所定の場所に45リットルまたは70リットルの袋に入れて置かれ、希望する人が自由に持ち帰り、肥料として活用している。

水上村の子どもたちが選手たちと一緒に準備運動を行い、その大切さを学ぶ様子(2024年/写真提供=水上村)

青学陸上部 遠い村の活性化にも貢献

 今年も相模原の正月を盛り上げた青山学院大学陸上競技部は、遠く離れた熊本県水上村の活性化にも良い影響を与えているという。

 水上村は相模原から電車、飛行機、車を乗り継いで最低5時間かかる人口2千人の村。九州中央山地の山懐に抱かれ、清流と豊かな自然が息づき、温泉の恵もある。2017年にクロスカントリーコース「水上スカイヴィレッジ」が開設され、村を挙げて「スポーツ合宿の郷づくり」が行われてきた。

 原晋監督が23年に村の「地方創生推進アドバイザー」に就任してからは、24年に水上村で合宿を実施。ユニフォームには村のロゴを掲出するなど、連携を深めてきた。村の職員は今年の同部の走りについて「大逆転劇に担当者一同歓喜した」と喜びをあらわにする。

ふるさと納税増

 同部との連携はさまざまな形で村を活気づけている。職員によると村のホームページへのアクセス数やふるさと納税の寄付額が増加し、交流人口・関係人口が拡大しているという。

 水上村に住む70代女性は「合宿のとき、選手たちにお弁当を作った」と誇らしげに語る。50代女性は「今まで興味がなかった人もテレビを見て応援するようになった。こんな田舎の村に来て練習した学生が優勝してくれることがとてもうれしい。村としても注目されている意識が芽生え、観光面を中心に活気づいたと思う」と言う。選手の印象については「ウオーミングアップから丁寧で、これが青学の強さの基礎になってるんだなと思った。ロード練習ではマネージャーのサポートが厚く、マネージャーもあってのチーム青学なんだと感じた」と語る。

米5俵を力に

 地元・相模原も沸いた。1月25日に淵野辺で行われた祝勝式典とパレードは、同部をこの目で見ようと3万人が詰めかける盛況ぶりだった。

 長距離を走るエネルギー源を提供したいと米を贈る動きも。JA相模原市(落合幸男代表理事組合長/千代田)はパレードと同日、選手の活躍に感謝を示そうと米300キログラムを寄贈した。

 落合組合長は「二度目の三連覇という偉業達成に感動した。地域の誇りとしてサポートしていきたい」と栄誉をたたえた。原晋監督は「米価格の高止まりが続く中、JAからの温かい支援に感謝したい。いただいた米を有効活用して、寮生活する約40人の選手の体作りの一助になれば」とコメントした。

壇上で発表する児童

星が丘小 児童が市長と意見交換 AI「モトケン」も参加

 市民と市長が直接意見交換を行う「タウンミーティング」が1月26日、相模原市立星が丘小学校で6年生の児童134人を対象に開催された。児童はクラスごとに「自分たちの夢を相模原市で実現するために」というテーマを発表し、本村賢太郎市長から直接講評や助言を受けた。イベントには新たな取り組みとして市長のAIアバター「モトケン」が登場し、児童との質疑応答が行われた。

 児童は自ら見つけた地域課題をもとに、解決に向けたアイデアを発表。緑区の自然を生かしたアスレチック施設の構想や、事故が多い横山3丁目交差点の横断歩道への信号機設置を求める提案など、自由な発想の意見が披露された。

 その後、スクリーンに映し出されたのは(株)SHIFT(東京都港区)が製作した本村市長のAIアバター「モトケン」。児童から市長の仕事について質問が寄せられると、「相模原市がもっと良くなるよう、リーダーとしてさまざまなことを決めたり、皆さんとお話ししたりしています」と回答した。児童らは一言も聞き逃すまいと、身を乗り出して耳を傾けていた。

 本村市長は「少し早口だったが、よく勉強していて良い回答だった」と笑顔でコメント。市民と対話することの重要性を語り、「今日発表してくれた意見を、持ち帰ってみんなで共有したい」と話した。

「新年から良い知らせ」 にこにこ星が賀詞交歓会

 淵野辺駅北口を中心とする商店会・にこにこ星ふちのべ商店会の賀詞交歓会が1月22日、きらぼし銀行淵野辺支店で開催された。

 あいさつに立った佐藤幸一会長=写真=は、物価高騰や人件費高騰など昨今の商売を巡る環境は商店会にとっても厳しいとしつつも、「新たに加わった会員も含め、70を超える会員で新年を迎えられた」と語った。併せて淵野辺を練習拠点としている青山学院大学陸上競技部が今年の正月に快挙を成し遂げたことにも触れ、「新年早々良いニュースが舞い込んできた」と喜びを表した。

 その後、高野弘明中央区長、西家克己市議会副議長、大野北地区自治会連合会の山口信郎会長があいさつ。相模原商工会議所の杉岡芳樹会頭の音頭で乾杯し、交流を深めた。

登校付き添いの説明会 参加無料 14日市民会館

 障害がある子どもの通学を支援する「登下校付き添いボランティア」の制度説明会が2月14日(土)、相模原市民会館で開催される。午後2時から4時まで。参加無料。

 この制度は仕事や体調不良などの事情を抱えた保護者に代わってボランティアが障害児の登下校に付き添うもの。相模原市社会福祉協議会が運営している。当日はボランティアをしてみたい人、頼みたい人双方に向けて、付き添い実施までの具体的な流れが説明される予定。

 申し込みは12日(木)までに二次元コードまたは同協議会中央ボランティアセンター【電話】042・786・6181へ。

写真集「さがみっぱら2」より(写真=木藤さん提供)

市民のための写真集 地元出身の写真家が出版

 市内出身の写真家、木藤富士夫さん=人物風土記で紹介=による相模原市内のスナップ写真を集めた写真集「さがみっぱら2」がこのほど出版された。

 相模原市内の日常風景を写す写真集の2巻目。弥栄や松が丘、陽光台など中央区の南西部のエリアが特集されている。見覚えのある建物や路地などが写真に収められており、木藤さんは「住宅街のなんでもない写真だが、数年後に見た時に面白いものをつくれたら」と話す。購入はHPから。

あいさつに立つ本間会長

 県行政書士会、神奈川行政書士政治連盟、(公社)コスモス成年後見サポートセンター神奈川県支部共催による、新年賀詞交歓会が1月26日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開催された。

 3団体の会員や来賓など、578人が出席。本間潤子県行政書士会会長は、今年1月1日に施行となった行政書士法に触れ、「業務範囲が明文化され、我々の専門家としての役割がより一層明確になった。県民の皆様の期待に応えるために、力を合わせて歩んでいきたい」と力を強く語った。

 会には黒岩祐治県知事や山中竹春横浜市長が出席し、それぞれ祝辞を述べた。

20代男性 相模原市で麻しん(はしか)患者が発生 感染可能期間に新幹線やアリオ橋本を利用

 相模原市は1月28日、市内在住の20代男性が麻しん(はしか)と診断されたと発表した。

 男性は1月19日に発熱し、27日に診断が確定した。予防接種歴はなく、市疾病対策課の担当者は「海外渡航歴や身近な感染者も確認されていないことから、現時点で感染経路の特定には至っていない」という。市の調査により、他の人に麻しんを感染させる可能性がある期間(感染可能期間)に以下の公共交通機関や施設を利用していたことが判明している。

広範囲で移動

 1月19日▼JR横浜線/橋本駅(午前7時25分頃)→八王子駅(7時37分頃)、JR中央線/八王子駅(7時46分頃)→西国分寺駅(8時3分頃)、JRむさしの号/西国分寺駅(8時13分頃)→大宮駅(8時44分頃)、北陸新幹線かがやき521号・3号車/大宮駅(8時59分頃)→長野駅(9時56分頃)

 1月21日▼北陸新幹線はくたか572号・5号車/長野駅(午後6時25分頃)→大宮駅(7時35分頃)、JR埼京線/大宮駅(7時50分頃)→新宿駅(8時22分頃)、京王電鉄京王ライナー/新宿駅(8時40分頃)→橋本駅(9時16分頃)

 1月22日▼アリオ橋本1階の医療機関共用待合スペース(午後3時〜5時頃)

2月中旬まで警戒を

 麻しんは感染力が非常に強く、空気感染等で広がる。市は前述の交通機関や施設を同時刻に利用した人は2月中旬まで健康状態に警戒し、発熱や発疹が現れた場合は、事前に医療機関へ連絡した上で公共交通機関を避けて受診するよう呼びかけている。詳しくは同課【電話】042-769-7201。