中区・西区・南区版【2月26日(木)号】
販売会で商品説明する生徒=写真上=と開発した商品=同下

【横浜市南区】横浜国大附属特別支援学校 弘明寺商店街店舗のコーヒーかすで商品製作 生徒らの販売会が盛況

 横浜国立大学教育学部附属特別支援学校=南区大岡=の高等部3年生9人が2月16日、コーヒーかすを活用した消臭剤とコースターの販売会を弘明寺商店街で行った。同商店街に店舗を構える「PEACH COFFEE」(百崎佑オーナー)との共同プロジェクト。約1時間で準備した商品は全て完売した。

 この取り組みは、大学生や高校生がメンバーとなり、横浜市内を拠点に食品ロスなど食に関する課題解決を目指す(一社)GRAFが企画。百崎オーナーが同法人のメンバーと同郷である縁から、「コーヒーかす」の活用について相談。同法人が学校に企画を持ちかけ、2024年8月から同プロジェクトの検討を始めた。

消臭剤とコースター

 昨年7月から販売会まで計15回の授業を実施。生徒は、コーヒーかすのほとんどが再利用されず廃棄物になってしまうことを知り、資源を再利用するためのアイデアを考えた。生徒同士で話し合いを重ね、コーヒーかすが持つ脱臭効果を生かした消臭剤とコーヒー色に染めたコースターの商品を開発した。コースターを担当した生徒は「少しコーヒーの香りがするように工夫した。予算や時間を考えながら製品化するのが難しかった」と振り返った。

 販売会は、同店の前にブースを設けて実施。2袋入った消臭剤を30袋(1袋100円)、コースターを11個(1個300円)用意した。チラシやポスターで通行人に商品の特長や開発した思いを伝える宣伝活動も行った。足を止める人も多く、生徒たちの説明を聞きながら、商品を手にしていた。消臭剤を担当した生徒は「PEACH COFFEEで販売するので、リボンの色もピンクに合わせた。無事、全て販売できて嬉しかった」と感想を話した。

 同店の百崎オーナーは「商品化できるか不安もあったが、生徒たちが販売するところまで頑張ってくれて嬉しかった。コーヒーかすの活用のヒントにもなった。こういう取り組みを今後も続けていきたい」と笑顔。3年生を担当する菅谷雄馬教諭は商品開発や販売会を通じて、社会とつながる貴重な経験だったと振り返り、「試行錯誤しながら、生徒同士が助け合う場面を数多く見ることができ、成長を感じた」と目を細めた。

相談のイメージ

横浜市 特養待機を3カ月短縮へ 「コーディネーター」を新設

 横浜市は、特別養護老人ホーム(特養)の入所待機期間を現在の平均およそ7カ月から4カ月に短縮するため、高齢者施設・住まいの相談センター(港南区)に4月から新たに「コーディネーター」を配置する。

 2025年10月1日時点の市内特養入所申込者は4914人に上り、そのうち要介護3以上が4259人と約87%を占めている。市高齢施設課によると、2025年度の入所待ち平均待機期間は7カ月(見込み)。半年以内に入所できる人が全体の約7割で、中には1年以上待つ人もいるという。

 市はこうした入所待ち状況の改善に向け、新年度予算における施設整備費の計上やユニット型個室への居住費助成を継続するとともに、2029年度までに入所待ち平均期間を現状の7カ月から4カ月へと短縮することを目指し、コーディネーターの配置を決めた。

施設との連携強化

 コーディネーターは、施設側と直接コンタクトを取りながら調整を行い、個々の状況に応じた適切な施設の提案等を実施する。特に医療的ケアや認知症ケアなどの専門的な支援を必要とする入所申込者の待機期間が長期化する傾向にあり、スムーズな入所が期間短縮につながると期待されている。

 これまで、市からの補助事業を受けた(公社)横浜市福祉事業経営者会が運営する高齢者施設・住まいの相談センターでは、支援策として「コンシェルジュ」による電話相談や、施設の空き状況をふまえた施設選びのサポートを実施してきた。各区の地域ケアプラザへの出張相談も行ってきたが、新設されるコーディネーターはより踏み込んだ役割を担う。

 4月から同センターに3人配置されるコーディネーター。入所申込者の中で支援が必要と判断される人に声掛けを行っていくという。同経営者会の担当者は、「カギとなるのはマッチング。市内には認知症ケアに強いなど特色のある施設が多くある。より必要とする方に適切な支援をつなぐことができれば」と話している。

戦後の横浜を描いた作品を3月8日まで市民ギャラリーに展示している漫画家 ヒサクニヒコさん 西区境之谷在住 82歳


記憶の温度を、絵で残す

 ○…「街の変化が激しくて、自分の感性も豊かだった」。そんな戦後の横浜を描いてきた。横浜の文化情報誌『濱手帖』では、自身の記憶を辿り、当時の物や人々の営みをイラストで伝える。「写真は公平に全部を写す。気持ちの部分を表現できるのは絵」と優しいまなざしで語る。

 ○…東京で生まれ、父の転勤で小学2年生で横浜へ。野毛山動物園の開園の年だった。「遊び場といえば野毛山。見下ろすと米軍のカマボコ兵舎や飛行場、アメリカの映画やお菓子、すべてが目新しかった」と振り返る。文化が混じる港町の国際性に惹かれ、働き始めてからも横浜で暮らす。四季折々の表情を見せる三溪園がお気に入り。「自分の家の庭だと思っている。市が手入れしてくれてありがたいね」と朗らかに笑う。

 ○…アフリカには20回以上訪れるなど世界の森羅万象をその目で見てきた。テレビのレポーターとして過酷なロケにも挑戦。「2週間、羊肉を食べ続けた後にカップラーメンを食べて『文明の味だ』と思ったことも」。さまざまな角度から物事を見る力が養われた。最近は誇張表現をした1コマ漫画を描くと「『本当にこんなことがあったんですか』と聞かれちゃうんだよ」と困り顔。想像力を持ち、自分で考えることの大切さを説く。

 ○…今もどこかで起きている戦争。「平和な場所から口を利いている後ろめたさがある」。生み出してきた漫画や絵本、図鑑などの作品に一貫しているのは「イヤな社会はなくしたい、人と人とが思いやる世界に」という思いだ。憧れの飛行機を模写した少年の心そのまま、描く熱は冷めない。「自分の中にあっても消えちゃうだけ。今まで見たり体験させてもらったことは時間の限り残したい」

法改正で業務規定が明確に 神奈川県行政書士会の本間会長が解説

 改正行政書士法が今年1月から施行された。行政書士の役割と業務規定が明確になるなど、県民や企業、団体に関わる変更があった。今回の法改正について、神奈川県行政書士会の本間潤子会長に話を聞いた。

 ―業務範囲が厳格化されました。

 「今までは補助金の申請など、『書類作成費は無料』『会費やコンサル料に含まれる』といった理屈で無資格の業者が業務を行ってしまうケースがありました。改正で『いかなる名目によるかを問わず』という文言が入り、無資格業務が行政書士法に違反されることが明記されました。法違反は社会的信用にも関わるため、大手企業を中心に多くの問い合わせをいただいています」

 ―今回の改正で、行政書士の定義にも関わる第1条が変更されました。

 「はい。『目的規定』から『使命規定』へと変更されました。これは単なる文言の修正ではありません。行政書士が他の士業と同様に、社会的な使命を帯びた専門家であることが示されたことを意味します」

 ―行政手続きのオンライン化が進む中での対応は。

 「職責規定として、デジタル社会への対応が新設されました。他の士業法も含め明文化されたのは、初めてです。行政手続きのオンライン化が進む中で、デジタル機器の操作が苦手な方が取り残されてしまう懸念があります。『誰一人取り残さない』デジタル社会の実現に向けて、市民の方々に寄り添いサポートしていきたいです」

 ―特定行政書士の業務範囲が拡大することで、何が変わりますか。

 「特定行政書士は所定の考査に合格した行政書士のみが得られる資格です。今回の改正で、『行政書士が作成することができる書類』であれば、不服申し立ての手続きに関与できるようになりました。つまり、県民の方がご自身で申請をして不許可になってしまっても、有資格者が途中から引き継ぎ、再審査の請求などのお手伝いができるようになったのです」

 ―最後に県民へのメッセージを。

 「今回の改正を受け、我々はより一層、襟を正して業務に取り組んでまいります。相続や遺言、許認可などで困った際は、身近な『街の法律家』である私たちを頼ってください。我々で対応できないことがあっても、士業連携によるワンストップサービスとして、他の専門家へつなぐネットワークも持っています。最初の相談窓口として、ぜひ活用していただければと思います」

 リクルートは2月25日、首都圏居住者対象の「SUUMO住みたい街ランキング2026 首都圏版」を発表し、駅別の総合ランキングで「横浜」が2018年から9年連続となる1位になった。

 調査は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県在住の20歳〜49歳の男女にインターネットを通して実施し、9千人から回答を得た。住んでみたいと思う街(駅)を3カ所回答してもらい、得点化したもの。

 横浜は1657点で、2位の大宮(1041点)を大きく引き離した。同社の分析によると、横浜は以前はシングル女性層からの支持が目立ったが、今回は20代や「夫婦+子ども世帯」の投票が目立ったという。街の魅力として「働く場や企業がある」ことに加え、大規模商業施設や文化施設が充実している点も評価された。

 2位大宮、3位吉祥寺、4位恵比寿、5位東京、6位池袋までは前年と同じ順位だった。

 9年連続1位だったことについて、横浜市の山中竹春市長は「ショッピングやグルメ、レジャー、そして魅力的な働く場など、人々を惹きつける横浜の多様な個性が、多くの人の支持につながっているものと考える」とのコメントを発表した。

「住みたい自治体」では中区が横浜市内最高位

 同時に発表された「住みたい自治体ランキング」では、長年1位だった「東京都港区」を「東京都世田谷区」が僅差で上回り、初めて首位に立った。10位までを東京23区が独占し、横浜市などの政令市は区ごとに集計され、中区の13位が最高だった。

 市内の順位は以下の通り。13位中区、17位西区、25位港北区、36位神奈川区、41位鶴見区、43位青葉区、48位戸塚区、55位港南区、58位都筑区、60位保土ケ谷区、62位南区、64位金沢区、76位緑区、78位磯子区、85位旭区、115位瀬谷区、121位泉区、131位栄区

アニメ『赤い靴』を上映

『赤い靴』がアニメ作品に 元街小の4~6年生に発表

 赤い靴記念文化事業団の団長を務めた松永春さん原作の絵本『赤い靴』(1986年/不二出版)がこのほど、アニメーション作品となった。手掛けたのは、(一社)日本昔ばなし協会と(公財)日本財団が進める「海ノ民話のまちプロジェクト」。全国の海にまつわる民話を後世に伝えようとアニメーション化し、子どもたちに地域の誇りなどを伝える活動を行っている。

 2月18日には、同作品の上映会が元街小学校=中区山手町=で開催された。同小では、創立150年の記念行事で劇団を招き、『赤い靴』の音楽劇を開いた。この縁から今回の上映場所として選ばれた。同作品の沼田心之介監督をはじめ出演した声優の四宮豪さん、富田泰代さんらも招かれ、4年生〜6年生の児童約260人が参加した。

 「赤い靴はいてた女の子/異人さんにつれられて行っちゃった」のフレーズで有名な童謡『赤い靴』は、1921年に詩人・野口雨情が美しい横浜の情景に魅せられてこの詩を詠み、本居長世が作曲して誕生した。絵本『赤い靴』はこの童謡をモチーフにしている。

 同作品は、外国人が行き交う街や西洋文化が伝わる明治期の横浜の情景と、赤い靴を履いた女の子が異国にわたる物語を5分30秒で描いている。

 鑑賞した6年生の今井ぶんさんは「楽しく観ることができた。横浜の歴史を知ることができた」と話した。上映会後には、監督らによるトークや声優のアフレコ体験なども行われた。同作品は、「海ノ民話のまちプロジェクト」のHPから閲覧ができる。

プロに教わりながら作業

蒔田小6年3組 木材活用し学校の備品に 地元の建設会社が協力

 蒔田小学校=南区蒔田町=の6年3組の児童26人は、地下鉄関内駅構内の「SDGsステーション横浜関内」で使用されていた木材を活用し、学校の備品を制作した。

 同ステーションは今年3月に供用期間が終了する。市の職員からイベント会場に使われていた木材の活用方法を考えていると聞いた児童は、学校で必要な作品棚や落とし物箱に生まれ変わらせることにした。

 置く場所に合った大きさの設計図を書くことから始め、組み立ては地元建設会社の小俣組=新川町=が協力。2月6日、17日の2日間で作業を行った。社員に教わりながら電動ドライバーやノコギリを使い、ペンキを塗って計8個の備品を完成させた。

 6年生の菅沼蒼羽さんは「プロの方の仕事はすごかった。後輩たちが大切に使ってくれたらうれしい」と話した。

子ども向け体験イベント 防災と交通安全学ぶ

 防災と交通安全を学ぶ「横浜未来あんしんパーク」が、3月1日(日)の10時〜14時にMARK IS みなとみらい1階グランドガレリアとグランモール公園「美術の広場」で開催される。幼児から小学生が対象。入場無料。

 いすゞ自動車(株)と西消防署、戸部警察署の主催。AEDや消防の綱渡りなど、体験して学べるコンテンツが盛りだくさん。消防や警察の車両展示や制服を着ることができるコーナーも。クイズラリーに全問解答すると「はたらくくるまシャボン玉」をプレゼント。

過去の様子

横浜の祭礼囃子 3月8日、横浜にぎわい座で

 古くから続く祭礼囃子を、後世に残す活動を続ける「横濱里囃子とまや」は20回目となる「横濱の祭禮(さいれい)囃子」を3月8日(日)、横浜にぎわい座地下小ホールで開催する。午後1時から4時20分頃まで。入場無料。様々な囃子や獅子舞が披露される。4時30分からは第二部として誰でも参加できる交流会も。(問)【電話】045・641・1485(棚橋さん)

完成したキャラクター「イシカモメ」と6年2組の児童たち

「イシカモメ」で石川町の桟橋PR 石川小6年2組がオリジナルキャラクター制作

 石川小学校=南区=の6年2組が、石川町に新設される桟橋をPRするため、オリジナルキャラクターを制作した。

 同クラスは総合的な学習の時間を通じ、「自分たちがまちのためにできること」を模索。水上交通や新たな交流拠点となる桟橋をPRすることがまちの賑わいにつながると考え、桟橋のオリジナルキャラクター制作を決めた。児童たちは地域の人や市の職員、デザインの専門家と関わりながら、中村川などの運河の歴史や文化を調査。石川町や桟橋の魅力を伝えられるようなデザインをクラスみんなで考えたという。3案まで絞り、最終選考は石川商店街の店頭で投票も行った。

 完成したキャラクターは、石川町と川にいるカモメから取って「イシカモメ」と命名。船の帽子の上にある4本の木は桟橋から見える山手イタリア山庭園をイメージ。ポケットから顔を出しているのは、中村川に生息するハゼ。2つの笑顔マークは人と人とのつながりを表した。石川町の桟橋は今年5月にお披露目される予定だ。児童たちは「かわいいキャラクターができた。桟橋とイシカモメをぜひ見にきてほしい」と話している。

28日にグッズ販売も

 商店街の店舗が協力し、キーホルダーなどのキャラクターグッズも完成。児童たちが2月28日(土)の13時40分〜16時、石川商店街内にある交流拠点「アイキャナルベース」で販売する。また現在、イシカモメのLINEスタンプ販売に向けて準備を進めている。

戸部署で表彰を受ける菅さん(中央右)と鹿毛さん

市民3人に感謝状 西区火災現場での対応に

 西消防署は2月19日、火災の発見から救助までを連携して行った市民3人に感謝状を贈った。

 1月28日の午前11時30分ごろ、西区霞ヶ丘で住宅火災が発生。通りがかった30代女性が煙を発見し、中から出てきた80代の女性から90代の夫が取り残されていると聞いた。付近にいた鹿毛(かげ)リンカさん(25)と菅朋夢(ともむ)さん(26)は状況を確認し、鹿毛さんは119番通報を、菅さんは煙が充満する住宅の2階から男性を救出した。

 石黒靖雄署長は「迅速な対応で一人の命が救われた」と謝辞を述べた。

 鹿毛さんと菅さんは人命救助の功労に対して戸部警察署からも表彰。重岡康二署長は「自らの安全を確保しつつ冷静で勇気ある行動に感謝している」と話した。

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パネルに革片を貼る親子

エクセレンス×日本生命 廃材でモザイクアート 障害者の工賃向上へ

 横浜武道館を拠点とするプロバスケットボールチーム「横浜エクセレンス」と日本生命保険相互会社横浜北支社=西区北幸=は1月末から、障害者の工賃向上を目指し、廃材を活用した参加型モザイクアートプロジェクトに取り組んでいる。

 西区のはーと工房や中区のアート工房クローバーなどを利用する障害者に革やペットボトルの蓋などを加工してもらい材料に。素材提供、制作協力費を施設に支払う。障害者の工賃向上と社会参画を推進する(一社)ヨコハマフォントが企画協力している。

 ホームゲーム開催時(3月12日(木)、13日(金)を除く)、A2判のパネルに来場者が廃材を貼り合わせる。4月5日(日)のゲームで10枚のパネルを並べた1つの大きな作品を披露。取り組みを通して、就労継続支援施設の低工賃という社会課題を広く周知する。

 2月21日に参加した親子は「完成した作品が楽しみ」とにっこり。日本生命の恩幣恵美さんは「取り組みが社会課題の解決につながれば」、横浜エクセレンスの山口真衣さんは「みんなで楽しみながら1つのアートを作り上げたい」と話す。

清掃×試合観戦も

 両者は3月6日、7日の横浜武道館の試合で、オリジナルビブスを着て清掃活動をした人を、その後の試合に招待する。各日50組100人で先着順。詳細・申込は「横浜エクセレンス バスケアクション」で検索を。

中区 こんにちは区長です。


地域とつながる子育てひろば

 中区には未就学児の親子が集う場として、地域子育て支援拠点「のんびりんこ」のほか、保育園の園庭などを開放した子育てひろばがあります。その一つ、新山下二丁目保育所の子育てひろば「まりんまりん」は、週6日園庭などを開放。子どもたちの成長を見守りながら、子育て中の悩みにも寄り添っています。「来てもらいやすいようなイベントを企画しています。ちょっとしたことでも気軽に相談できる場があれば安心ですよね」と小林千惠施設長。

 また地域との連携を心がけ、主任児童委員や地域の子育て支援の経験者もスタッフに関わっているそうです。今後は出張子育てひろばも行いたいとのこと。「地域皆で子育てを見守れるような場になれば」と笑顔で話してくれました。

「リーフレットのご活用を」と高橋さん

「災害時も健康づくりを」 中区 歯ぴか教室で説明

 中区福祉保健課は2月14日、中図書館=本牧=で歯ぴか教室を開催した。歯が数本生えてきた幼児とその保護者4組が参加。福祉保健課健康づくり係の高橋あゆみさんによる解説や歯磨きレッスン、お口の健康チェックなどを実技を交えて行った。

 また、1月に完成した「もしもに備えよ!災害時も健康づくり」のリーフレット3種を活用しし、災害時の口腔ケアや食事のレシピ、感染症について説明した。

 中区がこのリーフレットを作成した背景には、昨年度に実施した区民意識調査がある。およそ5割の住民が防災に関心を示した一方で、災害時の健康について理解を深める啓発物はこれまで作成していなかった。区担当者は「災害時には命を守る行動が優先されるが、避難生活では健康を維持することも大切」と話す。伝える内容を絞り、イラストや写真を多用して見やすさ・分かりやすさを優先。日常生活の延長で、続けやすい備えを紹介している。

 今後は地域の様々なイベントや講座に出向き普及・啓発を行っていくという。各リーフレットは中区ホームページからダウンロードできる。

廃止予定の久保山交番

久保山交番廃止へ 来春、統合再編の一環で

 神奈川県警は2月19日、南区三春台にある久保山交番を2026年度末に廃止すると発表した。交番機能は約700メートル離れた南太田交番に統合するほか、各地で導入が進む交番機能を備えたワンボックスタイプの車両「アクティブ交番」を配置し、治安の維持に努めるという。設置場所や日時は、検討中。同交番管内の自治会町内会関係者らには昨年11月から報告するなどして周知を図っている。

 県警が20年度から進めている統合再編計画の一環。県内全域の交番などを計画的かつ適正に配置することで、持続的に機能させていくことを目的とする。廃止される交番は、立地や老朽化の状況、事案の取扱件数などを考慮して判断される。

 横浜市内ではほかに戸塚署の舞岡交番が廃止される予定だ。

進藤理事長

横浜中華街発展会協同組合 地域連携しにぎわいを 春節賀詞交歓会に約400人

 横浜中華街発展会協同組合の2026年春節賀詞交換会が2月17日にローズホテル横浜で行われた。山中竹春横浜市長、横浜商工会議所の岡田伸浩副会頭らが来賓として招かれ、関係者ら約400人が参加した。

 進藤さわと理事長は24年の就任後、美食の街、巡って楽しむことができる街、開かれた街の3つを重点強化指針に掲げる。あいさつではその取り組みを説明。「他の地域とも連携して街を盛り上げていく」と話した。

 また、3月3日(火)まで開催中の横浜中華街の「春節」は今年で40回目。節目を迎え、これまでの歩みをまとめた動画が披露されたほか、横浜中華学校校友会国術団が獅子舞の演舞を披露し、会場を盛り上げた。

初当選を果たした丸尾南都子氏(2月22日、中区石川町)【プロフィール】丸尾南都子(まるお・なつこ)1982年2月25日生まれ。東京大学公共政策大学院を卒業後、2007年に経済産業省入省。育児中に司法試験を受けて17年に弁護士登録。17歳から横浜に住む。4歳と中学生の子どもを持つ母親。

衆院選当選者に聞く 1区 自民・丸尾南都子氏「地元の声を聞き、強い経済を」

 2月8日投開票の衆院選で神奈川1区(横浜市中区、磯子区、金沢区)から立候補し、前職と元職が出馬する3人の争いを制した自民党の丸尾南都子氏(44)。衆議院を7期務めた松本純氏の後継者として2025年3月に1区支部長に選任された。初の選挙で約12万票を獲得し当選した丸尾氏に選挙戦の感想や初登院後の思い、今後の取り組みなどを聞いた。(2月22日取材)

 ――当選し、初登院した今の気持ちは。

 「国会議事堂に立ち、これからやっていくんだという覚悟ができた。身が引き締まる思い」

 ――選挙戦では生の声を聞くことを大切にしていたとか。

 「挑戦者としてまずは丸尾南都子を知ってもらおうと、できる限り朝の駅前に立ち、行事に顔を出した。マイクで演説するのではなく地声であいさつをすることで、話しかけやすい雰囲気を心掛けていた。街頭に立っていると、子育て中の親からは育児やキャリアへの悩み、年配の方からは物価高の苦しさなど、リアルな声を打ち明けられた」

 ――自民党に吹く追い風は感じていたか。

 「どのような状況でも、自分がやるべきことは地道に活動を続けることだと思っていたが、高市政権になってからは、かつて自民党を支持していた人が戻ってきた感覚があった。政治に関心を持つ若い人が増えたとも感じていた」

社会的に弱い立場の人を支える

 ――議員としてどのようなことに取り組みたいか。

 「『強い経済』をつくること。これは安心して暮らせる社会への手段だと考えている。高齢者や子ども、障害者など、社会的に弱い立場の人を支える土台を、強い経済からつくりたい」

 ――自身の経験をどう生かしていくか。

 「経済産業省では政策を立案してきた。その中で、形にするには法律の知識が必要だと弁護士資格を取った。両方の知見を生かし、時代に追いついていない法律や制度を『作って終わり』にせず、実態に応じて変えていきたい。政策を推し進めていきたい」

 ――子育て中の母親でもある。

 「経済産業省を退職して一度、専業主婦を経験している。子育てがひと段落し、キャリアを再開したいが一歩踏み出せないという悩みや子育て世代が直面する不安に対しても応えていけたら」

 ――横浜の街をどのように見ているか。

 「17歳から横浜で暮らしている。『3日住めばハマッ子』と言われるように包容力があり、文化が開かれているところが魅力。観光客も多いが、一方で、宿泊客が東京に流れているなど消費や経済面では課題がある。オーバーツーリズムなどの問題とともに、市、県、国と連携して街づくりを進めていく」

一般的な感覚を忘れない

 ――最後に議員としての抱負を。

 「政治家の家系でもなく経験もない。党に入って驚いたことも多い。だからこそ、今持っている一般的な感覚を忘れないようにしたい。どの委員会に所属になっても、置かれた場所で勉強し、最大限の力を発揮して全力で取り組んでいく。選挙区を離れての仕事も増えると思うが、今後も地元を大切に、地域の方が本当に困っていることを聞き、政策に生かしたい」

肌の調子を整えるスキンケア方法も伝授

ファンケル×KDDI 更年期の理解促進へ 県推進する未病改善活動

 (株)ファンケル=中区山下町=は2月20日、KDDI(株)の社員を対象にKDDI横浜事業所で女性の更年期セミナーを開催した。オンライン参加を含め、約140人が参加した。

 ファンケルは、神奈川県の取り組み「ME―BYO スタイルアンバサダー」として、20代から50代の女性に「未病改善」を実践してもらうためのセミナーを行っている。今回は、健康経営に力を入れるKDDIからの依頼で開催した。KDDI首都圏総支社南関東管理部の田中睦子さんは「会社としても女性の活躍を推進している。頑張る女性社員を応援したい」と企画に込めた思いを話す。

 ファンケル総合研究所と美容相談員の3人が講師を務めた。更年期症状は女性ホルモンの低下により起こり、年齢や症状には個人差があることや、男性も環境が引き金になって起きることがあると説明。周りの言葉で受診と治療につながることもあり、以前と違う様子の人がいたら、「最近眠れているか、疲れていないか」など、声をかけて話を聞くことが大切だと伝えていた。

 参加した40代女性は「いずれは通る道。パートナーとお互いを理解し合うことが大切だと思った」、40代男性は「社内の一人ひとりのライフステージに合わせた声かけをしていけたら。自分の変化も気にしたい」と理解を深めていた。

 ファンケルの広報・サステナビリティ本部の中川亜衣子さんは「今後も県内の企業とコラボするなど、女性特有の健康ニーズに寄り添っていきたい」と話した。

【横浜市】今年2例目のはしか感染、20代男性が鶴見線やサウナ施設訪問 市が注意呼びかけ

 横浜市は2月24日、市内在住の20代男性がはしかに感染したと発表した。市内では18日に別の20代男性の感染が発表されており、今年2例目。男性に海外渡航歴はなく、感染経路は調査中だという。

 発表によると、男性は13日に発熱し、16日に発疹が出現した。20日に市内の医療機関を受診してはしかと診断され、24日に陽性が確定した。

 男性は他の人に感染させる可能性のある12、13日にJR鶴見線を利用していた(12日=午前8時12分鶴見駅発〜8時21分新芝浦駅着、13日=午前7時43分鶴見駅発〜7時52分新芝浦駅着、午後0時38分新芝浦駅発〜午後0時47分鶴見駅着)。さらに、12日はサイゼリヤフォルテ森永橋店(午後7時30分頃〜8時頃)とファンタジーサウナ&スパおふろの国(8時頃〜9時30分頃)に立ち寄り、16日、18日、20日に平和病院を利用していた(16日=午前9時30分頃〜11時頃、18日=午後2時頃〜6時頃、20日=午前8時頃〜8時10分頃)。

 市は同じ時間帯にこれらの場所を利用し、3週間以内にはしかを疑う症状(高熱、発疹、せき、鼻水など)が出た場合は、必ず事前に医療機関へ電話連絡した上で受診するよう呼びかけている。

宛名の書き方を教える局員

中区内郵便局 小学生に手紙の温かさを 大佛次郎記念館で教室

 横浜市中区の郵便局は2月17日、大佛次郎記念館=山手町=で北方小学校=諏訪町=の4年1組の児童21人に手紙の書き方教室を開催した。

 郵便局の局員が、はがきの宛名を書く位置や大きさなど手紙の出し方を教えた。また、地域の名所や風景などがデザインされた風景印の説明をし、その魅力を伝えた。

 4年生の島津陽香さんは「手紙を送るときには郵便番号が大切だということを知った。来年は年賀状を書いてみようかな」と笑顔を見せた。

 北方郵便局の風景印は同館がモチーフになっている。昨年、両者がタイアップした、風景印で手紙を送る企画に興味を持った同校に授業の実施を提案し、今回の教室開催に至った。

 金沢・磯子・栄・港南・南・中区の局が集まる横浜市南部地区連絡会の渡邊岳地区統括局長は「手紙で手書きの温かみや、アナログな人と人のつながりを感じてもらえたら」と話した。

(左から)協定を交わす片岡頭取、橋本副市長、安藤会長=提供

横浜銀行 神奈川県産木材利用で協定 県木材業協同組合連合会と県の3者で

 横浜銀行(片岡達也頭取)は2月10日、「かながわ県産木材の建築物での利用に関する木材利用促進協定」を神奈川県木材業協同組合連合会(安藤哲史会長)、神奈川県と締結した。

 この協定により同行は、店舗整備で県産木材をはじめとする合法伐採木材などを積極的に利用することで、地域の脱炭素化を推進する。同組合は、県木材などの安定した製材・加工・供給を通じて、県内の森林資源の循環、林業や地域の活性化に貢献する。

 そうした取り組みに対して県は、協定に基づく、優良事例を積極的に情報発信するほか、活用可能な補助事業の情報提供などを行う。

 脱炭素社会の実現を目指す日本では「建築物木材利用促進協定制度」が新設されたことにより、木材利用促進の対象を公共建築物から民間建築物にまで拡大された。その制度に基づき、今回の協定が締結された。

 締結式当日は、同行の片岡頭取、同組合の安藤会長、橋本和也副知事が出席。3者で協定書が交わされた。片岡頭取は「県産木材の積極的な活用を通じて、価値を多くの方に知っていただく広告塔という重要な役割を担いたい」と話した。

トークイベントに参加する福田喬史さん(倭田宏樹さん撮影)

横浜マイスター30周年、弦楽器製作の「匠」が魅力語る 3月11日に写真展とミニコンサート

 横浜市は、卓越した技能職人を選定する「横浜マイスター」の事業開始30周年を記念した写真展とミニコンサートを3月11日(水)午前11時から午後6時まで、市役所1階アトリウムで行う。

 横浜マイスターは1996年に始まり、これまでに美容師や建築大工、調理師など、72人が選定されている。

 今回はプロカメラマンの倭田宏樹さんが撮影したマイスターの仕事風景写真をパネル展示する。正午からは今年度にマイスターに選定された弦楽器製作家・福田喬史さんによるトークイベントがある。福田さんは国際的な楽器製作コンクールでも高く評価されている。イベントでは製作の魅力が語られる。午後0時30分からのミニコンサートでは、福田さんが手掛けたバイオリン、ビオラ、チェロの音色を聴くことができる。

 入場無料、申込不要。問い合わせは市経済局雇用労働課【電話】045・671・4098。

NewOPEN&Renewal 記者が発見!初めまして厳選2店


韓国鍋本格スープで食べ放題 「韓国鍋のテーマパーク」

 横浜駅西口「ヨドバシ横浜」地下2階に韓国鍋の食べ放題店がオープン!人気韓国料理居酒屋「韓兵衛」の新業態で、店内で手作りした本格スープはスンドゥブ、カムジャタン、タッカンマリなど全5種類のコース(平日ランチ2508円〜)を用意。コースに応じた肉のほか、野菜やキノコなど豊富な具材もビュッフェ形式で自由に選べ、トッポギやチヂミといった韓国の定番メニューも食べ放題に。日本ではまだ珍しい「ラーメン制作マシーン」が店内に設置されており、話題の韓国袋めんを様々なアレンジで楽しめます。「好きな具材でオリジナルの鍋を召し上がっていただけたら」と同店。

資生堂の体験施設美と知のあゆみを 五感で体感

 資生堂の研究開発拠点「資生堂グロバールイノベーションセンター」の2階フロアに新たに企業展示「Shiseido Art & Heritage Passage」がオープン。Originゾーンでは、"Art"の視点から資生堂社の150年にわたる歴史と美意識を五感で感じることができます。壁に並んだ過去の商品のパッケージやボトルデザイン、流行を生み出してきた広告表現の展示には、懐かしさを覚える人も多いはず。「記憶の調香台」では自分の記憶をたどり、時間帯や気持ちなどの質問に答えると、2000パターンの調合の中からその時の"香り"が体験できます(無料)。

連載コーナー53 横浜とシュウマイと私 「シュウマイサミット開催」

令和はシュウマイの時代!その中心は横浜!と断言するシュウマイ研究家が、横浜から「シュウマイ愛」を叫び(語り)ます。あなたの中で閉ざされた「シュウマイ愛」の扉が開くかも?

 2月26日=「シュウマイの日(R)」がやってきました。そして今年は2月26日と同じ語呂の2026=つつむイヤー。そんな記念すべき年にさらなるシュウマイの活性化を目指し、日本シュウマイ協会では世界初!?となる「シュウマイサミット」を開催します。

 そもそもサミットとは?今風にAIで調べてみると「英語で『山の頂上』を意味し、転じて主要国首脳会議(先進国首脳会議)を指す。自由、民主主義などの価値を共有する国々が地球規模の課題に対し協力・対応策を決定する(一部加筆調整)」。これを「シュウマイサミット」に置き換えて、「シュウマイを盛り上げる」という価値を共有する、シュウマイのトップランナーたちが集まり、地球規模?でシュウマイを盛り上げるためのテーマを語り合おうと考えています。

 記念すべき第1回目のテーマは、【1】シュウマイとごはん、【2】シュウマイと酒、【3】シュウマイとタレ、【4】シュウマイと地方創生の4つ。それを日本シュウマイ協会会員企業団体を中心に議論し、具体的な企画やイベントにもつなげていきたいと思っています。

 ちなみに、参加者のなかには神奈川・横浜にゆかりある方も数名招待しています。それは...来年横浜で開催される「GREEN×EXPO 2027」にあわせてシュウマイで何かしたいという、私個人の思惑もあります。もしサミットで具体化したら本コラムでもご紹介します。ご期待ください!