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公開日:2026.02.26

横国大附属特別支援学校
コーヒーかすで商品製作
生徒らの販売会が盛況

  • 販売会で商品説明する生徒=写真上=と開発した商品=同下

    販売会で商品説明する生徒=写真上=と開発した商品=同下

 横浜国立大学教育学部附属特別支援学校=南区大岡=の高等部3年生9人が2月16日、コーヒーかすを活用した消臭剤とコースターの販売会を弘明寺商店街で行った。同商店街に店舗を構える「PEACH COFFEE」(百崎佑オーナー)との共同プロジェクト。約1時間で準備した商品は全て完売した。

 この取り組みは、大学生や高校生がメンバーとなり、横浜市内を拠点に食品ロスなど食に関する課題解決を目指す(一社)GRAFが企画。百崎オーナーが同法人のメンバーと同郷である縁から、「コーヒーかす」の活用について相談。同法人が学校に企画を持ちかけ、2024年8月から同プロジェクトの検討を始めた。

消臭剤とコースター

 昨年7月から販売会まで計15回の授業を実施。生徒は、コーヒーかすのほとんどが再利用されず廃棄物になってしまうことを知り、資源を再利用するためのアイデアを考えた。生徒同士で話し合いを重ね、コーヒーかすが持つ脱臭効果を生かした消臭剤とコーヒー色に染めたコースターの商品を開発した。コースターを担当した生徒は「少しコーヒーの香りがするように工夫した。予算や時間を考えながら製品化するのが難しかった」と振り返った。

 販売会は、同店の前にブースを設けて実施。2袋入った消臭剤を30袋(1袋100円)、コースターを11個(1個300円)用意した。チラシやポスターで通行人に商品の特長や開発した思いを伝える宣伝活動も行った。足を止める人も多く、生徒たちの説明を聞きながら、商品を手にしていた。消臭剤を担当した生徒は「PEACH COFFEEで販売するので、リボンの色もピンクに合わせた。無事、全て販売できて嬉しかった」と感想を話した。

 同店の百崎オーナーは「商品化できるか不安もあったが、生徒たちが販売するところまで頑張ってくれて嬉しかった。コーヒーかすの活用のヒントにもなった。こういう取り組みを今後も続けていきたい」と笑顔。3年生を担当する菅谷雄馬教諭は商品開発や販売会を通じて、社会とつながる貴重な経験だったと振り返り、「試行錯誤しながら、生徒同士が助け合う場面を数多く見ることができ、成長を感じた」と目を細めた。

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