厚木・愛川・清川版【3月13日(金)号】
左から安藤校長、篠島会長、佐後教育長

【厚木市】依知中学校PTA 活動を見直し、文部科学大臣表彰

 優れたPTA活動をたたえる2025年度優良PTA文部科学大臣表彰の受賞式がこのほど開かれ、厚木市立依知中学校PTAが表彰を受けた。3月5日に関係者が佐後佳親教育長に受賞を報告した。

 この表彰はPTAの健全育成や発展に資することを目的として、優秀な実績を上げたPTAを表彰するため1955年に創設されたもの。

 今回の表彰には、全国の小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校、私立幼稚園・認定こども園PTAから105校(県内8校)が選ばれ、2月6日に東京都千代田区の文部科学省東館・第一講堂で授賞式が行われた。

在り方を熟議

 同校では、コロナ禍の影響でPTA活動が大幅な制限を受けた23年度に、事業を見直す機会として活動内容を熟議。活動をコロナ禍以前に戻すのではなく、持続可能なPTAの在り方を模索し、会員の負担軽減を考えてきた。

 今回の受賞は、PTAの役員を本部のみとして事業ごとにボランティアを募る形で運営し、地域・学校・保護者が一体となった活動をはじめ、特に同校と依知小学校が接する道路への花植え活動「ESTP(依知ストリートツリープランニング)活動」に生徒・保護者で50人を超える参加があり、地域住民にも好評を得ている部分などが高く評価された。

 報告会には同校PTAの篠島慎一会長、安藤史校長が出席し、佐後教育長に受賞を報告した。「PTAメンバーに受賞を報告したら大変喜んでいた。PTA活動の在り方に変化を求められる時期ではあるが、今後も無理なく続けられる形を模索していきたい」と篠島会長。佐後教育長は「地域の皆さんと一緒に取り組んだ活動が評価され、うれしく思う。今後も共に子どもたちの学校生活を支えたい」と話した。

優勝した河口さんの「夕日の余韻」(高崎市倉渕支所提供)

【厚木市】棚沢・ファイアート神奈川 河口智光さん 若手花火師の頂点に 高崎のコンクールで優勝

 若手花火師が技術を競う「第7回高崎HANABIコンクール」(同実行委員会主催)が3月1日に群馬県高崎市で開かれ、(株)ファイアート神奈川(厚木市棚沢・和田順社長)の河口智光さん(39)が優勝に輝いた。

 このコンクールには全国から集まった40歳以下の花火師18人が出場した。タイトルを決め、それに沿ったストーリーを1分間の花火で表現。個人名や会社名を伏せた形で打ち上げ、技術やタイトルとの親和性などで評価される。

 優勝した河口さんの作品タイトルは「夕日の余韻」。昨年11月に出場が決まった直後に、会社の先輩などに相談して決めた。もともと自身が手掛けた「錦秋(きんしゅう)」という太陽のような花火玉をベースにしたい気持ちがあったという。それに赤を加える改良を重ね、夕日のイメージに近づけようと考えた。

 コンピュータのシミュレーションソフトはあるがほとんど使わず、頭の中で組み上げた。ただ、容易にテストが行えないため、静岡県まで足を運んで一度だけ打ち上げたという。そこで手応えをつかみ、さらに改良を加え本番に臨んだ。

 迎えた当日。全国の精鋭が手掛けた花火に「圧倒された。ものすごく刺激を受けた」と話す河口さん。それでも余韻の見せ方や感じさせ方が評価され、見事に優勝した。

 河口さんは山梨県の出身。中学生の時に見た河口湖の花火大会に感動し、両親の反対を押し切り大学卒業後に(株)ファイアート神奈川に就職した。「今回優勝できたことで和田社長が喜んでくれた。それがうれしい」と笑顔で語る河口さん。会社の看板を背負うことへのプレッシャーもあったそうだが、「会社に協力してもらい、アドバイスをもらいながら作った花火。今回の優勝は会社で獲得したものだと思っています」と話した。

配食型こども食堂を行う「フードパントリー&みんなの居場所ぶどうの木」の代表を務める 山本 祐子さん 愛川町中津在住 43歳


「心を込めたか」を大切に

 ○…愛川町で配食型こども食堂を運営する「フードパントリー&みんなの居場所 ぶどうの木」が、活動開始から1周年を迎える。町内に満足に食事をとれない子どもがいることを知ったことが、活動を始めるきっかけになった。「一人でも始められることを」と、まずは自宅でフードパントリーを始動。さらに、多忙な親子の心にゆとりを届けたいと、25年3月からは春日台のカフェで弁当の配布を始めている。

 ○…2年目に向けて、「まだ支援が届いていない、本当に行き詰まっている家庭に気づいてもらえる場所にしたい」と話す。心の支えは、フードバンク関係者から教わったマザー・テレサの「大切なのはどれだけ大きなことをしたかではなく、どれだけ心を込めたか」という言葉。一人ひとりの利用者に寄り添い、自分ができる範囲で真心を尽くしていきたいと考えている。

 ○…福岡県出身。関西での看護師勤務を経て、結婚を機に愛川町へ移住して14年になる。3人の子どもを育てる母として、仕事や支援のための食品回収と多忙な毎日を送っているが、夫をはじめ家族の協力が活動を支えている。自宅での作業中には、この春から中学生になる長女が食品の仕分けを手伝ってくれることもあるといい、「非常に助かっています」と顔をほころばせる。

 ○…現在は趣味の「耳つぼジュエリー」づくりのほか、本格的に学んでいる「足つぼ」での今春開業を目指している。実店舗は持たず、地域のカフェやマルシェへの出店を計画中だ。自身の活動について「体が動かなくなったら終わりかもしれない」と冷静に見つめつつも、「いつか子どもたちが興味を持って継いでくれたらうれしい」と話した。

会場の様子

厚木地区看護部長会 地元で働くを支援 就職説明会を実施

 厚木地区看護部長会(伊藤玲子会長)は3月9日、厚木市中町のアミューあつぎ・市民交流プラザで看護職員合同就職相談会を開催した。

 同会は厚木市・愛川町・清川村の13病院(愛川北部・愛光・厚木佐藤・厚木市立・神奈川リハビリテーション・神奈川中央・亀田森の里・清川遠寿・近藤・相州・湘南厚木・仁厚会・東名厚木)と看護専門学校で組織され、看護学生や潜在看護職など、これから看護職として就職を考える人を対象に、実際の現場の声を届け、地元での就職を考えてほしいと毎年相談会を実施している。

 当日は同会所属の病院がブースを出し、訪れた人に各病院の仕事内容などを丁寧に説明した。

 同会では「地元で就職する利点はたくさんあります。今後も多くの人が地域で働いて頂けるように、地道に活動していきたい」と話した。

「思いを込めて作っています」と笑う山本さん

愛川「ぶどうの木」1周年 親子の時間を食で支える

 愛川町で配食型こども食堂を行う「フードパントリー&みんなの居場所ぶどうの木」が、この3月で1周年を迎える。

 代表を務める山本祐子さん(=今号「人物風土記」で紹介=)は3人の子どもをもつ子育てママ。自身の子どもが幼い頃、「愛川町で食事を食べられない子どもがいる」という話を聞いた衝撃をきっかけに、約1年前から「春日台タウンカフェあい」で活動を始めた。

 活動は月1回、ひとり親家庭や多子世帯が対象。予約制で午後5時から用意した60食から70食のお弁当を配布しており、取材日のメニューには、朝8時30分から準備された手作りゼリーや天ぷら、半原小学校で収穫された夏みかん、さらにお菓子などが容器に詰め込まれていた。

 食材はフードバンクや地元農家からの提供、支援者の寄付、さらには山本さんの持ち出しを活用して賄われている。

 また、活動の幅は食支援にとどまらず、教育委員会が運営する「愛川町相談指導教室 絆」へも食品を提供しており、昼食がないことで登校をためらっていた児童や生徒の出席率が向上したという。

 利用する人からは「親子の時間が持てた」「救われた」といった感謝の声が寄せられ、山本さんは「少しでも多くの人に興味を持ってもらえたら」と支援の輪が広がることを願っている。

 食品サポートに協力する場合はホームページ「フードパントリー&みんなの居場所ぶどうの木」内の問い合わせフォームより連絡を。

北欧に学ぶジェンダー平等 清川村で28日に講演会

 清川村は3月28日(土)、生涯学習センターで男女共同参画推進講演会「北欧から学ぶジェンダー平等」を開催する。午後1時30分から午後3時までを予定。

 東海大学の浅井亜希講師を招き、北欧の事例から平等を考える。参加無料、定員30人。希望者は26日(木)までに村生涯学習課【電話】046・288・3733へ申し込みを。

地元スクール6人が出場 ジュニアオリンピック水泳

 東京アクアティクスセンターで3月27日(金)から30日(月)まで開催される「全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」に、レオスイミングスクール厚木校と愛川校に通う小中学生6人が出場する。主催は(公財)日本水泳連盟。

厚木校

 同大会に出場するには、公式・公認競技会で所定の標準記録を突破することが必要になる。厚木校から出場するのは後藤陽介さん(南毛利中2年)、箭内洋哉さん(同2年)、若林恵吾さん(海老名市立今泉中2年)、茶園絢斗さん(同海西中2年)の4人。全員で出場する400mフリーリレーに加え、後藤さんは50m・100mの自由形、箭内さんは200mバタフライでも全国の舞台に立つ。

 後藤さん以外は全員初出場。「4人全員で力を合わせて、リレーで決勝に出場したい」と意気込んでいる。

愛川校

 愛川校からは田中心陽さん(田代小3年)が50ⅿ平泳ぎで、緑川大夢さん(依知中2年)が100m、200mの背泳ぎで出場権を獲得した。初出場となる田中さんは「全国で自己ベストを更新したい」と意気込み、3度目の出場となる緑川さんは「両種目ともA決勝(上位8人)を目指す」と話している。

男性入賞メンバー

【厚木市】 グラウンドゴルフ 年間王者が決定 藤田さん・竹下さん

 今年度の締めくくりとなる第5回「厚木市グラウンド・ゴルフチャンピオン大会」が2月に市内厚木市荻野運動公園競技場で開催された。

 同大会は、厚木市グラウンド・ゴルフ協会が主催する年間の各種大会をはじめ、各支部の交流会などの入賞プレーヤーが参加して、年度チャンピオンを決めるもの。当日は男女計116人が出場し、チャンピオンをめざして競い合った。

 普段と違う天然芝での大会となり、参加者は芝目を見ながら各コースの攻略を楽しんだ。

▽男子の部

優勝/藤田賢二(緑風GGC)、2位/松岡延安(三田GGC)、3位/高橋行夫(及川GG会)

▽女子の部

優勝/竹下典子(清流GGC)、2位/安斎桂子(金田GGC)、3位/木村フミ子(まつかげ)

光熱費抑える住まい術 厚木市内で省エネセミナー

 厚木市と「カーボンニュートラルあつぎ未来プロジェクト」は、住宅の結露対策や光熱費の節約術を伝える「住まいの省エネ・創エネセミナー」を3月から4月にかけて市内11会場で実施する。参加無料。

 同セミナーは、冬の寒さや夏の暑さを解消し、健康で快適な暮らしを実現するための具体的な手法を学ぶことが目的。主な内容としては、2026年度の最新補助金情報に基づいた断熱窓リフォームの効果や手軽に始められるDIYの紹介、太陽光などの創エネと蓄電池を組み合わせた体験談など。また3月20日(祝)の初回開催時は、東京工芸大学の山本佳嗣氏による「省エネ」の解説も予定されている。

 開催日程は、3月20日のあつぎ市民交流プラザを皮切りに、29日は緑ヶ丘公民館、4月4日は愛甲公民館と森の里公民館、5日は睦合西公民館で行われる。11日はあつぎ市民交流プラザ、12日に厚木北公民館、18日に厚木南公民館、19日に小鮎公民館、25日に南毛利公民館と依知南公民館で順次開催される予定だ。

 参加には事前の申し込みが必要で、定員に達し次第終了(先着順)。

 申し込みは電話で「CNあつぎ未来PJ」事務局の鷺谷さん(【携帯電話】090・7243・9254)または、遠藤さん(【携帯電話】080・1010・4759)へ。

佐藤教育長(前列中央)を囲む奨励金受賞者

愛川町 奨励金を交付 全国大会出場者など9人

 愛川町は3月6日、スポーツの全国大会や国際大会に出場する町内在住の個人に対し、奨励金交付式を開催した。この制度は町民の活動支援を目的としており、今回は9人が対象となった。

 式典で佐藤照明教育長は「皆さんの競技に向かう姿勢が周囲に良い影響を与えている」と各選手を激励した。昨夏のキックボクシング全国大会で優勝した水田勝眞さん(菅原小5年)は連覇への意欲を語り、3月27日から京都府で開かれる全国中学校空手道選抜大会に初出場する網代大輔ルナさん(愛川中原中2年)は、「神奈川県を代表して優勝したい」と力強く決意を述べた。

 交付を受けた対象者は以下の通り(敬称略)。高木行美(ペタンク)、吉澤正春(同)、高木姫代子(同)、林つた子(グラウンド・ゴルフ)、水田勝眞(キックボクシング)、小笹日菜乃(新体操)、大貫恭子(同)、梅田航平(トライアスロン)、網代大輔ルナ(空手)

スポーツチャンバラ教室 3月15日 あいかわ公園で

 あいかわ公園のこども広場で3月15日(日)、「スポーツチャンバラ教室」が開催される。午前11時から午後2時まで(正午から1時間は休憩)。

 ニュースポーツであるスポーツチャンバラ。当日は青空の下、専門の競技指導者から直接レクチャーを受けながら、安全に楽しく体験することができる。

 参加希望者は、時間に合わせて当日直接会場へ。雨天等の場合は中止になることもある。

 問い合わせは同公園管理事務所【電話】046・281・3646へ。

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笑顔ではし作り

神奈川県産材で箸づくり みらくる保育園で卒業制作

 社会福祉法人神奈川やすらぎ会・みらくる保育園(厚木市飯山南・西迫哲理事長)で3月10日、卒園に向けた記念品作りが行われた。

 同園では毎年、卒園児たちが1年間頑張って取り組んだことにちなんだ記憶の残る卒園記念品選びをしており、今年は特に「はし使い」について力を入れてきたことを受け、卒園記念品を「はし」としたという。

 例年は記念品業者などに依頼することもあるが、今年度は地元について知って欲しいという思いから、厚木市内で神奈川県産材で木工製品を作る株式会社kinoiro(福本ミカ代表取締役)を見つけ、はしの製作を依頼。同園の考えに賛同し、ワークショップによるマイはし作りをする事になった。

 園児らはこの日までに、はし作りの工程を同社のSNSで勉強。当日は同社で製造を担当する福本拓二さんらが講師として参加し、園児たちを前に、神奈川県内の間伐材の話をはじめ、木について説明。仕上げ工程を残した神奈川県産のヒノキのはしを手渡し、一緒に作業を行った。

 園児たちが、各々の名前の彫られたはしにやすり掛けを行い、ミツロウを塗って完成。「いろいろ教えてもらえて良かった。楽しかった」と作業を振り返った。完成したはしはミツロウを乾燥させ、卒園式の日に園児たちに配られる。

リサイクルセンターで回収された粗大ごみ

【清川村】粗大ごみ処理を有料化 4月1日から

 清川村は、4月1日から「粗大ごみ処理有料化」を導入する。

 これまで「その他(粗大)ごみ」として一括されていた区分を「粗大ごみ」「特定粗大ごみ」「もえないごみ」に再編し、粗大ごみ類については有料の処理券を貼付する必要がある。

 有料化の対象となるのは一辺の長さが50cmを超える「粗大ごみ」と、3辺(高さ・横幅・奥行)の合計が300センチ以上となるタンスなどの「特定粗大ごみ」。

 手数料は排出方法によって異なり、粗大ごみの直接搬入・拠点回収(村役場北側駐車場)は500円、自宅で回収を行う個別回収は700円となる。特定粗大ごみは直接搬入・拠点回収が1000円、個別回収は1200円となる。

 なお、フライパンなどの「もえないごみ」や、燃えるごみ、資源ごみなどの排出方法や収集日に変更はない。

 新たなルールでは、1回につき粗大ごみと特定粗大ごみを合わせて5点まで出すことができる。拠点回収と個別回収を希望する場合は、希望日の前週金曜日午後5時までに電話予約が必要。

 地区別の最終収集日は、1区(尾崎、舟沢方面など)は終了、2区(宮ヶ瀬、煤ヶ谷方面など)は3月18日(水)となっている。リサイクルセンターへの直接搬入については土曜日は3月28日、平日は3月30日(月)が無料期間の最終日となる。

 粗大ごみ処理券の購入場所は、役場1階の環境上下水道課窓口、道の駅「清川」ほか全5カ所。

 問い合わせは環境上下水道課【電話】046・288・3862へ。

付箋に意見やアイデアをまとめる

村制70周年へ多彩な提案 清川村中学生が熱議

 次世代を担う中学生の視点を村政に活かすため、2月24日、清川村役場庁舎4階の住民センター集会室で「中学生ワークショップ」が開催された。

 この取り組みは、幅広い年代の住民に村政へ参画してもらうことを目的に、村の将来を支える中学生を対象として企画されたもので、今回で4回目を数える。

 当日は、村立緑中学校と宮ヶ瀬中学校の3年生計13人が参加した。

 生徒たちは岩澤吉美村長から「第4次清川村総合計画」の後期基本計画について直接説明を受け、村の現状と未来の指針について理解を深めた。

 今回のメインテーマである「村制70周年〜自分たちにできること・取り組んでみたいこと〜」に基づいた討議では、3つのグループに分かれて意見を交換。各グループには職員1人がファシリテーターとして加わり、付箋を活用して村の魅力と課題を整理しながら、既存の価値に中学生らしい感性を掛け合わせたアイデアが次々と披露された。

 具体的な提案として、村制70周年を祝う記念印やポストカードの制作といった記念グッズの案に加え、中学生自身がイベントに出店して運営に携わりたいという意欲的な声も上がった。生徒たちの積極的な姿勢に対し、担当職員は「村に積極的に関わろうとする姿勢を強く感じた。また、参加者の前で堂々と発表する姿に感動した」とコメントした。

左から飯原部会長、栁下部会長、山口市長

厚木市 はちみつと牛乳をPR 酪農家と養蜂家が訪問

 厚木市畜産会の養蜂部会(栁下浩幸部会長)と酪農部会(飯原芳美部会長)が3月5日、日頃の農業政策・畜産振興に対する感謝と、市内産ハチミツ・県内産牛乳の消費拡大に向けたPRのため、山口貴裕市長を訪問した。

 厚木市内には現在、養蜂農家が3軒、酪農農家が6軒ある。市内産ハチミツは生産者の直売所のほか、JAあつぎの夢未市などで購入が可能で、種類も豊富で、さまざまな花から集めた「百花蜜」や特定の花から採取したものなどがあり、地域の植生や季節によって、多様な味わいが楽しめるのが特長。また市内で搾乳された生乳は乳業メーカーを通じ、新鮮な牛乳として地域に届けられている。

 当日は両部会長から日頃の感謝の言葉のほか、農業を取り巻く環境などについても伝えられた。

「今年も甘くておいしいハチミツができた。花の種類によって異なる味わいを多くの方に楽しんでもらいたい」と栁下部会長。飯原部会長は「酪農を取り巻く環境は厳しいが、仲間と力を合わせながら、安心でおいしい牛乳を届けていきたい」と話した。

 また、3種類のはちみつと県内産牛乳の試食もあり、山口市長は「味が濃くおいしい」と笑顔。合わせて「猛暑の影響などで作業は苦労があったと思う。丹精込めて生産されたハチミツと牛乳が、市民の皆さんの食卓に届くよう、市としても支援していきたい」とコメントした。

セストシューターの様子

セストシューターも登場 厚木で3月14日にスポーツ体験会

 厚木市は3月14日(土)、荻野運動公園でニュースポーツの体験イベント「スポーツなじみDAY」を開催する。市民の健康増進や運動習慣づくりが目的で、会場ではスポーツ推進委員らの指導のもと、多彩な競技を無料で体験できる。

 メインアリーナでは、市推進委員が考案した「セストシューター」をはじめボッチャや体力チェックコーナーを設置。パラスポーツの体験会も同時開催される。多目的広場では、モルックやグラウンド・ゴルフなどが楽しめる。

 問合せは厚木市スポーツ魅力創造課【電話】046・225・2531へ。

岡見氏(左)とヘン・スール労働職業訓練省大臣(右)

㈱コジマホールディングス  カンボジアと覚書を調印 人材育成・交流を強化

 (株)コジマホールディングス(小島正伸代表取締役会長/厚木市中町)は今年2月、カンボジアの首都プノンペンを訪れ、同国の労働職業訓練省との間で覚書(MOU)を締結した。

 この覚書は、日本での就労を希望するカンボジア人材の適切な募集・紹介体制の強化と、職業訓練および日本語教育を通じて人材育成、両国の経済発展と人的交流の拡大、文化交流の促進をめざすもの。

 調印式には、カンボジ労働職業訓練省大臣のヘン・スール氏、(株)コジマホールディングス代表取締役専務の岡見健氏らが出席。両者により覚書への署名が行われた。

 また、この覚書の締結に続き、翌日にはカンボジアの職業訓練校、送り出し機関と三者間の覚書も締結。具体的な人材育成と、送り出し体制の構築に向けた協力体制を強化した。

 同社では「今後も、カンボジアと日本をつなぐ人材育成と交流の促進を通じて、持続可能な国際人材雇用循環の実現に貢献していきたい」とコメントした。

湘南厚木病院 市民向け公開講座 3月25日アミューあつぎで

 湘南厚木病院の院外市民公開講座が、3月25日(水)にアミューあつぎ(中町2の12の15)の6階・ルーム602で開かれる。参加費無料、申し込みも不要。

 当日は午後1時30分から「身近な人に不安を感じたら聞いてほしい認知症の話」(講師・大泉武志理学療法士)、2時15分から「認知症介護の『困りごと』への対応」(講師・フィッシュバッハ靖子看護師)、3時から「不整脈は治せる!?=カテーテル・アブレーション=」(講師・吾郷偉吹臨床工学技士)の各講座が予定されている。

 問合せは同病院経営企画室【電話】046・223・3636へ。

厚木署管内 昨年は1億8千万円超 特殊詐欺被害額が増加

 厚木警察署管内(厚木市・愛川町・清川村)で、2025年中に認知された特殊詐欺の被害総額が約1億8700万円に上ったことが同署への取材で分かった。前年(2024年)の被害総額約1億800万円と比較して、約8000万円の増加となっている。

 同署によると、管内で発生した手口別の認知件数は「オレオレ詐欺」が最多の20件(前年24件)を占めた。次いで、「キャッシュカード詐欺盗」などが前年の3件から12件へと増加している。さらに、「還付金詐欺」が8件(同7件)、「預貯金詐欺」が5件(同7件)、「架空料金請求詐欺」などの架空請求が4件(同3件)という内訳であった。

 件数が増加しているキャッシュカード詐欺盗は、警察官などを装って電話をかけた後、受け子が直接訪問し、隙を見てキャッシュカードを別のカードにすり替える手口だという。また、依然としてオレオレ詐欺や預貯金詐欺なども引き続き発生している状況となっている。

 同署は「警察官などをかたる不審な電話で個人情報を聞き出そうとしたり、カードの確認が必要などと言われたりした際は、詐欺の手口を思い出してほしい」と指摘。さらに「電話でお金の話が出たら一度電話を切り、決して一人で判断せずに家族や警察へ相談を」と注意を呼びかけている。

音楽とダンスで支援 本厚木駅前でチャリティーライブ

 本厚木駅前北口広場で3月22日(日)、「P-smileチャリティライブvol.10」が開催される。時間は午前11時から午後2時頃まで。

 厚木を中心に被災地支援を行うP-smile(西田由花里代表)が、能登半島やウクライナの子どもたちへの支援を目的に主催。

 当日は、午前11時からの「ハープ弾き語りライブ」、正午からは「みんなでダンスタイム」、午後1時からは「みんなで手話歌を楽しもう」と題し、来場者も一緒に参加して楽しめるプログラムがそれぞれ約40分で行われる。

 代表の西田さんは「被災地に想いを寄せ、平和への感謝や互いに支え合う幸せを皆で共有できれば」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは西田さん【携帯電話】090・4245・5144へ。

ミツマタ桃源郷が見頃 厚木市上荻野

 厚木市上荻野の大厚木カントリークラブから市道を奥へ進んだ高取山登山口付近にある「ミツマタ桃源郷」で、今年もミツマタの花が見頃を迎える。

 この場所は、周辺の自然保護活動に取り組む「西山を守る会」が保全活動を行っている。美しい景観を維持するため同会は3月末までの週末に活動資金を募るカンパ活動を実施。荻田豊事務局長は「協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

寄贈本を手にする山口市長(中央)と平塚信用金庫の井萱誠常務理事(右)、小池隆史厚木南エリア支店長(左)

平塚信金 厚木市に児童書50冊を寄贈 13回目で累計694冊に

 平塚信用金庫(本店・平塚市)は3月5日、地域貢献活動の一環として、厚木市立中央図書館に児童書50冊を寄贈した。同金庫による本市への寄贈は2013年度から始まり今回で13回目。寄贈本の累計は694冊に達した。今回の寄贈品には、市が選定している「厚木の子どもたちに手渡す100冊の絵本」のリスト掲載作品や、乳幼児向けの「ブックスタート」関連の絵本、小学校などの団体貸出用図書などが含まれる。

 寄贈式には、平塚信用金庫の井萱誠常務理事と小池隆史厚木南エリア支店長、山口貴裕市長が出席した。

 式典で山口市長は「13回目となる本の寄贈に感謝する。この機会に子どもたちに読書に親しんでほしい」と謝辞を述べた。井萱常務理事は「子どもたちが本に触れるきっかけに貢献できる取り組み。これからも続けていきたい」と、活動の継続に意欲を見せた。

榊原さんの「あゆみばし桜のカーテン」

優しい水彩画の世界 アミューあつぎで作品展

 「第25回やさしい水彩画教室展」が、4月2日(木)から7日(火)まで、アミューあつぎ5階のあつぎアートギャラリー1〜3で開催される。時間は午前10時から午後5時(最終日は午後4時まで)。入場無料。

 同展は、厚木市内で榊

原勇城さんが講師を務める水彩画教室の作品展。榊原さんをはじめ、教室に通う生徒らが描いた風景や動植物など、多彩なジャンルの水彩画約120点が展示される。

 榊原さんは「個性を大切にしながら、今年で25回目を迎え、生徒たちもこの展示会を心待ちにしています。私は全日会場にいるので、希望があれば作品の案内もします」と話している。

 問い合わせは榊原さん【携帯電話】090・2231・7416へ。

厚木の高校生が合唱 3月27日に厚木市文化会館で

 「第11回あつぎ高校合唱祭」が3月27日(金)、厚木市文化会館小ホールで開催される。午後2時15分開場、2時30分開演。入場無料。

 若い世代の合唱の活性化と交流を図るための催しで、市内の厚木高校音楽部、厚木王子高校合唱部、厚木西高校合唱部の3校が出演する。各校が「春よ、来い」などの単独演奏を披露するほか、合同ステージでは全国の被災地の復興を願って参加者全員で「群青」を歌う。主催は厚木合唱連盟、厚木市共催。

 問い合わせは同連盟の飯塚さん【電話】046・291・1787へ。

愛川町ウインドオーケストラ 春のコンサート 3月15日 文化会館で

 愛川町内で唯一の吹奏楽団として活動する「愛川ウインドオーケストラ」による「2026スプリングコンサート」が、3月15日(日)に文化会館ホールで開催される。

 当日は須藤憲夫さんの指揮のもと、団員が一丸となって練習を重ねてきた成果を披露する。プログラムは、和の情景を奏でる『3つのジャポニスム(鶴が舞う、雪の川、祭り)』のほか、ミュージカルの名曲『ウエストサイド物語』より「シンフォニック・ダンス」、『時代劇えきすぷれす』など、幅広い世代が楽しめる構成となっている。

 開演は午後1時30分(開場は1時)。入場にあたって事前の申し込みは不要。同楽団は「素敵なハーモニーを届けたい。ぜひ直接会場へ足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは同事務局の飛澤さん【電話】090・8854・6249へ。

味噌作りを46人が体験 環境市民学習講座

 厚木市環境市民学習講座「市内産の津久井在来大豆を使った味噌作り」が3月7日、厚木町にある報徳会厚木事務所で開かれた。

 市内で活動する市民環境団体「エコ・アップ・あつぎ」(内田善久代表)が主催したもので、当日は46人が参加。講師は臼井ファームの臼井欽一さんが務めた。参加者には臼井さんの畑で採れた津久井在来大豆と厚木産の米「はるみ」から作った麹、塩が配布され、まずは大豆をつぶすことからスタート。子どもたちは足で踏むなど、それぞれが体重をかけながら苦労してつぶしていた。その後、麹と塩を入れてさらに混ぜあわせてようやく完成した。臼井さんによると夏を越えて9月以降になれば食べられるという。参加者は「つぶすのが大変だったけど楽しかった」「秋が楽しみ」と口々に話していた。

 内田代表は「地産地消を目指していけば、輸入にかかるエネルギーを減らすことができる。今回の味噌作りが、環境への配慮を考えてもらうきっかけになれば」と話していた。

表彰状と盾を手にするセコム(株)の社員ら

セコム㈱厚木支社が銀賞 「優秀安全運転事業所」に

 セコム株式会社厚木支社(寿町)が「優秀安全運転事業所」の銀賞を受賞し、3月3日に厚木警察署で行われた表彰式に出席した。式には同支社の高橋正樹支社長や佐藤伸吾次長らが参加し、厚木警察署の阿部勇署長から表彰状が、自動車安全運転センターの片山真所長から盾がそれぞれ贈られた。

 今回申請があった325事業所のうち、県内で表彰されたのは8事業所。厚木市内では同支社が唯一の受賞となった。業務中はもちろん、通勤などを含めた全従業員の徹底した無事故・無違反が評価された。

 「信頼される安心を、社会へ。」の理念のもと、同支社は日々の運転でも地域に安心感を与えるよう意識している。長年続く指導体制に加え、AI搭載ドライブレコーダーの導入で危険な運転をリアルタイムに指導できる仕組みが受賞を後押ししたという。

 高橋支社長は「地域の皆さまに安心をお届けするため、より引き締めて安全運転に努めていく」と話した。阿部署長は安全運転への感謝を述べた上で「地域企業が率先して取り組む姿勢は非常に心強い。この安全に対する意識が、他の事業所にも広がっていくことを期待している」と話した。

厚木SCの選手たち

厚木SC 地元オープン戦で2勝 実戦でチームを強化

 厚木市ソフトボール協会主催の「第9回厚木オープン」が2月21日と22日、厚木市の酒井スポーツ広場で開催された。地元から日本リーグ所属の厚木SCが出場し、強豪大学やクラブチームなど計7チームが熱戦を繰り広げた。

 厚木SC実行委員会の主管で行われた同大会は、実戦を通じたチーム強化や交流を目的としている。厚木SCは2日間で4試合を戦い、2勝2敗だった。

 初日の21日、第1試合の順天堂大学戦は、小山優理選手と窪帆乃夏選手の連続三塁打で一時逆転するも、7対9で敗戦。続く第2試合の日本体育大学戦では、新戦力・河島凛投手が7回1安打無失点と好投。0対0の7回裏2死から代打・西本真愛選手が出塁し、福間由里子選手の適時二塁打で1対0のサヨナラ勝ちを収めた。

 22日の第1試合・清和大学戦は、先制を許すも西本選手や露原沙絵選手の適時打などで逆転し勝利した。同日の第2試合は再び日本体育大学と対戦したが、先発の河島投手が序盤に失点し2対8で敗れた。

 チームの荒尾芳夫代表は、今シーズンの目標として「日本リーグ優勝」と「全国クラブ選手権優勝」を掲げ、「まだまだ未知数なチームであることから今後の練習で大きな変貌を遂げていきたい」と話した。