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公開日:2026.03.13

ファイアート河口さん
若手花火師の頂点に
高崎のコンクールで優勝

  • 優勝した河口さんの「夕日の余韻」(高崎市倉渕支所提供)

    優勝した河口さんの「夕日の余韻」(高崎市倉渕支所提供)

  • 河口智光さん

    河口智光さん

 若手花火師が技術を競う「第7回高崎HANABIコンクール」(同実行委員会主催)が3月1日に群馬県高崎市で開かれ、(株)ファイアート神奈川(厚木市棚沢・和田順社長)の河口智光さん(39)が優勝に輝いた。

 このコンクールには全国から集まった40歳以下の花火師18人が出場した。タイトルを決め、それに沿ったストーリーを1分間の花火で表現。個人名や会社名を伏せた形で打ち上げ、技術やタイトルとの親和性などで評価される。

 優勝した河口さんの作品タイトルは「夕日の余韻」。昨年11月に出場が決まった直後に、会社の先輩などに相談して決めた。もともと自身が手掛けた「錦秋(きんしゅう)」という太陽のような花火玉をベースにしたい気持ちがあったという。それに赤を加える改良を重ね、夕日のイメージに近づけようと考えた。

 コンピュータのシミュレーションソフトはあるがほとんど使わず、頭の中で組み上げた。ただ、容易にテストが行えないため、静岡県まで足を運んで一度だけ打ち上げたという。そこで手応えをつかみ、さらに改良を加え本番に臨んだ。

 迎えた当日。全国の精鋭が手掛けた花火に「圧倒された。ものすごく刺激を受けた」と話す河口さん。それでも余韻の見せ方や感じさせ方が評価され、見事に優勝した。

 河口さんは山梨県の出身。中学生の時に見た河口湖の花火大会に感動し、両親の反対を押し切り大学卒業後に(株)ファイアート神奈川に就職した。「今回優勝できたことで和田社長が喜んでくれた。それがうれしい」と笑顔で語る河口さん。会社の看板を背負うことへのプレッシャーもあったそうだが、「会社に協力してもらい、アドバイスをもらいながら作った花火。今回の優勝は会社で獲得したものだと思っています」と話した。

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