小田原・箱根・湯河原・真鶴版【8月2日(土)号】
SNSで箱根の気温やイベント情報を発信

「涼」テーマに箱根PR 施設連携で夏の誘客図る

 箱根の観光施設や宿泊施設などが連携する箱根プロモーションフォーラム(箱プロ)が、夏の新たな観光企画として「箱根涼行(りょこう)」を展開している。猛暑が続く中で、涼しさをテーマに箱根全体の魅力を発信し、夏の誘客につなげる狙いだ。

 今回の企画では、美術館や水族館、宿泊施設などが参加。子どもがいる家族や、親子三世代、愛犬家など、さまざまな層が楽しめるよう、ひんやりスイーツや自然体験、癒しスポット、夏祭りなど”涼”を感じる演出や体験が各所で展開されている。

 企画の一つである「冷やし温泉」は、温泉の温度を通常よりも低く設定することで、猛暑でも快適に過ごしてもらう取り組み。2年前から始まり家族連れや外国人観光客からも好評で、今年は6施設が参加。8月31日(日)まで36〜39℃の温泉が楽しめる。

 取り組みの背景には、近年の猛暑などによる夏場の観光客数の減少がある。これまでは各施設が個別に発信していた夏の情報を一つの企画としてまとめて発信することで、観光客にとっても分かりやすく箱根全体の魅力を伝える効果がある。

 企画に参加している箱根遊船や成川美術館などでは現在、毎日の気温を温度計で測定し、風景写真とともにインスタグラムで発信。箱プロの公式アカウントでも情報を共有するなど、実際の涼しさを可視化してアピールしている。

 箱プロの中嶋順事務局長は「夏の箱根の涼しさを体感してほしい」と話している。イベント内容や参加施設の詳細は公式ホームページ(https://hakopro.com)から確認できる。

過去に行われたセリ市見学と料理教室の様子(市提供)

SNSで地魚の魅力発信 小田原でアンバサダーを養成する講座を開始

 小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会が小田原の魚の魅力に触れ、SNSを活用して市内外に発信するアンバサダーを養成する講座「小田原さかな倶楽部」を9月に開講する。現在、受講者を募集している。

 同協議会は2013年に市内の漁業者や水産加工業者、商業関係者、行政職員らで結成された。「小田原の魚をもっと『知って』、『買って』、『食べて』もらおう」をスローガンに活動している。

 これまで料理教室開催や水産業プロモーションソングのMV制作、漁港周辺の活性を目的に活動する「小田原地魚大作戦協議会」に低利用魚を使った商品の改良を委託して行うなど、水産業振興に取り組んできた。その中で一般向け料理教室など1回の体験では知識や技術を習得しにくいことから、約半年間かけて学べる講座を企画した。

トータルで学ぶ

 講座の特徴は、魚を取ることから調理技術の習得まで一貫して学べること。講師は同協議会メンバーらが務め、全4回で実施する。

 内容は【1】セリ市見学と漁港の朝メシツアー(9月20日(土))【2】魚屋道場〜魚をひたすらに捌く道場〜(10月11日(土))【3】沖釣り体験(11月8日(土))【4】魚の伝道師に学ぶ魚食講座(12月13日(土))。また自宅で小田原産の魚をさばく様子をSNSに投稿する「宿題」もある(10月・1月)。

 修了者は「小田原さかなアンバサダー」に認定され、SNSなどを使って小田原の魚の魅力を発信する活動を行っていく。

 対象は全講座に参加可能で、自身のSNSアカウントで各講座の感想などを一般公開できる人。18歳未満は保護者の同意書が必要。募集は15人程度で、参加費5千円。募集人数を超過した場合は、志望動機などから書類選考を行う。希望者は8月20日(水)までに市ホームページ内の申し込みフォームから応募する。事務局の市水産海浜課は「子どもから大人まで魚の知識や技術を楽しく習得し、いろいろな側面から魅力を発信してほしい」と参加を呼び掛ける。(問)市水産海浜課【電話】0465・22・9227

We Love Odawaraみんなの音楽祭の実行委員長を務める 川口 清さん 小田原市中里在住 59歳

音楽で奏でる平和への願い

 ○…戦後80年の節目に、小田原市や周辺で活動するグループなどが集う音楽祭を8月9日に開催する。10団体が出演するイベントの実行委員長を務める中で胸に期すのは、「分野は違っても、音楽というキーワードでつながりながら平和や愛を語りたい」という願い。小田原三の丸ホールの大ホールから、来場者と心ひとつに平和を希求する。

 ○…中学生の頃はフォークソング全盛期。自身も松山千春やさだまさし、長渕剛らの楽曲に聞きふけり、「楽器を弾けると女の子にもてるかなと思って」とギターを手にした。3年生の文化祭で立ったステージは「自身の音楽の原点」と振り返り、西湘高校ではフォークソング部で活動。放課後は部室に入り浸って練習に明け暮れるなど、音楽漬けの青春時代を過ごした。

 ○…就職後は音楽から遠ざかった時期もあったが、昔の音楽仲間の影響で「趣味で楽しむ程度」に活動を再開。フォークソングやジャズ、ファンクなど多彩なジャンルのグループで音楽の魅力を吸収してきた。転機は東日本大震災。宮城県石巻市の仮設住宅で慰問ライブを行った際、「久しぶりに笑って楽しかった」という被災者の声に、音楽の力で聴く人に癒しや元気を与えたいという思いを募らせた。

 ○…音楽祭には、自身もアコースティックユニット「わをん」のメンバーとして出演する。三の丸ホールの大ホールは、今年2月のワンマンライブで600人を動員したステージ。「オペラハウスのような造りでお客さん一人一人の顔が見やすく、音も素晴らしい」と本番が待ち遠しい。「戦争を知らない世代、中でも将来を担う子どもたちに、音楽を通して平和の尊さを伝えられたらうれしい」

ポーラ美術館 小学生向け 鑑賞・探検イベント

 ポーラ美術館が8月9日(土)、「キッズ おしゃべり鑑賞会&ネイチャーウォーク」を開催する。

 おしゃべり鑑賞会(午前10時30分〜午後0時15分)は、小学3年生から6年生を対象に、学芸員と一緒に展示作品を鑑賞。キッズ ネイチャーウォーク(2時〜3時)は、3歳から中学3年を対象に、美術館周辺の遊歩道を探検する。

 各回先着30人で参加費無料(中学生以下は入館無料)。申し込み詳細は「ポーラ美術館 Peatix」と検索。8月3日(日)まで。(問)同美術館【電話】0460・84・2111

今年のテーマは「あさがお」 小田原城北工業高校生徒がパッカー車装飾を開始

 小田原城北工業高校のデザイン科によるパッカー車(ゴミ収集車)のペイントが、今夏も行われている=写真。

 この活動は、株式会社小田原衛生美化サービス(小田原市寿町)の呼び掛けで1993年から実施している。制作数は今回で33台目。

 今年のテーマは「あさがお」で、同科の有志27人が参加して7月7日から作業を開始した。リーダーの竹内結菜さん(2年)は「昨年より制作時間が短いので、メリハリをつけてやりたい」とコメント。デザインを考案した中村智知さん(同)は「主に夏休みに作業をするので、夏らしいイメージにした。デザインに込めた思いが車にのるようみんなで協力したい」と話していた。

 パッカー車は約1カ月間かけて制作。11月初旬に開催される同校文化祭でお披露目後、ごみ収集業務に使用される。

表敬訪問のようす

からたちハウス ソロプチミストからの活動資金援助を小田原市に報告

 板橋公民館を拠点に子どもたちの成長と自立を支援する第三の居場所づくりに取り組む「からたちハウス」(窪田清美代表)が先ごろ、加藤憲一小田原市長を表敬訪問し、ソロプチミスト日本財団から2024年度活動資金援助を贈呈されたことを報告した。

 この日は同財団に推薦した国際ソロプチミスト小田原の会員も同席。日本財団委員会の桐谷綾子委員長が推薦理由などを説明した。窪田代表は「地域の方たちの力をお借りして活動を続ける中で大変ありがたいこと」と述べた。加藤市長は「地域で地道な活動をしている方が取り上げられることは尊いこと。次のステップに向かうきっかけとなれば」と話した。

松岡さんを囲む子どもら

CLCA 植物観察で居場所づくり 不登校などの子ども向け

 引きこもりや不登校の青少年などを支援するNPO法人子どもと生活文化協会(CLCA・小田原市城山)が、子どもたちの居場所づくりの一環で「ディスカバリー」と題したレクリエーション活動を行っている。

 小田原市内の中学校で理科教員として勤めていた松岡輝宏さん(80・板橋)が案内役となり、久野の山林などで毎月第3木曜日、植物などを観察しながら歩く。7月17日は10人ほどが参加し、シダ植物などを見つけたりカブトムシを捕まえたりして過ごした。

 観察会には、城山にある寄宿制の「はじめ塾」で共同生活を送る子どもたちも多く参加している。中学2年生の女子生徒は、はじめ塾に通い始めて2年目。「すぐに友だちができた」と寄宿生活が楽しいと言い、「将来はIT企業でエンジニアとして働きたい」と夢を描く。

 松岡さんは「ゲームやスマホより、自然に目を向けることでさまざまな感性が養われる。一人ひとり観察眼が違うことに驚くこともある」と、活動を通して子どもたちの成長を実感することも多いという。

 小学生以上なら誰でも参加でき、参加費200円(保険代・活動費)。

 (問)CLCA【電話】0465・35・8420
元気よく踊る園児(提供)

箱根ソーラン座 園児が元気に演舞 練習の成果を披露

 群舞「箱根ソーラン座」(石井寿美子座長)が7月16日、箱根町総合体育館星槎レイクアリーナ箱根で夏祭りサマーレッスン大会を開催した。

 町内の幼児学園や保育園の教育カリキュラムの一環として、20年前からソーラン節を教えている同団体。レッスン大会は、日頃の練習の成果を発表する場として毎年開催されている。

 当日は、保護者や地域住民が見守る中、約40人の園児らがソーラン節の声を上げながら元気よく踊っていた。

 石井座長は「園児たちの元気いっぱいな踊りを見ることができてとてもうれしかった」と話した。

過去のイベントの様子

かまぼこ肴に一献いかが 籠淸本店で試食イベント

 籠淸本店(小田原市本町3の5の13)で8月9日(土)から11日(月)、日本酒とかまぼこなどの組み合わせを楽しむ食イベントが開かれる。午前10時から午後4時。

 大井町で酒造りを行う石井醸造の協力で、来店者に日本酒と同店の煉製品のマリアージュを楽しんでもらう。同店は「『角打ち』スタイルで召し上がっていただけます。お酒が苦手な方には麦茶も用意しています」と話している。期間中は、同酒蔵と同店製品の販売も行われる。

 問い合わせは同店【電話】0465・23・4530。

意見交換する参加者

ベルマーレフットサル 女性特有の課題に理解を 「月経」テーマにWS

 湘南ベルマーレフットサルクラブ(佐藤伸也社長)が、女性特有の課題解決について考えるワークショップを始めた。女性活躍や多様性の推進、社会課題解決に向けてパートナーシップを結ぶ(株)まるだい運輸倉庫(秋元美里社長・小田原市成田)の協力で実施。初回となる7月17日は「月経」をテーマに開催し、一般や市職員、選手ら約30人が参加した。

 前半は、女性の命と健康を守る活動を行う公益財団法人「ジョイセフ」の栗林桃乃さんが講師を務め、月経前症候群(PMS)やホルモンバランスの乱れによる体調不良など、多くの女性が直面する生理の悩みについて解説。生理中の経血は多い人で乳酸菌飲料2本分となる約140ミリリットルに及ぶという説明に、参加した男性は驚いた様子だった。

 後半の意見交換会では、グループに分かれて月経や男女の性差などについてそれぞれが考えを発表。年齢や性別、立場を越えて、生理にまつわる女性特有の体調不良や異性の理解促進に向けて意識を共有した。

 参加した中澤航選手(24)は「つらいのは月経の時だけなのかと思っていたが、それ以外にも調子の悪い日が何日も続くと聞いて衝撃だった」といい、「自分の中で理解不足、知っていなきゃいけないことがたくさんあると思った。パートナーはもちろん、あらゆる女性に対しても思いやりを持って接するきっかけにしたい」と振り返った。

 ワークショップに協力するまるだい運輸倉庫の秋元社長は「月経についても性についても、まずは知ることが大切。お互いに優しくなれたり思いやりが生まれたりする環境が自然と溢れる社会になれば、もっと平和で幸福度がアップする。パッション豊かに仕事も経済も回っていけば、こんなに素敵なことはない」とワークショップの意義を語った。

マイ甲冑でイベントに出陣

北條手作り甲冑教室  9月開始 参加者募集

 NPO法人小田原まちづくりネットワークが、「北條手作り甲冑教室」の参加者を募集している。段ボールで本格的な「マイ甲冑」を作る。

 制作期間は9月から来年3月末まで。月1・2回の講習、会場は小田原市内を予定。参加費は材料費込み2万2千円。定員先着12人。8月31日(日)締切。完成後は観光イベントに参加もできる。

 申し込みは、事務局・瀬戸さん【電話】090・4954・7010。

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ライオンズクラブ会長らが市長表敬 新年度の活動を報告

 小田原市内の社会奉仕団体・ライオンズクラブ(LC)の新年度会長らが7月2日、加藤憲一市長を表敬訪問した=写真。7月の新年度スタートに合わせ、毎年行っているもの。

 この日は小田原ライオンズクラブの田中裕介会長、小田原白梅ライオンズクラブの浦井謙会長、小田原松風ライオンズクラブの鮎澤雅樹会長らが加藤市長に新年度の活動予定などを報告。イングリッシュスピーチコンテストや科学コンテスト、少年野球大会など、さまざまな主催事業に向けての抱負を語った。

 加藤市長は「行政だけでは進められない課題に対応していただいている奉仕活動は大変心強い。さまざまな点で職員とも連携していただきたい。市としても地域経済についても頑張っていきたい」と話した。

市民参加劇「劇場留学」第3弾の出演俳優が決定! 小田原三の丸ホールが市民参加者を追加募集

 小田原三の丸ホールが今年3月に上演した「劇場留学〜『モモ』と時間の旅〜」の成功は記憶に新しい。同ホールの「劇場留学」は市民とプロのアーティストが一緒に劇場作品を創作するもの。シリーズ待望の第3弾の上演が来年2026年3月に決定。再びミヒャエル・エンデの不朽の名作『モモ』に挑戦する。

 今回のテーマは、「『モモ』と音楽の旅」。前回に続き、演出家の川口智子さん、振付家・ダンサーの木原浩太さん、新たに作曲家・音楽家の鈴木光介さん、パフォーマー・音楽家の高橋牧さんらを迎える。

 そして出演俳優が決定した。市民参加者と一緒に「劇場留学」を作りあげるのは、尾倉ケントさんと栗原沙也加さんだ。

追加募集は8月10日締切

 出演俳優の決定を受け、市民参加者の追加募集が決まった。募集対象は老若男女・居住地問わず、小学生以上。追加の募集期間は8月10日まで。書類審査、オーディションなどの選考を経て約20名が舞台に立つ。「多くの評価をいただいたこの『モモ』。来年3月の本番へ向け、一緒に劇場留学を作り上げてくれる市民の皆さんからの応募をお待ちしています。迷ったらまずは応募してみてください。人生が変わる時間を過ごせるはすです」と事業担当者。書類選考後のオーディションは8月23日(土)から25日(月)の間に実施予定。詳細・問合せは小田原三の丸ホール【電話】0465・20・4152(劇場留学担当)へ。

活動の様子を紹介 家庭倫理の会 UMECOで

 健全な日々の暮らしや地域社会に向け、1981年から活動する「家庭倫理の会小田原」(永井健詞会長)が8月3日(日)から15日(金)、市民交流センターUMECOで活動紹介展を開催する。

 期間中は同会が日々行っている学習内容や、書道、短歌といった文化活動、子育てカフェ、シニア活動といった活動の全般についてパネルなどで紹介。来場者が一息つけるコーヒーコーナーも設ける予定。

 また参加無料の企画として「初めての書道・短歌教室」を8月7日(木)の午前10時から午後3時、「子育てカフェ」と「夏休み書道教室」を8月10日(日)の午前10時30分から正午に同時開催する。

 詳細など問い合わせは同会永井会長【電話】090・9976・3791。

小田原ライオンズクラブ 献血など呼び掛け 8月3日にダイナシティ・イーストでキャンペーンを実施

 小田原ライオンズクラブ(田中裕介会長)が8月3日(日)、小田原市中里のダイナシティ・イーストで「献血並びに献眼・献腎推進街頭キャンペーン」を行う。

 同クラブは地域に根差した奉仕活動の一環で、毎年この活動を実施している。田中会長は「全国的に夏は暑さもあり献血者数などが減少傾向にある。お買い物ついでにお時間のある方は、ぜひご協力いただければ」と呼び掛けている。

 実施時間は午前10時から午後3時30分までを予定している。

表彰式で挨拶する高梨プロ

女子プロとアマが競演 箱根でゴルフ大会

 箱根湖畔ゴルフコース(箱根町仙石原)で7月21日、「プロアマゴルフ大会」が開催された。

 この大会は、女子プロゴルファーと一般参加者が組んで一緒にコースを回るプロアマ戦で、2009年から開催されている恒例イベント。

 当日は女子プロ40人とアマチュア120人が参加。プロ1人とアマチュア3人が和やかな雰囲気の中、ラウンドを楽しんだ。

 4年前から家族で同大会に参加している矢口さん一家(横浜市在住)は「普段はプロと一緒に回ることがないので新鮮。間近で見るプレーは鳥肌ものだった」と振り返った。同コース所属の高梨カンナプロは表彰式で「プロからのアドバイスを練習に生かして、来年もまた楽しみに来ていただけたら」と話した。

志村理事長に旗を贈る女性会のメンバー

更生保護女性会 黄色い旗に願い込めて 報徳更生寮に贈呈

 更生保護女性会の県西ブロックが7月21日、「更生保護法人報徳更生寮」(小田原市扇町)に黄色い旗10枚を贈呈した。

 犯罪や非行を防止し、地域で更生を支えようと法務省がすすめる「社会を明るくする運動」の新たな取り組みとして、報徳更生寮の志村宗男理事長が発案。小田原市更生保護女性会の矢島ケイ子会長らの賛同を受けて製作された。

 旗には映画『幸せの黄色いハンカチ』をモチーフに「入寮する人に向けて愛情をもって黄色い旗を掲げて待っている」というメッセージが込められている。

 志村理事長は「快く賛同していただき、今回の掲揚になったことに感謝しています」と話した。

見事な「柵越え」を披露した大田さん

元プロの凄さ 間近に 小田原球場で少年野球教室

 小田原球場で7月26日、元プロ選手による少年野球教室が開かれた。

 この企画は横浜DeNAベイスターズで活躍した田村丈さんが代表を務める(一社)アスリートプロが主催。当日は田村さんをはじめ、大田泰示さんや須田幸太さん、砂田毅樹さんといった横浜勢のほか、東京ヤクルトでプレーした西田明央さんが小学生約70人に打撃や守備、走塁などのアドバイスを行った。

 この日はデモンストレーションも行われ、プロ経験者が小学生の目の前で100m近い遠投や外野フェンスを遥かに超える特大ホームランを披露。保護者からも感嘆の声が上がった。

 指導などを行った田村さんは「プロの凄さを感じてもらい、技術より野球の楽しさが伝われば。長く続けたり上を目指す子が増えればうれしい」と思いを話していた。

山本氏の講演に聞き入る参加者ら

静岡銀行県西エリア静友会 小田原で総会開催 「世界の山ちゃん」山本氏招き講演も

 静岡銀行の小田原支店、平塚支店、秦野支店と取引がある法人らによる団体「神奈川県西エリア静友会」(岡田浩一郎会長・(株)ホテルおかだ代表取締役会長)が7月16日、ミナカ小田原で総会を開いた。この日は約30人が出席し、議事の審議などが行われた。

 当日は居酒屋「世界の山ちゃん」を運営する(株)エスワイフード(本社・愛知県名古屋市)の山本久美代表取締役による講演「伝統を守りながら変わり続ける事の重要性」も実施。創業者の夫が急逝、知見が無い中で企業経営の世界に飛び込み、事業を盛り立てていった経験談が語られ、参加者は興味深く聞き入っていた。

夏野菜の販売やキクラゲつかみ取りも行われた

スポ館前で初の「三の丸市」 地元野菜直売や飲食 8月も

 小田原スポーツ会館(市内南町)隣にある三の丸売店前で7月26日、地元野菜やキッチンカーが集まった「三の丸市」が初開催された。

 地元の魅力を活用して地域と観光客をつなぎ、親しんでもらおうと市事業協会が企画した同イベント。この日は西湘うみかぜふぁーむが採れたて夏野菜を販売し、地域のキッチンカーが飲食を販売。近隣住民や外国人など約150人が訪れ、キクラゲのつかみ取りや駄菓子コーナーでにぎわったほか、ソフトアイスなどの冷菓で涼を取る来場者も見られた。

 関係者は「徐々に認知度が上がって地域に根付くものになれば」と期待を込める。次回は8月9日(土)の開催も決まっており、以降の開催も検討中とのこと。(問)市事業協会【電話】0465・22・6855

箱根登山バス 10月から運賃値上げへ 初乗り200円→220円

 箱根登山バス株式会社(野村尚廣社長・小田原市東町)は7月17日、関東運輸局に上限運賃の変更認可申請を行ったと発表した。認可されれば、今年10月1日から初乗り運賃を20円値上げして220円となる。運賃改定は、2022年以来3年ぶり。

 同社によると、近年は運転士不足への対応による人件費の増加や燃料費の上昇により経営コストが増加。加えて脱炭素社会の実現に向けた投資もかさみ、厳しい経営環境に直面しているという。中でも主力路線となる箱根の観光路線では運転士不足が深刻で、外国人観光客の急増に対してバスの便数が追い付いておらず、「地域公共交通の安定的な運行に支障を来たしている状況」(同社)と話す。

 同社ではこれまで運行本数の削減や不採算路線の廃止、車両使用年数の延長といった経営合理化策を実施してきた。しかし、安全安心な輸送サービスや運転士の採用強化、賃金水準の向上、コロナ禍で滞った車両購入などに向け、更なる収支改善が必要と判断。3年ぶりの運賃改定に踏み切った。

 例えば小田原駅〜城東車庫前は260円(現行230円)、小田原〜国府津駅間は500円(同450円)、湯河原駅〜奥湯河原は390円(同350円)、箱根湯本駅〜元箱根港は1220円(同1080円)にそれぞれ値上げする。

 同社は今後、キャッシュレス決済への対応やEVバスの導入拡大などを推進するほか、自治体などとの連携による公共交通の需要喚起に向けた営業施策などに取り組んでいくとしている。

NPOがレモネード販売 8月5日 御幸の浜

 NPO法人日本ゆたかなまちづくり研究会(新田時也理事長)が8月5日(火)、御幸の浜(小田原市本町)でボランティア・マルシェとしてレモネードを販売する。

 ボランティアで参加した地元の学生らが、レモネード作りや販売を行うう。販売場所は海の家の隣りで、午前11時から2時間程度を予定。

 当日の売上は、神奈川県立こども医療センターに寄付する。

 問い合わせは新田理事長【電話】090・6155・9118。



当日に向けて準備を進める学芸員ら(上)と小田原短大で行われた藻場再生の講義

地域連携で海の魅力を伝える企画を 小田原みなとまつりで実施

 8月3日(日)に小田原漁港で行われる「第32回小田原みなとまつり」。「見て・さわって・学んで・食べる!小田原の海まるごと体験」をスローガンに掲げ、市内の施設などと連携した地域密着の内容で海の魅力を伝える。

 神奈川県立生命の星・地球博物館と企画したのは、「貝がらフロッタージュトートバッグ作り」。サザエなど巻貝の表面や断面をクレヨンで布バッグにこすり出し、模様を楽しむ(参加費300円)。

 またさかな芸人ハットリ氏によるキッチンカ―では、小田原短期大学が考案したレシピを参考にした「ブダイ」のメニューを販売。ブダイは藻場を作る海藻(カジメ)を好み、磯焼けの一因となる魚。まつりを前に6月、小田原藻場再生活動組織のメンバーとハットリ氏らが同大学で講義。学生は藻場再生の取り組みや、食害魚の活用が海のバランスを整えることにつながる理由などを学んだ。

 まつりは午前9時から午後3時30分まで。詳細はホームページで。



第1弾の様子(上)と8月17日に実施の内容

小田原競輪場で競輪と地元の魅力を紹介 8月17日に第2弾イベントを開催

 小田原競輪場で8月17日(日)、イベント「今日は夜まで楽しまナイト」が行われる。入場無料、午後1時〜8時ごろまで。

 このイベントは、競輪場やスポーツとしても注目されている競輪の魅力を身近に感じてもらおうと企画された。

 7月21日に行われた第1弾では、地元グルメを楽しめるキッチンカーなどが出店したほか、予想会などを実施。会場を訪れた男性は「夜の涼しい時間に楽しめて良い」と話していた。

 第2弾となる今回は「西湘プロレスIN小田原競輪場」を行うほか、前回好評の小田原産アンコウを使った皮唐揚げの販売、キッチンカーの出店がある。また当日発売レースの未確定車券購入で参加できる1日3回のガラポン抽選会なども実施予定。各イベント内容や時間など詳細は「小田原けいりん」のホームページなどで確認を。

展示中の作品

小田原支援学校が作品展 合同庁舎で8月22日まで

 県立小田原支援学校(蓮正寺1021)が8月22日(金)まで、小田原合同庁舎1階展示コーナーで作品展を開催している。

 作品展は地域の人に授業や活動の様子を伝え、障害者や特別支援教育への理解を深めてもらおうと、同校が毎年開催しているもの。

 会期中は、同校に通う児童生徒が制作した絵画や工作など、約50点を展示。6日(水)までは、小田原校舎の児童生徒による作品が、7日(木)からは湯河原校舎と大井分教室の児童生徒による作品が並ぶ。午前8時30分から午後5時15分(7日は10時から、22日は1時30分まで)。問い合わせは同校【電話】0465・37・2758。

就職体験を語る佐藤さん

崎村調理師専門学校 後輩へ就職セミナー 卒業生が体験談語る

 崎村調理師専門学校が7月14日、就職セミナー「先輩が語る 就職への心構え」を行った。

 卒業生を講師に迎え、在校生に就職活動や働き始めてからのリアルな体験談を伝えることで、将来の進路をより具体的にイメージしてもらうことを目的とした取り組み。

 初開催となった今回は、ホテル「小田急リゾーツはつはな」(箱根町)に勤務する卒業生の佐藤大翔さん(22)が招かれた。佐藤さんは、在学中のインターンシップでの経験や、現場で感じたやりがいなどについて語った。学生からは、面接対策や職場での業務スケジュール、学生のうちにやっておくべきことなど、さまざまな質問が寄せられた。

 佐藤さんは「自分の強みや将来の目標を明確にしてたくさん経験を積むことが大切」と、後輩たちへエールを送った。

協力して絵を描く参加者ら

アール・ド・ヴィーヴル アート通じて交流 小田原短大生とWS

 障害福祉サービス事業所の社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル(萩原美由紀理事長・小田原市久野)が7月15日、小田原短期大学(城山)で合同ワークショップを開催した。

 同法人の施設で創作活動を行う30人のアーティストと、保育士や幼稚園教諭などを目指す保育学科の1・2年生90人が参加。10チームに分かれ、3m四方の画用紙に「海の世界」をイメージした魚やタコ、人魚などの絵を描いていった。

 作業が進むにつれて学生と施設利用者が会話をしたり協力して絵を仕上げていく光景も見られ、利用者の小野絵里さん(大井町)は「普段は一人で活動しているので、学生さんと一緒に絵が描けて刺激になった」と笑顔を見せた。

 参加した1年生の学生は「皆さん創作力や集中力がすごくて、心から楽しんでいる姿が印象的だった」と振り返った。卒業後は保育士として働きたいという2年生は「コミュニケーションをとることが難しい子どももいると思うが、その子のペースや思いに寄り添った保育を心掛けたい」と話した。

 ワークショップを監修した同法人理事の中津川浩章さんは「障害のある人たちとどうコミュニケーションを取ればいいかという課題に対し、アートは有効な手段となる。学生にとっても、非言語コミュニケーションを学ぶ機会になったのでは」と話した。

 ワークショップは内容を変えて11月にも実施し、完成した作品は来年3月に小田原三の丸ホールで行う同法人の展覧会で披露される予定。

ターンパイク 大観山にレース車両 周年祝うイベント開催

 アネスト岩田ターンパイク箱根の開通60年を祝うイベントが、7月26日に大観山駐車場で開催された。箱根ターンパイク(株)とアネスト岩田(株)が共催。

 当日はアネスト岩田(株)がメインスポンサーを務めるスーパーGT参戦車両「ANEST IWATA Racing RC F GT3」=写真=の展示やエンジンオンパフォーマンス、チームドライバーのトークショーなどが行われた。親子連れやファンなどが訪れ、にぎやかな様子を見せた。箱根ターンパイクの担当者は「多くの方にお越しいただいた。周年を迎えることができ感謝している」と話した。

中央図書館で昆虫展 世界のカブトムシなど

 小田原市立中央図書館(南鴨宮1の5の30)で、8月5日(火)から11日(月)まで夏休み特別企画の昆虫展が開かれる。1階児童コーナー前で午前9時から午後5時(最終日4時)まで。

 一般財団法人小田原市事業協会のスタッフが育てた、コーカサスオオカブトやヘラクレスオオカブト、スマトラヒラタクワガタ、メタリフェルホソアカクワガタ、トルコホウセキカナブンなど、世界中の昆虫を間近で観察できる。

 5日から8日(金)の午後2時から4時は、昆虫に詳しいスタッフから飼育方法について説明を聞くことができる。

 問い合わせは同館【電話】0465・49・7800。

手作業でウメを並べる斉藤さん(左)

猛暑に香る曽我の梅 夏の風物詩「土用干し」

 小田原市の特産品であるウメの産地・曽我梅林一帯で、「梅の土用干し」が行われている。

 塩漬けしたウメを3日間干すことで塩分濃度とうま味が増し、保存性も高まるとされる。梅林一帯でウメを干す光景は夏の風物詩となっている。

 猛暑日となった7月25日、曽我別所の農家・斉藤徳雄さん方では、屋外の作業場に甘酸っぱい香りが漂った。

 斉藤さんは1カ月ほど塩漬けした「十郎梅」をたるから出し、一つ一つ手作業で並べていった。十郎梅は実が柔らかくなめらかな肉質が特徴。日差しが強いほど塩分濃度が高くなるといい、「連日の暑さで日差しが強い。当てすぎないよう工夫している」と話した。

 作業は8月末まで続き、干したウメはおけで寝かせて11月半ばごろ出荷される。

高校ラグビー部 体験会 城山競技場で8月15、16日

 県西地域でラグビー部がある高校による小中学生ラグビー体験会が8月15日(金)と16日(土)、小田原市の城山陸上競技場で行われる。両日とも午前10時から正午で、現在参加者を募集している。

 高校から始める生徒もいるラグビーの魅力に触れ、自由に走る同競技の楽しさを体験してもらおうという催し。当日は大磯高、西湘高、平塚学園高、平塚工科高のラグビー部監督や部員がコーチや指導役を務める。

 対象は小学生と中学生で、経験の有無、男女問わず参加できる。当日はかき氷作りも行われる。

 高校部活動の雰囲気を感じることもできる体験会。希望者は専用フォームから申し込みを(8月8日(金)締め切り)。

真鶴・岩海岸夏まつり 台風接近受け中止

 8月2日(土)に開催予定だった「岩海岸夏まつり」が中止となった。実行委員会が7月29日、台風の接近による強風や高波の恐れがあるため、来場者や関係者の安全を最優先に判断した。

平和願い音楽祭 三の丸ホールで8月9日

 戦後80年を機に平和について考える音楽イベント「We Love Odawaraみんなの音楽祭〜小田原から愛と平和を奏でよう〜」が、8月9日(土)に小田原三の丸ホールの大ホールで開かれる。入場無料、午後2時(開場1時)から7時。

 合唱や和洋楽器、クラシック、童謡、ゴスペル、民族音楽など、年齢やジャンルの異なる音楽団体やパフォーマー10組が集い、平和へのメッセージを込めた演奏を披露する。

 会場では出演アーティストのチケットやグッズ、地域福祉作業所の商品販売なども行われる。

 出演者の情報などは、小田原三の丸ホールのホームページで確認できる。(問)【メール】odawara.minnano.ongakusai@gmail.com

戦国時代の社会とは 小田原史談会がセミナー

 小田原史談会(荒河純会長)が創立70周年記念セミナー「永禄・天正期の今川・徳川氏と北条氏」を8月23日(土)、おだわら市民交流センターUMECOで開催する。

 1955年に発足した同会は現在、県西地域在住のメンバーを中心に活動。郷土の歴史を学び、先人の歩みを後世に伝えている。

 今回のセミナーで講師を務めるのは、駒澤大学名誉教授で地方史研究協議会会長の久保田昌希氏。「三国同盟破綻による今川氏滅亡と北条氏の関係」と「小田原合戦を含む天正期の家康と北条氏の関係」等をテーマに、戦国時代の社会について考える。

 午後2時から4時まで、参加費500円。先着80人で、8月16日(土)までに要申し込み。申し込みは同会ホームページ内「お問合せ」に氏名、メールアドレス、「史談会セミナー参加希望」と記入して送信する。また電話(【電話】0465・43・9803諸星さん)でも受け付ける。