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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2025.08.02

CLCA
植物観察で居場所づくり
不登校などの子ども向け

  • 松岡さんを囲む子どもら

 引きこもりや不登校の青少年などを支援するNPO法人子どもと生活文化協会(CLCA・小田原市城山)が、子どもたちの居場所づくりの一環で「ディスカバリー」と題したレクリエーション活動を行っている。

 小田原市内の中学校で理科教員として勤めていた松岡輝宏さん(80・板橋)が案内役となり、久野の山林などで毎月第3木曜日、植物などを観察しながら歩く。7月17日は10人ほどが参加し、シダ植物などを見つけたりカブトムシを捕まえたりして過ごした。

 観察会には、城山にある寄宿制の「はじめ塾」で共同生活を送る子どもたちも多く参加している。中学2年生の女子生徒は、はじめ塾に通い始めて2年目。「すぐに友だちができた」と寄宿生活が楽しいと言い、「将来はIT企業でエンジニアとして働きたい」と夢を描く。

 松岡さんは「ゲームやスマホより、自然に目を向けることでさまざまな感性が養われる。一人ひとり観察眼が違うことに驚くこともある」と、活動を通して子どもたちの成長を実感することも多いという。

 小学生以上なら誰でも参加でき、参加費200円(保険代・活動費)。

 (問)CLCA【電話】0465・35・8420

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