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公開日:2025.08.02
SNSで地魚の魅力発信
小田原でアンバサダー養成
小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会が小田原の魚の魅力に触れ、SNSを活用して市内外に発信するアンバサダーを養成する講座「小田原さかな倶楽部」を9月に開講する。現在、受講者を募集している。
同協議会は2013年に市内の漁業者や水産加工業者、商業関係者、行政職員らで結成された。「小田原の魚をもっと『知って』、『買って』、『食べて』もらおう」をスローガンに活動している。
これまで料理教室開催や水産業プロモーションソングのMV制作、漁港周辺の活性を目的に活動する「小田原地魚大作戦協議会」に低利用魚を使った商品の改良を委託して行うなど、水産業振興に取り組んできた。その中で一般向け料理教室など1回の体験では知識や技術を習得しにくいことから、約半年間かけて学べる講座を企画した。
トータルで学ぶ
講座の特徴は、魚を取ることから調理技術の習得まで一貫して学べること。講師は同協議会メンバーらが務め、全4回で実施する。
内容は【1】セリ市見学と漁港の朝メシツアー(9月20日(土))【2】魚屋道場〜魚をひたすらに捌く道場〜(10月11日(土))【3】沖釣り体験(11月8日(土))【4】魚の伝道師に学ぶ魚食講座(12月13日(土))。また自宅で小田原産の魚をさばく様子をSNSに投稿する「宿題」もある(10月・1月)。
修了者は「小田原さかなアンバサダー」に認定され、SNSなどを使って小田原の魚の魅力を発信する活動を行っていく。
対象は全講座に参加可能で、自身のSNSアカウントで各講座の感想などを一般公開できる人。18歳未満は保護者の同意書が必要。募集は15人程度で、参加費5千円。募集人数を超過した場合は、志望動機などから書類選考を行う。希望者は8月20日(水)までに市ホームページ内の申し込みフォームから応募する。事務局の市水産海浜課は「子どもから大人まで魚の知識や技術を楽しく習得し、いろいろな側面から魅力を発信してほしい」と参加を呼び掛ける。(問)市水産海浜課【電話】0465・22・9227
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