さがみはら中央区版【9月11日(木)号】
市が公開した土地利用のイメージ

相模原駅北口地区 市が土地利用計画を策定 年内に国に提出へ

 JR相模原駅北口の相模総合補給廠一部返還地(相模原駅北口地区)をめぐり、相模原市は8月29日、パブリックコメントなどの結果を踏まえて策定した土地利用計画を公表した。業務系用途に重点を置いた骨子の内容に加え、今後の整備の進め方などが示された。計画は年内に土地を所有する国に提出される見通し。

 同地区は、相模原駅北側に広がる米軍相模総合補給廠約214ヘクタールの一部で、2014年9月に国に返還された約17ヘクタールのうち、道路・鉄道用地を除いた約15ヘクタール。用地は国の所有となる。

 市は今年5月に業務系用途に重点を置いた土地利用計画骨子を公表。7〜8月に実施したパブリックコメントでは125人から270件の意見が寄せられた。

アリーナを例示

 土地利用計画では、計画骨子に基づき業務系の用途に重点を置いた土地利用の方針、まちづくりのコンセプトが明確化された。パブリックコメントで寄せられた意見を踏まえ、交流にぎわい機能の例として示されていた「地域ホール」について「ホール(アリーナ含む)」と表現が変更された。一方、78件の意見があったスタジアム整備については、民設民営での実現が難しいとして含まれなかった。

 まちづくりのコンセプトは「グリーン×ライフ×イノベーションシティ」。「業務開発共創」「商業」「居住生活」「交流ハブ」「交流にぎわい」の5つの機能を配置、複合化することでまちのにぎわいや交流の創出を図る。整備においては民間活力を最大限活用するほか、地区全体でゼロカーボン(二酸化炭素排出量実質ゼロ)を目標とする「脱炭素型まちづくり」をめざす。基盤整備が完成するまでの将来像を見据え、段階的なまちづくりを検討する。

 市は現在、年内の計画提出に向けて調整しており、今後計画に沿った土地の処分及び土地利用が図られるよう、必要な基盤整備と並行して用途地域、地区計画などを含む都市計画決定に向けて、国を含めた関係機関との協議を進めていくとしている。期間は土地処分まで5〜8年程度、その後の基盤整備に10〜20年程度を見込んでいる。

 同地区の土地利用をめぐって市は、20年にまちづくりコンセプト、22年に導入機能を定めた土地利用方針を策定。同年7月に学識経験者や公募市民、民間事業者ら11人で構成する検討会議を立ち上げ、導入機能の考え方や規模・配置の方向性について検討を進めてきた。

 24年には民間提案募集を実施。相模原市をホームタウンとするスポーツチーム4者によるスタジアム整備を含む提案などが提出されたが、市は「民設民営の条件に合致する提案がなかった」としていた。
相模原ゴルフクラブのロビーで選手権のチラシを持つ葛谷支配人

12年ぶり「盛り上げたい」 相模原GCでシニアOP

 南区大野台の相模原ゴルフクラブで9月18日(木)から21日(日)まで、第35回日本シニアオープンゴルフ選手権が開催される。同ゴルフクラブにとって12年ぶり、5回目の「ナショナルオープン」であり、関係者は「地域をあげて盛り上げたい」と話す。

来週18日から4日間 5回目の国内最高峰

 主催は日本ゴルフ協会。共催はNHKで、NHKは4日間、大会を全国中継。青木功さんが解説を担当する。

 同ゴルフクラブではこれまで1959年、80年、2007年に日本オープン、13年に日本女子オープンと合計4回、同協会主催のナショナルオープン(国内最高峰のオープン競技)を開催してきた。07年の日本オープンの際は当時注目を集めていた石川遼選手が出場し、多くの来場を記録した。今回のシニアオープンは同ゴルフクラブにとって12年ぶりのナショナルオープンとなり、市民ボランティア含め500人規模の運営スタッフで対応する。「神奈川においてもナショナルオープンは7年ぶり(18年、横浜市で日本オープン)。近隣でこの規模の大会を見ることができるのは貴重なこと。ぜひ生でプロの競技を見てほしい。過去最高のナショナルオープンにしたい」と、同ゴルフクラブ葛谷一夫支配人は話す。

原辰徳さん話題に

 開催に向け、会場以外も機運が高まっている。周辺のコンビニでチケットが販売され、近隣ゴルフ場や練習場でもポスターの掲示が見られる。相模大野駅は開催前、南北自由通路などに選手権の装飾がされ、華やいだ雰囲気を演出する。

 また、今回は中高時代を相模原で過ごした、プロ野球巨人前監督の原辰徳さんが出場することでも話題を呼んでいる。「ゴルフをまだ知らない方も含め地域一体となり盛り上げていきたい」と支配人。

 プロアマ合計126選手が出場し、「60位タイ」までが3日目以降の決勝ラウンドに進むことができる。

 期間中、相模大野駅、古淵駅から会場まで無料シャトルバスが運行される。前売り券はあす12日(金)まで同ゴルフクラブ(【電話】042・776・8811)などで取り扱う。

市民団体「地域をたがやす会 tagaiyas(タガイヤス)」の代表を務める 熊谷 由加さん 並木在住 57歳

つながり深め楽しい街に

 ○…若手人材が互いの得意なことを組み合わせてイベントを行う市民団体。フラダンスや野球の体験教室、パン作りなどのワークショップを通じて、親子が主体的に楽しめる場を設け、地域の新たなつながりの創出を目指す。

 ○…南区東林間出身。武蔵野美術大学で油絵を学び、美術教育の道へ進んだ。40歳の時、自身の絵画教室を開くために実家から近い中央区内にアトリエを構えることを決めた。過去に自宅が火災に遭った時、近所の人たちが助けてくれたという体験から地域のつながりの重要性を感じていたこともあり、地域で商売をするならと自治会に加入した。長年にわたって役員を務める中で、「もっと若い人とも話したい」という思いを抱き、地区や自治会加入の有無に捉われない団体を立ち上げようと決意。4月に光が丘地区で「tagaiyas」を設立した。「回覧板が届かない人たちの声も拾って、街をより楽しくしていきたい」

 ○…美術教育を通じて多くの子どもと接する中で、人の成長や発達への探究心が強まった。「単位取得のためにやらなきゃいけないという状況ならそもそもやる必要はない。やりたくなった子に環境設定をして、やれるように導くのが指導者」。そんな思いから、会での活動も「主体的であることが大切」と考える。

 ○…「社会の変化に合わせて地域の在り方も変わっていくべき」。住民同士のつながりが希薄になっていく中でも、防犯など地域として取り組むべき課題を見据え、イベントを通じて街を盛り上げていく。「仲間がやりがいを実感できるような活動を続けたい。そして、『この街には楽しいことがある』と思ってくれる人を一人でも増やせたら」

着付けを受ける参加者

誰もが着物で思い出を 七五三・成人式の支援撮影会

 経済的理由で七五三や成人式の記念撮影ができない人を支援する「着物de文化フォト未来事業」の撮影会が8月15日に緑区合同庁舎で行われた。相模原柴胡ロータリークラブ(小山勝美会長)などの協賛。

 「育つ環境に格差なく誰もが平等に、和文化の誇りと共に、大切な節目の記念を残してほしい」という思いから2018年に始まった事業。撮影のみならず、着物のレンタルから写真台紙代まで含めて6600円と、負担の少ない料金が多くの参加に繋がっている。

 この日は市や近隣在住のひとり親・非課税世帯の親子、児童養護施設の子どもなど28人が参加。七五三や成人を祝して写真を撮影した。

 同事業の代表を務める魔耶さん(魔耶写真館)は、「資金的に厳しい側面もあるが、新事業などを通じて資金を確保し、これからもチャレンジ精神満載で走り続けていきたい」と前向きに語る。賛同者はHPから同事業に協賛することもできる。

 実際に参加した保護者からは「一生に一度の機会を子どもに与えることができた」と感謝の声が寄せられた。

作品を応募した子どもたちと尾作社長

文盛堂おえかきコン 金賞は小4の西塚さん 初の3年連続受賞

 千代田の文具店・文盛堂が毎年夏に開催している「おえかきコンテスト」の表彰式が9月6日に行われ、弥栄小4年の西塚ゆうりさんの作品が金賞に選ばれた。

 同店恒例の催し「サマーフェスタ」に合わせて行われているコンテスト。今年は47作品が集まった。

 西塚さんは23年、24年にも金賞を受賞しており、今回で同コンテスト初の3年連続金賞となった。今年の作品は、同店のマスコットキャラクター「ぶんちゃん」がコンパスになった姿を描いた「あったらいいな ぶんちゃんコンパス」。「ぶんちゃん」の周囲には、歯ブラシと茶こしを使ったという特徴的な模様が描かれている。西塚さんは「バレリーナを意識した」と言い、「上手い子がいたからどうかなと思っていたけど金賞でうれしかった」と喜んだ。

 尾作太一社長は「大人には想像できない作品ばかり。『私の好きな文具』というテーマでは、子どもたちの興味のある文具を知ることができ興味深かった。サマーフェスタを含めて、これからも世代を超えて楽しんでもらえたら」と話していた。

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水中を軽やかに舞うタコクラゲ(左)とキノコに囲まれたマンスリー水槽(右)

水槽でキノコがダンス ふれあい科学館に一足早い秋

 相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(水郷田名)は9月のマンスリー水槽で、秋の味覚・キノコを連想させる「タコクラゲ」を展示している。

 直径およそ7センチメートルの傘にはドットが入っており、しきりにぴょこぴょこ動く様子はまるでキノコが動き出したよう。ストーリー仕立ての展示とともに楽しむことができる。担当者は「ぜひ、キノコっぽくて可愛いタコクラゲを見に来てください」と話している。展示は9月28日(日)まで。暑い日が続く中、一足早い秋を同館で感じてみては。

美化清掃で感謝状 F・Cボランティア

 国土交通省が定める「道路ふれあい月間」(毎年8月)に際し、国道16号線沿いの清掃及び花壇の整備などを行うF・Cボランティア(伊藤紀子代表)に8月29日、同省関東地方整備局から感謝状が贈られた=写真。

 同団体は2005年に発足。現在21年目で、歩道の周りの花壇の土づくりや植え替え、秋から冬にかけては落ち葉の掃き掃除などを行っている。2020年にはその功績が称えられ「国土交通大臣賞」を受賞した。

 感謝状を受け取った伊藤代表は「最初は沿道の草むしりから始まった。今はメンバーにも恵まれ、関係団体の協力で花壇の整備ができている。体力づくりの一環としても長く活動できれば」と話した。同省相武国道事務所の斉藤浩由副所長は「花壇の管理や熱い中での水やりなどの苦労を見ている。ありがとうございます」と感謝を述べた。

デフリンピックへの出場が内定したことを市長(左から2番目)に報告する佐藤さん、川口さん、桐生さん、野村さん(左から3、4、5、6番目)

デフリンピック 4選手 内定報告 相模原ゆかりのアスリート

 11月に日本で初めて開催される、聴覚に障害があるアスリートの国際大会「デフリンピック」への出場が内定した相模原市内在住・在勤・在学の選手4人が9月8日、本村賢太郎市長に報告した。

 この日、出場内定を報告したのは佐藤湊さん(中央区在住)と川口穂菜美さん(同区在勤)、桐生聖明さん(南区在住)、野村空和さん(同区在学)。

 中央区在住・在勤の2人は陸上競技に内定した。13年から3度のデフリンピック出場経験がある佐藤さんは幼少期より感音性の聴覚障害で、補聴器を装用する。小学5年生の時にろう学校に転校。高校2年生の時に棒高跳びを始めた。やり投げに出場する川口さんは24年の世界選手権で6位入賞。デフリンピックは初出場となる。23年には知的障害者スポーツの世界大会で金メダルを手にした。

 サッカーに出場する桐生さんは生まれつき感音性難聴という障害がある。兄の影響でサッカーを始め19歳で日本代表に初選出された。09年から17年まで3度デフリンピックに出場してきた経験を持つ。

 水泳4×100メートルメドレーリレーに出場する野村さんは生まれつきの先天性重度感音難聴。2歳の時に右耳に、9歳の時に左耳に人工内耳手術を行っている。3歳頃からスイミングスクールで泳ぎ始めたという。

 4人から出場内定報告を受けた本村市長は「相模原市の市民72万人が応援している。それぞれのベストを尽くして頑張ってほしい」と話した。

 なお、ICSD(国際ろう者スポーツ委員会)の定める参加国数の条件を満たしていなかったことから、この日を前にして女子棒高跳び種目が中止に。初出場時の銀メダルを超える結果が期待されていた佐藤さんだが、悔しくも今大会の出場を逃すこととなった。佐藤さんは「非常に残念だが、出場する皆さんが実力を発揮できるよう願っている」と話す。

大屋根リングで河内家菊水丸師匠(右)と共に笑顔を見せるのりんご☆さん(本人提供)

緑区在住ダンサーのりんご☆さん 万博版盆踊りを振り付け 約8千人と大舞台に

 大阪の夢洲で10月13日(月)まで開催中の「2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)。『なにわの日』の7月28日には約8000人が参加して「大屋根リング盆踊り〜大阪から世界をつなぐ〜」が行われ、大きな話題を呼んだ。参加者が一つの輪になり河内音頭に合わせて一斉に踊った盆踊り。この振り付けを担当したのは緑区在住のダンサー・のりんご☆(本名/前山善憲)さんだった。

 ダンス教室を主宰、ストリートダンス協会の専門委員長やムーンウォーク世界大会実行委員長、ダンス教育振興連盟JDACの実行委員長のほか、相模原市商店連合会会長や商連かながわの副会長も務めるのりんご☆さん。10年ほど前、JDACの活動で大阪の学校を訪れた際、初めて河内家菊水丸師匠と出会った。日本のダンス、日本舞踊も習っていたことから、意気投合。菊水丸師匠から「盆踊りを学校や後世に伝えてほしい」と言葉を掛けられ、より活動に熱が入ったという。2019年8月、JDACの久岡厚美会長の推薦を受け、河内音頭をはじめ、ダンス教育における功績が認められ、菊水丸師匠より『河内家菊舞丸』を襲名。ともに河内音頭を盛り上げ、河内家一門として伝統文化を広めることを誓った。

 昨年6月に開催された「河内家菊水丸 ダイナミック盆踊りツアー2024出陣式」で吉村洋文大阪府知事が「万博で菊水丸さんに河内音頭を歌っていただきたい」と正式に依頼。大阪・関西万博版の盆踊りを創作することになった。菊水丸師匠から振り付けという重責を任された、のりんご☆さんは「5分くらいでできた」と笑顔。実は、菊舞丸を襲名した時から準備をしており、5年の間にほぼ形ができていたという。

「世界は一つ」を表現

 振り付けのポイントは大屋根リングをイメージした大きな輪を手でつくり、そのままその手を重ね、「世界は一つ」を表現する部分。「ここは絶対に入れようとこだわった」。ついに、5年越しの盆踊りが完成した。

 なにわ(728)の日の大舞台。ステージに立つと「圧巻でした。大屋根リングの高さと大きさに圧倒された。緊張よりワクワク感の方が強かったですね」と振り返る。

 河内音頭に合わせ、菊水丸師匠と一門、山原シスターズ、黒法被軍団、スターダスト河内らと、思いきり踊りを楽しんだのりんご☆さんは「襲名してからの集大成。すごく感動した。終わったんだなーと、感無量」と述べた。今後は「日本全国、未来へ、河内音頭と盆踊りを継承していきたい。そして『BONダンス』を世界に広げていくのが私の使命」。さらなる夢を描く。

宮下の事務所で取材に応じる堀さん

ゴルフ堀プロ 地元開催シニアOP 出場逃す

最終イーブンも

 中央区在住のプロゴルファー、堀貴麿さん(53)が日本シニアオープンゴルフ選手権=関連記事あり=への出場を逃した。

 堀さんは9月中旬、南区大野台の相模原ゴルフクラブで開催される同選手権への出場を目指していた。地元開催ということで特別な思いを抱いて挑んだ。8月25日に千葉県で行われた最終予選はイーブンパーの成績だったが、本戦出場は叶わなかった。シニアオープンは50歳以上のプロ・アマが参加できる大会で、堀さんは昨年も出場の機会を逃している。

 2回目の挑戦となった今回は体調や調子も良く「自分のゴルフはできた」と振り返る。しかし「まわりのレベルが高かった」とも話し、ツアー優勝経験のある選手らも参加する中で「シニアといえどもみなさん若く、力が足りなかった」と悔しさをにじませた。

 それでも「期待していただいた方々にはありがたい気持ちでいっぱい」と述べ、後援会をはじめ周囲の支えに改めて感謝の意を示した。

 今後については「まだまだチャンスはあると思う。またチャレンジしたい」と前を向く。来年度のシニアツアー出場も視野に入れており、12月に行われる二次予選に照準を合わせている。

 なお、後援会は10月、津久井湖ゴルフ倶楽部で親睦を目的としたコンペを予定している。

『地産ガチャ』の第15弾となる「繭」

地産ガチャ 新商品「繭」を発売 糸引き解説書も同封

 藤野エリアを中心に特産品やローカルな情報を発信する『地産ガチャ』の第15弾「繭」が、このほど発売となった。1回200円。

 カプセルの中には神奈川県に伝わる蚕の品種「相模」の繭がもれなく一つ入っており、繭から糸を引く方法が記された解説書も同封されている。『地産ガチャ』を手掛けるアートディレクターの武笠太郎さんは「蚕への興味、理解が地産ガチャで広がるといいなと思います」と話す。

 藤野観光案内所ふじのね、スーパーまつば、藤野やまなみ温泉、LCA国際小学校北の丘センター、相模原市立博物館などで購入可能(場所によっては売り切れの場合あり)。詳細は『地産ガチャ』のホームページ(https://www.chisangacha.com/)へ。

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公式ウェブサイトより

ノジマステラ 市民、無制限で招待 9月20日 長野戦

 WEリーグ女子サッカー・ノジマステラ神奈川相模原は9月20日(土)に相模原ギオンスタジアムで行われるAC長野パルセイロ・レディース戦を「相模原市民DAY」として開催する。午後2時キックオフ。

 相模原市内在住・在勤・在学者を定員無制限で招待する。参加は事前申込制。対象席はメインスタンドA自由席・ホームゴール裏芝生席。来場者数により席を選択できない場合もある。申し込みは公式ウェブサイトの専用フォームから。9月19日(金)、

午後5時締切。

プロに学ぶ寄せ植え 9月21日淵野辺で教室

 相模原市淵野辺公園(中央区弥栄3の1の6 サーティーフォー相模原球場入口付近)で9月21日(日)、「季節の寄せ植え教室」が行われる=画像。開始時間は【1】午前10時15分【2】11時15分【3】午後1時15分【4】2時15分、雨天決行。

 Hibiya―Kadan Styleアグリス成城店の佐々木隆弘店長が講師となり、丁寧に分かりやすく寄せ植えのコツを伝授する。

 定員は各回10人(予約優先・当日参加可能)。参加費は花(5ポットほど)、リボン、ピック、道具使用料込み3000円(税込)。予約・詳細は同園管理事務所【電話】042・753・6930。

14日 横山 即興アートイベントサックス奏者迎え

美術館で

 横山にある光と緑の美術館で9月14日(日)、サックス奏者を迎えたライブが行われる=画像。

 同美術館の壁画を制作した画家の平尾武夫さんが「ライブペインティング」を行い、サックス奏者の旧橋壮(ふるはしつよし)さんがテナーサックス、フルートのソロパフォーマンスを披露する。

 午後2時開演。料金は1000円。問い合わせは同美術館【電話】042・757・7151。

 同美術館は市内初の「個人美術館」として1996年に開館した。

今年もハワイ気分 あさって13日 西門で

 ゆったりハワイ気分を楽しめる「コクリハワイアンマーケット」が9月13日(土)、西門商店街「青い手」近くで開催される。午前10時30分から午後4時まで。西門を拠点にイベントの企画運営などに取り組む団体「コクリ」の主催。

 2019年に始まった恒例の催し。雑貨やアクセサリーなどの販売のほか、リラクゼーションや占い、ワークショップ、キッチンカーも出店。ステージでは市内で活動する団体がフラダンスや楽器演奏を披露し、会場を盛り上げる。

作品について語る李代表

在日コリアンの家族像 14日に橋本で映画上映会

 日本の植民地支配のもとで渡日後に定住した人々とその子孫「在日コリアン」の家族像を描いた映画「焼肉ドラゴン」の上映会が9月14日(日)、ソレイユさがみ(緑区橋本)で開催される。午後2時から4時30分まで。資料代800円。

 今年は日韓国交正常化から60周年の節目の年。7月の参院選では外国人に関する真偽の不確かな情報が多く出回った。上映会を主催する「日本・コリア・在日をつなぐ会@相模原」の李春浩(リハルヒロ)代表は「互いを知り合うことが友好親善を図る中で大事。この映画を通して、人が人を思いやる心を育み、違いを認め合い、慈しみ、尊重し合う人間関係を形成したい」と話す。

いじめ、立ち退き

 「焼肉ドラゴン」は2008年、在日3世の鄭義信(チョンウィシン)監督が新国立劇場に書き下ろした作品。18年に真木よう子さん、井上真央さん、大泉洋さんらの出演で映画化された。

 作品では1970年前後、高度経済成長と大阪万博に沸く関西の地方都市に住む在日コリアン一家と、彼らが営む焼肉店「焼肉ドラゴン」に集う人々の人間模様が描かれている。学校でのいじめや、結婚、行政からの立ち退きの圧力、家族が離れ離れになる様子などが表現されている。

 李代表は「最初はドタバタコメディ。面白おかしく描きながら、感動を与えながら、在日コリアンの現状をうまく表現している。在日コリアンがなぜ日本で暮らしているのか問題提起されている」と話す。

「これは日本の歴史」

 「私の今の活動のエネルギーは、在日コリアンとして日本に生まれたこと」。李代表は愛知県で生まれた。朝鮮人というだけでいじめや差別を受けたことがある。自身の生まれについて「選択しなくても日本で生まれてしまった」と表現する。

 「在日コリアンが日本に暮らして110年。これはもう歴史。日本の歴史。これがあまりになおざりにされている」と李代表。戦後80年の年に開催することになった上映会に強い思いで臨む。「在日コリアンは帝国主義の落とし子ですから」
演奏を聴く児童(写真上)、ピアニストの倉澤さん(同下)

音楽室で凱旋公演 中央小出身 ピアニスト倉澤さん

 相模原市出身のピアニスト、倉澤杏菜さんが8月29日、自身の出身校である中央小学校で演奏会を開催した。5年生の児童82人が参加し、プロの音色に聞き入った。

 倉澤さんは、母校での思い出などの会話を児童と楽しみながら、ドイツの作曲家ブラームスの曲や「赤とんぼ」、『千と千尋の神隠し』の挿入歌など全6曲を披露。児童からは1曲ごとに大きな拍手が上がった。演奏の前後には、現在住んでいるドイツの情勢や自身の留学の思い出などを語り、曲が持つ思いを児童と共有しながら音楽を楽しんだ。会の最後には児童から倉澤さんへ歌のプレゼントが贈られた。

 演奏を聞いた松上結惺さんは「普段は見ることができない手の動きを見ることができて、強弱が伝わった。気持ちが伝わる音楽だった」と話した。卒業以来の母校への凱旋だったという倉澤さんは「聞いている子どもたちの目がキラキラしていて、演奏ができて嬉しい。子どもたちは可能性を秘めている。夢を諦めずに頑張ってもらえたら」と話した。

市長から襷をかけられる参加者

認知症啓発 RUN伴に65チーム 21日にはゴールイベント

 認知症を抱える人、家族、支援者、地域住民が手を取り合い、襷をつなぎながら走ることで、認知症への理解を深め、誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指す「RUN伴」のスタートイベントが9月6日、市役所本庁前広場で開かれた。

 実行委員会の大島利通委員長は「市内の温かいつながりを広める機会になれば。心を込めて襷をつないでほしい」と参加者に呼びかけた。

 今年は市内に設けられた6コースを過去最多となる65チームが走破する予定。21日(日)はゴール会場となる市役所本庁前広場で正午から午後4時までイベントを企画。キッチンカーなども出店する。RUN伴のゴールは午後3時の予定。

野球を楽しもう 9月28日 並木小

 無料で野球を体験できるイベント「おいでよ野球体験パーク」が9月28日(日)、並木小学校校庭で開催される。主催は地域の親子向けにさまざまな催しを企画している「tagaiyas」(熊谷由加代表=人物風土記で紹介)。

 光が丘地区で活動している軟式少年野球チーム「朝日が丘ルーキーズ」のコーチ指導のもと、「打つ」「投げる」「捕る」の基本動作の体験や、バッターボックスに立つ経験ができる。

 午前9時30分から正午まで。年中から小学3年生までの親子と小学4年生から6年生までの子どもが対象。駐車場なし。

ペットの写真展 人気投票も

 相模原市は動物愛護週間(9月20日〜26日)に合わせて現在、市立図書館(鹿沼台)で「ペットの写真コンテスト」の応募作品を展示している。9月21日(日)まで(11日、16日は休館日)。24日(水)からはエコパークさがみはら(富士見)で開催される。

 ペットとふれあう楽しさやペットと飼い主の絆が伝わる写真を通して、市民が動物の愛護や適正な飼養について関心と理解を深めることを目的に市が実施しているコンテスト。

 展示ではあらかじめ選考された15作品を見ることができる。入選作品は市民の投票で決定される。

 詳しい展示時間などは市のホームページから。

歯並びについて話す山下院長(写真上)、野菜販売で賑わう軒先(写真下)

歯医者の健康イベント やました歯科に200人集まる

 鹿沼台にある「やました歯科医院」で8月30日、「健康フェスティバルin渕野辺 2nd」が開催され、大人子ども合わせて約200人が来場した。

 「地域の健康ステーション」を目指す同院が、歯科を通じて地域住民に体の健康について考えてもらいたいという思いで開催したイベント。子どもの歯並びに関するセミナーや理学療法士の姿勢トレーニング、野菜の販売など、歯科の枠をを越えたバラエティ豊富な企画を多くの来場者が楽しんだ。

 親子で参加したという来場者は「歯科医院でこのようなイベントを行っているのを初めて見た。家族で通っている歯科を身近に感じる良い機会になった」と話した。山下宗院長は「開院10周年の記念として感謝を伝える良い機会になればと開催した。多くの人に楽しんでもらえてよかった。これからも地域に向けてイベントなどを開催し、歯医者に行くきっかけになれば」と振り返った。

猛暑を避けた時間で開催された大野北銀河まつり

各地で猛暑影響 プールではサンダル着用呼び掛け

 35度以上の猛暑日が続き、熱中症警戒アラートが連日発表される中、相模原市内でもその影響が出ている。暑さを避けるため、夏祭りの開催日を9月以降に変更する自治会が増えているほか、一部の公設プールで利用者が増えるなどの影響が見られる。

台風、雨少なく

 南区の古淵鵜野森公園屋外プールでは7月の入場者数が昨年の約1・6倍となる1万2443人に上った。8月の入場者数についても「昨年以上となる」見通しだ。

 同プールの担当者は「台風や雨が今年は少なかったことが影響しているのでは」と話す。同施設では入場者数が昨年より多いことから7月中旬に運営スタッフを増員。プールサイドが日光で熱せられて高温となるため、今年からサンダルの着用を呼び掛けている。

 ほかの市内公設レジャープールでは、LCA国際小学校北の丘センター(緑区/屋内)、小倉プール(緑区/屋外)の7月の入場者数は昨年より減少。相模原市立市民健康文化センタープール(南区)も6月1日から8月28日までの入場者数で昨年より少ない。

 古淵鵜野森プールを管理する施設職員は入場者数の増加について「猛暑が要因なのかどうか、詳細な分析はこれから」と話す。

自治会の祭り暑さ避け秋に

 猛暑が市内の自治会の祭りの開催時期にも影響を及ぼしている。

 南区のまちづくりセンター7カ所によると、自治会や連合自治会が主催する夏祭りを猛暑の影響で9月以降に変更した自治会は5自治会あったという。

 中央区の自治会の祭りについては、以前から秋祭りとして開催する事例が多いため、猛暑により秋に移行するという自治会は少ない。

開始時刻 後倒し会議室で盆踊り

 ただ、夏祭りの形も昨今の暑さによって変化している。8月2日・3日に行われた大野北地区の夏の風物詩「大野北銀河まつり」は準備する人や参加者の体調を考慮し、時間を午後3時からに変更し開催。2日で約10万人が来場する中、救急搬送の事例もなく時間変更が暑さ対策となった。

 上溝地区の自治会法人田中(山本あづさ会長)は今年、恒例の盆踊りを公民館の会議室で実施した。山本会長は「暑さを考慮して室内での開催となった。会議室ということもあり椅子に座りながら手だけで踊る方もいていろんな世代の人に楽しんでもらえた」と話す。

SC相模原 帰ってきた「10番」の覚悟 ジュニアユース・東海大相模高出身 中山陸選手

 相模原市をホームタウンとするサッカーJ3・SC相模原に8月9日、甲府(J2)からMF中山陸選手=写真=が加入した。中山選手は横浜市に生まれ、相模原のジュニアユースを経て東海大相模高校を卒業。19年に甲府でプロデビューし、富山や松本への期限付き移籍を経験。今季は甲府でリーグ戦9試合、天皇杯2試合に出場していた。加入直後の8月23日に早速スタメン出場すると、あいさつ代わりのゴールで勝利に貢献。クラブ、そしてファンから大きな期待を受ける中山選手が、約6年ぶりに帰ってきた相模原で10番を背負う覚悟とは――。(9月4日取材)

――加入の経緯は

 「以前から移籍期間には毎回のように声をかけてもらっていて、強い熱意を感じていました。今回改めて、自分を必要としてくれて、チームとして迎え入れてくれるという思いを受けて決断しました。『10番を用意して待っている』という言葉は素直に嬉しかったです」

――ジュニアユース時代はどんな選手

 「うるさかったと思います(笑)。背番号は当時も10番。ポジションはずっと中盤で、今とあまり変わりません。ナベさん(渡辺彰宏現GKコーチ)や鷲田さん(鷲田雅一現フットボールオペレーション部部長)など当時から変わらない人もいて、懐かしさはあります。昔から変わらずいてくれるサポーターの方もいますよね」

――当時の思い出は

 「いろいろな小中学校の、マウンドがあるような土のグラウンドで練習していました。スポレクもなかったし、クラブの環境はだいぶ変わりましたね。実家が横浜線の中山駅だったので、いつも電車で淵野辺まで行って、自転車で練習場所に通っていました。中山の中山なんですよ(笑)。トップチームの試合の時は、スタジアムで看板を立てることから始まって、試合を見終わったらまた片付けて、ということもやっていましたね」

――相模原の天皇杯での躍進(※1)を見て

 「甲府(※2)と重なる部分もありました。J1に勝てたことは、選手たちの『自分たちはできるんだ』という自信につながっていると思うし、それがリーグ戦にもつながると思う。そのモチベーションが高い中で、僕が加入したことで、みんなで高め合っていけたら、その先に昇格があると思っています」

――昇格、その先へ向けても期待は大きい

 「相模原がいつかJ1に行けたら素晴らしいし、そのためには僕らの力だけでなくフロントやサポーターの力も必要。今は連勝して、順位も上がってきています。クラブから『昇格させてほしい』ということは言われましたし、自分が勝たせたいという思いはある。プレッシャーはありますが、プレッシャーがあるからこそ力を出せると思う。まずは点を決めることができましたが、ここからもっと結果を残していかなければいけないと思っています」

――市民へのメッセージ

 「昇格に向けてもう1試合も落とせない。最後までがんばるので、僕たちの姿を見にスタジアムに足を運んで、応援してもらえたらうれしいです」

※1(J1、J2クラブ相手に4連勝し、J3クラブでは唯一準々決勝に進出した)※2(22年、中山選手が当時所属していた甲府(J2)が天皇杯で初めて優勝した)

語りと音で会場を緊張感に包む横浜夢座

横浜夢座 朗読劇で戦争伝える 弥栄高生徒に向け講演

 神奈川県を舞台とした演劇を発信する劇団「横浜夢座」(五大路子さん主宰)が国民生活センター相模原事務所(弥栄)で9月4日、県立相模原弥栄高校の2年生を対象に朗読劇「真昼の夕焼け」を上演した。

 同作は15歳の少年が体験した横浜大空襲の実話をもとにした物語。舞台の一つが相模原市であり、作中には「淵野辺の兵器学校」というセリフも登場する。この日は市内県立高の生徒を対象とした初の公演だったと同時に、同作の観客動員数1万人という節目でもあった。

 臨場感あふれる語りと音響効果に、観劇した生徒からは「自分が一緒に空襲から逃げているようだった」という感想が口々に聞かれた。

 今回の企画を担当した同校の井上京子教諭は「身近な地でも戦争があったということを生徒が実感するきっかけになれば」と話す。

公式ウェブサイトより

ノジマステラ 市民、無制限で招待 9月20日 長野戦

 WEリーグ女子サッカー・ノジマステラ神奈川相模原は9月20日(土)に相模原ギオンスタジアムで行われるAC長野パルセイロ・レディース戦を「相模原市民DAY」として開催する。午後2時キックオフ。

 相模原市内在住・在勤・在学者を定員無制限で招待する。観戦は事前申込制。対象席はメインスタンドA自由席・ホームゴール裏芝生席。来場者数により席を選択できない場合もある。申し込みは公式ウェブサイトの専用フォームから。9月19日(金)、午後5時締切。

今季初勝利

 9月6日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われたWEリーグ第5節、ちふれASエルフェン埼玉との一戦で、ノジマステラが3対1と快勝を収め、今季初勝利を飾った。

昨年の例大祭(写真は同宮提供)

地域の繁栄願う例祭 15日 亀ヶ池八幡宮

 上溝の亀ヶ池八幡宮(根岸浩行宮司)で9月15日(月・祝)、地域や参列者の繁栄を願う例祭(例大祭)が行われる。

 同宮にとって1年で最も重要な行事。午前10時からの式典に始まり、正午からの奉納和太鼓、午後1時からの奉納剣道と続く。

 境内には多くの露店が軒を連ね、相模原市の重要文化財「番田神代神楽」の奉納(3時〜)、氏子による演芸(6時〜)なども行われる。これらの催しは神賑行事と呼ばれ、神様が楽しく賑やかな様子を見て力を増し、地域の発展につながるとされる。

水面にきらめく光とともに、夏の終わりを告げる花火の輝き

納涼花火大会 夏の終わり告げ

 相模原の夏の風物詩、相模原納涼花火大会が9月6日に開催された。会場となった相模川高田橋は多くの人でにぎわった。

 これまで8月に行われていたが、今年度は9月に。それでも近年採用している「入場チケット」の売れ行きは好調だったという。関係者は「今は花火はお金を払って見る所が増えている。相模原でもだんだんとその認識が広まってきたのでは」と話す。

 一方、チケットを必要としない無料エリアで楽しむ人も少なくなく、仲間と連れ立って眺める若者や家族連れの姿も目立った。また、近隣住民は自宅周辺で「見える場所」を探すなど、思い思いのスタイルで観賞し、「夏の終わり」の思い出を刻んでいた。

社会福祉チャリティー 「新日」が平塚で大会 10月4日、読者20人を招待

 「新日本プロレス 平塚市社会福祉チャリティー平塚大会」が10月4日(土)午後5時から、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催される。主催は(株)創。

 来年1月に引退する棚橋弘至選手の平塚ラストマッチとなる同大会。読者20人に招待券をプレゼント。チケットは1人1枚。希望者はハガキに平塚大会観覧希望・住所・名前・年齢・職業を明記し、〒250-0034神奈川県小田原市板橋881の26(株)創 TN平塚大会読者プレゼント係へ。締切は9月20日(土)(当日消印有効)。(問)同社【電話】0465・23・0905

9月も熱中症に警戒を 消防局「#7119活用を」

 相模原市消防局は、市民に対し熱中症への警戒を呼びかけている。

熱中症のサイン

 熱中症はめまいやだるさ、頭痛といった初期症状から始まるが、意識がぼんやりする、けいれん、まっすぐ歩けない、38℃以上の体温などの症状がある場合は重度な熱中症を疑い、涼しい場所へ移動させる、衣服をゆるめて首筋や脇の下など太い血管が通る部分を冷やす、意識があればスポーツドリンクなどを少量ずつ飲ませる(自力で飲めない場合は無理に飲ませない)などの応急処置を行う。

相談窓口と救急要請

 熱中症が疑われ、救急車を呼ぶべきか迷う場合は救急安心センター「#7119」に電話をすれば、看護師等の専門家が相談に応じてくれる。

 ただし、神奈川県内から電話をかける際は注意が必要。「042」で始まる市外局番の固定電話からだと東京消防庁につながる場合があるため、固定電話からは【電話】045・232・7119または【電話】045・523・7119で、県の「かながわ救急相談センター」に相談する必要がある。

 消防局の担当者は、「意識がない、呼びかけに応じない、けいれんが止まらないなど、緊急性が高い場合は、迷わず119番に通報してほしい」と話している。

9月も暑さ続く

 相模原市消防局によると、今年6月から7月の熱中症が疑われる救急搬送者数は247人。区別では中央区97人、南区88人、緑区62人となった。

 気象庁が8月19日に発表した9月以降の3カ月予報では、関東甲信地方の平均気温は「高い見込み」であり、熱中症への警戒が必要と思われる。

ライズ(紺色)の選手にパスが決まった瞬間

アメフトノジマライズ 攻守噛み合い初戦大勝 次戦で早くも大一番

 国内アメリカンフットボールの最高峰Xリーグで戦うノジマ相模原ライズは8月31日、富士通スタジアム川崎で秋季リーグ戦の初戦となるOrientalBioシルバースター戦を41対17で制し、白星発進した。

 開始5分までに2本のタッチダウン(TD)パスを立て続けにヒットしたライズはその後も得点を重ねた。奪ったTDは5本。守備陣も奮闘し、危なげなくこの日の目標だった「20点差以上つけての勝利」を手にした。

 試合を振り返り、城ヶ滝一朗ヘッドコーチは「得点を取るべき時に取り、失点をしてはいけない時にしっかり止めるのが強いチーム。そこは改善点」と修正点を口にした。

 次戦は9月14日(日)。昨季の日本選手権ライスボウルで敗れたもののそれまで3連覇してきたレジェンドチームと対峙する大一番となる。城ヶ滝HCは「富士通フロンティアーズには小細工は通用しない。心技体の全てを100%出し切って勝ちます」と力強く語った。試合は富士通スタジアム川崎で正午開始。

先制して喜び合う選手たち

SC相模原 今季初3連勝で8位浮上 2―1で長野下す

 相模原市をホームタウンとするサッカーJ3・SC相模原は9月6日、相模原ギオンスタジアムでAC長野パルセイロと対戦し、2─1で勝利した。今季初のリーグ戦3連勝で勝ち点を36に伸ばし、順位はプレーオフ進出圏と勝ち点差「8」の8位に浮上した(9月7日試合終了時点)。

 今季ホーム無敗だったFC大阪に勝利した前節からスタメン4人を入れ替えて臨んだ。前半は向かい風。拮抗する展開の中、チャンスは作ったものの決定機を決めきれず0─0で折り返した。追い風となった後半55分、DF河野諒祐選手のクロスにDF西久保駿介選手が頭で合わせて先制。その後相手に押し込まれ67分に同点に追い付かれたが、選手交代で再び勢いを強めると、試合終盤85分に自陣からの素早いカウンターで相手ゴールに迫る。最後はFW武藤雄樹選手が放ったシュートのこぼれ球をDF高野遼選手が押し込んで勝ち越し。

 天皇杯でJ1、J2クラブに4連勝し、クラブ初のベスト8という結果を掴んだ勢いそのまま、スタジアムに集まったファン・サポーターの期待に応えた。

 試合終了後、シュタルフ悠紀リヒャルト監督は「このチームとしての勝ち方みたいなものが、多少は完成度が高まってきて結果が出ているのは間違いない。『J2昇格』を掲げてスタートして、まだまだ今の順位では上がれないし、気持ちとしては全部勝たないといけない。次の試合も簡単な試合にはならないが、選手たちが全力で取り組んで、サガミスタも全力で応援してくれれば、目標は果たせると信じている。そうなるように次も勝ちたい」と話した。

 次戦は9月13日(土)、相模原ギオンスタジアムにFC岐阜を迎える。試合は午後6時キックオフ。

フルーツを勧めるスクラムハーフのジャック・ストラトン選手

三菱重工相模原ダイナボアーズの夏Vol. 4 ダイナボアーズフェスタ2025

チームは8月30日、ラグビー体験など盛り沢山のイベント「ダイナボアーズフェスタ」をアリオ橋本で開催した。多くのダイナメイト(ファンの呼称)が駆けつけ、スタンプラリーなど選手との交流を楽しんだ。