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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.09.11

9月も熱中症に警戒を
消防局「#7119活用を」

 相模原市消防局は、市民に対し熱中症への警戒を呼びかけている。

熱中症のサイン

 熱中症はめまいやだるさ、頭痛といった初期症状から始まるが、意識がぼんやりする、けいれん、まっすぐ歩けない、38℃以上の体温などの症状がある場合は重度な熱中症を疑い、涼しい場所へ移動させる、衣服をゆるめて首筋や脇の下など太い血管が通る部分を冷やす、意識があればスポーツドリンクなどを少量ずつ飲ませる(自力で飲めない場合は無理に飲ませない)などの応急処置を行う。

相談窓口と救急要請

 熱中症が疑われ、救急車を呼ぶべきか迷う場合は救急安心センター「#7119」に電話をすれば、看護師等の専門家が相談に応じてくれる。

 ただし、神奈川県内から電話をかける際は注意が必要。「042」で始まる市外局番の固定電話からだと東京消防庁につながる場合があるため、固定電話からは【電話】045・232・7119または【電話】045・523・7119で、県の「かながわ救急相談センター」に相談する必要がある。

 消防局の担当者は、「意識がない、呼びかけに応じない、けいれんが止まらないなど、緊急性が高い場合は、迷わず119番に通報してほしい」と話している。

9月も暑さ続く

 相模原市消防局によると、今年6月から7月の熱中症が疑われる救急搬送者数は247人。区別では中央区97人、南区88人、緑区62人となった。

 気象庁が8月19日に発表した9月以降の3カ月予報では、関東甲信地方の平均気温は「高い見込み」であり、熱中症への警戒が必要と思われる。

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