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さがみはら中央区 文化

公開日:2025.09.11

横浜夢座
朗読劇で戦争伝える
弥栄高生徒に向け講演

  • 語りと音で会場を緊張感に包む横浜夢座

 神奈川県を舞台とした演劇を発信する劇団「横浜夢座」(五大路子さん主宰)が国民生活センター相模原事務所(弥栄)で9月4日、県立相模原弥栄高校の2年生を対象に朗読劇「真昼の夕焼け」を上演した。

 同作は15歳の少年が体験した横浜大空襲の実話をもとにした物語。舞台の一つが相模原市であり、作中には「淵野辺の兵器学校」というセリフも登場する。この日は市内県立高の生徒を対象とした初の公演だったと同時に、同作の観客動員数1万人という節目でもあった。

 臨場感あふれる語りと音響効果に、観劇した生徒からは「自分が一緒に空襲から逃げているようだった」という感想が口々に聞かれた。

 今回の企画を担当した同校の井上京子教諭は「身近な地でも戦争があったということを生徒が実感するきっかけになれば」と話す。

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