さがみはら中央区版【7月10日(木)号】
書籍を手にする竹村さん

医療従事者のコロナ戦記 元県医師会副会長が出版

 元神奈川県医師会副会長で竹村クリニック(南区)理事長の竹村克二さんが今年3月、新型コロナウイルス感染症下の医療現場を記した著書「かながわコロナ戦記」を出版した。竹村さんは「医療従事者がコロナにどのように対峙してきたのか。その事実を記録し、伝えたい」と思いを語る。

 竹村さんが神奈川県医師会副会長を務めたのは2019年6月から23年7月まで。就任半年を過ぎた頃、新型コロナウイルスに直面した。

 20年1月には国内1例目の患者が市内の病院で発生。2月には横浜港に帰港したダイヤモンド・プリンセス号でコロナ患者が大量発生する重大事件が起こるなど、国の対策が未整備のまま、全国に先駆けて新型コロナウイルス対策に取り組むことになった。

 「ほぼ毎日」行われていた会議の膨大な資料をもとに、県医師会会長や国立病院機構相模原病院の病院長、相模原協同病院や市保健所など、当時の院長や所長に取材。現場での診療や医療体制構築に向けて、どのように判断し対応していったのかを詳細に記している。

批判受け「事実伝えたい」

 竹村さんは副会長を降りてから約1年半かけて執筆。そのきっかけとなったのが「医療体制に対する当時のマスコミ批判と医療者家族への差別だった」という。

 とりわけ大きかったのはPCR検査の少なさへの批判。書籍には「当時韓国と比べ、PCR検査が日本では十分に行われていないことに対する批判が盛んにあった」と記載している。

 県医師会では「入院体制が整わないままPCR検査を拡大すべきではない」との方針を打ち出していた。竹村さんは「テレビでは的外れとも感じる批判も多かった。でも反論する場がなかった」と当時を振り返る。20年10月、神奈川県はコロナの診療体制をほぼ完成させた。竹村さんは「今振り返っても、対応は間違いではなかった」と断言する。

 また、医療者の子どもが学校で差別を受けたことも強く憤りを覚えた。「我々が現場でコロナと真摯に戦ってきたことを書籍を通して、伝えていきたい」と語った。

 「かながわコロナ戦記」は定価1600円(税別)。Amazonなどのオンラインで購入できる。

記念撮影に応じる同社スタッフ。前列中央で上場通知書を持つのが樋口社長。静岡県浜松市出身の樋口社長は大学卒業後、証券会社に勤務したのち、起業した

南区相模大野システム開発 樋口総研が上場 市内7社目 東京PM

 南区相模大野のシステム開発「株式会社樋口総合研究所」(樋口総研)が7月4日、上場した。上場は市内企業で7社目。当日、東京証券取引所(東京都)で記念のセレモニーが開かれ、社員をはじめ関係者およそ50人が喜びを分かち合った。樋口陽平代表取締役社長(46)は「自分たちは相模原に育ててもらった。今後も地域への感謝を忘れず、持続的な成長を目指していきたい」と話した。

2010年設立

 上場市場は、プロ投資家向けとされる「東京プロマーケット」(東京PM)。樋口社長は「自社株の売出しを最小限にとどめながら、公開企業としての責任を果たせる」と考え選択したという。

 同社は2010年設立。現在本社を相模大野と渋谷区に構える。通信やソフト会社を主な取引先としシステムの開発、運用、保守、ITインフラの構築、プロジェクト管理などの事業を展開している。社員は210人。

6年前から着手

 樋口社長が「上場」を意識し始めたのは、今から6年前。当時、公益社団法人相模原青年会議所に在籍していた際、何代にもわたり続く企業の代表者たちと交流する中で、その成功哲学を自社の成長につなげていた。その一方で、起業家の集まりにも積極的に参加し、創業経営者たちから刺激を受けていくうちに、世界に影響を与える「パブリック企業」(株式を公開している企業)を目指す思いも次第に強まっていったという。

海外展開も視野

 セレモニーを終えた樋口社長は「途中、諦めかけたこともあったが、こうしてこの日を迎えられて良かった。もちろん私も嬉しいが、周りの人たちも喜んでくれているのがもっと嬉しい」と述べ「今後はこの価値を発信し、採用競争に勝ち、相模大野、東京だけではなく日本、海外と拡大していきたい」と話した。

 市内の株式上場企業はアイダエンジニアリング(株)(緑区)、(株)昭和真空(中央区)、ブックオフグループホールディングス(株)(南区)、(株)オハラ(中央区)、(株)東京衡機(南区)、(株)サーティーフォー(緑区)があり、同社は7社目。

にこにこ星ふちのべ商店会の新会長に就任した 佐藤 幸一さん 淵野辺在住 49歳

楽しいまちを子どもたちに

 ○…淵野辺駅周辺に広がる「にこにこ星ふちのべ商店会」の前身団体「にこにこ星ふちのべ協同組合」に23歳の時、役員として参画。2016年に再出発となった同会でも会計担当を10年以上務めた。会員の新陳代謝も活発で「気づけば2番目の古株」と小さく笑いながら話す。90店舗ほどが加盟する同会をリーダーとして率い、まちの活気作りに精を出す。

 ○…新会長として力を入れる事業の一つは同会の代名詞ともいえる「バザール」。20年以上続く催しだ。「子どもが楽しんで、大人になっても住みたいまちにする」。発足当時の理事長が掲げた理念を今も大切に受け継ぎ運営する。近年大型マンションの建設に伴い、周辺では珍しく子どもが増えている。ただ、商店会やバザールが「知られていない」。「新住民にも情報を届けたい」とSNSでの発信に力を注ぐ。

 ○…高度経済成長期真っ只中に設立された文具店の長男として生まれ、幼心に「きっと継ぐのだろう」と父の背中を見て育つ。「熱心に手伝っていたと言ったら祖母に怒られるかも」。現在はその店の三代目を担う。生まれも育ちも今暮らすのも淵野辺。県外で暮らしたのは、群馬県に丁稚奉公で修行した20歳からの2年間のみ。「都会でも田舎でもない淵野辺が暮らしやすくていい」と微笑む。

 ○…住みよいまちでも子どもたちの「商店離れ」を強く感じる。スーパーなどの台頭で「文具店で何が買えるか知られていない」と憂い顔。イベントを通じてまちを回遊してもらい「ここにはこれが売っている」と馴染みに思ってもらえたらと企てる。「楽しいまち淵野辺を子どもたちを巻き込んで会員と作っていく」。優しい口調ながらもその言葉には強い意志を滲ませた。

贈呈式に参加した左から加藤支部長、本村市長、松元会長、久野支部長

宅建・全日 3支部が市に寄付 桜まつりの募金、26回目

 公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会相模北支部(加藤修支部長)と同相模南支部(松元定示支部長)、公益社団法人全日本不動産協会さがみ支部(久野新一支部長)の3支部連絡協議会が、相模原市へ寄付を行った。

 同協議会は毎年桜まつりで花苗の無料配布をしながら募金活動を実施。集まった金額を相模原市に寄付している。今年で26回目となり、寄付額は11万618円だった。

 同協議会の松元会長は「二つの団体は主に地域の不動産会社で構成されている。こうした団体が一緒に貢献活動ができるのは先輩方の努力のおかげと感じている。今後もつなげていきたい」と話す。

出生時プレゼントとして贈られる「がらがら」

相模原市 生誕祝いに「地場がらがら」 素材に地域資源を活用

 相模原市は7月1日から出生祝い品として、津久井地域で生産された木材「さがみはら津久井産材」で製作した赤ちゃん用のおもちゃ「ラトル(がらがら)」を贈る取り組みをスタートした。

中に大豆や小豆

 ヒノキ・ケヤキ・サクラ・イチョウ・コナラの5種類の木材を直径5センチ厚さ1センチほどの椀型の部材に加工し、中に津久井産大豆や小豆を入れ接合。振ると優しい音が鳴り、赤ちゃんの興味をひく「ファーストトイ」に仕上がった。一般社団法人「さがみ湖 森・モノづくり研究所」が製作し、今年度は昨年度の出生者数を鑑み4200個を用意している。

 市は今年4月、少子化対策の一環として、子育て世代が安心して子どもを産み育てられる社会の実現を目的に「子育て応援条例」を施行。地域資源を素材に使うことで、街への誇りや愛着を深めてもらいたい狙いもある。

 「ラトル」を受け取ることができるのは、今年4月1日以降に生まれた相模原市に住民登録がある乳児(転入者は除く)。出生届出時に各区役所区民課、まちづくりセンター、出張所、こども家庭課などの窓口で配布される(既に出生届を提出している場合は、4カ月児健診などで受け取り可能)。

 (問)市こども家庭課【電話】042・769・8345。

(左から)同法人の小林功理事、小関さん、加藤さん、平本さん夫妻

十人十色の四季 31日まで 千代田でスケッチ展

 星が丘在住の画家・加藤忠一さんが講師を務めるスケッチ会の作品展「『横山公園の四季』展」が現在、社会福祉法人悠朋会「千代田7丁目センター」(千代田7の12の13/相生三丁目バス停徒歩1分)で開かれている。会のメンバーと加藤さんがハガキに速描きする「は(や)がきスケッチ」で2年間かけて描いた作品が並ぶ。7月31日(木)まで。入場無料。

 加藤さんはペンで描いた線画に水彩で色をのせる「淡彩スケッチ」画家。中でもハガキに油性ペンと水彩絵の具という身近な画材を用いて短時間で描く「は(や)がきスケッチ」の楽しさを知ってもらいたいと、2023年の7月から横山公園でスケッチ会を開いていた。会のメンバーで、それぞれ水彩画や漫画の経験があったという平本尚行さん・房恵さん夫妻は「最初は時間配分や描き方が難しかったが、先生の的確な指導で上手くなって嬉しい」と話す。

 今回の展示では四季折々の風景を通してメンバーそれぞれの感性や描き方の違いを楽しむことができる。「描いた当時のことを思い出せたり、腕が上がったみたいに感じられる」とメンバーの小関律子さん。栁町香衣さんは「先生に見守っていただきながら皆でのびのび描いた。貴重な展示の機会をいただきとても嬉しい」と話している。

 土日休。午前9時〜午後5時。(問)ヘルパーステーション千代田【電話】042・704・0261

博物館前の市道

プラネタリウム前市道キャンプ淵野辺1号 愛称を公募 宇宙を感じるまちPR

 相模原市は7月中旬に予定されている市立博物館(高根)のプラネタリウムのリニューアルオープンに合わせて現在、博物館前の道路「市道キャンプ淵野辺1号」の愛称を募集している。「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」のPRとシビックプライド醸成につなげるねらいがある。

 応募は【1】WEB(ロゴフォーム)から【2】「まちのコインアプリ」から(アプリのダウンロードが必要)【3】はがき(〒252―5277相模原市中央区中央2の11の15相模原市役所 シティプロモーション戦略課宛)のいずれか。応募時に【1】道路の愛称【2】愛称の理由【3】氏名【4】在住地の市区町村名【5】電話番号【6】メールアドレス(はがきの場合は任意)を記載。募集期間は7月31日(木)まで。

 一次選考を8月に行い、9月に二次選考としてWEBで投票を受け付け愛称を決定する。採用された愛称の考案者にはプラネタリウムの操作体験や市のマスコットキャラクター「さがみん」のオリジナルグッズなどが贈られる。問い合わせは同課【電話】042・707・7045。

WBCチャンピオンベルトと花束を持つ中谷選手

ボクシング中谷潤人選手 統一王者として凱旋 「皆さんの応援が力に」

 相模原市ホームタウンアスリートのプロボクサー・中谷潤人選手が7月5日、WBC・IBF世界バンタム級王座統一に成功したことを市民に報告した。会場となった市役所ロビーには市内外からファン約200人が集まった。

 中谷選手は6月8日に行われたWBC&IBF世界バンタム級王座統一戦で西田凌佑選手と対戦し、6回TKO勝ち。自身の無敗記録も31に伸ばした。

 中谷選手は報告会で「フライ級時代から望んでいた統一戦。その思いを今回バンタム級で成し遂げることができた。皆さんの応援が力になった」と思いを口にした。次戦は未定だが、「強さをもってぶれずに戦う。信じて応援してほしい」と呼び掛けた。本村賢太郎市長は「素晴らしいファイトだった。これからも夢に向かって頑張って」と話した。

8団体が舞台に立った

相模粋鼓會 「お囃子の集い」に380人 35周年の節目祝う

 市内で囃子の振興に力を注いでいる「相模粋鼓會」(門倉節朗会長)が6月22日、杜のホールはしもとで「相模粋鼓會とお囃子の集い」を実施した。8団体が囃子を披露し、同会の35周年の節目を祝った。

 来場者はおよそ380人で、「山の手囃子の歴史やさまざまな流派のお囃子を聴けて嬉しい」といった感想が聞かれた。

歴史的な共演

 この日は上溝の周辺地域で135年もの間受け継がれてきた「山の手囃子」の響きを味わうことも目的とされた。

 山の手囃子は1889(明治22)年ごろ、当時「笛の三羽烏」と言われた古山の座間氏、丸崎の門倉氏(門倉会長の祖父)、虹吹の金子氏が長津田に通って囃子を習得したなどと言われている。古山囃子保存会、丸崎祭り保存会、門倉氏の直系一族である門倉会長率いる相模粋鼓會による共演は今回が初めてだった。門倉会長は「両団体のご理解とご協力により目的が達成できた」と喜びを語った。

総会の様子(写真提供=同協議会)

介護事業の課題議論 連絡協議会が始動

 昨年9月に発足した「相模原市介護事業者等連絡協議会」が6月23日、市民会館で第1回目となる定期総会を開催した。参加者たちが事業の中で感じている困りごとについて話し合い、介護業界の発展に向けてスタートを切った。

 同協議会は市内に拠点を置く中小規模の介護事業者を中心とした組織。総会時点で56事業者が登録している。市と事業者の連携を強め、市の制度を事業者が正しく理解することや、現場で生じている課題を市に伝えることを目的に設立された。年に2回程度の懇談会などの活動を予定している。

 この日は大川亜沙奈副市長や市の職員、市議会議員などを合わせ96人が出席。発起人代表の井戸和宏さんは「業界は今、制度改定、深刻な人材不足、地域ニーズの多様化と、幾重にも重なる課題に直面している。この協議会は誰もが安心して老いを迎えられる地域づくりを支える土台」と話した。総会の閉会後には事業者たちがグループディスカッションを行った。人材確保の大変さや物価高騰などの切実な事業課題について議論し、最後に話し合いの結果を発表した。事業者の発言を聞きながらメモを取る市職員の姿もあった。

大勢の客で賑わったパンマルシェ(上)と株式会社カインズの「くみまち」構想ロゴ(下)

カインズがパンマルシェ 地域の経済循環を促す

 カインズ相模原愛川インター店(南区)で6月28日、地元のパン屋と社会福祉事業者のパン80種を集めたマルシェが開催された。地域内で経済循環を生み出すことなどを目的に株式会社カインズが各地で行っている取り組み。この日は大勢の客がパンを求めて訪れ、開始15分で売り切れになった商品もあった。

 チラシを見て来たという市内在住の女性は「色んなパン屋があった。いつも買えないようなパンを買った」と話した。

「くみまち」構想

 同社は「まち」と「くむ」ことで人々が自立し、共に楽しみ、助け合い、一人ひとりが主役になれる「まち」をめざす「くみまち」構想を掲げている。

 パンマルシェも「くみまち」構想の一環。コロナ禍の影響でパン屋の倒産件数が増加したことをきっかけに2023年に埼玉県で始まった。

 就労支援施設で作られたパンを販売することで福祉支援の側面も持つ。同社担当者は「経済の循環が市内で生まれる。市民の方には『こんなパン屋あったんだ』と知ってもらい地元のことをもっと好きになってもらえたらいい。市民、福祉事業者、パン屋みんながハッピーになってくれるのが一番」と話した。

 パンを出品した店舗の担当者は「納品だけさせてもらって、売り場に立たなくていい」と参加店舗目線でメリットを実感している様子だった。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
冊子の一部を手掛けた土屋さん

簡単野菜レシピを冊子に 市と3団体が連携

 相模原市はこのほど、味の素株式会社、ノジマステラ神奈川相模原、株式会社三和と連携し、手軽で健康的な野菜料理のレシピブックを作成した。現在市内で配布を行っている。

 市民が食に関心を持ち健康的な食生活を送ることを目指した「食育」に関する取り組みの一つで、2022年度から継続して実施している。

 今回の冊子にはノジマステラ神奈川相模原の選手が登場し、手軽に野菜を摂取できる「レンチンレシピ」を紹介している。メニューは「鶏ひき肉とキャベツのガリバタレンジ煮」など、簡単に作れて栄養価の高いものが中心。調理時間や野菜摂取量などが記載されているほか、ノジマステラの選手による試食コメントも添えられている。

 冊子の一部を監修した市健康増進課の土屋佳澄さんは「暑い季節は火を使って調理するのが億劫になるので、電子レンジだけで調理できるレシピを集めました」と話す。

 7月下旬までスーパーマーケット「三和」「フードワン」の全76店舗と市内の公民館や図書館などの施設105カ所で入手できるほか、市ホームページからも閲覧できる。問い合わせは同課【電話】042・769・8274へ。

共に助け合い

 社会福祉法人相模福祉村(中央区田名)による「第33回おらが村文化祭」が6月21日、市民会館で行われた。

 年に一度の施設利用者らの発表の機会として長年親しまれている。今年は「愛、燦燦と」をテーマに、保育園児によるダンス、障がい者支援施設利用者の演劇、そして地域文化団体による舞踊などが披露された。あいさつに立った赤間源太郎理事長=写真=は「共に助け合い支え合い、今日このひと時もそしてこれからも『相模福祉村がそばにいて良かった』と思ってもらえる組織にしていきたい」と述べた。

耳栓をつけてプレーする参加者たち

デフサッカーで理解深め 「共生社会の実現へ」

 「音のないサッカー」ともいわれるデフサッカーの体験会が6月28日、相模原スポーツレクリエーションパークで行われ、子どもから大人まで約35人が参加した。

 主催は相模原青年会議所(JC/八木貴弘理事長)。11月に東京で開催されるデフリンピックに合わせ、デフスポーツの体験を通して共生社会の実現への意識を高めてもらおうとイベントを企画した。

 デフサッカーは聴覚障害者がプレーする競技で、ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取る。この日の参加者たちは耳栓をしてプレーした。良い動きをたたえる際には頭上で拍手をして表現し、パスを呼ぶ際には身体の動きでアピールするなど、静寂の中でコミュニケーションを取りながら交流を深めていた。

 担当した同JCの岩田淳委員長は「イベントが共生社会の大切さを学ぶきっかけとなれば非常にうれしく思う」と振り返った。

三角屋根の下来場者でにぎわうブース

新たなつながりの拠点に 淵野辺 マルシェイベント

 淵野辺にあるシェアスペース「フチノベース」で6月28・29日、マルシェイベント「三角屋根マルクト」が開催された。2日間合計で26店舗が出店し、多くの来場者でにぎわいを見せた。

 フチノベースは淵野辺で1970年に設立された榎本税務会計事務所(榎本充代表)が運営する施設。キッチン、展示スペース、庭の3カ所をシェアスペースとして地域の人に貸し出している。

 日常的にシェアキッチンなどを利用する人などが飲食や物販などさまざまなブースを並べるマルシェは、昨年から始まり今回で3回目。「地域のにぎわいづくりと、出店者同士の交流の場になれば」と榎本代表は期待を口にする。マルシェに出店した「こすぎファーム」の小杉由莉代表は「出店を通じたご縁が生まれている。つながりができるのが嬉しい」と話した。次回の開催は10月を予定している。
黒岩祐治知事(左)と土屋会長(写真は医療法人社団相和会提供)

市病院協会 土屋会長が県民功労賞 地域医療の充実に寄与

 神奈川県内で団体や地域の活動を通じて社会福祉や保健衛生、教育・文化などに長年寄与し、活躍した人に贈られる「神奈川県県民功労者表彰」の2025年度受賞者がこのほど発表され、(公社)相模原市病院協会の土屋敦会長が選ばれた。地域医療の充実や保健衛生の向上に尽くしたことなどが高く評価された。

 土屋会長は医療法人社団相和会の理事長を務め、10年ほど前から同協会の会長職を担っている。近年では新型コロナウイルスの流行や能登半島地震などが医療に大きく影響を及ぼしたが、困難な状況下でも医療チームの派遣や物資の支援など国や県と協力しながら、市内の医療機関をまとめ迅速に対応した。表彰を受け土屋会長は「自分で何かを成し遂げたという意識はあまりなく、有事に対して皆をまとめることで乗り越えられた」と話した。

 「人員不足」や「二次救急医療機関のひっ迫」など、相模原市の医療を取り巻く課題は多い。その中でも、看護師の復職相談会の開催や、二次救急を内科以外の診療科へ分散するといった取り組みを市の協力を仰ぎ進めている。「相模原市は市民病院がないからこそ地域医療の連携がもともと強い。その絆を生かしていきたい」と話した。

学生目線で魅力再発見 31日まで 図書館で写真展

 学生らが相模原市内の景観を写した写真が並ぶ「学生が行く『さがまち探訪』」景観写真展がきょう7月10日から、市立図書館(鹿沼台)で開催される。学生ならではの自由な発想や視点で撮影された作品を通して、相模原市の魅力を再発見できる。7月31日(木)まで。

 「さがまち探訪」は、市内の景観を大学生らとバスで巡り、景観に関する意見交換や写真撮影を行う市民参加型の景観まちづくり事業。市内の美しい景色や歴史的な建造物を市内外に広くPRする景観普及活動として、市が2023・24年度に実施した。

平岩代表取締役

多様な人材が活躍 地元ラジオ局・エフエムさがみ

 地元FM放送局「エフエムさがみ(FM HOT 839)」が来年、開局30周年を迎える。地域に根差して長く放送を続ける背景には、性別や年齢などに関係なく様々な雇用形態で多様な人材が活躍する環境がある。

 同局のスタッフは全員が地元出身・在住。男女比は半々、年代は20代から70代までと幅広いが、「何かを区別して考えたことはない」と平岩夏木代表取締役は話す。時代に合わせて変化してきたのではなく、以前から「一人で抱えずフォローし合える環境」だった。ライフスタイルに合わせ、育児や介護による休暇や時短勤務にも柔軟に対応している。

 制作スタッフや出演者として活躍する人材の中には障害者やLGBTQの人もいるほか、同局はSDGs達成のために国連が設立した「SDGメディア・コンパクト」にも参加している。2024年には、多様なバックグラウンドを持つ人を受け入れ働きやすい環境を作っている点が評価され、「さがみはらD&Iアワード」で最優秀賞を受賞した。

社員の声

 興味や好奇心を生かし、地域とのつながりを持って働く「地元ラジオの仕事」について、入社2年目の社員は「生放送ならではの展開があったりするとラジオを作っている実感が湧く」と醍醐味を語る。約10年勤務するパート社員は「地元のラジオである一方、今はアプリで海外からも聴ける。ラジオにしかできないことをこれからもやっていきたい」と話した。

多様な水遊びが楽しめる

さがみ湖MORI MORI 水遊び広場オープン スプラッシュイベントも充実

 アドベンチャーリゾートさがみ湖MORI MORI(緑区)は、リニューアル1周年を記念し、6月28日に関東最大級の屋外水遊び広場「スプラッッッシュカーニバル」をオープンした。

 同広場は、「びちゃびちゃエリア」と「じゃぶじゃぶエリア」で構成され、総面積は約5000平方メートル。「びちゃびちゃエリア」では、はしご車から放水される「びっちゃんこタイム」が毎時00分に開催される。土日・祝日とお盆期間中は、スプラッシュマンが高さ約10mのはしごから水を掛ける特別イベントも実施。水鉄砲シューティングゲームや水の迷路などの体験型コンテンツが楽しめる。「じゃぶじゃぶエリア」には、高さ6mの巨大バルーンプール、長さ15mの3連ロングスライダーなど6種類のプールが揃う。

 期間は8月31日(日)まで(7月25日(金)までは土休日のみ営業)。料金は1人1400円(別途入園・駐車料が必要/0歳から2歳までは無料)。未就学児は保護者の同伴が必要となる。詳細は同施設のHPで確認を。問い合わせは【電話】0570・037・353。

フェスティバル開催を伝えるポスター

相模湖でバレエフェス 10月18日、19日の2日開催

 さがみ湖野外バレエフェスティバル2025が10月18日(土)、19日(日)に県立相模湖公園内に設置される野外特設ステージで開催される。上野水香さん、佐久間奈緒さんらトップダンサーが出演するバレエ公演や、来場者がバレエに親しむことができるさまざまな企画を予定している。

 イベントを主催するのは、相模湖地域でバレエを核にした地域活性化を目指す相模湖芸術・文化のまちづくり実行委員会(小川喜平実行委員長)。同会は23年に地域団体や地元企業らで発足。「バレエのまち相模湖」を目指し、将来的には相模湖湖畔に常設の「野外劇場」を建設することを目標に活動を続けている。これまでにバレエ公演や健康バレエ体操などを開催し、地域全体の機運醸成に尽力してきた。

 この気運をより高めることを目的に開催されるのが今回のバレエフェス。実行委員会では「一人でも多くの地域住民、子どもたちにバレエの楽しさ、素晴らしさをより身近に体感してもらい、『バレエのまち相模湖』を広く発信し、芸術・文化を活用した地域活性化・観光振興を図りたい」という。

誰もが気軽に

 現在決まっている内容は、18日の神奈川県主催によるバレエ公演『ジゼル』全2幕。ジゼル役には上野水香さん(東京バレエ団 ゲスト・プリンシパル)、アルブレヒト役には厚地康雄さん(元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)といったトップダンサーが出演。オープニングイベントなども行われる。19日は実行委員会が主催のバレエ公演『白鳥の湖』第2幕より。主演は佐久間奈緒さん(元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)ら。音楽とバレエのコラボレーション企画、チェアバレエのデモンストレーション&体験なども行われる。さらに、飲食店や物販の出店、地域団体による公演なども予定されている。

 イベントの開催が決まり実行委員会では「より多くの地域住民を巻き込んだイベントにしたい」という思いを抱く。今回のフェスは一部のバレエ愛好者だけでなく、老若男女を問わず誰もが気軽にバレエやダンス、音楽の世界を味わえる機会になると考える。さらに、「相模湖に行けばバレエに触れられる、バレエを近くに感じられるという認識を広め、さらなるにぎわいを創出することで、地域活性化・観光振興の一助にしたい」と先を見据える。

 チケットや最新情報は、今後開設予定のホームページやSNSで発信するという。

けんぶんの夏休み 親子で楽しめる文化講座

 南区麻溝台の相模原市立市民健康文化センター(けんぶん)で夏休みに親子で楽しめる文化講座が開催される。同センターでは現在、参加者を募集している。

カブトムシを知る

 7月24日(木)に行われるのはカブトムシをテーマとしたもので、講師は緑区在住で「昆虫文化を子供たちに伝える会」の代表を務める三宅潔さん(元埼玉大大学院教授)=下写真。カブトムシの捕まえ方や育て方、昆虫を知ることの楽しさなど、三宅さんがスライドを使いながらわかりやすく紹介する予定。午後1時30分から3時まで。

バルーンを作る

 8月7日(木)に行われるのは、風船をひねって組み合わせ色々なものを作っていく「バルーンアート」。講師は南区在住でバルーンパフォーマーとして人気の竹田望稔さん=上写真(本人提供)。竹田さんの指導のもと、自分だけのバルーンを創作する。もちろん持ち帰りOK。午前10時から11時30分まで。

参加費500円

 いずれも参加費500円。未就学児は無料だが保護者の同伴が必要。各回定員20人。申し込みは同センター【電話】042・747・3776。

相模福祉村 フリマ出店募集 26日、下溝

 社会福祉法人相模福祉村(中央区田名/赤間源太郎理事長)は7月26日(土)、障がい者支援施設「虹の家」(南区下溝)で「虹の家・相模はやぶさ学園夏まつり」を開催する(午後4時〜8時)。

 同法人は16日(水)から、当日開かれるフリーマーケットの出店者を募集する。(出店料1区画500円)。受付時間は午前10時から午後4時までで、21日(月・祝)で締め切る。先着8団体を予定。詳細・申し込みは同施設【電話】042・777・0111。

 当日は模擬店や打ち上げ花火などの催しが予定されており、例年1千人近くの来場者でにぎわう。

贈呈式に参加した左から加藤支部長、本村市長、松元会長、久野支部長

宅建・全日 3支部が市に寄付 桜まつりの募金、26回目

 公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会相模北支部(加藤修支部長)と同相模南支部(松元定示支部長)、公益社団法人全日本不動産協会さがみ支部(久野新一支部長)の3支部連絡協議会が、相模原市へ寄付を行った。

 同協議会は毎年桜まつりで花苗の無料配布をしながら募金活動を実施。集まった金額を相模原市に寄付している。今年で26回目となり、寄付額は11万618円だった。

 同協議会の松元会長は「二つの団体は主に地域の不動産会社で構成されている。こうした団体が一緒に貢献活動ができるのは先輩方の努力のおかげと感じている。今後もつなげていきたい」と話す。

参院選有権者は60万人 前回から約3千人減

 相模原市選挙管理委員会は7月3日、参議院議員選挙(7月3日公示、20日投開票)の選挙人名簿登録者数を発表した。

 これによると、市内の登録者総数は60万2965人で、3年前の参院選時から2969人減少した。

 区別の登録者数を前回と比較すると、緑区は14万2579人から14万668人へ1911人減少。中央区は22万7890人から22万7408人へ482人減少。南区は23万5465人から23万4889人へ576人減少した。

自作の「建築物」などに囲まれポーズを決める前田さん。創作時のBGMはサザン。お気に入りは「YaYa」

川柳 秀逸に前田さん

上鶴間小6年父への感謝詠む

 6月下旬に発行された小学生向けの地域情報紙「こどもタウンニュース」(株式会社タウンニュース社発行)の応募企画「さがみっ子川柳」で、最も優れた句を詠んだのは、上鶴間小学校6年の前田琥太朗さん。2023年以来2度目の「秀逸」となった。

 今回のテーマは「お父さんに言いたいこと」。126人の児童から150句が寄せられた中、川柳作家でさがみっ子川柳選者の水野タケシさん(南区在住)が秀逸に選んだのは、前田さんの「寝ていても 心の中で お見送り」。水野さんは「『お父さん』という言葉を使わず感謝の気持ちをしっかり表している」と評価した。前田さんは「いつも自分が寝ている時に会社に出かけて、夜も寝ているときに帰ってくる。なかなか会うことができない」という父親に対して「お仕事頑張って」の思いを込めて詠んだという。

その日常は

 さて、そんな前田さんは普段はどのような日常を送っているのか。習い事はピアノ、英語、陸上の3つでそれぞれ週1回通っている。絵画も得意で昨年度は市民桜まつりのポスターに選ばれたほか、全国レベルのコンクールでも受賞歴がある。また、俳句でも「お〜いお茶」の伊藤園新俳句大賞に選ばれ、ペットボトルに印字されたこともある。

 そのような中、最近「ハマっている」のはフォント(書体)。街中のポスターや看板にあるフォントを見つけては、種類などを調べることに関心があるそう。自分の好みのフォントを使って、デザインをすることも好きという。様々な創作活動を続ける中、将来は建築の仕事を夢見ている。

始まる、相模原球児の夏 県立相模原中等教育学校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:守備も打撃もバランスが良く着実に勝利を重ねています。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 私立東海大相模高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:昨年夏の甲子園ではベスト8と悔しい思いをしたレギュラーが多く残っています。走攻守、バランスの高いチームです。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 私立麻布大学附属高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:常に雰囲気が良く、流れに乗ったら止められない打撃力。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

 

始まる、相模原球児の夏 県立上溝南高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:勝負を決める長打力と隙のない安定した守備陣。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立相模田名高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:守備からリズムを作り、粘り強い戦いができる。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立相原高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:厚みのある上位打線と豊富な投手陣が強み。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

 

始まる、相模原球児の夏 私立光明学園相模原高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:走力がある選手が多い。機動力で勝負する。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

 

始まる、相模原球児の夏 県立麻溝台高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:心・技・体・策のバランスの取れたチーム。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立上鶴間高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:投手を中心とした守備と個性を生かした打撃のチーム。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

定例会見での本村市長

SC相模原の海老名移転計画に相模原市の本村市長「残念」

 相模原市の本村賢太郎市長は7月2日の定例記者会見で、サッカーJ3・SC相模原が海老名市への本拠地移転を伴う新スタジアム整備計画をJリーグに提出したことについて言及した。

 本村市長は「長年にわたり協力関係にあったSC相模原の市外への計画提出は率直に残念」としながらも、「SC相模原の判断を尊重し、しっかりと受け止めていきたい」と今後もクラブへの応援を継続する姿勢を示した。

市とSC相模原の交渉経緯

 市はこれまで、相模総合補給廠一部返還地(以下補給廠)の土地利用計画にスタジアム建設を盛り込むためには、「民設民営」が条件としてきた。

 市によると、昨年実施した民間からの提案募集ではスタジアム建設に関する4件の提案があったが、いずれも民設民営の条件を満たしていなかったという。

 本村市長は「補給廠以外の複数の候補地や既存スタジアムの改修も提示したが、SC相模原が駅に近い立地を最優先とし、これらの提案に関心を示さなかったと認識している」と話した。

 SC相模原のJ2ライセンス交付申請のために必要なスタジアム計画の提出期限は6月30日だった。市長はこの日の午後5時9分にSC相模原の西谷義久社長から電話があり、海老名市への移転を伝えられたという。

 本村市長は、これまで市がSC相模原に寄り添い様々な相談や対応を行ってきたとしつつも、「もっと寄り添って、半年前とか1年前から私たちからも話をするべきだったのかもしれない」と反省を口にした。

今後のスタジアム整備構想

 市は現在SC相模原がホームスタジアムとしている相模原ギオンスタジアム(南区下溝)について、大きな大会やホームタウンチームの年間40試合以上の使用で「回しきれていない」「目いっぱいな状態」と、施設の利用状況が飽和状態にあるとの認識を示した。特にアメリカンフットボールチームのノジマ相模原ライズは、年間1試合しかホームゲームを開催できていない状況だという。

 本村市長は「72万市民のスポーツ文化振興とシビックプライド醸成のためにもスタジアムは必要であり、1つでなく2つあってもいい」という見解を示した。さらに補給廠に限らず、市内に複数のスタジアム候補地があることにも言及した。

 スタジアム建設費用については、昨今の建設費高騰により「400億とか500億するのではないか」と話し、市単独での建設は大きな課題であるとの認識を示した。寄付金などで建設が実現した大阪府の「パナソニックスタジアム吹田」の例を挙げ、民間との連携や市民からの寄付など「いろんな作り方がある」とし、今後も民設・公設など様々な手法を含めて議論を進めていく方針を示した。

始まる、相模原球児の夏 県立相模原高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

 チームの特徴:探求心と思考力を武器に、チーム一丸粘り強く戦う。

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立上溝高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

 チームの特徴:人数が少ないからこそチーム内の仲は良く、団結力が高い。

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立相模原城山高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

 チームの特徴:本気をスローガンにフルスイングが持ち味の強力打線。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立相模原弥栄高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:守りを土台として、攻撃力を武器に戦っていきます。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

 

始まる、相模原球児の夏 県立橋本高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

橋本・愛川・中央農業高校連合チーム

チームの特徴:全員が最後まで諦めず、常に全力でプレーするところ。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立神奈川総合産業高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:少人数ならではの高い結束力を活かしたチーム。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

始まる、相模原球児の夏 県立津久井高校 第107回全国高等学校野球選手権神奈川大会

チームの特徴:全員が気持ちを一つに、全力でプレーするチーム。

 

※画像をクリックまたはタップすると拡大できます。

※白抜き数字が主将。

相模原市の参院選有権者数60万人 前回から約3000人減

 相模原市選挙管理委員会は7月3日、参議院議員選挙(7月3日公示、20日投開票)の選挙人名簿登録者数を発表した。これによると、市内の登録者総数は60万2965人で、3年前の参院選時から2969人減少した。

 区別の登録者数を前回と比較すると、緑区は14万2579人から14万668人へ1911人減少。中央区は22万7890人から22万7408人へ482人減少。南区は23万5465人から23万4889人へ576人減少。緑区での減少数が最も多くなっている。

出土地:下森鹿島遺跡時代:縄文時代

今月はこの逸品!考古市宝展 縄文時代の楽器「土鈴(どれい)」(期間 7/1〜7/30)

このコーナーでは、旧石器ハテナ館で行われる展示を不定期に紹介します。

 土器のように粘土で形作って焼き固めた楽器「土鈴」です。約5千年前の縄文時代のもので、南区上鶴間の下森鹿島遺跡から出土しました。お饅頭のような形をしていますが、中が空洞になっており、鳴子(なるこ)という小さい土玉が入っています。振ると「カラカラ〜♪」と縄文時代の音色が聞こえる逸品です。(学芸員:中川真人さん)

考古市宝展って?

相模原市では発掘調査が行われ、考古資料も数多く出土しています。

その中から「これぞ!」という至宝の逸品を展示する企画です。