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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.07.10

多様な人材が活躍
地元ラジオ局・エフエムさがみ

  • 平岩代表取締役

  • 収録中の社員

 地元FM放送局「エフエムさがみ(FM HOT 839)」が来年、開局30周年を迎える。地域に根差して長く放送を続ける背景には、性別や年齢などに関係なく様々な雇用形態で多様な人材が活躍する環境がある。

 同局のスタッフは全員が地元出身・在住。男女比は半々、年代は20代から70代までと幅広いが、「何かを区別して考えたことはない」と平岩夏木代表取締役は話す。時代に合わせて変化してきたのではなく、以前から「一人で抱えずフォローし合える環境」だった。ライフスタイルに合わせ、育児や介護による休暇や時短勤務にも柔軟に対応している。

 制作スタッフや出演者として活躍する人材の中には障害者やLGBTQの人もいるほか、同局はSDGs達成のために国連が設立した「SDGメディア・コンパクト」にも参加している。2024年には、多様なバックグラウンドを持つ人を受け入れ働きやすい環境を作っている点が評価され、「さがみはらD&Iアワード」で最優秀賞を受賞した。

社員の声

 興味や好奇心を生かし、地域とのつながりを持って働く「地元ラジオの仕事」について、入社2年目の社員は「生放送ならではの展開があったりするとラジオを作っている実感が湧く」と醍醐味を語る。約10年勤務するパート社員は「地元のラジオである一方、今はアプリで海外からも聴ける。ラジオにしかできないことをこれからもやっていきたい」と話した。

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