さがみはら中央区 教育
公開日:2025.07.10
川柳 秀逸に前田さん
上鶴間小6年父への感謝詠む
6月下旬に発行された小学生向けの地域情報紙「こどもタウンニュース」(株式会社タウンニュース社発行)の応募企画「さがみっ子川柳」で、最も優れた句を詠んだのは、上鶴間小学校6年の前田琥太朗さん。2023年以来2度目の「秀逸」となった。
今回のテーマは「お父さんに言いたいこと」。126人の児童から150句が寄せられた中、川柳作家でさがみっ子川柳選者の水野タケシさん(南区在住)が秀逸に選んだのは、前田さんの「寝ていても 心の中で お見送り」。水野さんは「『お父さん』という言葉を使わず感謝の気持ちをしっかり表している」と評価した。前田さんは「いつも自分が寝ている時に会社に出かけて、夜も寝ているときに帰ってくる。なかなか会うことができない」という父親に対して「お仕事頑張って」の思いを込めて詠んだという。
その日常は
さて、そんな前田さんは普段はどのような日常を送っているのか。習い事はピアノ、英語、陸上の3つでそれぞれ週1回通っている。絵画も得意で昨年度は市民桜まつりのポスターに選ばれたほか、全国レベルのコンクールでも受賞歴がある。また、俳句でも「お〜いお茶」の伊藤園新俳句大賞に選ばれ、ペットボトルに印字されたこともある。
そのような中、最近「ハマっている」のはフォント(書体)。街中のポスターや看板にあるフォントを見つけては、種類などを調べることに関心があるそう。自分の好みのフォントを使って、デザインをすることも好きという。様々な創作活動を続ける中、将来は建築の仕事を夢見ている。
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