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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.07.10

介護事業の課題議論
連絡協議会が始動

  • 総会の様子(写真提供=同協議会)

 昨年9月に発足した「相模原市介護事業者等連絡協議会」が6月23日、市民会館で第1回目となる定期総会を開催した。参加者たちが事業の中で感じている困りごとについて話し合い、介護業界の発展に向けてスタートを切った。

 同協議会は市内に拠点を置く中小規模の介護事業者を中心とした組織。総会時点で56事業者が登録している。市と事業者の連携を強め、市の制度を事業者が正しく理解することや、現場で生じている課題を市に伝えることを目的に設立された。年に2回程度の懇談会などの活動を予定している。

 この日は大川亜沙奈副市長や市の職員、市議会議員などを合わせ96人が出席。発起人代表の井戸和宏さんは「業界は今、制度改定、深刻な人材不足、地域ニーズの多様化と、幾重にも重なる課題に直面している。この協議会は誰もが安心して老いを迎えられる地域づくりを支える土台」と話した。総会の閉会後には事業者たちがグループディスカッションを行った。人材確保の大変さや物価高騰などの切実な事業課題について議論し、最後に話し合いの結果を発表した。事業者の発言を聞きながらメモを取る市職員の姿もあった。

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