中区・西区・南区版【11月20日(木)号】
会話を記録化するマイクデバイスを使って患者と対話する看護師

横浜中央病院 看護記録にAI導入 負担減に期待 ケア充実へ

 医療現場の負担軽減とケア充実のため、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)横浜中央病院(川田望院長)=中区山下町=がこのほど、人工知能(AI)を活用した看護記録作成支援システム「Caretomo(ケアトモ)」を神奈川県内で初めて導入した。

 患者の状態やケア計画、経過など看護師が日々作成する「看護記録」は多職種連携や情報共有に不可欠な業務だ。しかしその作成に多くの時間が割かれ、多忙な中後回しになりがちに。残業原因の多くを占めており、特に入退院が多い病院はその負担も大きい。

 同院は中華街に隣接する場所に位置し、14診療科、230床を有する地域医療の中核を担う急性期病院。救急搬送の受け入れも多く、昨年度は年間4477件と前年度と比べ、約113%増加した。院内で実施したアンケートでも「仕事の量的負担」をあげる声が多かったという。

 この課題を解決するため同院は、医療機関向けソフトウェア開発・販売を行う(株)SIND(シンド)(長野市)が開発した「Caretomo」を導入。全国で8例目。看護師と入院患者の会話音声をリアルタイムで文字化し、記録作成を大幅に効率化するもので、10月17日から試験的に運用している。

数秒で作成

 同システムは、ナースカート上のパソコンに接続したマイクデバイスを使用。患者との会話内容を文字起こしするだけでなく、AIが会話の内容を分析し、看護記録の様式である「SOAP(主観・客観的情報、評価、計画)」の骨組みを自動で生成してくれるのが特徴だ。患部の状況など視覚情報の入力や生成内容の確認修正を行った後、電子カルテに移行される。標準的な医療用語は搭載されているが、現場データに基づいて看護・医療の専門用語を日々学習し、使うごとに精度があがっていくという。看護師は「今までは患者さんとの会話をメモに書くか、その場でパソコンに打ち込んだ後、手入力でまとめていた。1人につき数十分かかっていたが作業がボタン一つで数秒で作成してくれる」と驚く。一方「まだ操作に慣れていないので、(残業時間が減ったなど)数値として効果が表れてくるのはこれから」と話す。

人材確保にも期待

 現在看護記録のほか、医師が患者・家族に病状を説明する際や、多職種が集まって医療方針を検討するカンファレンスの場でも活用している。

 同院の岡崎友香看護部長は、AI導入の意義を「記録業務にかかる時間を減らすことで働き方改革に加え、患者さんと接する時間に多く充てられるため、より質の高いケアができる」と強調。また「こうしたシステムを導入することで、病院の魅力アップにつながる」と話し、看護師など将来的な人材確保に向け、期待感を示した。
22年度に発生した、リチウムイオン電池による収集車の火災※消防局提供

リチウムイオン電池 12月から分別収集 市、車両発火などを受け

 横浜市では市内各地の専用ボックスで回収しているリチウムイオン電池などについて、集積場所での分別収集を12月から始める。通常のごみに混入したリチウムイオン電池などにより、収集車や廃棄物処理施設の火災が、市や全国で発生していることを受けたもの。

 モバイルバッテリーやスマートフォンに使われているリチウムイオン電池。12月からは週2回の燃やすごみの日に、モバイルバッテリーはそのまま、その他の機器は本体から取り外した状態で、乾電池などと同じ「電池類」として袋にまとめて出すことができる。膨張・破損したものやポータブル電源については、各区の資源循環局収集事務所に持ち込む。

 リチウムイオン電池などは現在、区役所や家電量販店にある専用ボックス(市内168カ所)で回収されている。同局によると、公共施設(59カ所)での回収量は年間およそ17t(2024年度)。年々増える一方で、市民から「回収ボックスがあることを知らない」という声も上がるなど認知度が課題だった。

 近年は集積場のごみに混ざったリチウムイオン電池などにより、収集車内で発火する事例が市内でも発生。大きな火災にならなかったが、22年度から24年度までに28件、今年度も4件発生している(10月1日時点)。

 市ではこうした背景を受けて、昨年度から分別収集の導入を検討しており、12月の開始を決めた。専用ボックスは引き続き設置される。

 分別収集の徹底にあたっては、市民への周知が必要になる。同局では地域の掲示板や集積場所、ホームページや広報などで発信する考えで、職員は「出し方に注意しながら分別収集に協力を」と話している。

電気火災も増加

 住宅などで発生しているリチウムイオン電池関連の電気火災も、市内で増加傾向にある。市消防局によると、25年度は9月30日までに50件(速報値)発生しており、21年度以降の年間件数を既に超えている。

 消防局では対策として関連製品を夏場など高温の車内に放置しない、本体に強い衝撃を与えないなどを挙げる。膨張や熱を持っている場合の使用中止も呼びかける。

地域団体「吉川英治友の会」の代表で、11月14日に新刊が発売された歴史小説家の 伊東 潤さん 中区石川町在住 65歳

「地域の歴史、残したい」

 ○…小学6年の時に見た大河ドラマが文豪・吉川英治作品との出会いだった。「そこから歴史小説が好きになった。当時、友達との話題は本が多かったしね」と笑う。一昨年、南区で少年青年期を過ごした吉川氏の足跡を残す活動を知り、協力を申し出た。「吉川さんのことが忘れらないよう、地域の歴史として残していきたい」と話す。

 ○…意外にも、「作家になりたいと思ったことはない」ときっぱり。外資系企業で精力的に働き、2006年に起業した。そんな中、ホームページを始め、好きな城について書くと、文章が次々に浮かんできた。「これなら小説も書けるんじゃないか」。知り合いのつてをたどり原稿を持ち込み、07年に作家デビュー。一方、順調だった事業は、08年のリーマンショックで売上が激減した。「流れがすべて、作家の方に向かっていた」

 ○…中区生まれの中区育ち。「長く書き続けたいから、気力が続くよう健康には気をつかっている」とスイミングやウォーキングを習慣とする。雨の日以外は近隣を30分から1時間ほど歩くという。大洋ホエールズ時代からのベイスターズファンで、「基本、無心で歩いているが、ベイのローテンションを考えているとあっという間」と話す。

 ○…執筆業のほか、コメンテーターとしてレギュラー番組への出演や動画配信も。夜の9時半に寝て深夜1時30分から執筆、朝7時から再び2時間ほど眠るサイクルだ。年金をもらう年齢になり、自分に残された時間を考えるようになったとも。「書きたいことを書こうと思っている。自作品の映像化は目標の一つ。大河になったら嬉しいね」。会社員時代に培った分析力でしたたかに目標を見据える。
マルシェのチラシ

アメリカ山公園 11月29日にマルシェ フードや雑貨販売、ワークショップも

 横浜市アメリカ山公園展望園地=中区元町=で11月29日(土)、「Re+マルシェ」が開催される。午前10時から午後3時まで。

 アメリカ山公園で育てているミツバチのはちみつや関連商品、神奈川県産をメインとした野菜、横浜の間引きみかんの皮を精油にして配合された洗剤、ロスフラワーを使ったキャンドルなどが販売される。

 また、ロスフラワーを使ったオーナメントやハーブ香るアイピロー作りなどのワークショップも開催。共に1000円。観察巣箱に入れたミツバチを観察し、解説が聞ける「観察巣箱でみつばち観察」は参加無料。

 詳細は同公園ウェブサイトで確認を。
ハンドトリートメント体験

横浜市健康福祉局 フレイル予防フェス開催

 横浜市健康福祉局は11月8日、新都市ホールで「フレー!フレー!フレイル予防!フェスよこはま」と題したイベントを開催した。約450人が来場した。

 フレイルとは、高齢期に体力や気力、認知機能など、体と心の機能が低下し、将来介護が必要になる危険性が高くなっている状態。横浜市が市内の65歳以上の高齢者に行ったアンケートによると、要支援・要介護認定を受けておらず、介護や介助が必要ではないと答えた人のうち、フレイルと診断された人の割合は2019年度から2022年度で1・3倍増加していることがわかった。

 当日は、タレントの毒蝮三太夫さんやお笑いコンビ・レギュラーのステージ企画が行われた。

 また、企業が協力した体験ブースも。介護美容研究所はネイル・メイク・ハンドトリートメント体験、日本生命保険相互会社は野菜摂取量測定を行った。

 参加者は運動、口腔、栄養、社会参加、心の健康・認知機能・健康と医療の観点から、自分の状態を確認していた。

 南区から参加した80代の女性は、「口腔のチェックを受けたが、思っていたより良くなかった。今日を機にフレイルにならないように気をつけたい」と話した。

写真コンテスト表彰も

 同日には、「フレイル予防につながる笑顔と健康のひとコマ」をテーマにした「シニアの彩りライフ写真コンテスト」の表彰式も行われた。

 受賞者は以下の通り(敬称略)。【最優秀賞】横浜ファンキーシンガーズ(戸塚区)【優秀賞】シニアミュージック体操(瀬谷区)、齋藤久子(港南区)、匿名希望(磯子区)
永井区長(中央奥)と意見を交わすみなと総合高の生徒

中区 多文化共生へ意見募集 行動計画素案を公表

 中区は、国籍やルーツに関係なく、誰もが安心して暮らせるまちを目指す行動計画「第3期中区多文化共生推進アクションプラン」(2026年度〜30年度)の素案を公表し、区民意見を12月15日(月)まで募っている。

 プランは区役所の具体的な行動を示したもの。17年に策定され、21年から第2期に入った。ビジョンを「みんなヨコハマ中区人」とし、基礎的な支援の充実、地域とのつながりづくりを基本目標にしてきた。

 昨年実施した区民意識調査の結果から、プランに基づく施策を振り返ったところ、「多文化共生」という言葉の認知度が第1期時に比べて進んでいることが分かった。一方、日本人が外国人と「付き合いがない」とする割合が約43%から約54%に上昇しており、課題も明らかになった。

 素案では、ビジョンを「ちがいが力になるまち、中区」に改め、【1】中区で共に暮らす【2】お互いを理解する【3】多文化共生による魅力づくり――の3点を柱に掲げた。【3】は第2期の課題から、外国人の活躍で中区ならではの魅力を生むことを目指すとしている。

 区は素案に若者の視点を取り入れようと、10月に市立みなと総合高校の生徒と永井由香区長の意見交換会を実施。生徒から出た「ビジョンの『みんなヨコハマ中区人』が分かりづらい」との声は、ビジョンを改めることにつながったという。

 意見提出の対象は中区在住・在学・在勤者。提出はサイトから。問い合わせは区政推進課【電話】045・224・8127。
開発した生徒とポンパドウルの社員

みなと総合高校 ポンパドウルと商品開発 21日から4店舗で販売

 市立みなと総合高校=中区山下町=と(株)ポンパドウル=中区元町=がコラボレーションしたパン4種類が、11月21日(金)から市内の4店舗で販売される。生徒のアイデアと夢が詰まった新商品だ。

 川田あいさん(3年)、守田千紗さん(2年)、平村桃夏さん(同)、高橋寿美乃さん(同)の4人は、「商品開発と流通」の授業で商品を考案した。

 「現役高校生の昼食のニーズに応える商品」を検討した結果、自分たちもよく食べており、手軽でバリエーションも豊富なパンに着目した。

 校内アンケートで味や食感の好みを調査し、今年7月に、それぞれ3品の案を持って同社の三藤貴史社長にプレゼンテーションを行った。「コンセプトがしっかり考えられている。店でも販売しよう」と地元の学校と企業のコラボと店舗での商品の発売が決まった。

 同社の製品開発部の石黒志帆海さんは、生徒の案をできるだけ壊さないよう考慮しつつ、価格と満足感が両立できるよう試作を重ねた。

 商品は4種類。ダイエットを忘れて楽しく食べてほしいと考えられた『チートチーズドッグ』、カラフルなザラメで思わず写真を撮りたくなる『肉球めろめろんぱん』、購買で争奪戦を繰り広げる「青春」をイメージした『青春焼きそばパン』、「女子高生のわがままを叶える」をコンセプトに、腹持ちも、栄養と美容にも良い『わがままイチジクベーグル』。12月初旬ごろまで元町本店、クイーンズスクエア店、ダイヤキッチン店、そごう横浜店で販売される。
球根の植え付けを行う児童ら

根岸森林公園 約80人で花壇づくり 園芸博500日前に

 国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」の開幕500日前となる11月4日、根岸森林公園=中区根岸台=で花壇づくりが行われた。同公園を管理する(公財)横浜市緑の協会と(公社)2027年国際園芸博覧会協会の共催で開催されたイベントで、立野小学校=中区立野=6年生の児童30人と公募での一般参加を含め約80人が集まった。

 同イベントは新横浜公園=港北区=と俣野別邸庭園=戸塚区=も会場となり、同時刻に新横浜公園から音声をつないで実施された。市緑の協会の橋本健理事長は「国際園芸博覧会に向けて機運を盛り上げたく、花壇づくりを企画した。いろんな人と仲良くなり、楽しんでください」とあいさつした。

チューリップなど27種

 根岸森林公園では、参加者が、10カ所に分かれ花壇づくりを行った。チューリップやヒヤシンス、スイセンなど27種類の球根がたくさん入ったカゴが各所に置かれ、専門家の指導で、球根を撒く作業を開始。参加者は花壇全体に球根が広がるように工夫していた。その後、球根一つ一つを土のなかに植え付けた。

 立野小学校6年生の児童は「球根を植えたのが久しぶりで楽しかった。グリーン・エクスポは街のポスターで知った。街が自然でいっぱいになるのは良いことだと思う」と感想を話した。球根は、来年3月下旬〜4月に開花する見込み。
表彰状を受け取る渡邊さん

納税功労者を表彰 中税務署など、21人3団体に

 「税を考える週間」(11月11日〜17日)に合わせ、長年にわたり納税行政に貢献した個人・団体をたたえる納税表彰式が11月13日、中区内で行われた。横浜中税務署をはじめ10団体共催。

 表彰されたのは21人と3団体。受彰者を代表してあいさつした横浜中間税会の渡邊優子さんは感謝の気持ちを述べ、「なお一層、活動に精進していく」と誓った。また、同税務署管内(西区・中区)の中学生を対象とした、「税についての作文」の優秀賞を披露。軽井沢中学校3年の古川璃子さんの「繋がる税金」が代読された。

 被表彰者は以下の通り(敬称略)。【横浜中税務署】▽署長表彰=田中博、豊川徹、前田桂生、渡邊優子、山本麻美▽署長感謝状=平野亮介、大堀通彦、金城浩司、白石徳宏、加藤英▽国税広報功績者署長感謝状=泉陽興業(株)東京支社ロープウェイ事業部ヨコハマエアキャビン事業所▽財産評価功績者署長感謝状=伊藤孝義、鈴木泰三▽税務行政のDX推進等署長感謝状=(株)みずほ銀行横浜支店▽租税教育推進校等東京国税局長感謝状=東京地方税理士会横浜中央支部▽租税教育推進校等署長感謝状=市立西中学校【神奈川県横浜県税事務所】▽所長表彰=田中義治、小島雄一郎、廣崎英子【西区役所】▽区長表彰=荻原哲郎、吉富眞里【中区役所】▽区長表彰=荒木康之、中山慎悟【横浜中青色申告会】▽会長表彰=市川正則【横浜中間税会】▽会長感謝状=江夏秀明、吉富眞里
披露された誕生日ケーキ

南吉田小 創立120周年を盛大に祝う 誕生日会などを開催

 南吉田小学校(金子正人校長)=南区高根町=で創立120周年を記念した児童主催による「お誕生会」が11月14日、同校の体育館で開催された。全校児童580人と人と教職員が参加した。

 当日は、120周年を記念して作られた誕生日ケーキを披露。ケーキの上に2023年に誕生した同校のマスコットキャラクター「MYワールドくん」が登場すると、会場は拍手と喜びの声に包まれた。

 児童たちによる寸劇では、同キャラクターが転校生に学校を紹介していくストーリーを展開。「日本語がむずかしくても、みんな助けてくれるところ」など「南吉田のいいところ」を各学年が撮影した動画とともに発表した。

パッカー車をデザイン

 120周年を記念した催しは他にも。4日は児童がデザインした横浜環境保全(株)=中区山下町=のパッカー車(ごみ収集車)が披露された。全校児童がデザインした約500点の作品から、学年ごとに投票し、7作品が選ばれた。

 デザインが採用された児童からは「みんなでまちをきれいにして世界中がきれいで過ごしやすくなるように願いを込めてつくった」など作品に込めた思いが発表された。

桜を植樹

 南区の花である桜の木の植樹式は5日、校庭の鉄棒裏で行われた。桜は「ジンダイアケボノ」という品種で樹高約3メートルの苗木を植樹。もともとその近くには、大きな桜の木があったが、老朽化し、倒れる危険があり、昨年伐採していた。

 植樹式では、26人の5、6年生の児童一人ひとりがスコップを持ち、桜の木の周りに順々に土かけを実施。代表児童3人が水やりと120周年の記念プレートを設置した。出席した高澤和義南区長は「桜の木を大切に育てていただき、木と一緒に成長を期待したい」と話した。

 同校は南区と中区を学区とし、両区から児童が通っている。10月23日にも、周年事業の一環として、中区の花であるチューリップの球根の植え付けが行われた。
昨年の様子=提供

運河チャレンジ2025 史上最多7隻が登場 新たな発着拠点も

 横浜中心部の水上交通で街と街をつなぎ周辺地域の魅力を発信する「よこはま運河チャレンジ2025」が11月23日(日)に開催される。

 13年目の今年の限定クルーズは、元町・中華街駅前と蒔田公園ふれあいアクアパークの仮設桟橋に加え、堀割川いそご桟橋が新たな発着拠点に。さらに新たに船舶を導入し、史上最多の合計7隻で実施される。水上交通(クルーズ)で、普段は見ることができない運河からの景色が楽しめる。詳細はホームページ(https://hamabridge.or.jp/)で確認を。

 水辺周辺拠点では様々なイベントを実施。元町会場(12時30分〜16時)では音楽ライブや防災イベントを、日ノ出町会場(10時30分〜16時)では「はつこひ&のきさきワークショップDAY」や食の市、音楽ライブが開催される。蒔田公園会場では、20店舗以上の飲食店が連なる食の市(11時〜19時)を実施。音楽ライブや運河映画上映(17時30分〜)などもあり、一日中楽しめる。

 プレジャーボートやSUP、シーカヤックなどが連なる「運河パレード」は10時20分に大岡川の横浜市役所前を出発する。横浜日ノ出桟橋、蒔田公園(11時頃)を巡り、元町・中華街駅前仮設桟橋(正午頃)でゴールする。

 そのほか、「運がめぐるラリー」「リバー&リバーサイドクリーン」なども。「船が増えたので色々なコースを巡っていただきたい」と主催者。
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久米幹男さん 租税史料を寄贈 546点を中税務署に

 税理士法人久米・植松会計事務所=中区真砂町=の代表社員で税理士の久米幹男さんが10月23日、横浜中税務署(高盛洋明署長)に租税資料546点を寄贈した。久米さんは40年以上租税に関する史料の収集・寄贈を行っており、その数は今回を含め、3万点を超える。

 寄贈された史料は、書籍や絵葉書、租税関係の資料など。関東大震災前に撮影された横浜署庁舎正面の写真が掲載された絵葉書=写真=や明治から昭和にかけて、台湾総督府内で内部秘扱いされた外地資料など今回初めて発見された史料が数多く存在する。

 「貴重な史料を大切に使わせていただきたい」と中税務署。寄贈史料は、同税務署を通じて埼玉県和光市にキャンパスを持つ税務大学校で研究活動などに活用される。
個人の部の表彰者=市提供

活動の功績に感謝 横浜市防犯功労者を表彰

 横浜市防犯協会連合会(名誉会長=山中竹春市長、会長=藤木幸太)が主催する「防犯功労者表彰式」が10月28日に市庁舎で行われた。

 この表彰式は、日常的に防犯活動を実施し、犯罪の防止、青少年の非行化防止、防犯施設の拡充・整備、防犯意識の普及・向上等に顕著な功績があった個人、団体を表彰するもの。

 2025年度は市全体で個人20人、19団体、計39者が選出された。中区・西区・南区内の表彰者は以下の通り(順不同、敬称略)。

 ▽個人の部=鈴木浩美、山本秀夫、河野正敏、南雲誠司、藤井宏一、篠崎晃平▽優良防犯団体の部=(株)オールエース、横浜市簑沢地域ケアプラザ、南区金融機関防犯連絡協議会、伊勢佐木銃砲安全協会、横浜駅西口暴力追放防犯協議会、(株)横浜赤レンガ

藤棚で健康麻雀大会

 第15回「西区長賞・チャリティー麻雀大会」が12月14日(日)、西区の藤棚地区センターで行われる。午前11時30分受付開始。主催は同地区センターを拠点に活動するNPO健康麻雀の会。

 申込み先着60人で参加費は1人千円(一部寄付金)。申し込みは同地区センター【電話】045・253・0388。問い合わせは【携帯電話】090・4457・7587(笠原さん)へ。
買物客にチラシを渡す会員

青色申告会が横浜橋でPR

 横浜南青色申告会(武田勝会長)の寿支部が11月7日、南区の横浜橋通商店街で街頭活動を行った。税を考える週間に合わせたもので、会員がチラシなどを配布した。武田会長は「2023年に始まった消費税のインボイス制度はまだ浸透しておらず、もっと知ってほしい」と話していた。
イラスト展が常設されている建物2階で平野いづみさんと正さん(左写真は故・平野朝子さん。トレードマークだった帽子も数点展示される)

「昭和な空間楽しんで」 常設イラスト展、交流拠点にも

 イラスト漫画家の平野いづみさん(72)=磯子区岡村=が、「昭和」をテーマにした常設イラスト展を11月21日(金)から、中区内で開催する。

 展示場所は、横浜スタジアムに近い『ゆずっ子立ち寄り処』と看板が掲げられた建物の2階=中区住吉町1の12。関内地区連合町内会会長を務めるなど、長年地域の様々な会の代表を務めていた叔母・平野朝子さんから受け継いだ建物だ。2021年9月に、1階を地元・磯子区岡村出身のアーティスト「ゆず」ファンの交流拠点としてオープン。横浜でライブがある時や月に2回ほど無料で開放している。

 イラスト展は、共に交流拠点を運営してきた兄の平野正さん(75)が、いづみさんの絵をもっと多くの人に知ってもらいたいと企画した。これまで公共施設などで期間限定の個展を開くことはあったが、常設展は初。

 「懐かしい昭和の雰囲気が漂う空間は、いづみのイラストの雰囲気にぴったり」と正さん。建物の売却を考えたこともあったが「人のために尽くしてきた叔母さんの遺志を継ぐために、1階はゆずファン、2階は地域の交流拠点にしてもらえたらと思った。昭和な空間を楽しむスポットとして、観光客も受け入れたい」と思いを話す。1階スペース同様、入場無料で開放し、ポストカードなどのグッズ販売を運営費に充てる。服飾デザイナーだった朝子さん直筆のデザイン画や愛用品、センス溢れる建具やタイルなどの内装も必見だ。

家族写真をもとに

 平野さんが本格的に描き始めたのは15年前、認知症になった母親の介護がきっかけだという。「ぬり絵が認知症のリハビリにいいと聞いて、最初は果物の絵から。そのうち思い出話をよくするようになったので、昔の家族写真などをイラストとして描き起こすようになりました」。自身の七五三や自治会の旅行の集合写真、地元岡村のまちの風景など、郷愁を誘うイラストが評判に。2012年に母が亡くなってからも描き続け、その数は1000枚以上にのぼる。今回のイラスト展では定期的に作品を入れ替えながら、常時約50点を展示する。

 平野さんは「私と同世代には懐かしく、若い人にはこんな時代もあったんだなと思ってもらえたら。とにかく楽しんでほしい」と話している。

 入場無料。毎週金・土の10時〜17時、不定休。(問)【携帯電話】090・8460・2418
着なくなった服がよみがえる(提供写真)

リメイク服・小物を募集 1月10日までに応募

 今あるものを楽しく使い切る、循環できるファッションへ―。3月21日・22日にみなとみらいで行われる「かんきょう文化祭」のリメイク作品展とファッションショーで披露する服や小物の作品案を募集している。主催はかんきょうデザインプロジェクト。

 審査を通過した作品は当日ショーでモデルが着用、または会場に展示される予定。応募期間は12月1日〜1月10日でinfo@kankyo-design.orgに作品の写真や絵コンテを添付し、名前、電話番号、年齢、職業を記載し応募。審査通過者は2月末までに現物を納品。

環境フォトコンも

 環境について考え、行動を起こすきっかけに「かんきょう『組写』フォトコンテスト」の作品も募集している。公募テーマは地球と人間の未来を考える「共存のカタチ」。2、3枚の写真を自由な発想で組み合わせて1つの作品にする「組写」、または1枚の写真にメッセージを添えて、2月11日までにウェブで応募。

 どちらも誰でも参加可。服の作品テーマ、写真の応募の詳細などは、かんきょう文化祭の公式サイトで確認。入賞者には賞品あり。
作戦会議中のメンバー=提供

Y校硬式野球部 OB会 夢の甲子園で敢闘

 横浜商業高校(Y校)硬式野球部OB会は11月8日、「マスターズ甲子園2025」で夢の甲子園の舞台に立った。

 Y校の出場は14年ぶり2回目。20歳から81歳までのメンバー47人とマネージャー3人で明徳義塾高校OB会(高知県代表)との試合に挑んだ。

 スタンドにはOBバンドや応援団部が応援に駆け付けた。幾度も得点のチャンスを作ったが、明徳義塾の好守備に阻まれ0対4で試合を終えた。

 出場した中静洋志さん(2007年卒)は「年齢を重ねても挑戦し続ければ夢は叶うことを身をもって感じた」、長谷部淳一会長(78年卒)は、「今回の甲子園出場が現役野球部の刺激になり、90年以来の夏の甲子園出場を期待している」と後輩へエールを送った。
過去の演奏会の様子

南区三曲会が12月6日演奏会

 南区三曲会の「クリスマスチャリティ演奏会」が12月6日(土)の午後1時から、横浜市南公会堂=南区浦舟町=で開催される。入場無料。

 『八千代獅子』『花紅葉』やポップス集などを箏・三絃・尺八で演奏。ロビーには募金箱が置かれ、社会福祉協議会に寄付される。(問)【電話】050・7541・0881
屏風に仕立てた大熊弁玉自筆の長歌三首と樋口住職(右)、増田さん

横浜市内寺院 大熊弁玉の長歌を屏風に 「貴重な史料」と南区の研究家

 浄土宗三宝寺=神奈川区=は同寺の第21世住職だった明治期の歌人・大熊弁玉(べんぎょく)が揮ごうした長歌三首を、このたび屏風として仕立てた。

 長歌は昨年、千葉県香取市の旧家で表装されていない「まくり」の状態で発見された。添書きに「横浜三宝寺 弁玉」と記載があったことから、同寺に連絡があり寄贈された。150余年前の揮ごうだが、シミや虫害もなく良い保存状態で、今後の保存活用を見据えて屏風に仕立てたという。

 この長歌は「箱根温泉に遊ぶ歌三首」で、弁玉の長歌集「由良牟呂集」(ゆらむろしゅう)に掲載されている。司馬遼太郎記念館の前学芸部長で、弁玉を研究する増田恒男さん=南区南太田在住=は、「自筆の書が発見されたのは、非常に珍しい上、バラバラになりやすい状態で6枚揃っているのも素晴らしい。貴重な資料といえる」と話す。

激動の横浜詠む

 弁玉は、開港当時の激動の横浜を詠んだ歌人。異人館が建ち、蒸気機関車が通り、ガス灯が灯る――日進月歩する当時の世相を庶民の視点で表現した。増田さんは弁玉の歌の特徴を「社会体制の急激な変化、開港場横浜の世情、文明開化の新事物、新言語などを巧みに捉えて、古体の長歌や短歌で数多く詠み込んだこと」と話す。記録文学としても高く評価されているという。

 樋口芳宏住職は、弁玉の事績を知ってもらおうと散逸した史料を収集し2014年、寺の一角に史料を展示するコーナーを設けたほか、弁玉の命日に合わせて4月に「ゆらむろ忌」として講演会などを開いている。屏風についても「特別なタイミングで皆さんにお披露目することが出来たら」と話している。

秋の叙勲が発表 中・西・南区から10人

 内閣府は11月3日、秋の叙勲の受章者を発表した。中区・西区・南区からは10人が選ばれた。受章者は以下(順不同・敬称略)。

 ▽旭日双光章=渡邊俊郎(70・西区・日本ビルヂング協会連合会理事)▽瑞宝中綬章=井堀利宏(73・中区・東京大学名誉教授)▽瑞宝小綬章=高橋陽一(72・南区・元海上自衛隊幹部学校教育部長)、中園康也(72・南区・元南関東防衛局調達部長)▽瑞宝双光章=朝日正俊(78・中区・元国立病院機構栃木病院事務部長)、澤木進(71・中区・元関東地方整備局港湾空港部事業計画官)、高橋貢(72・西区・元公立高等学校長)、長井晶子(79・南区・乳児院「久良岐乳児院」院長)▽瑞宝単光章=上川輝夫(56・中区・小林工務店職長)、武田容子(76・西区・民生・児童委員、神奈川県更生保護女性連盟会長)

地域の繋がり醸成武田容子さん(76)

 西区民生委員・児童委員を11期33年、同委員協議会の会長を15年にわたり務めてきた。75歳を超え今年12月をもって退任する。「『長くやれば勲章もらえるから頑張れよ』と委員に推薦されてから、あっという間。ほっとしたと同時に、寂しさもある」と話す。西区は同委員19人中、10人が変わる潮目の年。武田さんの娘も12月から同委員となる。「地域の人を知ることを大事にし、見守ってほしい」とエールを送る。

 また、2000年から更生保護女性会に携わるように。20年からは、神奈川県更生保護女性連盟の会長として、更生保護活動のさらなる推進にも尽力してきた。「どちらの活動も根本は変わらない。人に恵まれて両輪でやれてこれた」と話す。

 今年6月から第5地区社会福祉協議会の会長を務める。「それぞれの団体の後方支援に力をいれていきたい」と新たな役割に意欲を燃やす。

子どもの"変身"見守る長井晶子さん(79)

 1971年の久良岐乳児院=南区中里=の設立当初から運営に携わり、1989年から院長を務める。また、全国乳児福祉協議会の会長を10年間務めるなど、子どもの権利擁護のため尽力してきた。叙勲は初代院長だった母に次いで2代連続。「家庭で育てられないお子さんを預かることは、とても責任が重いが、子どもたちが思いもかけない変身を遂げていく姿に、日々パワーをもらっている」と笑顔を見せる。「他の仕事はやりたくない」と断言するほど、大好きな仕事だ。今も子どもと一緒に芋掘りに行くなど、現場に関わる。

 生後5日から未就学の乳幼児が過ごす同乳児院は、計1103人の子どもを見守ってきた。「大変だったことはたくさんあったけど、それよりも喜びの方が多かった」と振り返る。

 今後を問うと「お返しするしかないでしょう」と即答。法人の持つそれぞれの専門性を生かし、居場所や繋がりづくりを支援していく。
中区役所職員の話を聞く生徒

社会人の話聞き進路選択考える 中区・港中

 中区の市立港中学校(小出文則校長)の1年生が11月7日、近隣の企業などで働く社会人から話を聞く授業を受けた。

 授業は、将来の進路選択を考えるきっかけとして行っているもの。

 生徒は、中区役所の職員や「ファンケル」の化粧品開発を行う社員、薬剤師らの中から関心のある職業の話を聞いた。ファンケル社員から話を聞いた男子生徒は「化粧品ができるまでの苦労を聞くことができて勉強になった」と話していた。
過去の記念講演=提供

県仏教青年会 青年僧の未来を語る 創立50周年記念し講演

 神奈川県仏教青年会の創立50周年記念講演「青年僧の未来〜これからの寺院とご縁〜」が11月25日(火)、横浜ベイホテル東急地下2階クイーンズボールルームAで開催される。午後2時から4時。参加無料。

 青年僧が抱える不安や課題を共有しながら、様々な分野で活躍している4人の講師・コーディネーターを招き、それぞれの立場から見た「仏教と現代社会のつながり」「お寺のこれから」についてのパネルディスカッションを行う。

 講師はジャーナリストで浄土宗僧侶の鵜飼秀徳師、一般社団法人お寺の未来代表理事の井出悦郎さん、仏像好きフリーアナウンサーの久保沙里菜さん。コーディネーターに久保山光明寺住職の石田一裕師。フォームかメールから申し込みを。【メール】kanagawabutusei.50th@gmail.com。(問)事務局【電話】090・7241・6289
1グループ貸切でゆったり過ごせる

快適な空間で競馬を楽しもう ウインズ横浜 プライベートエリアに招待 11月21日(金)まで応募受付中

 ウインズ横浜内に12月までの期間限定で「プライベートエリア」がオープン。応募者の中から抽選で、1日1組を招待する。現在11月29日・30日・12月6日・7日・13日・14日(GI開催週)の応募を11月21日(金)まで受け付けている。

 広々としたプライベート空間で、レース実況とオッズ用モニター、馬券購入機を揃えている。アルコールなど飲食の持ち込みも自由で、グループみんなでわいわい楽しめる。冷蔵庫や電子レンジ、ポットも完備。競馬専門紙、スポーツ紙も数部用意されており、至れり尽くせりの内容だ。

 4〜6人のグループ(参加者全員20歳以上)で参加。当日利用前に当UMACA会員(入会金・年会費永年無料)の登録が必要。応募は専用サイトから。
本紙インタビューに答える羽鳥慎一さん(54)

横浜平沼高校卒業生インタビュー 野球部の経験が今に フリーアナウンサー・羽鳥慎一さん(86期)

 司会を務めるテレビ朝日の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」は今年の10月で放送開始10年を迎えた。自らの名が付く番組に「責任とやりがいが隣り合わせ」という。意識するのは、アナウンサーの大先輩である徳光和夫さんから教えられた「出過ぎず、引き過ぎず」。全体のバランスを見ながら番組を進行しつつ、自分の存在感はなくさないように。番組を司る役割として、視聴者との距離感を大切にしている。

真面目過ぎるエース

 埼玉県で生まれ、小学1年で保土ケ谷区に移り住む。権太坂小に通い、3年から地域のソフトボールチームに所属。境木中、平沼高と野球部に所属し練習に明け暮れ、エースとしてチームを引っ張った。

 学校の隣にある岡野公園で、監督に「終わり」と言われるまで走り続ける"無制限ランニング"は思い出深い。「試合終わりに他の部員がノックやっている間に1人で走るんですが、監督に忘れられたみたいで。みんなが練習が終わって帰っていくのを見て、あれ?って。1時間半位走り続けたかな」。真面目に取り組んだ成果か、3年最後の夏は、強豪揃いの県大会で公立高校にして4回戦まで勝ち進むという快挙を成し遂げた。

平沼高の思い出

 野球部エースに加えて長身、甘いマスク、優しい性格。ものすごくモテたのではと聞くと「クラスの人気者ぐらいまではいっても、そこは坊主頭の限界。結局モテるのはサッカー部なんです」と照れ笑い。また、学校の校舎については「卒業後に建て替えられたので今とは異なりますが、アーチ型の天井や飴色になった手すりなど、歴史のある場所で勉強しているんだなと思っていました」

 平沼高校は横浜駅すぐの立地だが、放課後を楽しめたのは3年の引退後。「横浜駅西口のピザの食べ放題(シェーキーズ)に初めて行って、こんな楽しい場所があるんだって思いました。平沼高校の立地の良さを、卒業間近でようやく知るという...。服をビブレで買うと、男子は絶対、誰かと被っていましたね」

アナウンサーの道へ

 一浪して早稲田大学に入学。「楽しいことを仕事にしよう」と就職先を考えた時、頭に浮かんだのは高校時代に没頭した野球だった。「練習は確かに辛かったけれど、平沼の部活が本当に楽しかった」。テレビも好きだったことから、野球の実況アナウンサーを夢見て日本テレビへ入社。思春期だった中学時代は「笑ったところを見たことがない」と言われたほどで「『しゃべる仕事で大丈夫?』と同級生から心配されました」と笑う。野球実況の夢が実現し、スター選手を間近にワクワクした気持ちで仕事ができた一方、「選手の資料の準備や緊張の連続で全然楽しめなかった。実況担当を外れた時「これでビール飲みながら野球が見られるって思いました」と振り返る。

同窓生の「絆」

 平高生は各界で活躍する著名人も多いという。「同じアナウンサーの堀潤さんは後輩。女子校時代の大先輩だと草笛光子さんや岸恵子さんも。草笛さんにお会いした時『あなた平沼よね』って声をかけていただいて。全く世代が違くても平沼というだけでつながれるし、歴史ある同窓生の絆を感じます」。自身も夏の大会に駆け付け、後輩を応援している。

 「同級生や先輩後輩、先生やコーチ、学生時代に出会った人はその後の人生で長く助けてくれる存在になっています。これからも出会いを大切にしていきたいです」

不動産2社×タウンニュース 不動産の無料査定 締切迫る、11月30日まで

 本紙11月6日に掲載した特別企画「不動産の無料一括査定」。東急リバブル横浜センター、三井のリハウス(横浜・横浜元町センター)と協力し、持ち家などの不動産を無料で査定できる。一括査定をすることで、資産価値を比較できるだけでなく、各社それぞれの視点で今後の住まいや不動産全般に関する相談ができるなどの利点もある。関心のある人は、まず当編集室へお問合せを。

地価上昇続く

 神奈川県が9月に公表した地価調査によると、住宅地の平均価格は横浜市全区で上昇。西区30万1300円/平方メートル、中区39万2300円/平方メートル、南区26万3300円/平方メートルだった。平均変動率は西区4・4%(前年3・9%)、中区3・2%(同3・0%)、南区3・2%(同2・8%)だった。特に交通利便性が高い中心部は需要が堅調で、高い上昇率となった地点が見られた。

 不動産の売却を考えるなら、売却の目的を明確にし、条件や売却時期などを具体的にイメージすることが大切。今回の合同査定を、将来設計の一助にしてみては。

応募者プレゼントも 

 無料査定希望者は、タウンニュース中区・西区・南区編集室【電話】045・227・5050、【FAX】045・227・5051、【メール】naka-nishi@townnews.co.jpのいずれかで問合せを。

 当編集室が送付する「チェックシート」を記入して返信するだけ。応募者の中から抽選で3人に「映画ペア鑑賞券」をプレゼント。応募締切は11月30日(日)まで。
体験談を語る教員と話を聞く学生ら

横浜市の教員と志望者が座談会 旅行会社から転身、マンガで対話など 体験語る

 横浜市教育委員会は11月17日、市庁舎で教員と教員志望の学生が語り合う座談会「地上の星に聞く!」を行った。

 市教委は、学校現場で働く教員を「地上の星」と例え、教員志望者に横浜市の教員として働くことを具体的にイメージしてもらおうと直接語り合える座談会を企画。8月に続いて2回目の開催となった。

 現地とオンラインを合わせて約40人が参加。今回は、市教委が学校や教員の取り組みの情報発信に使うメディアプラットフォーム「note」に登場した5人の校長や教員が「地上の星」として登場した。

 南吉田小=南区=の八木浩司教諭は、旅行会社で働いた後、ウズベキスタンで日本語を教えるボランティアを経験したことをきっかけに横浜で教員になった。多くの子どもと関わる中で「この通りにやれば、絶対に成功するというものはない。情熱を持って子どもに接すれば、それは伝播する」と力説した。

マンガで生徒とコミュニケーション

 仲尾台中=中区=の小田原誠教諭は、毎日の学年の出来事をマンガにして発信し、生徒とコミュニケーションを図っている。描くのは生徒と教員の何気ない会話の様子などだが、「海に流れ着いた物を拾い集めるようなもので、それを大切な宝と思えるかどうか」だと語り、「自分はマンガという形だが、毎日一つでも子どものためになることを続けてほしい」と教員志望者に訴えかけた。参加者からの「デジタル化が進む中で、なぜ手書きのマンガにこだわるのか」との質問には「現物を手にしないと見られない。生徒と対話できる関係だからこそマンガにすることができる」と答えた。

 参加した女子学生は、横浜市の教員採用試験に合格し、来年度から学校現場で働くことが決まっているという。教員の「生の声」を間近で聞き、「試行錯誤を楽しむことや毎日何かを続けるといった話が心に残った」と感想を語った。さらに、「不安と楽しみが半々だが、AIの活用など、先進的な取り組みをしている横浜市の教員として頑張りたい」と刺激を受けた様子だった。

 市教委は12月にも1、2年目の若手教員が体験談を語る企画を行う予定。今後も仕事の魅力を発信しながら、教員志望者の支援を続けていく。
賞状や作品を持つ受賞者ら

横浜南法人会が「税の絵はがき」25点を表彰 金沢・磯子・南・港南4区から1000通以上の応募

 公益社団法人横浜南法人会(木田哲朗会長)女性部会の「税に関する絵はがきコンクール」表彰式が11月14日、横浜南法人会研修室で開かれた。

 児童が税について考え、税の役割などを理解してもらうことが目的で、今回で13回目を迎えたコンクール。今年は金沢、磯子、南、港南の4区内46小学校から1032通の応募があり、横浜南法人会長賞は大塚梨桜さん(藤の木小・南区)が受賞した。また、横浜南法人会女性部会長賞に芳須翠さん(関東学院六浦小・金沢区)、横浜南税務署長賞に飯沼侑生さん(能見台小・金沢区)が選ばれ、そのほか22人が優秀賞を受賞した。優秀賞受賞者は次の通り(順不同、敬称略)▽高橋蒼唯(井土ケ谷小)、川崎灯里、櫻木谷結衣(ともに太田小)、佐藤世莉(永田小)、岡本梨花、豊泉寧々、梅原千晴(ともに藤の木小)、勝田珠央、石井楓、福士紗菜(ともに別所小)、志井詩、中村佳歩、和田茉央(ともに南小)、伊藤遥花(南太田小)、桑原さらん、盛田夢歩(ともに芹が谷小)、徳納優宇(野庭すずかけ小)、一瀬爽矢(杉田小)、吉田渚(滝頭小)、尾形柊斗(梅林小)、内山桃花(洋光台第二小)、佐貫藍子(関東学院六浦小)
「スタジアムに来てほしいなのー」と記者にも話してくれたティノちゃん

「試合に来てほしいなのー」 YSCC横浜 しゃべる新マスコット「ティノちゃん」活躍中 クラブはJFL残留決定

 中区本牧を拠点に活動するサッカーJFLのYSCC横浜で、9月に誕生した「しゃべる新マスコット」が話題を呼んでいる。

 その名は「ティノちゃん」。同じクラブマスコットの「ハマピィ」とは幼馴染で、港町で育った好奇心旺盛な女の子。チームカラーのセーラー服に身を包み、バッグはキタムラ。好きな場所は「港の見える丘公園」というはまっ子だ。

 他のマスコットと異なるのは、「会話ができる」という点。語尾の「なのー」が口癖で、10月にはマリンFMの番組にゲストとして呼ばれ、YSCCをアピール。マスコットとしては異例のラジオ出演を果たした。

 このほか間門小学校の放課後キッズクラブや、関内駅前での試合告知活動にも参加。夢はYSCCを日本一のクラブにすることで、「みんなスタジアムに来てほしいなのー!」と呼びかける。

 ティノちゃん誕生の立役者が、クラブスポンサーの(株)太幸。Jリーグ復帰に向けた集客の一つになればとマスコット作成に尽力した。「ハマピィと2体のマスコットでチームを盛り上げたい」と担当者は話す。

劇的勝利で降格回避

 JFLは今季残り1試合。11月16日に行われた前節で、YSCCは敵地でアトレチコ鈴鹿と対戦。残留を争う相手との直接対決は後半30分過ぎまで2点差を追う厳しい展開だったが、同33分に1点を返すと、終了間際に立て続けに得点を奪い、土壇場で3対2と逆転。劇的勝利で13位に浮上した。

 この結果、YSCCは1試合を残して14位以上が確定。JFL残留が決まり、前代未聞の地域リーグ降格は回避された。最終節のいわてグルージャ盛岡戦は、11月23日(日)午後1時からニッパツ三ツ沢球技場で行われる。

インフルエンザ感染拡大で横浜市内に警報

 横浜市は11月12日、インフルエンザ流行警報を発令した。

 市の感染症発生動向調査によると、11月3日から9日までの1週間で、市内の定点医療機関あたりの患者報告数が35・99人となり、警報発令の目安となる30人を超えた。10月13日から19日の週は5・38人で、3週間で約7倍に急増している。

 年齢別では15歳未満が全体の75・6%を占めており、子どもを中心に感染が拡大している。小学校を中心に学級閉鎖は78施設となり、患者数は2068人に達している。区別では、都筑区が72・00人で最多。保土ケ谷区の54・00人、鶴見区の42・00人と続く。最少は中区の9・50人。

 市は咳エチケットや手洗い、十分な休養とバランスの良い食事などを呼びかけている。重症化予防のためのワクチン接種も推奨し、高齢者向けの予防接種を12月末まで行っている。
イベントのポスター

読者招待 佐々木主浩さん、鳥谷敬さんらOBが舌戦 ベイスターズとタイガースのトークバトル 12月14日、関内ホール

 横浜DeNAベイスターズと阪神タイガースのOBらが舌戦を繰り広げる「爆笑トークバトル2025」が12月14日(日)に関内ホールで行われる。主催はtvk(テレビ神奈川)と旭広告社、キョードー横浜、宙空。

 ベイスターズ側からは、「大魔神」こと佐々木主浩さんと野村弘樹さんの投手コンビが登場。芸能界からはお笑いコンビ「オズワルド」と「鬼越トマホーク」の金ちゃんが参戦する。対するタイガース側は、野手としてチームを支えた鳥谷敬さんと糸井嘉男さんが参加。加えて、熱狂的なタイガースファンとして知られる松村邦洋さん、「ますだおかだ」の増田英彦さんが出演する。

 開催は2部制で、第一部は正午開演。第二部は午後3時30分開演。チケットは全席指定8800円。来場者全員に特製クリアファイルがプレゼントされる。

チケットプレゼント 

 このイベントに読者3組6人を招待。希望者はメールに〒住所・氏名・年齢と好きな野球チームを明記し、件名を「トークバトル」として編集室(yoko-d@townnews.co.jp)へ。11月25日(火)着分有効。

 チケットの問い合わせはキョードー横浜【電話】045・671・9911。
テーマごとに多くの本が並ぶ「おやこフロア」

野毛山動物園・中央図書館 リニューアルから半年 利用者の声受け改善も

 野毛山動物園と中央図書館は今年4月22日、より親子で快適に楽しめる空間を目指し、一部リニューアルを行った。半年経った現在の様子を市の担当者に聞いた。

人も動物も快適に

 野毛山動物園では、モルモットなどの動物と触れ合えるコーナーに新たに屋根を設置し、屋内型の休憩棟を整備した。リニューアルによるものと断定はできないが、4月から9月までの入園者数は昨年と比べ、約20万人から22万人と、2万人ほど増加したという。

 屋内型の休憩棟ができたことを活用し、猛暑が続いた夏の間は、動物を守る観点からも屋内休憩棟をパーテーションで区切り、室内で触れ合い体験を行った。

 また、休憩棟の中央図書館の司書がおすすめする本を並べたコーナーも人気で、当初の40冊から80冊へ増冊。本に貼られた二次元コードで、市内図書館の予約状況も確認できるようになっている。

 担当者は「今後、バリアフリー化を含め快適に過ごせるようリニューアルを進める」と話す。

0歳から本に親しむ

 中央図書館には、乳幼児や保護者が安心して絵本を楽しむことができる「おやこフロア」を新設。飲食エリアや授乳室などが設けられたほか、AIを活用した絵本推薦システムを導入した。

 7月2日から6日まで来館した保護者に行ったアンケート(158人回答)では、「満足」「やや満足」と答えた人が96・2%と多数を占めた。

 開館後、利用者の声を受け、当初の1800冊だった冊数を3700冊に増やした。また、靴の着脱の手間を考慮し、靴を脱いで読み聞かせができるスペースに本を設置したり、ベルト付きハイチェアを1台追加、子どもが外に飛び出さないように入り口をボタン式の自動ドアにするなどの改善も行われた。

 担当者は「たくさんの方が利用し、満足してもらえているが、さらに多くの子育て家庭に知ってもらいたい」と話す。

 12月から、毎週木曜日の午前11時から館内ツアーを実施。0歳から未就学児の子と保護者が対象で、図書館カードの作成や記念写真の撮影などを行う。申し込みは不要。初回は12月4日(木)。

コラボ企画開催

 11月18日(火)から12月21日(日)まで、リニューアルした動物園と図書館がコラボしたスタンプラリー企画を開催する。

 野毛山動物園の入園口または中央図書館のおやこフロア、1階ヘルプデスクでスタンプ台紙を受け取り、それぞれの施設を周りスタンプを5個集めると景品のエコバックがもらえる。未就学児から小学生が対象。
指揮を振る阿部さん=提供 ©藤本史昭

オランダ在住・阿部加奈子さん 横浜の街に思い馳せ作曲 横浜MMホールが委嘱

 オランダ在住の指揮者・作曲家の阿部加奈子さんが、横浜の街に思いを馳せて作曲したオルガン作品『風の睦び〜オルガンとオーケストラのための3章』が、このほど完成した。

 横浜みなとみらいホールが阿部さんに新作の楽曲制作を依頼した委嘱作品で、同ホールのパイプオルガン「LUCY(ルーシー)」の響きを生かして作曲された。

街の変遷を音に

 作曲にあたり、阿部さんは「膨大な”スケッチを取る”ことから始めた」と話す。阿部さんと東京藝術大学の同級生であり、同ホールのホールオルガニスト・近藤岳さんにオルガンのレクチャーを受けたり、横浜について歴史本や版画などで学んでいった。

 横浜について「短期間で発展を遂げた『ハイカラ』な街」という印象を持った阿部さん。

 作品では、時代ごとの横浜の街を管弦楽が表現する。例えば第3章では、船の汽笛や車のクラクション、祭囃子など、急激に近代化が進む様子が聴こえてくる。その街を見守り続ける風を日本語で「風琴」と言われるオルガンで表した。

 横浜の原初の情景からの街の変遷が描き出されている。

 また、同ホールの名前にちなみ、「ミ」の音から曲が始まるなど、細やかなこだわりが詰まった作品となった。

 11月1日には阿部さんの指揮で世界初披露された。近藤さんと、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が演奏した。「横浜を愛する人々がいつまでも平和で幸せに暮らしてゆけますように」という阿部さんの思いが込められた作品が誕生した。
市安協の被表彰者ら

交通安全功労159者を表彰 長年の活動を評価

 今年度の横浜市交通安全功労者表彰式が10月24日に中区で行われ、計159者が表彰された。横浜市交通安全対策協議会(山中竹春会長)と(一財)横浜市交通安全協会(板橋悟会長)の共催。

 長年にわたり交通安全と交通事故防止に貢献し、その功績が顕著な個人・団体を表彰している。同協議会による功労者表彰は46者(個人29人、団体17)、市安協は同113者(地区役員や退任役員を含む個人107人と団体6)。

 表彰式であいさつに立った山中市長は「昨年、市内の交通事故発生件数が統計開始以来最少となった。これはひとえに通学路の見守りや街頭キャンペーンなどの蓄積が生んだ数字だと考えている。今後も交通安全対策を力強く推進していきたい」と話した。

 また、板橋会長は、「交通事故は一瞬の過ちで発生する。私たちもいつ加害者、被害者になるか分からない。引き続き関係機関と連携し、交通安全の意識を高めていけるよう尽力する」と述べた。

 中区・西区・南区内の被表彰者は、同協議会が個人6人、団体3、市安協が地区交通安全協会役員や10年間無事故無違反優良運転者を含め個人56人だった。
表彰式に参加した受賞者たち

横浜南間税会が「税の標語」で児童生徒10人を表彰 金沢・磯子・南・港南の4区から855点の応募

 消費税などの間接税の正しいあり方を考える横浜南間税会(山岸幹夫会長)は11月12 日、「税の標語」の表彰式を横浜南税務署で開催した。

 標語は小中学生を対象に、税について考えてもらおうと毎年募集しているもの。今回は金沢・磯子・南・港南の4区内の24校から総数855点の応募があり、横浜南税務署長賞に金澤慶さん(朝比奈小・金沢区)の作品「税でまもろう命とくらし 未来へつなぐ希望の夢」が選ばれた。

 その他の受賞者は以下の通り(敬称略)。▽横浜南間税会長賞/浅葉美玲亜(大道中)、池谷泰芯(下永谷小)、久貝陽瑠(高舟台小)、高橋遥乃(井土ケ谷小)、行方裕志朗(屏風浦小)、丸吉葵(港南台第一小)、御厨瑛駿(藤の木小)、森一津花(別所小)、田中咲良(六浦小)
救命浮環を手に持つ堀越支店長(右)と新保局長

東亜建設工業が救命浮環を横浜市に寄贈

 海洋土木事業などを行う東亜建設工業株式会社=本社・東京都=が、海に落水した人を救助するための器具「救命浮環」10個を横浜市に寄贈した。市は11月6日時点で、うち9個を象の鼻パーク周辺に設置した。

 同社は、企業や団体が新港地区周辺で清掃などの自主的なボランティアを行うという市の制度「みなとみどりサポーター」に登録。2009年の制度開始から活動に取り組んできた。象の鼻パーク周辺の救命浮環が老朽化していたことに気付き、寄贈を決めた。

 同社によると、寄贈された救命浮環の素材はポリウレタン樹脂。工事現場に設置されていたものをリユースしたという。10日に市庁舎で開かれた寄贈式には、東亜建設工業横浜支店の堀越研司執行役員支店長や市港湾局の新保康裕局長が出席。堀越支店長が新保局長に救命浮環を手渡した。

 堀越支店長は「みなとみどりサポーターの活動を機に救命浮環の老朽化に気付けた。今後も地域の安全確保に努め、恩返ししたい」と話した。

南吉田小 120周年で桜を植樹 区の花育てる

 今年で創立120周年を迎える南吉田小学校(金子正人校長)=南区高根町=で11月5日に、南区の花である桜の木の植樹式が行われた。5、6年生の児童26人や教職員、南区役所から高澤和義区長も出席した。

 桜は「ジンダイアケボノ」という品種で樹高約3メートルの苗木を校庭の鉄棒裏に植樹した。もともとその近くには、大きな桜の木があったが、老朽化し、倒れる危険があり、昨年伐採した。

 児童らが主催した植樹式は、120周年の記念行事として開催。南区に本社がある横浜植木(株)の社員の指導の下、参加児童一人ひとりがスコップを持ち、桜の木の周りに順々に土かけを行い、代表児童3人が水やりと120周年の記念プレートを設置した。

 植樹式では、高澤区長が「桜の木を大切に育てていただき、木と一緒に成長を期待したい」とあいさつした。また、児童らは、新たに桜の木が植えられたことを感謝し「大切に育て、10年後、20年後に立派に育っていることが楽しみです」と代表の児童が話した。

チューリップも

 同校は、南区と中区を学区としており、両区から児童が通っている。10月23日には、周年事業の一環で、中区の花であるチューリップの球根の植え付けも行った。
チラシを配る佐藤さん

県法人会連合会が税の広報活動 上大岡駅でキャッシュレス納付など呼びかけ

 「税を知る週間」(11月11日〜17日)に合わせ、神奈川県法人会連合会(高橋伸昌会長=横浜中法人会会長)が12日、港南区の京急上大岡駅で広報活動を行った。

 法人会の認知度を上げながら、年末調整の周知や国税電子申告・納税システム「e-Tax」、キャッシュレス納付について知ってもらおうと企画した。

 改札口付近に県法連のほか、南・港南・金沢・磯子の4区を管轄する横浜南法人会(木田哲朗会長)の会員や芝税務署広報大使でタレントの佐藤なおみさん、tvk「猫のひたいほどワイド」でレポーターを務める大矢剛康さんらも加わり、チラシを配布した。

 高橋会長は「キャッシュレス納付はとても便利なので、税に関する知識を深めて使ってほしい」と述べた。また、同日、県法連は横須賀中央駅、鶴見駅でも広報活動を行った。
パープルにライトアップされた市庁舎

パープルとオレンジの光で訴え 横浜市、DV・児童虐待の根絶へ啓発

 横浜市は国が定める「女性に対する暴力をなくす運動」(11月12日〜25日)と「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」(11月)に合わせ、各所でライトアップなどの啓発活動を行っている。

 市庁舎のライトアップは11月3日に開始。16日までの午後5時から10時まで、北仲通側が女性に対する暴力をなくす運動のシンボルカラーであるパープル、桜木町駅側が児童虐待防止推進カラーのオレンジに点灯している。よこはまコスモワールドの大観覧車は、25日の午後4時から午前0時までパープルに輝く。青葉区の男女共同参画センター横浜北は、11月末まで連日、午後5時30分から9時まで、パープルのライトアップを行う。

 18区役所では、啓発リーフレットやDV相談支援センターに関する情報カードを配布し、タペストリーやパネルを展示している。ほかに、市営地下鉄やバスなどで啓発動画を放映。児童虐待防止では、26日に「こども虐待防止市民サポーター講座」の基礎編を開催するほか、親子心中防止に関する啓発動画を12月1日に市公式YouTubeに掲載する予定だ。

NewOPEN&Renewal 記者が発見!初めまして厳選2店

こだわりの食材とおもてなし 至極の和×イタリアン

 25歳の若きオーナーが関内に10月にオープン。口コミで早くも話題のお店です。和とイタリアンを融合した同店の看板メニューを揃えたmiiroコース(7品・5500円)は瀬谷区から届く無農薬野菜をふんだんに使うなど食材へのこだわりが随所に。筑前煮の具材を鶏肉で包んでトマトソースで仕上げた「大山鶏のインヴォルティーニ」や、好みのソース&パスタの種類を選んでシェフがアレンジしてくれるお任せパスタ、〆の一番出汁リゾット、塩やオリーブオイルで楽しむチーズケーキなど新しい食体験ばかり。ワインも充実していて、おもてなしの心が溢れる素敵な大人の隠れ家でした。

ホテルのレガシー引き継ぐ 味とサービスを提供

 改装休業中の横浜ロイヤルパークホテルが、横浜ランドマーク5階にレストランをオープン。店内ではかつてホテルで使用していた装飾品や家具、シルバーなどを活用。ホテルクオリティの味やサービスはそのままに、1800円〜の手頃なランチセットから鉄板焼きの本格コース、アラカルト、デザート、バードリンク(モクテルも!)まで、同ホテルにあった各レストランの魅力がこの1店に凝縮。ラジオコラボ「ロイヤルパオーンバーガー」の復活や、様々な調理法で地元産野菜の旨味を引き出した新名物「BAY GRILLサラダ」など、広く地域の人に愛されるお店になりそうです。