中区・西区・南区 社会
公開日:2025.11.20
久米幹男さん
租税史料を寄贈
546点を中税務署に
税理士法人久米・植松会計事務所=中区真砂町=の代表社員で税理士の久米幹男さんが10月23日、横浜中税務署(高盛洋明署長)に租税資料546点を寄贈した。久米さんは40年以上租税に関する史料の収集・寄贈を行っており、その数は今回を含め、3万点を超える。
寄贈された史料は、書籍や絵葉書、租税関係の資料など。関東大震災前に撮影された横浜署庁舎正面の写真が掲載された絵葉書=写真=や明治から昭和にかけて、台湾総督府内で内部秘扱いされた外地資料など今回初めて発見された史料が数多く存在する。
「貴重な史料を大切に使わせていただきたい」と中税務署。寄贈史料は、同税務署を通じて埼玉県和光市にキャンパスを持つ税務大学校で研究活動などに活用される。
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