中区・西区・南区版【12月18日(木)号】
地域住民の話声でにぎやかな店内

【横浜市南区】南区・太田東部地区、高齢者の憩いの場復活 開店前の喫茶店で月1回

 地域の高齢者が集まり、お茶を飲みながら交流する「ひょっこり茶屋」が、12月5日に南区前里町の喫茶店で開催された。太田東部地区オレンジの会が主催。今後は月一回、最終週の金曜日に行われる。次回は1月30日。

 ひょっこり茶屋は、太田東部地区の住民交流を目的に、2018年度から20年度まで空き店舗を借りて開催していた高齢者サロン。

 コロナ禍で歓談を自粛する動きや、空き店舗が使えなくなったこともあり、活動休止を余儀なくされた。その後、飲食物の配布形式で継続し、21年3月からは各町内会館へ場所を移して音楽や落語を鑑賞する「出前版」を行っていた。

 茶屋を運営する同会は、民生委員を中心に32人で構成され、認知症の人を地域全体で支える活動や、地域住民の見守りをしている。

 佐藤秀子会長(75)は「以前のように高齢者がお茶を飲みながら、おしゃべりをして楽しく過ごす居場所が作れたら」との思いを持ち、使用できる場所を探していた。

 そんな折、南区前里町に「COFFEE駅STATION」が今年3月、開店した。地域の高齢者の居場所にしたいという思いを持っていたオーナーの佐藤達郎さん(79)と同会の思いが一致し、佐藤さんは開店前の店を貸し出すことを快諾した。

外出の一歩に

 プレオープンの12月5日。この日を待ち望んでいたという地域住民が開店直後から訪れ、約20席の店内はすぐに満席になった。

 参加者は、同会のメンバーが提供するコーヒーやお茶、菓子を片手に、健康の秘訣についてや近所にあるおすすめの店などの話題で交流を深めていた。

 最近南区に引っ越してきたという80代の女性は「1人きりで話す人もいなくて寂しかった。おしゃべりできて嬉しい」といい、早速参加者から紹介された地域ケアプラザの行事への参加を決めていた。

 佐藤会長は「外に出かけて人と話をすることで、認知症予防にもつながると考えている。できるだけ長く続けていきたい」と話した。

 開催時間は午前9時30分から11時まで。参加費は200円。

会見で中期計画の素案を発表する山中市長

【横浜市】中期計画素案「「市民の実感」を最重要視、方針転換で最上位目標に

 横浜市は12月3日、2026年度から29年度までの市政運営の指針となる「中期計画」の素案を公表した。この中で最上位の目標を「市民の実感」をベースに設定する方針が掲げられた。これまでのイベント来場者数などの「活動量」で評価する方法を改め、「市民目線の経営サイクル」の確立を目指す。

 素案では、25年度までの現計画と同様に「明日をひらく都市」を15年後の40年頃の「横浜のありたい姿」とし、その実現に向けた方針を示した。

 計画は、「毎日の安心・安全」「防災・減災」「こども・子育て」など14の政策群からなる「総合的な取組」と「循環型都市への移行」など、中長期的な成長戦略を描いた「横断的な取組」によって構成される。

 14の政策群における最上位の目標はすべて「市民の実感」がベースとなる。例えば、「毎日の安心・安全」では、「治安の良いまちだと答えた市民の割合」が指標となる。一方、その成果につながるLED防犯灯や防犯カメラの設置数は「活動量(アウトプット)」と定義された。

成果指標を見直し

 これまでの中期計画では、目標実現のために行った補助件数やイベント、セミナーの来場者数といった活動量で成果を測っていたが、この考えを抜本的に見直した形だ。市民の実感は、無作為抽出によるアンケート調査で測っていく。

 市はこれにより、PDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを回し、市民目線の経営へ移行するねらいだ。

データ経営進める

 素案を発表した3日の定例会見で山中竹春市長は「活動量を積み上げた計画は『手段の目的化』につながりかねない」と指摘し、活動量と4年間の成果を明確に区別して評価する方針を強調した。山中市長は以前から「データに基づく市政運営」を看板に掲げており、今回の素案も「データ駆動型経営に本格移行した」としている。

 素案に対する市民意見募集を来年1月から行い、5月頃に原案をまとめて市会に提出する。

ブリキのおもちゃコレクターの第一人者で、10月にみなとみらいに博物館を移転した 北原 照久さん 中区山手町在住 77歳


「ときめき」を追い求め

 ○…37歳の時、自身が持つレトロな雰囲気漂うおもちゃが元町商店街のポスターに使われた。訪れた横浜の石畳や古い洋館が残るおしゃれな街並みに胸が踊った。1年かけて物件を探し、山手の地にブリキのおもちゃ博物館をオープン。自身の憧れを形にした、米国のホームドラマさながらの店は多くの人に愛された。移転後も「コレクションを見て懐かしく思っていただけたり、新しい発見をしていただけたら幸せ」とにっこり。

 ○…大学時代にスキー留学をしたオーストリアで、古いものを大切にする文化に触れたことがコレクターとしての原点。安っぽさの代名詞であり、捨てられていくおもちゃに「当時の日本の職人の情熱や子どもの頃のときめきを見出した」。1年中クリスマスグッズを扱う店を開いたのも幼少期の記憶がルーツ。実家のスキー店が繁忙期を迎え、忙しくも楽しげに働く両親の姿が幸福の象徴として心に刻まれているからだ。

 ○…「開運!なんでも鑑定団」には初回から鑑定士として出演。「言葉のコレクターでもある」と自称しラジオや講演、執筆活動も精力的にこなす。多趣味で、52歳で始めたエレキギターでバンドを組みライブを行うほか、65歳で始めたピアノもかなりの腕前。「人や物、言葉との出会いが僕の人生を構成している」

 ○…集めた品とのエピソードを我が子のことのように話す。現在は1200坪の倉庫に大切に保管。「港があり、山と坂道があり、いつも新しい風が吹く横浜が大好き」といい、今の夢はセレクトした20世紀のおもちゃやポスター、現代アートなどを展示した『メガミュージアム』を横浜でつくること。「夢を持ち、実現することで次の夢を見ることができる」と、目を輝かせて語る。

会見で今年の漢字を掲げる山中市長

【横浜市】山中市長、2025年の漢字は「更」 再選で「更なる好循環を」

 横浜市の山中竹春市長は12月17日の定例会見で、今年を表す漢字一文字に「更」を選んだ。

 山中市長は、世界で分断やフェイクニュースが広がっていることを挙げた上で「市民生活の更なる安心と安全の大切さを痛感させられた1年だった」とした。加えて、8月の市長選で自身が再選を果たしたことから、「横浜の更なる好循環を生み出すための新たなスタートを切った年」と理由を説明した。

 「今年の漢字」は恒例になっており、山中市長は就任1年目の2021年は「一」、22年は「歩」、23年は「動」、24年は「想」をそれぞれ選んでいる。

地図会社「ゼンリン」のブースでは、47都道府県をデザインした文具を販売。横浜会場では神奈川県の形をした商品が売れ筋だという

〝自分らしさ〟を彩る文具の祭典 「文具女子博2025」、パシフィコ横浜で開幕

 日本最大級の文具の祭典「文具女子博2025」が、12月18日(木)から21日(日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催される。今回のテーマは「今日、どれにする?文具コーデ」。お気に入りの服を選ぶように、その日の気分に合わせて文具を選ぶ楽しさを提案する。

 会場には過去最多、184社が集結。人気ブランドから新進気鋭のメーカーまでが軒を連ね、限定アイテムや先行販売の新商品がずらりと並ぶ。また、100種類以上のペンから理想の一本を探す「ペンの試着室」や、毎年人気の「マスキングテープくじ&ビュッフェ」など体験型コンテンツや、来場者の投票で頂点を決める「文具女子アワード2025」も開催。約5万点以上のアイテムが揃い、近年は「ミニサイズやカスタマイズできる商品が人気を集めている」という。普段なかなか会うことのできない文具メーカーの担当者と話せるのも魅力の一つだ。

 ブース出展をしているマルマン(株)マーケティンググループの赤坂彩さんは「企業としても、お客様と直接お話ができる貴重な機会。『こんな風に使っています』という声が、次の商品開発などに生かされている」と話していた。

 文具女子博への入場は事前の前売りチケットが必要(定員に達し次第終了、当日券なし)。詳細は公式サイトhttps://bungujoshi.com/で確認を。

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突然の逝去後に発見された傑作群「荏原庸公 絵画展」
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アダンソンハエトリグモの研究記録を持つ植木さん

木原記念こども科学賞 永田小4年植木さん 3年連続で最優秀賞に

 「第33回木原記念こども科学賞」で、小学校高学年の部で永田小学校=南区永田北=4年の植木陽仁さんが最優秀賞に選ばれた。植木さんは小学1年生の時から応募しており、2年生から3年連続での最優秀賞受賞に。「今回から高学年の部に上がったので、賞をとれると思っていなかった。嬉しい以上にびっくりした」と喜びを表現した。中・西・南区からは、ほかに小学校低学年の部で横浜国立大学教育学部附属横浜小学校=中区立野=の島谷幸奈さんが「カイコの成長とふしぎ」で優秀賞を受賞した。

 同賞は、「動物や植物の不思議なことや生きものとのふれあい」についての観察、調査、実験、標本作品を評価するもの。今年は県内の小中学校に通う児童生徒から162作品の応募があり、22人が受賞した。

 植木さんが1年時から題材にしているのは、「アダンソンハエトリグモ」。家にいるのを見つけ、種類や生息している数を調べ始めた。2年生で「メスの産卵と子どもの成長」、3年生で「オスの求愛行動」について観察を続けてきた。植木さんは「研究者が少なく、謎も多いので調べたくなる」と話す。

 今回のテーマは「オスはメスの出したにおいに反応するのか?」。昨年、オスの求愛行動を観察している時、メスがおしりを震わせていることに気付き、「オスの求愛する気持ちを高めているのは、メスがおしりからにおいを出しているからかもしれない」と、研究を開始した。

 メスのにおいがある道とない道を作り、オスがどちらの道を選ぶかを繰り返し実験。「今回は目に見えない”におい”がテーマだったので、思ったように結果がでなくて大変だった」と植木さん。様々な試行錯誤を繰り返し、「オスの触肢の動きが重要なこと」「仕切りでメスとオスを区切って見えなくしても、オスは求愛行動をすること」が分かった。「あきらめずにやってよかったた」と感動を口にする。

 「来年は『目』について研究したい」という植木さん。将来は「生き物関係の仕事につけたら嬉しい」と話した。

パシフィコ横浜 開業以来の累計来場者数1億人を達成 12月19日にクイーンズスクエアで記念イベント

 パシフィコ横浜((株)横浜国際平和会議場/林琢己社長)は11月末に、1991年の開業以来の施設累計来場者数1億人を達成した。

 同施設は、開業年に会議センター、ホテル、展示ホールABの営業を開始。その後94年の国立大ホール、2001年の展示ホールCDとアネックスホール、20年のノースなど、段階的に施設を拡充してきた。その歩みの中で、国連防災世界会議やFIFAワールドカップ国際メディアセンター、日本APEC首脳会議など国内外の重要な会議やイベントが、24年度までに約3万件開催され、地域の活性化にも貢献してきた。

 最も来場者数が多かったのは14年度の483万人。コロナ禍の20年度に45万人まで落ち込んだが、右肩上がりで回復している。最多来場者イベントは、09年開催の「海のエジプト展」で69万7222人。同社は「これまでの皆様のご支援に感謝いたします。これからのパシフィコ横浜にご期待ください」とコメントしている。

記念イベントを開催

 12月19日(金)に記念イベントが、クイーンズスクエア横浜1階クイーンズサークルで開催される。

 第1部(18時〜)では、横浜中華街獅子舞の祝賀舞や粟津紅花・紅翔親子による書道パフォーマンスが披露される。第2部(18時40分〜)では、「1億人の軌跡プレゼンテーション」や、地元の大学生によるダンスやチア、大抽選会などが行われる。参加無料。

廣原さん

廣原さん 津軽三味線の演奏会 1月18日、軽井沢コミハで

 津軽三味線廣原流の師範、廣原武乃さん(西区北軽井沢在住)の新春津軽三味線演奏会が1月18日(日)、西区の軽井沢コミュニティハウス(軽井沢中学5階)で開催される。午後2時開演。

 『津軽じょんがら節』や『よされ節』などを演奏する予定。入場無料。定員は40人。

 力強く激しいイメージがある津軽三味線。「その一方で、繊細で独特の音色が楽しめます。そんな津軽三味線の良さを知っていただければ」と来場を呼びかける。

 申し込み・問い合わせは軽井沢コミュニティハウス【電話】045・324・6771へ。

優勝旗やトロフィーを手にメンバー

清水ヶ丘ジャイアンツ 1都7県の頂点に 「気持ち」で勝利もぎ取る

 小学5年生以下の関東最高位を決めるノーブルホームカップ第27回関東学童軟式野球秋季大会の決勝戦が11月23日に茨城県で行われ、南区を中心に活動する「清水ヶ丘ジャイアンツ」が初出場で初優勝した。

 1都7県の代表8チームが出場したトーナメント戦。清水ヶ丘ジャイアンツは、初戦の竹園ヴィクトリー(茨城県代表)に4対1、続く西埼玉少年野球(埼玉県代表)に3対2、決勝のラウンダーズ(山梨県代表)に5対4と、いずれも接戦をものにした。

 益留順一監督は大会を振り返り、「率直な感想は『勝っちゃった』という感じ。実力で言えば、8チームで一番弱かったと思う」と話す。準決勝も決勝も、安打数は対戦相手が上回った。それでも勝てた要因は「気持ち」だと言い切る。

 普段はあまり気持ちを前面に出すことがないという内野手の川崎晃輔さん(5年)は決勝前日、球数制限から抑え投手を誰にするか考えていた益留監督から「投げるか?」と問われ、「投げたい」と即答。マウンドに立ち役目を果たした。主将の松崎星太朗(同)さんは、「絶対勝つぞ、抑えるぞという気持ちで臨んだ。優勝はめっちゃ嬉しい」と喜んだ。王者の責任を胸に、次大会にも強い気持ちで挑む。

霜鳥さんが「創造的想像」で本牧八景を描いた『二の谷落雁』=写真上と「『三渓園晩鐘』

「幻の本牧八景」会期延長 本牧絵画館で1月25日まで

 横浜本牧絵画館で開催中の企画展「再現模写で推考する 幻の本牧八景」が1月25日(日)まで会期を延長することになった。

 「本牧八景」は日本画家・小島一谿氏が1933年に描いた作品だが現在、原画の所在は不明になっている。2年前、同館が新聞記事の小さなモノクロ画像から写真加工して再現。さらに今回、現役画家の霜鳥忍さんが「創造的想像」によって”幻の本牧八景”に新たな息吹を吹き込んだ。

 企画展では、霜鳥さんの再現模写を含め「本牧八景」に関係する絵や資料を展示。「昔、本牧に住んでいたので懐かしく思う」など、本牧への愛着や郷愁を感じさせる感想が寄せられている。武田館長は「年末に故郷に帰る人も帰れない人も、ふるさとを思いながら見ていただきたい」と呼びかける。一般500円。

 ■横浜本牧絵画館=中区本牧元町40の7、開館/午前10時〜午後5時(休館/火曜・12月28日〜1月3日)、【電話】045・629・1150

約70人の市民が参加

山下ふ頭の未来語る 市民主導で検討会

 市民主導で山下ふ頭の土地利用について話し合う「市民がつくる山下ふ頭の未来検討会」が12月6日、横浜情報文化センター=中区=で開かれた。主催した同会実行委員会は9月から始まった市主導の市民検討会の在り方に疑念を持ち、10月から11月にかけて広く市民からの「山下ふ頭活用案」を募集。11の提案が寄せられ、今回はそのうち7提案が発表された。

 人工的な構造物が目立つ横浜の海岸線を魅せる「緑と海辺」にする提案やLRT(次世代型路面電車)を導入し遊歩道とモビリティハブを擁した公園を作るという構想など、それぞれの視点からアイデアが披露された。

 専門家としては、市が設置した山下ふ頭再開発検討委員会の委員も務めていた建築家の北山恒さんらが参加。同会は、開発一辺倒で収益第一に見える市の方向性に疑問を呈し、市民視点を取り入れる重要性を指摘した。同会実行委員会は今後、専門家の意見を取り入れつつ提案を練り上げて、市に提出する予定だ。

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研修の様子

横浜市職員 脱炭素のまちづくり学ぶ みなとみらい21熱供給で

 横浜市の職員約30人が11月19日、みなとみらい21熱供給(株)を訪れ、「熱供給現場から考える脱炭素化とみなとみらい21(MM)地区のまちづくり」をテーマに研修を受けた。

 同社は、MM地区に冷暖房や給湯に使う冷水や蒸気を製造し、供給する地域熱供給事業者。MM地区では、年間29万tのCO2が排出されており、同社は熱により発生するCO2の削減を全国で先行的に進めている。研修では同社社員が、環境省から「脱炭素先行地域」に選定されているMM地区のまちづくりや熱の脱炭素化の仕組みを説明した。その後、熱供給プラントの見学も行い、熱供給現場を体感した。

参加した市の職員は「脱炭素に関する幅広い知識を学ぶことができた。今後の業務やキャリア形成に活かしていきたいと感じた」と感想を話した。

防災・減災の取り組みを市長と対話

南中学校地域防災拠点 市長と現状、課題を対話 委員ら12人が参加

 六ツ川一丁目コミュニティハウスで12月6日、市民と山中竹春横浜市長が直接対話する「市長と語ろう」が開催された。南中学校地域防災拠点運営委員会(田中克彦委員長)と南中学校防災キャンプ実行委員会(漆崎昇委員長)の役員や委員、同中学校の生徒ら計12人が参加した。

 「地域における防災意識・減災力の向上」がテーマ。冒頭に、山中市長は12月3日に素案を公表した中期計画にふれ「地域防災拠点など避難所環境の整備に力を入れていくことを計画している」と話した。また「運営を担う皆さんから現状・課題を聞くことで、今後の参考にしていきたい」と呼びかけた。

 田中委員長は、同防災拠点で発災時の通信手段に、数キロ先まで通信できるデジタル5Wトランシーバーを活用していると説明。拠点内の全自治会及び南中学校間で通信可能で、チャンネルを決め訓練に使用している事例などを紹介した。

 課題としては、近隣食品スーパーと同拠点の連携の推進などの意見が出された。参加した中学生は「皆さんと対話した改めて、防災意識を持つことが大切だと感じた」と感想を話した。

グランモール公園でキャンドルイベント

 みなとみらいのグランモール公園で12月20日(土)、「西区キャンドルアート」が行われる。

 会場が優しい光に包まれ、幻想的な冬の夜が楽しめる。17時〜19時。参加無料。

出演する柳家さん喬さん

読者プレゼント 落語で辿る伊勢佐木町 2月7日 にぎわい座で

 横浜にぎわい座=中区野毛町=は2月7日(土)、「横浜愛 名作落語の夕べ 伊勢佐木町 夢の興行街」を開催する。

 横浜開港をきっかけに寄席や芝居小屋が立ち並び、連日にぎわった伊勢佐木町。同公演では、かつて興行街で人気を博した、講釈場、見世物、相撲、芝居にちなんだ演目を、柳家さん喬さんら4人の実力派の演者が披露する。

 同施設は、開港期から大衆芸能を愛し親しんできた土壌を持つ野毛で「寄席をつくり、笑いの力で街おこしをしたい」と誕生した。担当者は「かつてにぎわった伊勢佐木町の歴史を感じてもらえたら」と話す。

 午後6時開演。全席指定で3200円。同施設窓口などで販売している。申し込みは【電話】045・231・2515。

 公演に3組6人を招待。希望者は、はがきに〒住所、氏名、年齢、感想を明記し、〒231―0033横浜市中区長者町2の5の14タウンニュース社「名作落語」係へ。1月17日(土)必着。当選発表はチケットの発送をもって代える。

タッチ決済のイメージ(京浜急行電鉄・東京都交通局提供)

【京急】12月23日から全駅でクレカタッチ決済導入 インバウンド客に対応

 京浜急行電鉄と東京都交通局は12月16日、クレジットカードのタッチ決済による乗車サービスを23日から全駅で開始すると発表した。

 両社は2024年12月から一部の駅で実証実験を実施してきたが、羽田空港を利用するインバウンド客の利便性向上を図るため、全駅での展開に踏み切る。

 利用者はタッチ決済対応のクレジット・デビット・プリペイドカードやカードを設定したスマートフォンを自動改札機の専用リーダーにタッチするだけで乗車できる。Visa、Mastercard、JCBなど主要7ブランドに対応し、普通旅客運賃(10円単位、大人運賃のみ)で利用可能。

 京急はタッチ決済を羽田空港のポテンシャル最大化を掲げる経営計画の重点施策と位置付ける。両社は10月、関東の鉄道事業者11社局とともに、26年春以降の相互利用開始を目指す共同事業協定を締結している。

左から吉野社長、永井区長、西山選手

YSCC横浜 中区長にシーズン終了を報告

 中区本牧を拠点に活動するサッカーJFL・YSCC横浜の吉野次郎社長と西山峻太選手らが12月9日、中区役所を訪問。永井由香区長にシーズン終了を報告した。

 1年でのJリーグ復帰を目標に掲げた今季だったが、7月には成績不振で長嶺寛明監督との契約を解除。新たに尾松剛氏を招へいしたが、5連敗で一時は最下位に転落。地域リーグへの降格も現実味を帯びたものの、残留争いの直接対決など要所で勝利を収め、16チーム中13位で残留を決めた。

 最終節で劇的なゴールを決めた西山選手は、チーム最年長で最古参。特別支援学校での教員経験をきっかけに、4年前から「SHUNTA#25 SEAT」として障害のある子どもと家族の試合招待企画や、中区の就労支援施設利用者に農業体験を提供していることなどを報告した。

 西山選手はカテゴリーが下がっても応援し続けてくれている人たちの存在に触れ、「このクラブは他の横浜のクラブとは違う魅力で差別化を図り、地域に根ざした活動を選手たちが進んで行っています。『この街にYSCCがあって良かった』と思っていただける活動をすることが大切だと思っています」と語った。

 永井区長は「中区のチームの選手がそう思ってくださっているのは本当に嬉しいですし、誇らしいです。区民を代表して感謝申し上げます」と応え、エールを送った。

 吉野社長は寿町での地域活動やシニアチームの活動を念頭に「もともとのテーマである『子どもたちの居場所づくり』に加え、今後は『大人の居場所づくり』も進めていきたい」と説明した。

新監督に三枝氏

 YSCCは12月10日、トップチームの新監督に三枝寛和氏が就任すると発表した。三枝氏は1981年生まれ。2019年から22年までYSCCのヘッドコーチ、24年にはセカンドチーム監督を務めた。25年は関西サッカーリーグのアルテリーヴォ和歌山で指揮を執り、古巣へのトップチーム監督としての復帰となる。

 小学3年時に同クラブの小港スクールでサッカーを好きになったという三枝氏は、「このクラブは、間違いなく僕のサッカー人生を形づくってくれた場所」とコメント。「力になれる時が来たら必ず力になりたい」という気持ちはずっと胸の中にあったといい、「ともに、この難局を乗り越えましょう」と決意を語った。

南区の表彰式出席者と関係者たち

南区の7人・1校を表彰 中学生対象の「税についての作文」

 中学生を対象にした「税についての作文」の表彰式が12月10日、横浜南税務署で実施された。

 59回目を迎えた今年度は、南・金沢・磯子・港南の4区内23校から1712点の応募があった。南区からは7人・1校が受賞。横浜南納税貯蓄組合連合会の浅木克眞会長は「この表彰を機会に将来の自分の姿を思い描き、具体的な行動を立てて大きな夢を実現させてほしい」と受賞者に呼び掛けた。

 南区の受賞者は以下の通り(敬称略)。

 ▽全国納税貯蓄組合連合会会長賞=吉田咲々音(南が丘中3年)▽横浜南税務署長賞=匿名(横浜国立大学教育学部附属横浜中3年)▽南区長賞=萩原花愛(南が丘中3年)▽横浜南青色申告会長賞=望月柚樹(共進中3年)▽横浜南納税貯蓄組合連合会優秀賞=押田紗智子(同3年)、竹下仁菜(南中3年)、江川晴登(南が丘中3年)、全国納税貯蓄組合連合会感謝状=南が丘中

 今回の作文と横浜南法人会による「税に関する絵はがきコンクール」、横浜南間税会による「税の標語」の入賞作は、12月8日から12日まで南区役所で展示された。

あいさつする武田さん

横浜南青色申告会会長 武田勝さんの財務大臣表彰を祝う

 南、港南、磯子、金沢の4区を管轄する一般社団法人横浜南青色申告会の会長を務める武田勝さん(85)=南区在住=が10月に財務大臣表彰を受彰したことを祝う会が12月11日、中区のブリーズベイホテルで開かれ、税務関係団体や横浜南税務署などから約80人が集まった。

 武田さんは三吉橋通商店会内で今年夏まで時計・メガネ店「タケダセイコー堂」を営んでいた。2016年に横浜南青色申告会の会長に就任。これまで、申告納税制度の普及に貢献してきたとして、国税庁長官表彰などを受けてきた。ほかに、08年から14年までは寿東部連合町内会の会長として地域の発展に取り組んできた。

 武田さんは「自分一人では何もできず、多くの人の支えがあったので、ここまで活動できた」と感謝の言葉を述べ、「税制は国、県、市、市民を守るもの」と改めて納税の大切さを訴えた。

銅造聖観音菩薩坐像(横浜市提供)

南北朝時代の金銅仏や室町の曼荼羅を横浜市文化財に指定へ

 横浜市は12月5日、栄区の證(しょう)菩提寺が所有する「銅造聖観音菩薩坐像」など3件を市指定文化財に指定することを発表した。

 證菩提寺の坐像は像高31・9cmの金銅仏で、南北朝時代の1357年(延文2年)に製作された旨の陰刻がある。市文化財保護審議会は「南北朝時代の年紀が判明しており、市の美術史上、文化史上で極めて貴重な作品」と評価した。

 鶴見区の大本山總持寺が所蔵する絵画「春日社寺曼荼羅」は室町時代の作品。同審議会は「日本に深く根付いた春日信仰の形態と造形を知らしめる基準作品」としている。

 横浜市が所有する「旧三井物産横浜支店倉庫」の建築部材5点は、1910年に中区に建設され、2015年に解体された同倉庫の一部で、所有者から市に寄贈されたもの。同審議会は「鉄筋コンクリート造、木造、煉瓦造による混構造の特徴を具体的に示すものであり、日本の鉄筋コンクリート建築導入初期の様相を伝える実物資料として極めて貴重」と評価した。

 3件は12月25日の告示で正式に指定される。これにより市指定文化財は180件となる。新たな指定文化財は1月31日(土)から3月15日(日)まで、都筑区の市歴史博物館で開催される企画展で一般公開される予定。

昨年の会場の様子

パシフィコ横浜で釣り業界最大級の催し 1月16日から「釣りフェス2026」

 釣り業界最大級のイベント「釣りフェス2026」が1月16日(金)から18日(日)まで、パシフィコ横浜で行われる。主催は一般社団法人日本釣用品工業会。

 釣り関連メーカーの最新製品が展示される。初心者からコアな釣りファンまで、目的に応じたさまざまなプログラムを用意。プロアングラーのトークショーや魚を使ったメニューが販売されるコーナーもある。

 入場券は土・日曜日の一般チケットが前売り1800円、当日2千円。金曜日のみのフライデーチケットは前売り1400円、当日1600円。

入場券プレゼント

 土・日曜日一般チケットを5組10人にプレゼント。メールに〒住所、氏名、年齢を明記し、件名を「釣り」として編集室(yoko-d@townnews.co.jp)へ。1月5日(月)着分有効。問い合わせは運営事務局【電話】03・3532・5611。