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中区・西区・南区 社会

公開日:2025.12.18

山下ふ頭の未来語る
市民主導で検討会

  • 約70人の市民が参加

 市民主導で山下ふ頭の土地利用について話し合う「市民がつくる山下ふ頭の未来検討会」が12月6日、横浜情報文化センター=中区=で開かれた。主催した同会実行委員会は9月から始まった市主導の市民検討会の在り方に疑念を持ち、10月から11月にかけて広く市民からの「山下ふ頭活用案」を募集。11の提案が寄せられ、今回はそのうち7提案が発表された。

 人工的な構造物が目立つ横浜の海岸線を魅せる「緑と海辺」にする提案やLRT(次世代型路面電車)を導入し遊歩道とモビリティハブを擁した公園を作るという構想など、それぞれの視点からアイデアが披露された。

 専門家としては、市が設置した山下ふ頭再開発検討委員会の委員も務めていた建築家の北山恒さんらが参加。同会は、開発一辺倒で収益第一に見える市の方向性に疑問を呈し、市民視点を取り入れる重要性を指摘した。同会実行委員会は今後、専門家の意見を取り入れつつ提案を練り上げて、市に提出する予定だ。

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