藤沢版【2月27日(金)号】
三浦市で行われたイオンの移動販売(2023年5月撮影)

【藤沢市】“買い物難民”を救え イオンが3月2日から9カ所で移動販売開始

 湘南ライフタウンに立地する大型スーパー、イオン藤沢店が老朽化などを理由に今年1月末に休業したことに伴い、近隣のイオン茅ヶ崎中央店が3月2日(月)から、移動販売を開始する。イオン各店を運営するイオンリテール(株)のサービス。市内9カ所に販売拠点を設け、高齢者を中心とした"買い物難民"を救いたい考えだ。

 移動販売の拠点は「日枝神社広場」、「やまゆり団地内広場」、「城山第二公園」、「コーポ城山駐車場」、「ふぐ公園」、「湘南小糸第二駐車場」、「小糸団地駐車場」、「小糸公園」、「大庭自治会駐車場」。月曜から土曜に各所20分ほど滞在し、巡回する。米や飲料、生鮮品、惣菜といった食品から、生花や日用品なども取り扱う。県内では2017年から横浜市を皮切りに、現在5自治体で展開するサービスだ。

 藤沢店は1984年に専門店街「ライフピア専門店」と共に開店した。しかし開業から40年以上が経ち、建物が老朽化。水漏れが発生した他、専門店街は売り上げ減少や後継者不足にも直面した。

 こうした影響により、専門店を運営する商店街組織「協同組合 湘南ライフタウンショッピングセンター」が昨年、所有する区分をイオンリテール(株)に売却した。同社は藤沢店を休業。施設の建て替えを予定している。

住民3割が高齢者

 湘南ライフタウンがある湘南大庭地区の高齢化率は、20年ほど前の11・96%から現在の33・72%まで約3倍増加。市内全体の24・79%よりもおよそ9%高い状況だ。

 移動販売サービスについて湘南大庭地区自治会連合会の細沼惠美子会長は「販売場所まで歩くことで健康維持につながり、自治会町内会の枠を超えた交流も広がると思う」と期待感をにじませる。建て替えについて同社の担当者は「まずは地域のニーズを調査し、皆さんから支持される店となるよう検討を進め、工事日程なども決めていければ」としている。

▲シラカシの束を海に投入する北村さん

【藤沢市】NPO法人がアオリイカで藻場保全へ 「継続は力」磯焼けに抗う 

 NPO法人江の島・フィッシャーマンズ・プロジェクトは21日、アオリイカが卵を産み付ける産卵床を江の島沖に設置した。地産の間伐材を活用し、減少傾向にある漁獲量を是正するための措置。同法人では10年ほど前から藻場の保全活動を展開しており、食害魚をけん制する役割を果たすアオリイカの定着を目指している。

 海藻の集合地である藻場がなくなる「磯焼け」は近年進行の一途をたどり、片瀬漁港ではアワビをはじめとする貝類の漁獲量が大幅に減少するなど、地域漁業の悩みの種だ。磯焼けの原因は地球温暖化による生態系バランスの崩壊や台風などで波が高くなる時化の他、アイゴやブダイといった魚による食害によるものが挙げられる。

 同法人は江の島片瀬漁業協同組合長の北村治之さんが理事長を務め、行政や教育機関などと連携しながら海中環境の保全活動を行ってきた。2015年から、藻場の保全活動を本格化。かごの設置によるカジメ保護や水温測定、新江ノ島水族館との協力でカジメの培養にも取り組み、一昨年6月には海藻養殖事業などを盛り込んだ「ブルーカーボン江の島」事業が県の「かながわ海業モデル」事業に採択された。

 アオリイカの産卵床設置は今回が2度目。昨年6月に初めて設置し、産卵時期はずれたものの卵が確認されたという。「海底がアオリイカの拠点となることで、藻場を食い荒らす魚から守る働きが期待できる」と同法人は説明する。

 今回は江の島沖南東の「離れ鵜島」付近に産卵床を設けた。岩陰に配置することで、沖からの波にも耐えられるという。市内の公園で発生したシラカシの間伐材を12束にまとめ、土嚢とともに海へと投入した。当日は気温・水温ともに14℃と冷え込んだが、「風がなく、透明度も高いため、コンディションは良い」とダイバーらが作業に取り組んだ。また空中・水中ドローンも使い、船の上から海中の様子をリアルタイムで観察。撮影した写真は活動の広報に役立てられる。

 「実証の成果が見られるのは初夏にかけて」と同法人。「藻場保全はエンドレス。その年ごとに海の条件は変わるが、継続は力となる。めげずに続けたい」と話した。

「第14回藤沢宿まつり」で実行委員長を務める 岩田 みち子さん 藤沢市在住 77歳


歴史が息づくまちづくり

 ○…江戸時代、東海道五十三次6番目の宿場町としてにぎわった藤沢宿。歴史や風情を広く知ってもらおうと地元有志が開催してきた「藤沢宿まつり」で、昨年から実行委員長としてメンバーを束ねている。「宿場町としての物語が今も数多く残る地域。歴史を中心に地域の人たちが集まって、まちを元気にできたら」と、イベント開催に向けて意気込む。

 ○…幼少期は上杉謙信の居城として知られる新潟県の春日山城近くで過ごした。謙信の「敵に塩を送る」逸話など、歴史が地域に根付いている風土を肌で感じてきた。定年退職をきっかけに始めた地域活動を通じ、第1回藤沢宿まつりの主催メンバーに声を掛けられ、実行委員の前身「旧東海道藤沢宿まちそだて隊」に合流。活動は多岐にわたるが、「人とのコミュニケーションを介してまちが元気になっていくのがやりがい」と疲れを感じさせない。

 ○…多忙な日々の合間を縫う息抜きは、子育てが一段落したころから再開したゴルフ。夫や仲間と連れ立ってコースへ赴く。広大な空間で澄んだ空気に触れる時間は、最高の気分転換だ。「他者と競うのではなく、自分の点数と向き合うのが合っていたのかも」と笑顔を見せる。

 ○…等身大で活動を楽しむ姿は、周囲を惹きつける力にもなっている。今年から、地域で子育てをする30代メンバーが新たに加入。今回は若手メンバーからの提案で、メイン会場に藤沢宿について誰でも気軽に知ることができるブースを設置する。若手ならではの柔軟な発想でまつりに新風を吹き込んでいく様子に「今後、イベントをどんな風に展開していけるかな」と顔を輝かせる。「地域のつながりを見せて、次世代にもつないでいけたら」

法改正で業務規定が明確に 神奈川県行政書士会の本間会長が解説

 改正行政書士法が今年1月から施行された。行政書士の役割と業務規定が明確になるなど、県民や企業、団体に関わる変更があった。今回の法改正について、神奈川県行政書士会の本間潤子会長に話を聞いた。

 ―業務範囲が厳格化されました。

 「今までは補助金の申請など、『書類作成費は無料』『会費やコンサル料に含まれる』といった理屈で無資格の業者が業務を行ってしまうケースがありました。改正で『いかなる名目によるかを問わず』という文言が入り、無資格業務が行政書士法に違反されることが明記されました。法違反は社会的信用にも関わるため、大手企業を中心に多くの問い合わせをいただいています」

 ―今回の改正で、行政書士の定義にも関わる第1条が変更されました。

 「はい。『目的規定』から『使命規定』へと変更されました。これは単なる文言の修正ではありません。行政書士が他の士業と同様に、社会的な使命を帯びた専門家であることが示されたことを意味します」

 ―行政手続きのオンライン化が進む中での対応は。

 「職責規定として、デジタル社会への対応が新設されました。他の士業法も含め明文化されたのは、初めてです。行政手続きのオンライン化が進む中で、デジタル機器の操作が苦手な方が取り残されてしまう懸念があります。『誰一人取り残さない』デジタル社会の実現に向けて、市民の方々に寄り添いサポートしていきたいです」

 ―特定行政書士の業務範囲が拡大することで、何が変わりますか。

 「特定行政書士は所定の考査に合格した行政書士のみが得られる資格です。今回の改正で、『行政書士が作成することができる書類』であれば、不服申し立ての手続きに関与できるようになりました。つまり、県民の方がご自身で申請をして不許可になってしまっても、有資格者が途中から引き継ぎ、再審査の請求などのお手伝いができるようになったのです」

 ―最後に県民へのメッセージを。

 「今回の改正を受け、我々はより一層、襟を正して業務に取り組んでまいります。相続や遺言、許認可などで困った際は、身近な『街の法律家』である私たちを頼ってください。我々で対応できないことがあっても、士業連携によるワンストップサービスとして、他の専門家へつなぐネットワークも持っています。最初の相談窓口として、ぜひ活用していただければと思います」

藤沢宿まつり3月1日に

 旧東海道藤沢宿の歴史を感じてもらおうと3月1日(日)、「藤沢宿まつり」が白旗神社や遊行寺、ふじさわ宿交流館周辺で開かれる。同イベント実行委(岩田みち子委員長=人物風土記で紹介)の主催。午前10時から午後3時まで。

 御殿辺公園のまつり広場ではダンスや演奏、マーチングバンドなどのプログラムが行われる他、藤沢宿について学べる地図の展示や動画の放映が行われる。白旗神社では人気のキッチンカーなどが集まるFOODPARK、遊行寺本堂では午前11時から桂歌助さんが出演する落語会(先着80人、10時から整理券配布)が行われる。

 詳細は藤沢市民センターや同館HPから。

相模湾沖で撮影されたホムラツノガサクラゲ(同館提供)

相模湾に日本初記録種 ホムラツノガサクラゲと命名

 新江ノ島水族館は17日、公益財団法人黒潮生物研究所と株式会社FullDepthとの共同研究で昨年2月に日本初記録となる深海性クラゲを発見・採集したと発表した。

 クラゲは水中ドローンを用いた深海調査によって相模湾沖水深約650m地点で見つかり、形態観察や遺伝子解析を通じて日本初記録種であることが分かった。世界的に見ても出現記録の少ない希少種といい、扁平な半球状の傘、4本の長い触手と16本の短い触手を持つ。傘の形状や口柄の色などの様子から「ホムラツノガサクラゲ」と名付けられた。

 同館では同社と共同で2019年から水中度ローンによる調査を実施。今回の発見について「水中ドローン調査による成果のほんの一握り」とし、「潜る度に新たな発見があり、今後も積極的に水中ドローンを使った深海の調査を行っていきたい」と話している。

 館内での生体展示は行われないが、今回記録された標本の展示を今後予定しているという。

司法書士がアドバイス 3月7日、21日 無料相談会

 神奈川県司法書士会湘南支部(池田将史支部長)は3月7日(土)と21日(土)、「司法書士無料相談会(面談)」をフジサワ名店ビル6階で開催する。午後2時30分から5時30分。

 同支部所属の司法書士が相続全般や遺言、相続登記、債務整理、過払請求、成年後見などの困りごとに身近な法律のプロとしてアドバイスする。無料相談会は、同支部の社会貢献活動の一環として毎月第1、3土曜に実施している。

 申し込み不要。当日会場へ。(問)司法書士法人シーガル法務事務所【電話】0466・97・1196

感謝状を受け取った(左から)藤沢遊技場組合の飯田高正事務局長、最上勧進元、目録を手にする鈴木市長、藤沢場所のポスターを掲げる岩本將宏市教委教育長

藤沢の春彩る大相撲  福祉施設などへ招待券

 「大相撲藤沢場所」が4月11日(土)、秋葉台文化体育館で開催される。藤沢の春を彩る恒例イベントを前に、藤沢場所と藤沢遊技場組合の関係者は20日、藤沢市役所を訪れ、招待券を市に寄贈。地域貢献活動の一環で、市内の福祉施設の他、小・中・特別支援学級に贈られた。

 藤沢場所の実行委員長を務める最上重夫勧進元は今年で31回目を数え、また同時に行ってきた献血活動も21回目を迎えることにも触れた上で、「市職員による献血への協力も増え、活動も定着してきた。私が元気な限り続けていきたい」と決意を新たにし、鈴木恒夫市長に目録を手渡した。

 招待券の寄贈に際し、鈴木市長は「福祉推進のために日頃から尽力いただき、ありがたい。今後も藤沢に活気をもたらしてもらえれば」と感謝の言葉を送った。

 招待券は藤沢の他、茅ヶ崎や寒川など6市1町に贈られるという。

記者会見をする塩田さん(右)と湘南ベルマーレの大多和亮介社長

ライザップ ベルマーレから撤退 フジタなどに全株式譲渡

 RIZAPスポーツパートナーズは20日、保有するJ2湘南ベルマーレの全株式(50・002%)を譲渡すると発表した。2018年から経営参画し、責任企業としてクラブを支えてきたが、運営から撤退することになった。

 譲渡先はかつてのベルマーレの親会社であるフジタを代表とする地元企業を中心とした共同出資者で、アマダ、産業能率大学、日本端子、マッケンジーハウス、Authense Holdingsの6社に分配される。ベルマーレは、特定の親会社を持たない「独立した市民クラブ」としての再出発を目指す。

 当日会見したRIZAPグループの塩田徹専務取締役は「当社グループが主導し続けることへの難しさを感じていた。クラブの理念を深く理解するフジタさまの支えが再生への最短距離であると判断した」と撤退の理由を説明。一方、フジタは「ベルマーレとの関係をより強固な形で発展させるべく株式を取得した。再びJ1の景色を取り戻すために、ともに戦う」とコメント。3月の臨時株主総会を経て、正式に新体制へと移行する。

 湘南ベルマーレ・スポーツ評議会の評議員で平塚商工会議所会頭の常盤卓嗣氏は「たくさんの企業の支えは市民球団としてのベルマーレのイメージに近いのでは」と話した。

長年慣れ親しんだ音響室で笑顔を見せる天野さん

わたしと市民会館 舞台裏から57年、共に引退 音響と管理支えた天野さん

 1968年の開館以来、半世紀以上にわたって藤沢市の文化拠点の役割を担ってきた藤沢市民会館が、建替えに向けた再整備のため今年3月末で休館に入る。開館当初から舞台音響や施設管理に携わってきた電気技術職の天野勇さん(81歳/藤沢市民会館サービス・センター(株))は、通算57年間におよぶ勤務を終えようとしている。「お客さんに喜ばれるのが一番」。そう語る天野さんの歩みは、同館が刻んできた市民交流の歴史そのものだ。

 横浜市出身の天野さんは、21歳で神奈川県職員として採用され、県立音楽堂へ配属となった。その後、藤沢市民会館の開館と同時に、縁あって同社に転職。当時は最新鋭の音響設備が導入されており、音響として数々のコンサートや演劇、市民オペラを陰で支えた。

 思い出深いのは、舞台裏で目にした一流アーティストたちの姿だ。美空ひばりさんや北島三郎さん、ダークダックスといった昭和を代表するスターたちが来館した際、プロとしての峻烈なこだわりを間近で見てきた。「舞台基礎の位置で変わる反響を気にして、ピアノの位置を細かく調整するピアニストもいた。プロの凄さには圧倒された」と振り返る。一方で、アニメ映画の上映中にフィルムの巻順を間違えるなど、裏方ならではの肝を冷やす失敗談も今では懐かしい記憶だ。

 長年家族と共に高倉に暮らしていた天野さん。仕事柄、土日は休めず子どもの運動会に参加することはできなかったという。それでも発表会などでは、音響室からそっと子どもたちに声援を送ったとか。定年後は音響担当は引退し、第3種電気主任技術者の資格を活かして施設管理に従事。5年前からは千葉県から片道約3時間をかけ、月に6日ほど出勤している。

 休館が間近に迫り、「寂しさはあるが、新しいホールも市民が使いやすく、多ジャンルの文化が生まれる場所になってほしい」と、次世代への期待を寄せる。長年裏方として舞台を支え続けてきた技術者は、感謝の思いと共に、その職務を全うしようとしている。

講演に耳を傾ける参加者たち

地域社会にインパクトを 市民活動団体が集結

 市市民活動推進センターと市市民活動プラザむつあいは18日、市民会館の長期休館に伴い「藤沢の市民活動大交流会〜市民会館に感謝を!〜」と題したイベントを実施した。同館の集会ホールに市内で活動する市民団体関係者などおよそ100人が集まり、市民会館との別れを惜しんだ。

 参加者は軽食を囲み、市内で活動する他団体の関係者らと交流を楽しんだ他、各団体のPRタイムではそれぞれの団体の活動紹介や課題の説明が行われた。また、NPO論などを専門にしている武蔵大学社会学部長の粉川一郎さんによる講演も行われた。粉川さんは壇上で国内のボランティアなどの活動の実態や高齢化による人材不足といった課題について解説。そうした状況の打開策として「積極的な人を巻き込む術」を紹介した他、「集合して地域にインパクトを作り出す」といった方法を挙げた。「厳しい社会環境だからこそ協働・共創も現代に合った形で進めるべき」と話し、参加者たちは真剣に聞き入っていた。

 参加者からは「休館前の会館で楽しく学びのある時間を過ごせた。多世代の交流ができた」といった感想が聞かれた。

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あいさつする三浦会長

ふじさわ湘南RC25周年 歴史振り返る式典

 ふじさわ湘南ロータリークラブ(RC/三浦悠介会長)が創立25周年を迎え、藤沢市民会館で20日に記念・祝賀会が開催された。

 ふじさわ湘南RCは2000年に創立された。これまで青少年のスポーツ振興を目的とした「新倉杯争奪小学生サッカー大会」の毎年開催や、「ふじさわ国際交流フェスティバル」の主催、乳児院支援事業を行ってきた。また、神奈川県内67のロータリーの舵取り役となる国際ロータリー第2780地区ガバナーを2人輩出した。

 式典では新会員バッジ授与や愛の輪福祉基金、ロータリー米山記念奨学会への寄付金贈呈が行われた。三浦会長は、地区大会での利用を通じた同RCと建て替えのために一度取り壊される予定の市民会館との関係に触れ、「皆様の思い出とともに、我々の25周年を迎えられれば」と話した。

陸橋から見た市民会館

市民会館の思い出募集 特別号に掲載、3月6日締切

 老朽化に伴う建て替えのため、藤沢市民会館が3月末に閉館します。これまでの感謝を形にしようと、本紙では3月20日(金)(予定)、「ありがとう市民会館」と銘打った特別号を発行する運びとなりました。それにあたり、読者の皆さんから市民会館にまつわる大切な思い出を広く募集します。

 形式は問いません。200〜400文字のエピソードと、もし手元に当時の様子が分かる写真などがあれば、併せてお寄せください。

 応募はタウンニュースのホームページ内にある問い合わせフォーム、メール(fujisawa@townnews.co.jp)、【FAX】0466・55・4888、はがき(〒251―0021 藤沢市鵠沼神明5の13の19 第3森谷ビル2F ありがとう市民会館係)、【電話】0466・55・4777のいずれかで受け付けます。締め切りは3月6日(金)。お寄せいただいた思い出の中から編集室での選考を経て、藤沢版の紙面とWeb版で紹介します。

 皆さまからの温かいお便りを、記者一同、心よりお待ちしています。お気軽にご応募ください。

郷土愛を轟かせる 28日 藤沢太鼓まつり

 和太鼓の魅力を発信する「藤沢太鼓まつり」が28日(土)、辻堂市民センターのサンキホームホールで開催される=写真。入場無料。午後3時から5時まで。

 藤沢を拠点とする「湘南太鼓研究会えの」、「相州 神童太鼓」、「藤嶺学園藤沢和太鼓同好会」、「太鼓集団ふじ」の4団体が出演。市内最大級の直径4尺(約120cm)の大太鼓も使用される。

 また先着30人限定で、和太鼓の無料体験会を実施。ホールで実際に太鼓を叩き、その響きを学べる。午後1時に受付開始。

 主催者は「一打に込めた郷土愛や太鼓の温かな音色を通じ、穏やかで楽しい時間を届けたい」と話す。

 問い合わせは主催の湘南太鼓研究会えの事務局鈴木さん【携帯電話】090・1208・6050へ。

ゴールを狙う石井選手=21日撮影

湘南UBC 強豪・新潟に1勝1敗 今季終了まであと6戦

 バスケットボールB3の「湘南ユナイテッドBC」は20と21の両日、茅ヶ崎市総合体育館でホーム戦を行った。現在リーグ15チーム中5位に位置する強豪「新潟アルビレックスBB」を相手に、結果は1勝1敗。湘南は11位となった。

 初戦は第2クオーター(Q)で新潟に逆転される場面もあったが、石井智大選手、アーネスト・ロス選手がそれぞれ19得点を挙げる活躍で80―68で制した。2戦目は逆に第3Qまで4点リードしていていたが、最終Qで新潟の3Pで逆転され、勢いは取り戻せず75―82で負けを喫した。

 湘南は8位以内のプレーオフに進出しなければ優勝を逃す。またBリーグは来シーズンから構造を刷新。チームが目指す「B.LEAGUE ONE」参入にはホーム戦入場者数年間4万人が必須条件となり、残り6試合で1試合平均1147人の集客が必要だ。

 次のホーム戦は2月27日(金)と28日(土)、シンコースポーツ寒川アリーナで「徳島ガンバロウズ」と激突する。

SFC生と児童で完成させた作品の一部

自然の豊かさ アートに SFC生と小学生がコラボ

 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で20日、同大の国際学生寮イータヴィレッジの寮生と滝の沢小学校6年生の児童約110人が、つなげると全長約10mになる4枚のアートを制作した。

 寮生らが昨年12月から、「総合的な学習の時間」で児童に学習支援を行っていることがきっかけ。これまで学んだ「生物多様性」や「地産地消」について補完や体験するということを目的に、1組は樹木や生命を、2組は虫や昆虫が棲む地中を、3組は収穫される野菜を、4組は大きな食卓をテーマに、それぞれ葉っぱや木の枝、松ぼっくりなどの自然素材や絵の具で表現した。

 参加児童の一人は「自然を大切にする気持ちを伝えようと作った」と制作時に込めた思いを語った。今回のワークショップを企画した同大学の飯尾美咲さん(21)は「子どもたちの自由な発想が出ていく様子を間近で見ることができた。私たちにとっても貴重な経験になった」と話した。

 作品はきょう27日(金)に同小学校で開かれるマルシェで展示される。

誓いの言葉を述べる川崎さん

湘南ナース25人が誕生 「身の引き締まる思い」

 藤沢・茅ヶ崎・寒川の2市1町で能力を磨いた看護師に与えられる「湘南ナース」の称号授与式が21日、藤沢市医師会館で行われ、新たに25人がメンバーに加わった。

 地域の養成プログラム参加医療機関に属す看護師が「感染看護」「フィジカルアセスメント」などの研修を3年間受講した上で、一定水準以上の能力を認められた場合に与えられる。「湘南ナース総合支援センター」が企画・運営をしており、2013年の創設以来300人以上の湘南ナースを輩出している。

 授与者代表として壇上に立った川崎咲人さん(藤沢御所見病院)は「身の引き締まる思い。授与を励みとし、日々の看護に向き合う」と誓いの言葉を述べた。武内鉄夫センター長は「湘南ナースとして地域の健康のため、ますますの研鑽に励んでください」とエールを送った。

プレゼンする参加者

にぎわいの種、何気ない道に 市民ら描くまちの未来

 健歩・まちあるきワークショップ「てくてくてっく」が21日、村岡東の湘南アイパークとその周辺であった。横浜国立大学の主催。

 今年度最後のテーマは「私たちごととしてのみち・まち点検」。3班に分かれてまちに繰り出し、わくわくするスポットを選んで写真撮影。同大に戻ってくると、その地に思わず行ってみたくなる「活動」を付せんに書き込み、大判の紙に貼り、それぞれ発表した。

 同パーク内にある鳥居に目を付けた班は、みこし渡御や屋台出店といった活動を紹介した。また「アイパーク音頭」「アイパーク神社ちゃん」などを近隣の子どもと作り、まちのにぎわい創出に寄与することを熱弁。会場は笑いに包まれた。

 同大の担当者は「何気ない道でも皆と歩けば発見があり、会話から元気をもらえる。健康は個人の努力だけでなく、地域で励まし合い、楽しみながら作るものだと確信。この輪が広がるよう、今後も活動を続けていきたい」とあいさつした。

次々と収穫する児童

滝の沢小6年 ニンジン収穫「でかっ」 給食食材知る援農 27日に販売も

 獺郷で小学校給食の食材として使用されるニンジンなどを育てる大平成晴さんの農場で20日、滝の沢小学校の児童が収穫を行った。ニンジンは給食の他、2月27日(金)に同小で開催される「地域のめぐみ 地産地消マルシェ」で児童によって加工・販売される。

 畑には約3千本のニンジンが埋まっている。今回収穫を行った児童数は約110人。大きく生ったニンジンに「でかっ」と驚きを口にしながらも次々と地面から抜いていき、作業は15分ほどで終了した。

 この取り組みは、大平さんが今年度から始めた援農事業を、藤沢市農業水産課が同小に紹介し実現した。小学生自らが給食食材を収穫することで農業や食への関心を高め、また大平さんは「自分一人だと時間がかかる」と農家の作業負担軽減にもつながることも紹介。「ぜひ今日あったことを家にいる大人に伝え、自分だけでなく周囲の学びにつなげてほしい」と呼び掛けた。

 参加した女子児童は「今まで果物の収穫しかしたことがなく楽しかった。今後は意識して給食を食べたい」と感想を述べた。

湘南六味を構成する多彩な素材

ハマボウフウ用いた香辛料 学生ら開発 「湘南六味」がお披露目 「旧東海道藤沢宿まつり」でモツ煮とともに

 亀井野の日本大学生物資源科学部の学生らが藤沢市や横浜市の企業・団体と展開する「湘南ハマボウフウプロジェクト」がこのほど、海浜植物のハマボウフウと地元の5つの食材を配合した香辛料「湘南六味」を開発した。緑色の粉末で、刺激と奥深い自然の風味、種の食感とともに楽しめる。3月1日(日)に開催される「第14回 旧東海道藤沢宿まつり」で試食可能だ。

 湘南の砂浜などに自生するセリ科の多年草がハマボウフウ。葉や種は野性味あふれる中に、ほのかな酸味を感じさせる香りを持つ。飛砂や津波の被害を軽減させる他、藤澤宿で大名に振る舞われた「砂糖漬」という菓子にも用いられた。

 学生たちはその魅力を食で感じてもらう研究の中で、昨夏には葉の粉末でジェラートを開発し、販売すると好評を得た。モニターアンケートでは「肉料理に合いそう」という声が多く寄せられ、セリ科特有のスパイシーな香りを活用した香辛料の開発を始めた。

 「六」は、藤澤宿が東海道6番目の宿場町であること、同大キャンパスが六会地区にあることをかけたという。素材にはハマボウフウの他、市内製造の黄金唐辛子、地元企業が扱うしらす、金沢八景の昆布、小田原産で藤沢製の柑皮、藤沢で取り扱う菊芋を使用。試行錯誤の末、関係者による試食会を実施し、最終配合が決定した。

 湘南六味は藤沢宿まつり当日、旧東海道藤沢宿エリアの古民家カフェ「八一」の提供するモツ煮込みに振りかけられる予定だ。同プロジェクトは「ハマボウフウを通じてまちをPRしたい」と意気込みを語り、「今後もイベントへの参加を通じて保全活動を行っていく」と話した。

職人の指導を受け畳を持ち上げる生徒

鵠沼中生が職人技に挑戦 藤技連の体験授業

 藤沢市技能職連絡協議会(藤技連・青木敦会長)は19日、鵠沼中学校で職業体験の授業を実施した。同校の2学年の生徒約280人はそれぞれ事前に希望した授業に分かれ、職人の技術を目の前で体感した。

 講師を務めたのは、同団体に所属する左官、菓子、建設、電気、畳の5業種の職人。生徒は職人指導の下、珪藻土コースターづくりや練り切り、木組み体験などに取り組み、皆、真剣な表情で話に耳を傾けていた。

 左官職人の授業では、生徒が珪藻土を使ってオリジナルのコースター作りに挑戦した。体験した生徒の一人は「左官を知らなかったけれど楽しい」と笑顔を見せた。

 畳組合湘南による授業では、職人が畳の持ち上げ方を伝授し、力自慢の生徒たちが畳の持ち上げを実践する場面もあった。「畳は祖父母の家でしか見たことがなかった」という生徒は実際に畳を持ち上げると「思ったよりも大分重かった」と驚いた様子で話した。

 今回の事業を取り仕切り、左官業として授業を行った同協議会副会長の柴田勝義さんは「やったことがないことだから、集中して取り組んでくれた」と語った。

 2学年担当の金子美咲教諭は「生徒たちは日頃職人の技に触れる機会が少ない。貴重な経験になったのでは。将来の選択肢の一つになれば」と授業の意義を話した。

生まれたばかりのリトルベビー(NPO法人pena提供)

小さく生まれた赤ちゃん写真展 フィルできょうから

 「小さく生まれた赤ちゃんの写真展」が2月27日(金)午後1時から、辻堂新町の湘南モールフィル1階で開かれる。

 県内でリトルベビーとその家族への支援活動を行うNPO法人penaの主催。「リトルベビー」と呼ばれる体重2500g未満で生まれた赤ちゃんの写真展だ。

 「10人に1人生まれてくる小さな赤ちゃん。身近な存在として多くの人に知ってもらうことや、当事者同士でもつながるきっかけになれば」と同法人は来場を呼びかけている。

 会期は3月15日(日)午後9時まで。入場無料。

 問い合わせは同法人のメール(contact@pena.kanagawa.jp)。

展示されるAI囲碁ロボット

最新ロボで生活豊かに 3月 大人のロボテラス

 大人世代が最新ロボットを体験できるイベントが3月18日(水)から20日(金)まで、ロボテラス(辻堂神台)で開催される。入場無料。

 「大人のロボテラス くらしを支えるロボット体験」と題し、電動車椅子の乗り比べや食事介助ロボットの体験、AI囲碁ロボットとの対局などを楽しめる。

 日替わり企画では、18日にスマホの基本操作相談会、19日に51歳以上を対象としたフレイル予防測定会を実施する。20日は、藤沢にゆかりのあるお笑いコンビ「かつおぶし」によるロボットネタや、ロボットとの掛け合いが披露される。

 開館時間は午前10時から午後5時(19日の一般入館は午後2時から)。日替わり企画の申し込み方法や詳細は同施設のホームページで確認を。

 問い合わせは同施設【電話】0466・52・5622へ。

多彩なスポーツを体験 3月7・8日 サンパール広場で

 さまざまなスポーツを楽しめるイベント「FUJISAWA SPORTS PARK」が3月7日(土)と8日(日)、藤沢駅北口のサンパール広場で開催される。参加無料。

 今回は「ソーシャルスポーツ編」と題し、スポーツ活動の充実をテーマに掲げる。

 7日は地元球団によるストラックアウトやサッカー、パルクールやモルック、8日はラグビーチームによるタグ鬼ごっこなどを体験できる。また両日ともトランポリンやピックルボールも楽しめる。

 豪華ゲストも登場。7日はふじさわ観光親善大使のつるの剛士さんが来場する。8日は人気You Tuberのおかずもちさんによる筋トレレクチャーやベンチプレス、筋肉自慢大会も行われ、会場を盛り上げる。

 時間は7日が午前10時から午後5時、8日が午後3時まで。雨天時は地下広場で縮小開催する。

 問い合わせは同実行委員会事務局【電話】0466・23・1680へ。

ケアラー支援へシンポ 3月14日 市本庁舎

 ケアを担う家族らを社会全体で支えることを目指し「ケアラー支援推進シンポジウム」が3月14日(土)、市役所本庁舎で開かれる。時間は午前10時から午後12時30分。主催は地域福祉推進課。

 当日は、市が進める「藤沢市ケアラー支援推進計画」の概要説明の他、関東学院大学看護学部の青木由美恵教授による講演、元ビジネスケアラー当事者などによるパネルディスカッションが行われる。

 定員は先着順で会場が60人、オンライン参加200人。申込期間は3月10日(火)まで 。希望者はe⁻kanagawa電子申請、または市地域福祉推進課へ電話や来課を。(問)0466・50・3544。

ビールの歴史と科学学ぶ 3月15日 善行雑学大学

 身近な学問を通じて交流を深める「善行雑学大学」の第322回講座「ビール古今東西よもやま話」が3月15日(日)、善行市民センターで開かれる。講師は東京バイオテクノロジー専門学校非常勤講師(農学博士)の藤野舜一さん。

 世界のアルコール飲料の中で最も飲まれているビール。講座では、紀元前6千年頃のメソポタミアでの誕生から、古代エジプト王の墳墓に描かれた壁画、欧州での技術発展まで壮大な歴史を解説する。また、クラフトビールの製造工程や発泡酒・リキュールとの違い、健康的に飲むための品質やアルコール代謝能力の個人差にも言及する。

 時間は午後2時から4時。定員100人で一般参加費500円(会員無料)。希望者は、専用サイトか電子メール(kataoka9@gmail.com)で事前に申し込む。

 問い合わせは片岡さん【携帯電話】090・7251・3232へ。

科学の楽しさ伝えよう NPOがスタッフ募集

 子どもに科学の不思議や手作りの喜びを伝えるボランティア団体「NPO法人おもしろ科学たんけん工房」が、藤沢地区で活動する新たな運営スタッフを募集中だ。これに伴い、活動内容を詳しく紹介する事前説明会を4月5日(日)午後1時30分から、藤沢市市民活動推進センター(藤沢1031)で開催する。

 スタッフ養成講座では、4月19日(日)・5月24日(日)の集合講座2日間に加え、実際の会場でのアシスタント実習を通じ、工具の扱いや安全管理、子どもへの接し方を基礎から学ぶ。参加費は3千円。説明会を聞いた上で受講の有無を判断可。

 同団体は2002年に発足。小学4年生から中学2年生を対象に「おもしろ科学体験塾」を鵠沼中学校、湘南工科大学、湘南台高校で毎月行っている。担当者は「子どもや科学が好きな人、定年後の社会貢献に取り組みたい人などが広く活動できる場」と参加を呼びかけている。

 説明会の参加申し込みは同団体ホームページから。3月27日(金)締め切り。問い合わせは鹿島さん【電話】0466・34・5529。