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藤沢 社会

公開日:2026.02.27

「旧東海道藤沢宿まつり」でモツ煮とともに ハマボウフウ用いた香辛料 学生ら開発
「湘南六味」がお披露目

  • 湘南六味を構成する多彩な素材

    湘南六味を構成する多彩な素材

  • 緑色の粉末が入ったパッケージ

    緑色の粉末が入ったパッケージ

 亀井野の日本大学生物資源科学部の学生らが藤沢市や横浜市の企業・団体と展開する「湘南ハマボウフウプロジェクト」がこのほど、海浜植物のハマボウフウと地元の5つの食材を配合した香辛料「湘南六味」を開発した。緑色の粉末で、刺激と奥深い自然の風味、種の食感とともに楽しめる。3月1日(日)に開催される「第14回 旧東海道藤沢宿まつり」で試食可能だ。

 湘南の砂浜などに自生するセリ科の多年草がハマボウフウ。葉や種は野性味あふれる中に、ほのかな酸味を感じさせる香りを持つ。飛砂や津波の被害を軽減させる他、藤澤宿で大名に振る舞われた「砂糖漬」という菓子にも用いられた。

 学生たちはその魅力を食で感じてもらう研究の中で、昨夏には葉の粉末でジェラートを開発し、販売すると好評を得た。モニターアンケートでは「肉料理に合いそう」という声が多く寄せられ、セリ科特有のスパイシーな香りを活用した香辛料の開発を始めた。

 「六」は、藤澤宿が東海道6番目の宿場町であること、同大キャンパスが六会地区にあることをかけたという。素材にはハマボウフウの他、市内製造の黄金唐辛子、地元企業が扱うしらす、金沢八景の昆布、小田原産で藤沢製の柑皮、藤沢で取り扱う菊芋を使用。試行錯誤の末、関係者による試食会を実施し、最終配合が決定した。

 湘南六味は藤沢宿まつり当日、旧東海道藤沢宿エリアの古民家カフェ「八一」の提供するモツ煮込みに振りかけられる予定だ。同プロジェクトは「ハマボウフウを通じてまちをPRしたい」と意気込みを語り、「今後もイベントへの参加を通じて保全活動を行っていく」と話した。

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