高校生や大学生を中心とした若者が集まり、若者目線で栄区の魅力を発掘・発信していくボランティアチーム「さかえWalker」の活動が始まっている。8月2日にはキックオフイベントが実施され、さっそく栄区の魅力などについて話し合った。
高齢化や人口減少が進む栄区。区役所は区民の意見を広く聞こうとアンケートなどを行っているが、なかなか若い世代の意見を聞けずにいるのが現状だ。この状況を踏まえ、若者の意見を取り入れようと栄区役所とNPO法人アクションポート横浜が「さかえWalker」を主催した。区役所が若者を中心として意見を取り入れようとするのは初めての試み。
今年度は話し合いやイベントへ参加をして区民から魅力を収集するほか、2回の街歩きイベントを実施予定。若者から見た栄区の魅力を集めて、WEB上に栄区の魅力を記した地図を作成して発信する。
初回となる2日にはキックオフイベントが行われ、区内在住・在学に限らず近隣の大学生や高校生、社会人など約20人の若者が参加。自己紹介などをした後、4つのグループに分かれてさっそく「栄区の魅力」や「若者ができること、やりたいこと」について話し合い、その後発表して意見を共有した。
「栄区の魅力」では場所やイベント、思い出などの視点から自然や公園、店舗、企業など多くの魅力を発掘。「できること」はパンフレット作りや農業体験などの意見が上がった。
区内在住の小林祥子さん(22)は「(区内に住んでいても)住んでいる所以外はあまり知らないこともあり、知らない栄区を知った」と話し、明治学院大学2年の高須賀桃子さん(19)は「区がこういう取り組みをやっていて面白い。(本郷台)駅前広場で何かイベントができれば」と話した。
今後は今回のイベントで出た意見をもとに、魅力作りや街歩きに向けてさらなる企画会議を行い、9月中には1回目の街歩きを実施する予定だ。
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