栄区 トップニュース社会
公開日:2015.10.15
南小菅ケ谷住宅
40年の歴史に幕
跡地に商業施設を期待する声も
本郷台駅前の南小菅ケ谷住宅(国家公務員住宅)の退去がこのほど、終わった。1975年(昭和50年)6月の完成から全6棟、378戸、敷地面積2万2076・21平方メートルの住宅は40年の歴史に幕を下ろすことになった。
南小菅ケ谷住宅は、国家公務員住宅として73年(昭和48年)10月から建設が始まり、75年(同50年)6月に完成した。
同住宅の廃止が決定してから2013年以降順次退去し、15年9月末日までに全員が退去したという。
同住宅は売却の方向で進められており、今年5月22日に策定された「本郷台駅周辺地区まちづくり構想」とも相まって、本郷台駅周辺の商店街や道路整備にともなうバス路線の拡充など、まちづくりが一体となって推進されるものとみられる。
同住宅近くの美容室のオーナーは「大型商業施設が来るといいですね。まちも変わると思います」と話している。
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