第96回全国高等学校野球選手権神奈川大会が7月12日(土)に開幕する。栄区内からは4校が出場(=中面特集)。私立山手学院高校(新貝努監督)は初めてシード校として参戦し、16日(水)に初戦を迎える。
同校は4月から5月にかけて行われた春季神奈川県大会で、生田東、関東学院、横浜桜陽に勝利してベスト16に進出した。4回戦では横浜創学館と対戦。初回で4失点してそのまま追いつけず2対4で敗れたが、夏の大会でのシード権を初めて獲得した。
春季大会について新貝監督は「初回でミスなどが重なったが、完全な力負けではなかった」と手応えを感じる一方で、「攻撃はあと1本の所までいけたが、あと1本が出なかった」と課題も口にした。この結果をもとに、試合の立ち上がりでの守備の徹底や、打撃面ではプレッシャーがある中でもあと1本が打てるように意識して練習に取り組んできたという。
同校にとって初めてシード校として迎える夏になるが、細川恒太主将は「嬉しいけど、勝たないと意味がない。優勝を目指してやっていく」と油断がない。投手の利光康介選手も「相手がどこだろうと自分たちの野球をするだけ。シードを取った勢いで優勝へ」と意気込んでいる。
一昨年、昨年は初戦で敗退している同校。細川主将は「まずは1勝。その結果優勝につながれば」と話し、まずは初戦突破を目指す。そして、全員がきっちりとつなぐ打線とエースの利光選手を中心とした守りきる守備で上位進出を狙う。
同校の初戦は16日(水)午前11時から開始。藤沢八部球場で、金沢と橋本の勝者と対戦する。
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