栄区 トップニュース社会
公開日:2015.07.16
ダンボールコンポスト
基材等の購入費を補助
市内初 生ごみ減量へ
栄区では7月から区民を対象に、生ごみを堆肥化する「ダンボールコンポスト」の購入にかかる費用の補助を始めている。横浜市内では初めての試みで、多くの区民に活用してもらうことでごみの減量化を目指す。
「ダンボールコンポスト」とは、段ボール箱に土壌改良材などの基材を入れて作る生ごみ処理容器。微生物の力を用いて生ごみを分解し、堆肥化するもので、家庭のベランダなどでも手軽に取り組むことができる。
現在実施している補助制度では区内在住の人を対象に、コンポスト一式あるいは、基材(ピートモス、もみ殻くん炭、米ぬかなど)の購入にかかった費用の一部を補助する。補助金額は購入金額の3分の2で、3000円が上限(100円未満切り捨て)。7月1日以降の購入分からが対象となる。
希望者は基材などを購入してから1カ月以内に、申請書に購入時の領収書を添付して申請する必要がある。申請書は区のHP(【URL】http://www.city.yokohama.lg.jp/sakae/guide/gomizero/)からダウンロードが可能。このほかにも区役所本館4階の地域振興課窓口や、郵送でも対応している。
燃やさず堆肥に
区によると、市内で出る燃やすごみの約4割近くを生ごみが占めるといわれている。区ではごみの減量化に向けて、生ごみを燃やすことなく減らすことができ、堆肥としても活用できることからコンポストの活用を推進してきた。昨年までの3年間ではモニターを募集して、約1000人が参加。利用者にはアンケートを行って意見を集めた。
利用者からは「簡単にできて良い」「継続したい」といった声が多かったという。このような意見を踏まえ、区では今年度から補助制度としてコンポストの活用を推進していくことを決定。すでに数件の申し込みが来ており、今後より多くの区民による利用を呼びかけている。
同課資源化推進担当の担当者は「誰でも気軽に、身近な素材を使って安価にできる取り組みです。楽しみながらやってみてください」と話している。
申し込みなどに関する問い合わせは地域振興課資源化推進担当【電話】045・894・8576。
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