昨年から横浜市が進めている「よこはまウォーキングポイント」事業。開始から1年が経ち、参加者数は15万3000人(12月4日現在)を超えた。栄区の参加割合(40歳以上人口に占める割合)は8・78%(9月30日現在)で、市内第1位となっている。
よこはまウォーキングポイントは健康づくりの取組みの一つとして、高齢化が進む中、歩数計を活用して楽しみながら健康づくりをしてもらおうと市が昨年11月から始めたもの。対象は40歳以上の市民で、無償(送料は負担)で提供する専用の歩数計を、施設などに設置されたリーダーにかざすと歩数がポイント化。そのポイントに応じて抽選で景品が当たる企画もあり、参加者数を増やしてきた。
栄区では9月30日現在、同事業に6656人が参加。6月の5955人から701人増加、参加割合も7・86%から8・78%に伸びており、市内18区の中で最も高い参加割合を保っている。
区としては今年をウオーキングイヤーと題し、11月はウオーキング推進月間とするなど独自にウォーキングに力を入れてきた。現在、歩数計をかざすリーダーは各商店街の店舗や事務所をはじめスーパーやコンビニエンスストア、地区センター、地域ケアプラザなど区内41カ所に設置。リーダーを今年3月から設置している野七里の老人福祉センター翠風荘の担当者によると、推進月間を境に新たに同所を訪れる人もおり、歩数計を持って訪れている人も多いという。
区福祉保健課の担当者は「今年はウオーキング推進月間などで力を入れてきた結果、輪が広がりウォーキングポイントにも良い影響が出ているのかもしれない。引き続き多くの方に楽しく取り組んで頂ければと思う」と話している。
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