4車線化の供用が開始された都市計画道路環状4号線・公田交差点から本郷小学校前交差点まで(約280m)の整備効果がこのほどまとまり、その概要が6月22日に市道路局建設課と栄区栄土木事務所から発表された。
環状4号線(公田桂町地区)の4車線化整備事業は公田町から中野町までの約1160mの区間で、平成6年度から工事に着手。昨年11月30日に公田交差点〜南河内交差点区間で供用が開始され、全線での整備が完了している。事業費は約78億円。
効果の調査は整備前が昨年7月14日、整備後は今年2月3日にそれぞれ実施。その結果、最大約300mだった本郷小学校前交差点の朝比奈IC方面からの渋滞が解消されたこと、中野バス停前交差点から公田交差点までの約0・9Kmの通過時間が平均約5分半から約2分半に短縮されたことなどが分かった。
また、中野バス停前交差点から公田交差点までのCO2排出量も年間約11%削減に。その削減量は森林換算で横浜スタジアム約9個分に相当するとのこと。
バス事業者や消防署からは「渋滞が緩和され、定時運行に効果をもたらした」「広い走路が確保され、救急救命の面でも助かっている」など、整備効果についての好意的な意見も聞かれたという。
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