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公開日:2016.08.04
西本郷小
壁塗りで60周年祝う
塗装ボランティアも協力
市立西本郷小学校(川上裕二校長、小菅ケ谷2の22の1)が今年で創立60周年を迎え、その記念事業の一環として7月30日・31日、塗装のボランティア団体の協力のもとで校舎内の壁などを塗り替えた。また、31日には創立50周年記念事業の一環として埋めたタイムカプセルを開封。参加した当時の在校生らは10年前の自分に思いを馳せていた。
同校は1956(昭和31)年4月に創立。今年6月6日現在、各学年2〜3クラスで、全校児童数は473人を数える。
同校PTAの山本明美会長によると、今回の試みは昨年度まで同校に着任していた高橋剛前校長の「保護者らと一緒に校舎の壁塗りなどを行って、周年を祝いたい」との意向を受けて準備スタート。予算が限られているうえ専門的な知識もなかったため、PTA役員らで協力先を探し求め、塗装のボランティア団体『塗魂(とうこん)ペインターズ』の存在にたどり着いたとのこと。
同団体は全国130社超の塗装店が加盟する同業種による任意団体。これまでに全国の学校や公共施設など約80カ所で、プロの技を駆使したボランティア活動を実施してきた。ベトナムやハワイなど、海外でも社会に貢献。今後はリトアニアへ赴く予定もあるという。
この両日には在校児童をはじめ保護者、教職員ら約70人が参加。昨年度に同校を巣立った卒業生も作業を手伝い、遠くは三重県や茨城県から駆け付けた『塗魂ペインターズ』のメンバーら約40人が現場で指導に当たった。
初日は同校体育館での参加者とボランティア団体メンバーらとの顔合わせに続き、3グループに分かれて「作業場」へと移動。普段から来客も多いA棟1階の職員用玄関と児童用昇降口の壁部分、B棟の児童用昇降口の天井部分、家庭科室前の鉄部分などをペンキで塗装していった。
使い慣れない工具で作業を行った児童たちからは、「楽しかった(2年生児童)」「壁の上の方まで手が届かず、難しい(6年生児童)」などの感想も。2日目の作業終了後に催された閉会式では、参加した児童から同団体メンバーに感謝状が贈呈された。
卒業生も周年祝う
31日に行われたタイムカプセルの開封式には平成18年度に同校を巣立った約150人の卒業生が集まり、10年前に封印した自分たちの作品などにも再会。レクリエーションでは当時の懐かしい映像が流されるなど、同窓会で楽しい時間を過ごしたようだ。
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