誕生から30年を迎えた栄区では現在、新たなシンボル「区の木」制定に向けた投票をチラシ兼投票はがきで行っている。受付は来年1月5日(木)まで。決定した木は豊かな自然、緑を守り育むためのシンボルとしていく。
市内では現在、栄・戸塚・中・南を除く各区で「区の木」が定められている。区制30周年と来年3月から市内で開催される「全国都市緑化よこはまフェア」を機に、栄区でも今年度に入ってから制定へ向けて検討が進められてきた。
候補となる樹木は栄土木事務所がピックアップし、30周年記念事業実行委員会の委員などからなる栄区「区の木」選定委員会が承認した4種類。区役所がある桂町にちなんだカツラ、本郷台駅前やいたち川沿いでも多く見ることができるサクラ、大誓寺(小菅ケ谷)にある市内最古で最大のサルスベリ、街路樹として区内に約430本あるユリノキの中から1つを選んで制定する。
発表は来年1月下旬を予定
区内在住・在勤・在学の人ならチラシ兼投票はがきで誰でも投票でき、今月3日に行われた記念式典や5日の区民まつりの会場でもすでに実施された。今後は12月8日(木)に開く公園愛護会のつどいや来年の新年祝賀会の会場でも行う予定。投票方法は区役所などに配架しているチラシ兼はがきに記入して投函するか、区役所区政推進課の窓口への持ち込み。投票すると抽選で記念品も贈られるという。
決定した木は1月下旬に発表され、その後は区内での植樹式なども検討中。また市環境創造局が年2回人生の節目を迎える市民に苗木を贈る「人生記念樹」としても配布する予定だ。同課の雨堤崇課長は「親しみを持って投票して区のシンボルを選んでもらえれば」と話している。
問い合わせは同課企画調整係【電話】045・894・8161。
栄区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|