さがみはら中央区版【9月18日(木)号】

田名中吹奏楽部 市内初 全日本の舞台へ 「笑顔でステージを降りる」

 市立田名中学校吹奏楽部=写真=が9月7日にカルッツかわさき(川崎市)で開催された第31回東関東吹奏楽コンクールに出場し、金賞を受賞した。市内の中学校として初めて、10月に開催される全日本吹奏楽コンクールへの出場権を手にした。

 同部は昨年も東関東コンで金賞を受賞したが全国出場は叶わず、悔し涙を流した。今年はその雪辱を果たすため、目標を「全国の金賞」と掲げて日々の練習に励んだ。部長の高澤真凛さんは今回の結果を受け「今でも信じられないくらいまさかの結果。うれしいよりも驚きが勝っている」と話す。

 東関東コンの舞台では課題曲「祝い唄と踊り唄による幻想曲」と自由曲「ダンテの神曲・I地獄篇」を演奏。課題曲について副部長の武末心暖さんは「リズムを取るのが難しく合わせるのに苦労した」と話す。顧問の榊原聖人教諭は「自由曲は今の3年生が1年生の時に先輩がコンクールで演奏していた憧れの曲。今のこの子たちならば完成させられる」と選曲に込めた思いを語る。

「先生を全国へ」

 コンクール前日、士気を高めるために円陣を組んだ際、部長の高澤さんが「先生を全国の舞台に連れていく」と宣言。「指導、指揮を振ってくれているのは先生だが演奏するのは自分たち。今年こそはという気持ちを込めた」と振り返る。

 迎えた本番。冒頭でミスが出てしまうもあきらめない気持ちを皆で共有して演奏を続けた。自由曲の中盤、副部長の平井陸さんのトランペットソロで大きく流れが変わったという。「当日に変更があったがうまくいってよかった」と平井さん。この演奏が後半の演奏の勢いとなり、金賞と全国出場を決めた。

 全日本吹奏楽コンクールは10月18日(土)、宇都宮市文化会館(栃木県)で行われる。目指すは目標に掲げる金賞。高澤さんは「集中力を切らさず全力で取り組んでいきたい」と意気込む。榊原教諭は「目標は金賞だが、演奏後に生徒が笑顔でステージを降りることができれば」と話した。

地域の支えが力に

 近年、教員の働き方改革を踏まえた部活動改革の影響で、部活動の時間が制限されている。同部の活動時間は基本的に平日放課後に1時間弱、土曜日は半日程度。「平日は個人やパートごとの練習。土曜日に全体で合わせている」と高澤さん。「時間の制限がある中で効率よくできるよう生徒主体で工夫している」と榊原教諭は話す。

 ただ、この時間内の練習のみでは全国出場を目指す演奏を完成させることは難しい。そこで、生徒の保護者が休日の部活外の自主練習の場所を確保、見守りを行った。公民館など地域の施設を利用することもあり、その際に地域の人から応援の言葉をかけてもらうこともあったという。榊原教諭は「ここまでの成果を出せたのは保護者や地域の人の支えのおかげ」と感謝の言葉を述べた。

チラシを手にする廣田さん(左)と広報担当理事の⼩野怜さん

9月28日相模大野 未来を創る「万博」開催 相模原JCが60周年

 今年創立60周年を迎えた青年経済団体・相模原青年会議所(JC/八木貴弘理事長)が9月28日(日)、市民参加型イベント「未来デザインさがみはら万博」を開催する。地域の魅力を実感できる飲食やステージ、体験ブースなどが「万博」のように相模大野中央公園(南区)に集結。相模原の未来を市民と共に考え創造する機会として、メンバーは来場を呼びかけている。

 相模原JCは1965年に発足。相模原をより良くするため、20歳から40歳までの青年経済人たちが市民や行政、諸団体などと連携して活動を続けている。74年にメンバーが中心となって立ち上げた「市民桜まつり」は、現在では相模原を代表する祭りの一つとして市民に親しまれている。

 創立60周年を迎えた今年は「夢を描く〜輝きのその先へ〜」をスローガンに掲げ、これまでの歴史と想いを未来へつなぎ、新たな可能性とつながりを地域に生み出すべくさまざまな事業を展開。「未来デザインさがみはら万博」は、60周年イヤーを彩る記念事業として盛大に催される。

「つながる」1日に

 当日は講演や体験ブース、飲食、ステージ企画など、相模原の魅力や可能性を感じられるプログラムが満載。入場無料。時間は午前10時から午後7時まで。

 テーマは「つながりがつくる、相模原の未来」。イベントの企画を主導した同JC副理事長兼60周年実行委員長の廣田静香さんは「人・団体・企業・行政との新たなつながりが、地域課題の解決や新たな価値を生み、相模原から周囲へと広げ、『選ばれるまち相模原』の実現へつなげたいという願いを込めた。未来の相模原への期待感を高め、現在から未来へとつながる魅力を感じてもらえたら」と話す。

 ステージイベント「DREAM FUTUREコンテスト」では、市内で活動する個人・団体などが音楽やダンスなどのパフォーマンスを披露。歌手/女優の南川あるさんが出演する地元コミュニティ放送局・FMHOT839(エフエムさがみ/83・9MHz)の番組「あるのあるがまま」の公開収録や、市民参加型クイズもある。さらに、男性デュオ「サスケ」や湘南乃風の若旦那(新羅慎二)さんもスペシャルゲストとして会場を盛り上げる。

 市内の飲食店約20店舗が出店する「さがみはらくいだおれストリート」では、全店が500円で食べられる「ワンコインメニュー」を用意。多様性を尊重し、共に生きる社会の実現を目指す「共生(トモイキ)ラボ」では、未来の移動や生活を支える最新テクノロジーやサービスを体験できる。デフサッカー女子日本代表の元監督、久住呂幸一さんによるフォーラムや、相模原の最先端技術やコンテンツを体験できる「未来創造ブース」もある。

相模原断酒新生会の会長を務める 齊藤 貞雄さん 大和市在住 71歳

「ふつうの幸せ」が希望

 ○…自助グループとして目指すのは、会員たちが「ここにいてもいいんだ」と思える居場所を作ること。アルコール依存症という同じ苦しみを味わった仲間と週一の例会を続ける。「言いっぱなし、聞きっぱなし」でこれまでの酒の経験談を共有。「お酒をやめ続けているということを心にとめている」。自身も依存症を経験したからこそ強く言い切れる。

 ○…茨城県の田舎の生まれで、家に人を招けば酒を振る舞うのが日常茶飯事。学生時代に上京してからも毎晩飲む生活が続き、気が付けば365日酒を飲む日々。「若いうちは体力もあったし何とかなっていた」。年を追うごとに震えや不安などの離脱症状に悩むも「それを酒で収める」悪循環。9年前、妻から救いの手が差し伸べられ2カ月の入院を経験。「これでやっと苦しいお酒から解放される」という思いとともに「妻への感謝があふれ出した」

 ○…退院後、断酒会に加入。「70歳以上の人の希望に満ちている姿」を目の当たりにして、第二の人生を歩み始めた。酒を飲まない人生で大切なことは「生きる目的を持つこと」。一杯が命取りになる状況を知っている。だからこそ「今日一日飲まないで頑張ろう」と前を向く。その先に見えてきたのは、家族との食事など「普通の生活のありがたみ」。今は2匹の愛猫の世話が活力になっている。

 ○…依存者のケアだけでなく、社会にはびこる偏見を取り除くことも会としての重要な活動。「アルコール依存症を知ってもらい、理解してもらうことで社会からの孤立を防ぐ」。ショッピングモールでのパッチテスト体験会や研修会などを継続的に実施。「一人の酒害者も残さず救う」と、経験者だからこその強い決心で活動する。

相模原市合唱連盟合唱祭出演時の様子

入場無料 相模原市の混声合唱団 コール・ユーテヌが公演 10月5日 南市民ホールで

 混声合唱団「コール・ユーテヌ」が10月5日(日)、相模原南市民ホール(南区相模大野)で「コール・ユーテヌ2025コンサート」を開催する。相模原市文化芸術発表・交流活動支援事業補助金交付事業で、(社)日本合唱指揮者協会、相模原市合唱連盟後援。

 「コール・ユーテヌ」は全国高等学校総合文化祭の合唱部門に派遣されていた「神奈川県合同合唱団」のOB・OG会を母体に2004年に結団し、相模原市合唱連盟に加盟している一般の合唱団。30代から70代までと幅広い年代の相模原市民を中心に合唱祭などへの参加やコンサート開催、施設訪問などを行っている。

 今回の公演では指揮を倉本潤季氏、ピアノを東夏子氏が務め、主な曲目に「風になりたい」、「Ubi Caritas」、「マツケンサンバII」などを予定。招待演奏として相模原中等教育学校コーラス部「コール・アンドゥミ」が出演し、一般参加者とのステージもある(受付終了)。代表の森下和彦さんは「多彩な楽曲が楽しめるのが本公演の魅力」と話す。

 会場の南市民ホールは森下さんらが所属していた旧県立相模大野高校のコーラス部が定期演奏会を行った思い出深いホール。老朽化に伴い来年3月末で閉館する同ホールで「感謝の気持ちを込めて歌いたい」と語った。

 入場無料。開場午後1時30分、開演2時。詳しくは同団HP(下記にリンクあり)を参照。

ボリューム満点の「からあげランチ」

ウェルネスさがみはら 地元食材で就労支援 ごはんcafeさくら

 相模原市総合保健医療センター(ウェルネスさがみはら)A館2階にある「ごはんcafeさくら」。6月のオープンから数カ月、運営する(有)ハヤシ美掃(南区)の林大介代表取締役は「徐々に地域に浸透してきた」と話す。

 センター開設時から営業していた他事業所の食堂が3月に閉所。同社が運営する就労継続支援B型事業所「ふろれすた」が事業を引き継いだ。一部の従業員は「ふろれすた」の利用者。障害の有無に関係なく働けるよう、調理工程を細分化しているという。

 市の名産「昔の味たまご」をはじめ、地元野菜の不揃い・切れ端部分など、地域の食材にこだわった料理を提供する。種類も豊富で、日替わりや限定の献立も。ランチは飲み物と小鉢が付く。

 林代表取締役は「あらゆる人が楽しく働ける場所にしたい」と展望を語る。

相模福祉村 河川敷をきれいに

 社会福祉法人相模福祉村(中央区田名/赤間源太郎理事長)は9月7日、相模川の河川敷で清掃活動をした。

 高田橋付近の同所は前日夜に花火大会が行われた。同法人では地域貢献活動の一環として昨年から同様の取り組みをしており、今回は42人のスタッフらが参加し、ゴミを集めた。

 同法人は「地元で一番愛される法人を目指す」とし、児童の通学を支援する「地域見守り活動」などにも力を入れている。

人材不足時代 ICTは解決策か 建設業・相模エンジに聞く

 さまざまな業界で人材不足が深刻化する中、建設業界では情報通信技術を活用した「ICT施工」が解決策の一つとして進められている。

 相模原市は昨年度、ICT施工を指定した工事を初めて発注した。工事を受注・施工し、今年度の「優良工事表彰」で最高得点だった株式会社相模エンジ(田名)にICT施工の可能性を聞いた。

3人の作業を1人で

 同社が施工した工事は道路舗装の修繕。3Dスキャンを活用し、通常2、3人で行う測量作業を1人で行った。路面の切削時には、これまで作業員の熟練の技術に頼っていた1ミリメートル単位の調整を機械で実施。この技術があれば、経験豊富な人材が不足する状況でも質の高い工事が可能になるという。

 同社の志賀純也代表取締役は「ICT施工は人の省略化や安全面で良い。本当に人材不足なので、機械に頼れるところは頼っていく」と話す。

 一方、機械に多額の費用がかかることや知識の習得などに課題があるという。知識面の課題に対して、同社では比較的若い職員が中心になって工事を進めた。「若い子が慣れているし、吸収しやすいから」と志賀代表取締役。ICTの活用は若い世代が建設業界で活躍する場を生み出しているようだ。

さがみ湖MORI MORI 竹ぱらとコラボ 10月11日はライブ

 「オモロカワイイで世界を染め尽くす」をコンセプトに活動する原宿クリエイターアイドル「竹下☆ぱらだいす(竹ぱら)」とアドベンチャーリゾートさがみ湖MORI MORI(緑区)のコラボイベントが10月28日(火)まで同所で開催されている=写真。

 今回のコラボイベントは「竹下☆ぱらだいすの MORI MORIぱらだいす‼ inさがみ湖MORI MORI」と題して開催。期間中は5階建ての巨大迷路「立体迷路カラクリ砦」とくるくる回る回転型アトラクション「ティーパーティー」が竹ぱらバージョンに。いつもとは違う雰囲気を楽しめる。

スペシャルライブ

 10月11日(土)には、園内でスペシャルライブを開催。ライブは【1】正午〜、【2】午後3時〜の2部制。チケットはフリーパスとライブ観覧入場券がセットになっており、料金は大人5200円、3歳〜小学生4200円。

 同施設では、「この秋は、竹下☆ぱらだいすの『オモロカワイイ』に染め尽くされた、さがみ湖 MORI MORIにご注目を」と来場を呼び掛ける。チケットのお求め、詳細は特設ウェブサイト(https://www.sagamiko-resort.jp/takepara/)から。

ポスター「核は平和を壊す」(上)と増田さん(下)

「18歳になったら」 平和ポスターで最優秀賞 増田貴臣さん

 世界各地で戦争が続き、核兵器使用の危機感も高まっている中、地域の中学生は何を考えているのか。相模原市が毎年実施している平和ポスターコンテストで、昨年度最優秀賞を受賞した増田貴臣さん(小山中3年生)に話を聞いた。

きっかけは映画

 ポスターを描く際、学校では「平和」の他にも「環境」や「絵言葉」のテーマが提示されていたが、増田さんは平和に関する作品を作ることを選んだ。小学生の頃に映画『永遠の0』を見たことがあり、その知識を生かせると思ったからだ。登場人物が特攻隊に志願するにいたる心情の変化が心に残り、何度も見返したという。「もしかしたら、最初は『飛行機が格好いい』として見ていたけど、母に特攻隊について教えてもらって見方が変わったかもしれない」

 ポスターには血を流す白いハトと核兵器を描いた。「見たときに心を掴むには悲しい思いをさせるのも大事」。なぜハトが死んでいるのかを見た人に考えさせる作品にした。

 学校で好きな授業は社会。ガザの惨状やウクライナ侵攻についてはニュースやユーチューブなどで情報を得ている。戦争が起こっている背景や関係国それぞれの主張などを多角的に調べているという。「平和は大切、戦争はダメだと思うのも大事だけど、その前に調べることが大切」

投票で伝える

 平和に向けて個人に何ができるのか。増田さんは「僕らは中学生なので国の大統領の会議には参加できないから、選挙。18歳になったときに、平和が実現できる人、少しでもいい方向に動かせる一歩になる人に入れられるように。何も考えずに投票することがないように」と話す。

MUSICDAYS 県相バンドが優秀賞 10月のファイナルへ

 高校軽音楽部とダンス部の大会「高校生ライブMUSIC DAYS 2025」の相模原・町田大会がこのほど、相模原市民会館で開催された。

 今年はバンド部門に16組、ダンス部門に14組がエントリー。それぞれが練習の成果をステージで披露した。

 バンドは最優秀賞にcomo℃(上鶴間)、優秀賞にNextarts(相模原)、Enchant(相模原城山)、ダンスは最優秀賞にgrave(橋本)、優秀賞に参七ノ舞隊(町田総合)だった。入賞した5組は10月に都内で開催されるFINALに進出する。

15園合同保育フェスタ 10月4日 あじさい会館

 区内15保育所による市民参加型イベント「さがみっこ保育フェスタ」=画像=が10月4日(土)、あじさい会館(富士見6の1の20)で開催される。午前10時から午後0時30分まで。参加無料、事前申し込み不要。会場は同館6階第1・2展示室。同実行委員会主催、相模原市後援。

 保育所の魅力を知ってもらおうと毎年実施されている催し。今年で8回目となる。会場には各園の特色などが聞けるブースが設置され、2026年度入所予定者に対する保育園利用申込説明会の形式で行われる。

 10時の開場後、10時10分から市保育課の職員による来年度の保育所入所申込説明が行われる。各園のブース説明会は【1】10時50分〜【2】11時15分〜【3】11時40分〜【4】午後0時5分〜の4回。

 会場で各園の説明会に参加した来場者は園の見学が済んだとみなされ、保育所などの利用申込が可能となる。参加者にはお菓子の詰め合わせやチャイルドBook絵本のプレゼントも。

 問い合わせはりとせ保育会【電話】042・707・8388へ。

<PR>
【LINE読者限定プレゼント】
【LINE読者限定プレゼント】
毎月15名様に抽選で『Amazonギフト券1,000円分』をプレゼント!ギフト券以外のプレゼントもあるかも!是非チェックしてみてください。 (続きを読む)
過去のイベントの様子(相模原市提供)

古民家園 歴史的建造物で和の調べ 9月28日 文化財ユニークべニュー

 神奈川県の重要文化財に指定されている相模原市古民家園(緑区大島3853の8)の旧青柳寺庫裡で9月28日(日)、さがみはら文化財ユニークベニュー「旧青柳寺庫裡×和の音色」が行われる。時間は午後1時から2時まで。相模原市教育委員会主催、相模原市邦楽連盟協力。

 多くの人たちに歴史ある文化財と親しんでもらうため、「特別な(ユニーク)会場(ベニュー)で、特別な体験を」をコンセプトに企画されたイベント。

 今回は、貴重な建物である旧青柳寺庫裡で『新秋の調べ』と題した演奏会を開催。江戸情緒あふれる園内で、琴や尺八など和楽器の音色が楽しめる。実際に和楽器に触れ、演奏を体験できるプログラムもあり。

 担当者は「秋を感じられるような演奏を予定しております。ぜひ、ご来場ください」と呼び掛けている。

 また、12月14日(日)には同会場で『新春万福を祝って』をテーマにした同様の演奏会を開催予定。午後1時30分から2時30分まで。

 参加無料(事前申込不要)、希望者は直接会場へ。(問)市文化財課【電話】042・769・8371(平日午前8時30分から午後5時まで)

相模原断酒新生会 お酒の悩み 今こそ 本人だけでなく家族も

 アルコールに関する悩みを抱える人が集まる自助グループ相模原断酒新生会(齊藤貞雄会長=人物風土記で紹介)は毎週火曜日にさがみはら市民活動サポートセンター(富士見6の6の23)で例会を開催している。午後6時から8時まで。

 例会では酒にまつわる体験談や断酒してからの日常の話などを参加者と共有する。齊藤会長は「意見交換ではないので気軽に参加してほしい。互いの話を聞いて一緒に断酒を続けているという支えになれば」と話す。例会の前には個別の酒害相談会の時間も設けられている。

 同会は1970年設立。アルコール依存症や酒を止めたい人、家族の酒害で悩む人が集まり、交流を通じて断酒の継続を目指している。「断酒新生会」という名称には「お酒を断って新たな人生を歩んでほしい」という思いが込められている。問い合わせは齊藤会長【携帯電話】090・6039・6757。

名画の上映会

 1951年に公開され、アカデミー賞などを受賞したミュージカル映画『巴里のアメリカ人』の上映会が9月21日(日)と23日(火・祝)に市立図書館で開催される。時間は両日午後2時〜4時。定員30人。入場無料。鑑賞の申し込みは同館窓口または視聴覚ライブラリー【電話】042・753・2401へ。

相模ダム(イベントホームページより)

相模湖で「ダム祭」 スタンプラリーも

 相模ダムや発電所および相模湖周辺で10月5日(日)「第28回相模湖ダム祭」が開催される。午前10時から午後4時まで(荒天によりイベント内容が中止または変更となる場合あり)。

 相模湖の自然やダムの役割について理解を深めてもらうのが目的。相模ダムのリニューアル工事により、現在のダムの堤体道路を通れるのは今年が最後となる。

 各会場ではさまざまなイベントが行われ、イベント参加や湖畔商店街の利用でスタンプを4つ以上集めると景品がもらえるスタンプラリーも実施する(先着500人、なくなり次第終了)。主なイベントは次のとおり。

▽ダム・発電所エリア/相模ダム見学(受付不要・自由見学)/相模発電所見学、リニューアル工事見学(所要時間各50分程度・受付時間【1】午前10時15分から11時30分【2】午後1時から3時

▽相模湖交流センターエリア/相模ダム等の貴重な動画の上映/魚とふれあう生態学習(展示午前10時から午後2時30分・解説【1】午前11時から11時20分【2】午後2時10分から2時30分)

▽湖畔・相模湖公園エリア/遊覧船での湖上学習(受付時間午前10時45分から午後2時50分(1回約40分・全5回)

 (問)相模湖まちづくりセンター【電話】042・684・3213(平日の午前8時30分から午後5時まで)。

チームオレンジ 認知症サポーターと当事者 橋渡し コーディネーターがマッチング

 相模原市は昨年7月、認知症サポーター等と認知症のある人やその家族の支援ニーズに合った具体的な支援につなげる仕組みとして、「認知症サポーター活動促進・地域づくり推進事業(チームオレンジ)」を開始し、同事業を推進する拠点「チームオレンジサポートセンター」(淵野辺)を開設した。チームオレンジコーディネーターを配置し、認知症サポーター等の活動の場を促進することによる多様な「支え」と、本人や家族のニーズに合った支援をマッチングするほか、認知症のある人や家族がいつでも訪れることができる居場所づくり、本人ミーティング、相談会などを開催している。こうした機能を持つ常設型センターを自治体が開設するのは、県内では相模原市が初めてだという。

6万5千人の活躍の場へ

 チームオレンジとは国が推進する認知症対策の1つ。各地域の認知症サポーター同士がチームを組み、または個人、企業・団体が認知症のある人やその家族に対する生活面を早期の段階から支援するのが目的だ。

 認知症サポーターは2005年に厚生労働省が始動させた制度で、自治体の講習を受けて認知症に関する知識を身につければ誰でもなることができる。相模原市では職員全員が受講する取り組みを進めるなど、現在は市内で6万5747人が登録されているという。

 全国的には認知症カフェや当事者の集会といった取り組みが広がっているものの、常時活動できる場が少ないことが指摘されてきた。こうした状況に対して市は、サポーターが活躍できる場を増やすため、「認知症サポーター活動促進・地域づくり推進事業(チームオレンジ)」の柱としてサポートセンターの開設に踏み切った。

 同センターには専門のコーディネーターを配置し、「チームオレンジ」として認知症サポーターによる多様な支えと当事者や家族のニーズをマッチングさせる。運営は市から委託を受けた「NPO法人Link・マネジメント」。

増える紹介事例

 同センターでは認知症のある人やその家族がいつでも訪れることができる居場所づくり、当事者交流、相談会、交流イベントなどを開催している。稼働から1年、話し相手がほしいと思っている当事者に対し、話し相手になってくれる人をマッチングさせるケースや、企業の協力で認知症の人が利用しやすい施設環境の整備に取り組むケースなど、需要と供給が合致するケースも増えてきた。センター長の能勢光さんは「助けたい人も助けてほしい人もお気軽にご相談いただければ」と話す。

 市はチームオレンジの活動に協力する人材を募集している。市内で実施される認知症サポーター養成講座・ステップアップ講座を受講するか、または受講する予定の人がチームオレンジに登録できる。問い合わせは同センター【電話】080・5650・0254。
レクリエーションの麻雀を楽しむ利用者

デイサービス ラスベガス カジノで生き生きと 「自分で選ぶ」を促す

 デイサービスでカジノや麻雀、スロットなどが楽しめる――。昨年8月にできた介護施設「デイサービスラスベガス相模原」(相模原6の22の12)はこれまでの様式とは異なる方法で高齢者の日常生活の支援を行っている。レクリエーションの一環としてカジノなどのゲームを導入しており、高齢者の新たな楽しみの場となっている。

 利用者は「ベガス」と呼ばれる施設内通貨を使用し、自身が取り組みたいゲームに参加する。ゲームで使用する通貨は1日6回、合計40分間行われる運動を行うことで手にすることができる。「『ベガス』をもらうという目的があるから運動にも取り組んでもらえている」と施設スタッフは話す。

 獲得賞金1位の利用者には毎日表彰状が贈られる。全国20店舗、約1300人の利用者と競う年間チャンピオンも利用者の通所のモチベーションになっているという。昨年8月から通っているという宮崎蔵次郎さん(66歳)は「年間1位を目指すことがやりがいになっている。通院もこの施設に来るから嫌ではなくなった。友達ができたりと楽しみになっている」と話した。

行きたくなる施設に

 運営する日本シニアライフ株式会社の森薫代表取締役社長は、施設の特徴について「自分の意志で選んで楽しむこと」だと話す。「家庭の事情で通う人も多い。そういう人でも自分から進んで行きたくなるような施設を提供できれば」と思いを語る。

 運動習慣を確保しながらレクリエーションを楽しむという点においては、従来のデイサービスが果たしていた役割と変わらない。麻雀やトランプゲームは計算ドリルの代替であるという。レクリエーションを通じて脳の活性化が期待され、認知症の抑止効果や介護度の維持・改善にもつながっているという。「本人の意欲が掻き立てられ、楽しいと思って継続的に通ってもらえたら」
今の生活ぶりを語る村松さん

「人と会うことが生きがい」 村松さん

 東橋本の自宅から淵野辺の「チームオレンジサポートセンター」まで週に4日、電車で通う。センターでは午前10時頃から午後4時頃まで、事務作業や配送業務を手伝うのが日課だ。

 少し照れた面持ちで手にしたのが分厚いシステム手帳。1カ月のカレンダー部分は予定でびっしり埋まっている。

手帳と名刺入れ

 元々は電子部品を扱う企業の営業マン。10年間、海外での生活も経験した。革製のシステム手帳はその当時から大事にしているものだ。来月のページも既に予定がちらほら。「予定はすぐに書き込んでいるんです。『すぐ忘れちゃうから』」

 もうひとつ大切に持ち歩いているのが「名刺入れ」。営業マン時代の名刺が入っている。会った人からもらった名刺にその日の日付の書き込むのは、営業マン時代からのならわしだ。

 システム手帳とは別に、「今日食べた物」を記すもう一冊の手帳がある。毎朝、妻が今晩のメニューを伝え、手帳に記すのがルーティーン。夕飯が肉系のメニューであれば手帳を頼りに昼食は魚系をチョイスする。

 センターからの帰りは徒歩。1時間ほどかけて自宅に向かう。道中のスーパーに立ち寄り総菜コーナーで晩酌のあてを探すのが楽しみだ。

 「人と会うことが生きがいなんです。元営業マンですから」

6日の認知症月間普及啓発イベントオープニングセレモニー

助け、助けられることが当たり前の地域に

 認知症になってからも、住み慣れたところで自分らしい暮らしを続けることができるよう”助け、助けられることが当たり前”の地域に――。

 そんな願いを込めて、認知症月間に定められている9月には市内でも認知症のある本人や家族会、支援団体らで組織する「相模原市認知症地域支援・ケア向上ネットワーク会議」が企画した様々な普及啓発イベントが行われている。

RUN伴 ゴール&ライトアップ

 「認知症の日」の21日(日)には市役所前広場で午後3時から、「RUN伴」のゴールイベントが開かれる。この日と22日(月)には市役所本庁舎が認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされる(関連記事有)。

認知症ケア専門士

 20日(土)には市民会館で相模原市認知症介護指導者会による研修が開かれる。午後2時から5時30分まで。

相談会と講演会

 北里大学病院では22日(月)、認知症ケアチームによる相談会と講演会を開催。相談会は午後1時から2時30分までで、認知症ケアチームの医師・看護師・薬剤師・作業療法士・管理栄養士、公認心理師・ソーシャルワーカーなどが悩みや質問に答える。午後3時からは北里大学北里研究所病院精神科の大石智医師が認知症のある人の思いに寄り添い、尊厳を大切にした対話と支援の重要性について講演する。講演会は要事前申込。

認知症サポーター養成講座

 22日(月)、淵野辺のチームオレンジサポートセンターで養成講座が開かれる。午後2時から3時30分まで。申込は同センター【電話】080・5650・0254。

笑顔を浮かべデイサービスでの1日を話す中野さん

「ここに来るのが楽しみで」 中野さん

 「嫌なことをやらされることはない。毎回、ここに来るのが楽しみなんです」――。

 住宅街の一軒家を改装した地域密着型通所介護事業所「BLG相模原(共和)」に週に2日通う中野さん。昨年の年明けに、自身の「もの忘れ」が気になり医療機関を受診した。医師からは「軽い認知症が始まっているかな。気にすることはない程度」と伝えられた。

家みたいで気に入った

 共働きの娘夫婦との3人暮らし。日中は1人になる。「しゃべる人もいなくて...」。出会ったのがBLG相模原だった。「家みたいで気に入った」。すぐに通所利用をスタートした。

 迎えの車に乗って共和に向かい、朝9時30分から夕方4時30分まで過ごす。「今日は何する?」。ほかの利用者と共に1日のスケジュールを組み立てるのが第一の仕事。「みんなでお昼を食べましょう」となれば、食材の買い出しに出て、キッチンで調理する。畑で野菜を収穫することもあれば、他のデイサービスに歌を聞きに行くこともある。

 ポスティングや清掃などの企業や団体からの依頼事もあるが、「嫌」であればやらされることはない。「自分のしたいことができるからまた来たくなる。毎回楽しみ」。笑顔でそう話す。

友だちみたいな存在

 ほかの利用者と他愛もない会話を交わすその雰囲気は近所のお茶会のよう。「みんな友だちみたい」。満面の笑みが充実の時間を感じさせる。

認知症のそのイメージを変えていこう! 新しい認知症観

 誰もがなり得る認知症について、一人ひとりが「自分ごと」として理解する必要がある――。

 認知症になってからも、本人の意思が尊重され、住み慣れた環境で自分らしく暮らし続けることができるよう、認知症や認知症の本人についての理解を深めることが大切だ。

 認知症のある人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らせる社会の実現を目指すため、昨年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行された。当事者(認知症のある人)参画が明確に位置づけられた点が大きなポイントだろう。相手の視点に立ち共生社会の実現を図る――。認知症に関わらずとも互いを尊重し合う尊い価値観だ。

住み慣れた地域で自分らしく暮らす

 「新しい認知症観」基本法の中に示されている言葉だ。認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも一人ひとりができることや、やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという考え方だ。

 「認知症になってもそれはその人の一部分に過ぎず、その人自身であることはずっと変わらない。認知症のあるなしにかかわらず、すべての人が思いを尊重され自分らしく生きていける地域になるよう、認知症に関する取り組みが先陣を切っていけると良いなと思います」と相模原市在宅医療・介護連携支援センターの藤村志保所長は話す。

 今まで認知症と聞くと、「何も分からなくなる」「周りに迷惑がかかる」など暗い印象が先行しがちだった。これからは「認知症になってもできることはたくさんあり、得意な事を活かし活躍できる」「認知症のある人もそうでない人も、ともに生きていくことができる」と考えを転換していくことが大切なのだろう。

写真は過去のゴールの模様

RUN伴さがみはら 「認知症の理解を」 21日、市役所でゴールイベント

 走ってタスキをつなぎ認知症を啓発するイベント「RUN伴(らんとも)さがみはら2025」が9月6日(土)に相模原市役所をスタートした。今年はこの日と21日(日)の2日間に渡りタスキをつないでいる。主催するのは市内の福祉施設の関係者や賛同者らで構成する同実行委員会(大島利通委員長)。

 「RUN伴」は、認知症の人と接点がない地域住民や企業、商店などが認知症の当事者やその家族、医療・福祉関係者などと一緒にタスキをつなぎながら走るイベント。相模原市内では2014年に淵野辺を中心に初開催され、年々コースを伸ばしながら、周知されてきた。

過去最多65チームタスキつなぎ啓発

 今年は過去最多となる65チームが参加。6つのコースが設定され、市内をオレンジ色に染めるべくタスキをつないでいる。ゴール会場となる市役所本庁前広場で正午から午後4時までイベントを企画。キッチンカーなども出店する。RUN伴のゴールは午後3時の予定となっている。

 実行委員長の大島さんは「地域に広がる絆が未来を変える。認知症になっても安心して暮らせるまちを、タスキと共に相模原から築いていきます」と話している。

イタリア屈指のバロック合奏団「ヴェネツィア室内合奏団」

ヴェネツィア合奏団が来日 横浜で10月3日 抽選で招待

 関内ホール・大ホール(JR関内駅北口6分)で「ヴェネツィア室内合奏団コンサート〜ヴィヴァルディの世界・『四季』全曲演奏〜」が10月3日(金)に開催される。この観覧券を抽選でタウンニュース読者5組10人にプレゼント。

 ヴィヴァルディの生誕地・ヴェネツィアを代表する名門合奏団が来日。『四季』全曲を、本場の気品と情熱で奏でる。「世界中の聴衆を魅了し続ける”永遠の名曲”を、秋の横浜でぜひご堪能ください」と同館。

 午後6時30分開演(5時45分開場)。公演は約2時間。全席指定で7千円(横浜市民券6千円※購入時に住所確認)。チケット購入は【電話】045・662・8411。

 プレゼントの応募は、ハガキに〒住所、電話、氏名、年齢、感想を明記の上、〒231―0033横浜市中区長者町2の5の14(株)タウンニュース社「ヴェネツィア室内合奏団コンサート」係へ。9月24日(水)必着。

具会長

津久井中央RC

津久井中央ロータリークラブ ▼会長/具尚禮((同)田園)▼副会長/水野茂((有)神津土地)▼幹事/高橋幸一((株)高橋石材店)■発足/1993年■会員数/22人■今年度の主な事業/障害者支援センター竹の子作業所への支援、地域青少年事業■会長テーマ「活発に行動する津久井中央ロータリークラブ」●具会長「特に青少年支援、障害者センター支援、地域清掃活動など、会員一人ひとりが主役となる奉仕活動を推進します」
可憐な黄色い花が特徴のミシマサイコ

ミシマサイコに親しむ 9月28日 講習や観賞

 かつて相模野台地一面に咲いていた「ミシマサイコ」の講習受講や観賞ができるイベント「サイコフェア2025」が9月28日(日)、相模原麻溝公園(南区麻溝台)で開催される。午前9時から午後3時まで。相模原柴胡の会主催、相模原市後援。

 ミシマサイコは夏場に小さな黄色い花を咲かせるセリ科の一種。漢方薬として使用されることでも知られている。

 相模原市が位置する相模野台地には「柴胡が原」と称されるほど群生していたこともあり、開拓者の貴重な収入源になっていたと伝えられている。現在は絶滅危惧種に指定されており、群生した様子を記憶する人は少ない。

 当日は午前10時から正午まで、ミシマサイコと相模原のつながりや漢方としての効用などについて学べる講習会がある。資料代と種または苗代として参加費500円。定員20人。申し込みは同会(福田智行会長【携帯電話】090・1426・8989)へ。

キッチンカーも

 麻溝公園・花の谷で開花中のミシマサイコを鑑賞するガイドツアーや楽器演奏、キッチンカー10台の出店も予定されている。

地域の高齢者にカードを手渡す生徒たち(上)と、高齢者宅に飾られていたこれまでのカード(下)

田名中美術部 「元気でいてね」 敬老感謝 絵で伝える

 田名中学校の美術部員4人が8月21日、地域の高齢者宅を訪れ、敬老感謝の思いを込めて制作したカードを手渡しした。この取り組みは、田名地区に暮らす80歳以上の高齢者に対して、地域の発展を支えてきたことへの感謝や体をいたわる気持ちを伝えるもの。田名中美術部が協力をするのは今年で3年目となる。

 この日は、毎年カードを楽しみにしているという家庭を美術部員が訪問。「元気で過ごしてほしい」「甘いものをたくさん食べられないかもしれないから、ケーキの絵を見て楽しんでほしい」と、絵に込めた思いをそれぞれ伝えた。カードを受け取った高齢者は「ありがとう」と何度も伝え、うれしさから涙ぐむ場面もあった。玄関にはこれまでのカードを飾っており、「いつも家に入るたびに元気をもらう」と話した。

 カードは自治会や民生委員などの手によって3056人の高齢者に一軒一軒届けられる。

相模原ライズ 残り4分から2TDで逆転 強豪・富士通を撃破

 アメリカンフットボールの日本社会人Xリーグの上位リーグ「X1スーパー」で戦うノジマ相模原ライズが9月14日、秋季リーグ第2節となる富士通フロンティアーズ戦を1点差で制し開幕2連勝とした。

 富士通スタジアム川崎で行われた一戦。ライズは3本のタッチダウン(TD)を許し10対21で前半を終えた。強豪相手に劣勢の展開だったが、後半開始早々にTDパスをヒット。4点差に迫り最終クォーターを迎えた。しかし早々に富士通に得点を許し11点差。勝利を決定付けられたかに見えたが、ここからライズが奮起する。ゲームをひっくり返すには残りわずかな時間。2本のTDが必要なこの局面でパス攻撃が炸裂する。試合終了まで残り4分にTDパスを決め5点差にまで追い上げる。さらに残り48秒にはパス攻撃でタッチダウンを奪い逆転。強豪相手に貴重な白星を挙げた。

 次節は9月28日(日)に富士通スタジアム川崎で富士フイルム海老名Minerva AFCと対戦する。午前10時30分から。

オレンジ色に染まった市役所本庁舎(写真は昨年)

市役所本庁舎 オレンジにライトアップ 21日、22日の2日間

 9月21日の「認知症の日」や「認知症月間」に合わせて相模原市は9月21日(日)、22日(月)の2日間、市役所本庁舎をオレンジ色にライトアップする。点灯時間は両日とも日没から午後8時まで。昨年より充実し今年は、グラデーションで変化に富んだオレンジの世界を生み出す。

色に込められた意味

 21日を中心に、全国各地の城やタワー、ランドマークが「オレンジ色」に染まる。オレンジ色は認知症支援のシンボルカラーで、明るさや苦痛を和らげるという意味が含まれ、人々の支え合いを表現した色でもあることから、日本では認知症のシンボルカラーに使用されている。

 市担当者は「幻想的な雰囲気の中で、支え合いながら共生する活力ある社会に思いを馳せるひと時としてもらえたら」と話している。

人気ゲーム 「VALORANT(R)」 eスポーツイベント開催 9月23日 ユニコムプラザさがみはら(相模大野)で

 初心者から経験者まで、気軽にeスポーツを楽しめるイベントが9月23日(火・祝)、ユニコムプラザさがみはら(相模原市南区相模大野)で開かれる。当日は「さがみはらキーボードフェス」も同時開催。参加無料。一部事前予約制。相模原市主催。

ゲストにCURUMIさん

 人気ゲーム「VALORANT(R)」の腕自慢による大会(※)は午後2時から4時まで。スペシャルゲストとして元プロゲーマーでストリーマーのCURUMIさんが生解説を実施するほか、上位入賞者はCURUMIさんとの対戦も。対象は同ゲームのプレー経験がある人(年齢制限なし)。参加は要事前申し込み。

初心者向け体験会も

 「太鼓の達人」や「ストリートファイター」、「みんなのゲームラボ」などの人気ゲームを楽しめる「eスポーツ体験会」は午前10時から午後4時まで(事前申し込み不要)。

 同時開催の「さがみはらキーボードフェス」では、ふるさと納税の返礼品として人気の相模原産のキーボードに触れることができる。子ども向けのマインクラフトワークショップやタイピング大会、相模原産の平飼い有精卵「さがみっこ」を使った料理の試食会など、子どもから大人まで楽しめる催し盛りだくさん。

 ※この大会は、ライアットゲームズが公式承認するものではなく、ライアットゲームズの製作・管理に正式に関与したいかなる者の見解・意見に基づくものではありません。ライアットゲームズは、Riot Games, Inc.の商標又は登録商標です。