市政報告【10】 がん検診、受けていますか? 〜がんは早期発見がカギ〜横浜市会議員 こしいしかつ子
がんに罹る日本人の数は年々増加し、今やがんは特別な疾病とはいえなくなりました。私は「がん撲滅対策推進基本条例」を制定するため、あえて「撲滅」という大きな目標を掲げて、自民党内のプロジェクトチームの幹事として活動しています。がん治療には最先端医療の充実などと合わせ早期発見が大変重要です。検診で発見されると、自覚症状等で発見された場合に比べて5年生存率に30%以上の開きがあるとする統計もあります。しかし、栄区のがん検診受診率は子宮がん・乳がんが約18%で、市内18区中最下位という現実があります。受診率低迷の原因として恐怖心や利便性の問題が考えられますが、現場の医師の方々からは、医療の発達によって治療の苦痛などの患者負担が軽減され、完治できるがんが増大していると伺います。市民区民のみなさまには、まずがん検診を受けていただきたいと思っています。
受診率向上にむけて
その上で横浜市へも、検診への不安が取り除かれるよう最新・正確な情報を市民へ提供すること、クーポン券の発行、個別通知、検査種目増加、胃がん検診内視鏡化、出張検診増加など、利便性を向上するよう要望していきます。
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