市政報告【18】 地域防災拠点を活用した初の水害避難所開設を視察 横浜市会議員 こしいしかつ子
10月6日、横浜市を直撃した台風18号は緑区で死者を出す甚大な被害を与えました。この場を借りてお悔やみと被災された方々にお見舞いを申し上げます。
横浜市では「崖崩れによる大規模被害が予想される崖地」を精査し、市内133箇所を指定。翌週の台風19号上陸に際し、栄区では地域防災拠点運営委員会の委員の皆様のご協力で区内32箇所に避難所開設を計画・実行しました。
私は現状と課題を把握するため、学校、ケアプラザ、町内会館などできる限り多くの避難所を見て歩き、場所ごとの特徴や地理的条件の違いなどを実感しました。崖地近隣では事前に警戒を促す書面が配布され積極的な避難をされた方もおられたようで、避難所では区役所職員と運営委員が対応していました。
最終的に避難所開設32箇所、避難者5世帯・8人に留まりましたが、より多くの避難者を想定すると万全の体制とは言えず今後の課題と思われました。私は今回視察した経験を区民の皆さまと共有し、区役所とも連携して今後の防災活動に生かしたく思っています。
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