市政報告㉑ 災害救助犬!全国に先駆けて横浜消防が訓練開始 横浜市会議員 こしいしかつ子
2月3日、横浜市消防局とNPO法人救助犬訓練士協会は協定を結び、2月28日には初の市消防局特別高度救助部隊と災害救助犬の本格的な合同訓練が消防訓練センター(戸塚区深谷町)で行われました。
昨年8月の広島土砂災害時には、海上自衛隊の関係する災害救助犬が出動し多くの被災者の救助に力を発揮したと聞いています。私はいざという時に少しでも早い横浜市民の救助に結びつく災害救助犬の本格導入を提案してきました。
私が提案した「市が直轄する災害救助犬」というのは全国でも初めての取り組みで、当初は難しい課題もありました。しかし世界の救助犬を取り巻く現状や自衛隊の対応等さまざまな情報収集を重ねた結果、まずは協定締結からでもスタートするべきと確信しました。防災・減災に特効薬はありません。こうした少しの可能性の積み重ねが、大きな安心・安全につながります。
また、国レベルでの検討を政策提案している機関との情報共有も重ねており、将来的には横浜消防の直轄犬の認定を目指します。有事だけではなく子どもにも分かりやすい消防学習や命の温もりを伝える取り組み等、災害救助犬活躍の可能性は多方面に広がります。
栄区には災害救助犬の訓練を行っている方々がおられます。今後はそうした方々との連携を深め、職員や消防団のみなさんが活躍しやすい環境整備を行い、横浜消防の活動を多方面から支援させていただきたいと思います。皆さまのご意見をお待ちしています。
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