横浜磯子ロータリークラブの新会長として、奉仕活動に取り組む 児玉 陽子さん 磯子在住 71歳
出会い大切に、奉仕に尽力
○…区内を中心に様々な奉仕活動に取り組んでいる横浜磯子ロータリークラブ。その新しい会長に7月、就任した。この1年のクラブのテーマは”未来の夢計画をつなげよう”。毎年続けている障害者や留学生、小学生などの支援活動に加え、今期は横浜三溪園で、東日本大震災被災者支援を目的とした、チャリティー茶会も行う。「クラブでは10年振りのお茶会になります。たくさんの人に参加いただければ」。メンバー36人が親睦を深めながら、奉仕活動にまい進する。
○…入会は2002年。クラブへの女性会員加入が解禁となった年だった。当時の例会会場は横浜プリンスホテル。自宅からもすぐそばだった。「最初に例会に行ったら、7、8人よく知っている方がいて、すぐに和やかに参加することができました」と、当時を振り返る。「クラブでの全ての活動が勉強」という姿勢で臨み、11年が経った今年、周りの仲間たちに推され、会長に就任した。
○…横浜市出身。友人も多く、かくれんぼなど、外で遊びまわる子どもだった。中学では背の高さを生かしてバレーボール部、横浜学園高校ではコーラス部に所属した。語学専門学校時代にはジャズにはまり、横浜界隈のライブハウスに足を運んでは、演奏に耳を傾けた。「クラブの中にもジャズ好きの会員が何人かいて、今でも時折一緒に行ったりしますよ」と、嬉しそうな笑顔で語る。30代前半に、歯科医師で医院を経営する夫と結婚。事務長として病院を切り盛りしつつ、子育てに取り組んだ。
○…現在は、夫と子ども、2匹の愛犬と暮らす。「2匹とは一緒に寝るくらい」と、満面の笑み。趣味は、華道と茶道。子育てがひと段落した28年ほど前から本格的に取り組み、今では区文化協会華道部の理事も務める。好きな言葉は「一期一会」。その言葉の通り、多くの人たちとの出会いを大切にしながら、1年間の重責に臨む。
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