第38回全国教員柔道大会が講道館(東京都)で8月3日に開催され、横浜市立岡村中学校の体育科教諭、紫牟田武徳選手が主将を務める神奈川県チームが優勝。大会2連覇を果たした。
大会は、小中高校などに常勤している教員が対象。各都道府県が代表チームを編成して出場する。5人制と3人制があり、神奈川県は40チームが参加する5人制の部に出場した。
2回戦から登場した神奈川県チームは初戦の高知県を4対0と快勝すると、石川県を3対1、静岡県を3対1、大阪府を2対0で破り、決勝へと駒を進めた。
決勝の相手は三重県。1対1で迎えた最後の大将戦で、紫牟田選手は得意の頭脳プレーを展開。相手から反則、指導を誘い出し、勝利。通算2対1で全国優勝を果たした。
2年連続で大将を務め、大会2連覇を達成した紫牟田選手は「昨年の優勝はとても嬉しかったが、今年はどちらかというと、ほっとしたという気持ちのほうが強い」と、正直な気持ちを語る。
昨年は母校の東海大学で一人合宿をするなど万全の状態で臨めたが、今年は結婚式の準備や学校の仕事などもあり、練習不足の中での大会だった紫牟田選手。「決勝戦は私の結果で優勝が決まるという状況だった。とにかく気持ちを強く持って、試合に臨めたのがよかった」と振り返った。
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