公園の清掃などを行うボランティア団体「公園愛護会」。その活動に対する市の表彰式が11月14日、中区の横浜情報文化センターを会場に行われ、磯子区から2団体と3人が表彰を受けた。
市全体では今回、愛護会36団体と個人40人が表彰された。
左右手公園愛護会
団体表彰を受けた左右手公園愛護会(田中2丁目・渡部淳子会長)は、公園の定期清掃に月1回取り組んでいるほか、ラジオ体操に参加しているメンバーがほぼ毎日、花壇の清掃や植え替え、水やりなどの手入れを行い、園内環境維持に努めている。
また、市の支援を受けて新たに花壇を整備。「花があり、明るく、きれいな公園」と近隣住民から言われるようになった。園内の雰囲気も明るくなり、町内会の悩みの種となっていた、ごみ収集場所のマナーや他地区からのごみ持ち込みなどの問題が解決に向かうきっかけにもなっている。
洋光台一丁目公園愛護会
洋光台一丁目公園愛護会(井上幸雄会長)は、月2回の清掃活動のほか、町内会の支援を受けて周辺道路の清掃も実施している。
活動後には休憩を兼ねたミーティングを行い、日ごろの活動だけでなく、公園でのイベント開催などについても話し合い。町内会や老人会などが開催する夏祭りや餅つき大会、自転車講習会、防災訓練などが公園を会場に行われ、年々参加者も増加するなど、地域住民の交流の場として、なくてはならない存在となっている。
長年、愛護会の会長職を務めるなど、公園の美化や保全に貢献した人を表彰する個人表彰。区内からの受賞者3人は、以下の通り(敬称略)。
▽林貞三(滝頭公園愛護会、滝頭一丁目公園愛護会、滝頭第三公園愛護会)▽佐藤純子(栗木花園緑地公園愛護会)▽鈴木眞(田中町第一公園愛護会)
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