磯子区
公開日:2014.02.06
滝頭見守る青パト発進
更なる自主防犯の強化に
滝頭地区連合町内会(林貞三会長)はこのほど、「青パト」を導入した自主防犯活動を開始。それにともない、滝頭地域ケアプラザ入口で1月30日、青パトの発車式が行われた。
青パトとは、青色回転灯を装備し、自主防犯パトロールを行う車両のこと。磯子区内では、区役所をはじめ、洋光台連合自治町内会や岡村西部自治会、汐見台自治会連合会、久良岐丘自治会など、8団体、計17車両が防犯パトロール活動に取り組んでいる。
息の長い活動めざす
同連合町内会では、2012年から各自治会・町内会が実施している徒歩での防犯パトロールに加え、青パトの巡回による防犯活動の強化を検討。13年6月、区役所や警察署に青パトによる自主防犯活動の許可を申請した。諸手続きの完了とともに、同年12月5日に運行許可が下りた。
青パトによる巡回は、現在、各自治会・町内会で募った44人の協力者によって実施されている。こうした状況に対し、林会長は「協力者のみなさんとともに、無理せず、持続的な活動にしていきたい。青パトによる防犯パトロールで、犯罪の少ない地区にしていきたい」と話している。
また、磯子警察署生活安全課の松野高之係長は「日頃から地域の防犯活動に協力していただけることは大変心強い。犯罪抑止の気持ちを持って取り組んでほしい」と話す。区危機管理担当の奥条俊雄係長も「地域の見守り活動に協力していただきありがたい。防犯パトロールを息の長い活動にしてほしい」と話した。
発車式の後、青パトは防犯アナウンスを流しながら、同地区の大通りを試験走行した。
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