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磯子区 教育

公開日:2014.11.13

市内高校生
「スマホの実態」を調査
19日に結果報告会

  • 研究発表を行う高校生たち

 電話やメールとしての機能だけでなく、インターネットに接続したり、ゲームを楽しんだりと、様々な場面で活用されているスマートフォン。その一方で、SNSやゲームを通じ、若者がトラブルに巻き込まれるケースも発生している。

 神奈川県立学校保健会が11月19日に神奈川県立青少年センター(西区)で開催する「第47回県立学校生徒保健活動研究会」では、『若者とスマホ』の実情について、横浜市南部地区の14の県立高校で保健委員会に所属する生徒が行った調査結果の報告を行う。

 区内からは、磯子・氷取沢、磯子工業の3校が参加。他にも中区、南区、金沢区、栄区内の高校生たちが参加している。

 発表会では、若者の「スマホ依存」について、高校生を対象に実施したアンケート結果や、専門家・携帯電話会社・警察などで行った調査結果をまとめ、スライドや演劇で発表。実行委員長を務める磯子高校(磯子区)2年の三好亜樹さんは「生徒向けのアンケートでは、一日15〜20時間スマホをいじっているという結果が多かった。SNSで、知り合いの名前を騙る見ず知らずの人と連絡を取ってしまった生徒もいた」と、若者とスマホをめぐる現状を話す。「発表会では、演劇やスライドなどを使って調査結果を報告するのでスマホを使っている今どきの高校生の実情をわかりやすく伝えられれば」と意気込みを語る。

 発表会は、午後1時半から4時まで。入場無料で、誰でも参加できる。

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