横浜市内18区の選抜代表チームが出場する少年野球の第35回県民共済旗争奪YBBL大会の決勝戦が3月7日、清水ヶ丘公園(南区)で行われ、磯子区代表チームが旭区選抜チームを破り、大会優勝を果たした。磯子区がこの大会を制したのは、13年振り。
選抜チームは昨年9月、区内にある少年野球チームに所属する6年生から、セレクションで選ばれた27人で結成された。
18チームを5ブロックに分け、昨年12月から1月にかけて行われた予選ではAブロックに入り、南区、港北区、泉区と総当たり形式で対戦。南区チームには1対10と大敗を喫したものの、港北区選抜に5対2、泉区チームに5対2で勝利し、ブロック2位で本戦に駒を進めた。
1月25日からトーナメント形式で実施された本戦大会。磯子チームは1回戦でCブロック1位の金沢区選抜に4対0の完封勝利を収めると、横浜スタジアムで行われた準決勝戦で戸塚区選抜と対戦した。試合では、6回まで4対3でリードするも、7回に同点とされ、特別延長に突入。9回表に勝ち越しとなる1点をあげるとその裏の攻撃をしのぎ、決勝への切符を手にした。
決勝の相手は、旭区選抜。2回に1点を先制するも4回に同点、7回には逆転となる1点を奪われる。その裏、1アウト2、3塁、フルカウントからのバントが決まり、逆転となる2点をあげ、3対2で勝利。13年振りとなる大会優勝を果たした。
チームを率いた木島好一監督=人物風土記で紹介=は、「子どもたちが自らの意志で優勝をめざし、それぞれの選手が個々の力を全て出し切り、自分たちの手で念願の優勝旗を手にした」とコメント。「レギュラーの選手たちだけでなく、目標に向かって全選手27人が一丸となって戦ってこられた」と勝因を語った。
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