神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
磯子区版 公開:2015年8月20日 エリアトップへ

高校総体ボクシング競技 松本さん(滝頭在住)が準V 減量苦乗り越え勝ち進む

公開:2015年8月20日

  • LINE
  • hatena
父・好二さんに見守られ練習する圭佑さん(手前)
父・好二さんに見守られ練習する圭佑さん(手前)

 兵庫県で8月3日まで行われていた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)のボクシング競技で、区内滝頭在住の松本圭佑さん(みなと総合高校1年)が、ライトフライ級で準優勝を果たした。圭佑さんは「優勝が目の前にあったのに悔しい。まずは高校生ナンバー1になることを目標に頑張りたい」と雪辱に燃えている。

 決勝戦では今年6月にアジアジュニア選手権52kg級で優勝した中垣龍汰朗さん(宮崎・日章学園高校1年生)と対戦。「スピードのある選手で、翻弄されてしまった。審判にアピールできるボクシングができなかった」と圭佑さんは試合を振り返る。結果は3対0の判定負けにも、「相手も1年生で、悔しい思いをしたが、キャリアを積めたのはよかった」とプラスにとらえる。

 同大会を通して体調は万全ではなかったという。圭佑さんは身長172cm、体重約52kg。食べる量を減らし、水分を抜く減量で、49kg以下のライトフライ級に挑戦していた。兵庫に入ってから体重が落ちなくなり、減量の影響もあってか、体調を崩し顔色もすぐれなかった。圭佑さんのトレーナーを務める元東洋太平洋王者で大橋ジム=神奈川区=チーフトレーナーの父、好二さん(46)は「2回戦、3回戦の時が一番ひどかった。食事をすると嘔吐する」と話した。好二さんは体重を作れなくてもいいと圭佑さんに話していたが、翌日の計量にはきっちり体重を落としてきた。好二さんは「弱音をはかなかったし、そういう子に育てたつもり」としながらも、親の立場としては「心配で仕方なかった」と本音を漏らした。

 圭佑さんは滝頭小学校に通う3年のころからボクシングをはじめ、U―15ボクシング全国大会で5年連続優勝、優秀選手賞受賞を果たし、岡村中学校在学時には「区栄誉賞」にも輝いた実績を持つ。高校通算成績は11戦9勝2敗。持ち味は右ストレートだ。

 日頃から区内でもロードワークに取り組んでおり、磯子の工業地帯はお気に入りのランニングコース。圭佑さんは「海を見ながら走るのが好き」と話す。

 8月21日からは国体の予選、その次の世界選手権を見据え、今日も練習に励む。
 

磯子区版のローカルニュース最新6

「ヨコハマ土産」191品を認定

横濱001

「ヨコハマ土産」191品を認定 経済

市長賞、新規認定などお披露目

2月23日号

高田さん 県優良産業人に

欧風菓子フリアンドール

高田さん 県優良産業人に 社会

よこはまおやつなど販売

2月23日号

「食事は命を頂くこと」

根岸小特別授業

「食事は命を頂くこと」 教育

ホテル料理長が講師に

2月23日号

スポーツ功労者を表彰

スポーツ功労者を表彰 スポーツ

IHIで新春の集い

2月23日号

愛の電車が運行中

京急電鉄

愛の電車が運行中 経済

ホワイトデーまで期間限定

2月23日号

「商議所、今こそ活用を」

「商議所、今こそ活用を」 社会

南部支部 笠原支部長

2月23日号

あっとほーむデスク

  • 2月23日0:00更新

  • 2月9日0:00更新

  • 2月2日0:00更新

磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2017年2月23日号

お問い合わせ

外部リンク