横浜商工会議所南部支部の笠原節夫支部長((株)八千代ポートリー)らが9月16日、磯子区を訪れ、市政に関する要望書を小林正幸区長に手渡した。
同支部の要望活動は、横浜市の次年度予算編成時期にあわせ、地元の意向を予算策定に反映させることを目的に毎年行っている。
今回、磯子区への優先要望は昨年と大きな変更はなく、早期の実現を要望するとし、▽汐見台平戸線の早期拡幅整備▽京急杉田駅からJR新杉田駅地区バリアフリー基本構想に基づく「道路特定事業計画」の早期推進▽商店街の再整備(空き家・空き店舗の活用等)・活性化への一層の支援▽産業観光促進への一層の支援▽地域ブランド洋菓子「よこはまおやつ」の利用促進(区役所売店他)▽久良岐・岡村両公園等観光地域近隣の風致地区内における良好な環境の維持――の6つをあげている。
笠原支部長は「支部の役割として地域の活性化に取り組んでいる。高齢化の問題や商店街のにぎわいなど、我々も課題解決に取り組んでいきたいと考えている。ぜひご支援をお願いしたい」と話した。
小林区長は「いずれも重要な課題であり、局や地域の皆さまと連携しながら取り組んでいきたい。来年区制90周年を迎えることもあり、皆さんと一緒になって地域の活性化を図っていきたい」と話した。
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