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幸区版 公開:2015年1月1日 エリアトップへ

社会医療法人財団石心会 第二川崎幸クリニック開院へ 混雑緩和目的に7月予定

社会

公開:2015年1月1日

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第二川崎幸クリニックが予定されている旧川崎幸病院(幸区都町)
第二川崎幸クリニックが予定されている旧川崎幸病院(幸区都町)

 社会医療法人財団石心会(幸区堀川町・石井暎禧理事長)が所有していた旧川崎幸病院が第二川崎幸クリニックとして7月に開院予定であることが関係者への取材で分かった。川崎幸クリニックの混雑緩和が狙いだという。

 旧川崎幸病院(幸区都町)は、2012年5月末に幸区大宮町への新病院開院を機に閉鎖。その後、社会医療法人財団石心会が旧病院をどのように活用するか検討していた。その中で幸区南幸町の川崎幸クリニック(杉山孝博院長)が慢性的に混雑していることから、緩和のため新たなクリニックを立ち上げる案が浮上していた。

 川崎幸クリニックは、内科や外科、小児科など約20の診療科があり、多いときには1日約1400人が受診している。予約制をとりながら混雑緩和を目指しているが、利用者の拡大や急患などもあり、混雑している場合が多いという。中には3カ月待ちという科もあり、利用者からも対策を求める声が上がっていた。

 第二川崎幸クリニックは、旧病院の内装をリニューアルして、今年7月上旬の開院を目指している。

 同法人によると診療科は、川崎幸クリニックで行っていた主に外科系の11科と新たに抗がん剤の投与などを行う化学療法室、インフルエンザなどの診察を行う感染症外来を設置する予定だという。

 第二川崎幸クリニックを設置することで、川崎幸クリニック利用者のおよそ3割から4割が第二川崎幸クリニックに移ることになり、これまで受診者が多かった内科や小児科の混雑緩和に繋がるとみている。

 同法人では「川崎幸クリニックの混雑で、患者の皆様にはご迷惑をおかけしてきた。受診しやすい環境整備に努めていきたい」と話している。

 同法人は、これまでも川崎幸クリニックの混雑緩和のため、13年に川崎クリニックに外来部門を立ち上げている。
 

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