神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
幸区版 公開:2015年4月10日 エリアトップへ

川崎鶴見臨港バス 県内初のEVバスが始動 市立川崎病院まで循環運行

経済

公開:2015年4月10日

  • LINE
  • hatena
運行が始まったEVバス
運行が始まったEVバス

 川崎鶴見臨港バスは4月から一部路線で「EV(電気自動車)バス」の運行を開始した。EVバスが運行するのは県内では初めて。

 「川崎スマートEVバス」と名付けられた同車両は、昨年6月に国土交通省の「地域交通グリーン化事業」の認定を受け、川崎市や東芝などとの協力で開発。東芝製のリチウムイオン蓄電池『SCiB』を積み、1回の充電で約40キロ走行できる。同社によると、排出する二酸化炭素の量はディーゼル燃料のバスと比べて、約4割削減できるという。定員は56人。

 路線は、JR川崎駅前と市立川崎病院を結ぶ約1周2・4キロ(片道約7分)の環状運行ルートで、平日は、1日15往復する。

 充電は、浜川崎にある営業所まで戻り、専用の充電器で約1時間かけて行う。運賃は従来と変わらず片道100円。

 その他にも電気自動車の特徴ともなっている車内コンセントを完備。災害時などにバス自体を非常電源として利用できる。また車内には、乗客の性別や年齢層、人数、乗降時間を把握するカメラやセンサーを設置。利用動向を把握しやすくして、ダイヤ改正などに役立てる。

 今回のEVバスは、東芝と川崎市が2013年10月に締結した「スマートコミュニティの実現に向けた連携・協力に関する協定」の取り組みの一つ。路線バスの低炭素化を進めたい臨港バスの賛同によって実現した。

幸区版のローカルニュース最新6

TARO賞、26作品集う

岡本太郎美術館

TARO賞、26作品集う 文化

4月9日まで作品展

2月24日号

30項目で初動体制確認

30項目で初動体制確認 社会

幸区春の防災訓練で

2月24日号

9人に自治功労賞

9人に自治功労賞 社会

「今後も市政の発展に寄与する」

2月24日号

エイサーの迫力に魅了

エイサーの迫力に魅了 社会

白山幼稚園で演舞会

2月24日号

障害者スポーツを体験

2月25日

障害者スポーツを体験 スポーツ

富士通スタでFD競技会も

2月24日号

総力戦で勝利つかむ

川崎ブレイブ

総力戦で勝利つかむ スポーツ

大阪に1勝1敗

2月24日号

あっとほーむデスク

  • 9月18日0:00更新

  • 7月11日0:00更新

幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2017年2月24日号

お問い合わせ

外部リンク