川崎大師風鈴市 20回目の音色の共演 五色幕にちなんだ風鈴も
涼を求めて毎年30万人以上が訪れる「川崎大師風鈴市」が、今年で20回目を迎える。川崎大師観光協会(斎藤文夫会長)主催。全国各地から900種3万個の風鈴が勢ぞろいする日本最大級規模の風鈴市。20回記念イベントや今年だけの限定だるま風鈴も登場する。
ガラスや備長炭、焼き物、動物型や切子など、全国47都道府県と海外の様々な風鈴が一堂に揃う「川崎大師風鈴市」。20回目となる今回は川崎大師境内を会場に、7月17日(金)から21日(火)までの5日間開催される。
今年は20回記念として、川崎大師大本堂に掲げられている五色幕にちなんだ五色の厄除けだるま風鈴が出品される。五色は、曼荼羅に描かれている仏を象徴している。各色だるま風鈴のほか、透明のだるま風鈴、干支入りのだるま風鈴も販売される。また、川崎大師平間寺に奉納されている金製、プラチナ製の風鈴も特別公開される。
工夫こらした催し多数
各日ごとに催しも開催。17日には風鈴市開会式法楽が会場前で午前9時50分から。19日(日)、20日(月)(祝)には、声優で女性講談師の一龍齋貞友さんによる「愉快なお話」が披露される。信徒会館地階大講堂で各日午後1時から2時まで。入場無料。大師地区町内会踊り子連500人による「風鈴市踊り練り込み」は20日午後5時30分から6時30分まで。雨天中止。
20日、21日は各日先着300人に透明の「厄除だるま風鈴」へ名前を入れるサービスもある。期間中は、風鈴を1個購入につき1回くじが引ける抽選会を開催する。川崎大師風鈴市実行委員会の森明弘委員長は「節目となる20回目の風鈴市へ、涼やかな音色を聴きにきてください」と話している。
問い合わせは川崎大師平間寺(【電話】044・266・3420)へ。
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